J-POPの音域を調べる(リクエスト受付停止中)

J-POPを中心にボーカルの音域を調べていきます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べ、楽曲の感想なども述べていきます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

『君はロックを聴かない』(あいみょん)の音域と所感【加筆】

(2019/02/08)初投稿
(2019/03/12)記事の追記※2最高音以外にも高音域部分[hiBおよびhiC]の記述を加えました
(2020/01/16)mid2G(一部)hiCの部分も含め全て記載しました。抜けていた部分も補ってます 


『君はロックを聴かない』(あいみょん) Kimi wa Rock wo kikanai(Aimyon
)
 

 


 
 ※1)あいみょんさんの音域について、当ブログでは、これまでに『マリーゴールド』『今夜はこのまま』『愛を伝えたいだとか』『君はロックを聴かない』『満月の夜なら』『夢追いベンガル』『ふたりの世界』『○○ちゃん』、『ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌』『恋をしたから』『プレゼント』『あした世界が終わるとしても』『泣き出しそうだよ feat あいみょん』(RADWIMPS)『ら、のはなし』『どうせ死ぬなら』『ハルノヒ』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。


【地声最低音】mid1F#(F#3)

m1G[少]しさG[びしそ]うなG[き]m1F#[み]G[に]
★m1G[フツ]m1F#[フ]G[ツと]m2G[鳴り出]す青春のおG[と] 


【地声最高音】hiD(D5) ※サビ及びラストサビ

ロックなんか聴hiA[かない]とおhiB[も]hiC[う]B[け]hiD[れ]A{ど]
★少しでもぼ
hiA[くに]hiB[か]hiC[づ]B[い]C[て]hiD[ほ]B[し]A[く]て(ラストサビ)

☆の部分は楽曲全体を通して4回登場します。


【補足】mid2G(一部のみ)hiC辺りの注意箇所


m2G[こんなう]たを聴かせよう(Aメロ)
乾いたメロディでおhiA[どろ]m2G[う]A[よ](Bメロ)

hiB[き]hiA[み]はロックなんか聴A[かない]とおB[も]hiC[い]B[な]A[が]
少しでもぼhiA[くに]hiB[か]hiC[づ]B[い]C[て]B[ほ]A[し]A{て]
★あんなhiA[歌]で
hiC[こ]hiB[い]hiA[を]乗り越えてきた
hiC[ま]hiB{た]hiC[が]B[い]hiA[いんだ] B[ah~] C[ah~]
hiB[あんな歌]hiA[で]ぇ 

君はロックを聴かない(あいみょん)









 こんにちは。今回は、あいみょんさんの『君はロックを聴かない』(2017)を取り上げます。よろしくお願いします。あいみょんさんは過去に
『マリーゴールド』『今夜このまま』『愛を伝えたいだとか』と3度に渡り取り上げており、今回は4度目の登場となります。
  
 さて、『君はロックを聴かない』ですが、リリース当初から
全国AM/FMラジオ計42局のパワープレイにも選ばれ、日本の音楽を熱心に漁ってるファンにも注目される存在でした。その後、2018年にTVでのプロモーションを通じて、楽曲が若い世代に広く浸透していきます。
 
 『君はロックを聴かない』は、
スピッツの『醒めない』(2016)という楽曲にインスパイアされて制作されたと言われ、本人もたびたびメディアで言及しています。確かにサウンドとメロディー、コード進行など所々にスピッツに通じるものを感じさせます。また、『君はロックを聴かない』のMVも1990年代テイストに作られていて、若い世代のみならず、90年代に青春時代を過ごした人の郷愁を誘っているのではないでしょうか。

 

 一方で、この楽曲は
スピッツとは異なる点もあります。それはボーカルの声質です。スピッツの草野マサムネさんはここで言及するまでもなく、清涼感に溢れた爽やかな声質で知られています。一方、あいみょんさんは、女性としては低めの声質で発声しております。
 あいみょんさんは音楽的ルーツに浜田省吾さん、吉田拓郎さん、河島英五さんなども列挙しており、メロディーやサウンドはスピッツに近くても、看板となる声の部分で
男性性を強調する形になっているのです。90年代で言うならば、エレファントカシマシっぽさも感じます。少し爽やかな宮本浩次さんといういうとこでしょうか。
 
 『君はロックを聴かない』の歌詞についてですが、やはりどこか
不器用な男性像が浮かぶように作られています。また、この楽曲では「レコード」というものが大きな役割を果たしています。具体的には以下のフレーズです。

★埃まみれ
ドーナツ盤にはあの日の夢が踊る
★真面目に針を落とす 息を止めすぎたぜ さあ腰を下ろしてよ
 
 こうした世界観は、レコードを聴いてきた世代には非常に懐かしく映るのではないかと思います。


 次に『君はロックを聴かない』の音域ついて述べます。この楽曲の音域は
地声最低音 mid1F#(F#3)~地声最高音hiD(D5)で構成され、女性の声域よりやや広い形で作れれています。
 最高音hiD(D5)は
『今夜はこのまま』(hiG)、『愛を伝えたいだとか』(hiE)よりは低いのですが、その分、芯の強い声色になっています。この3曲でどちらが難しいかは、その人の特徴によると思います。力強い声が出しやすい人であれば、3曲の中では『君はロックを聴かない』が一番手を出しやすいのではないでしょうか。
 
キーが低い人は以前より勧めていますが、『マリーゴールド』が良いと思います。


 ちなみに
男性がこの曲を歌う場合、その人の音域にもよるのですが、キーを4~5つほど下げる(4♭~5♭)と良いと思います。

 歌い手の
天月さんが『君はロックを聴かない』のカバーをしているのですが、この天月バージョンは原曲よりも2つ下のキー(2♭)で歌われています。キーの低い人にはこの音域では少しきついと思います。
 ちなみにこの天月バージョンはキーボードが強調されており、サウンド面でのスピッツっぽさはあまり見られなくなっております。そうした比較をしながら聴き比べるのも面白いかもしれません。




『鯨の唄』(Mrs.GREEN APPLE)の音域

 こんにちは。今回はMrs.GREEN APPLEの『鯨の唄』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『鯨の唄』(Mrs.GREEN APPLE)、Kujira no Uta


【地声最低音】mid1D(D3)  

m1D[散]らばっD[ち]まったアD[イ]デンティティが
m1D[手]を挙m2G[げ]て叫んでいるのも(ラストサビ)

【地声最高音】hiC(C5)  ※サビの直前

★僕の居hiA#[場]hiA[所]に気hiD裏[付]hiC地[か]hiB[せ]よう A[oh]


【裏声最高音】hiG(G5) ※各サビで2回ずつ登場

★手hiB[を]hiD[挙]hiG[げ]D[て] D[さ]C[け]B[ん]hiA[でい]B[る]A[の]




【補足】mid2G(一部略)hiD辺りの注意箇所

★ひょんなこm2G[と]からhiA[ま]hiB地[よ]G[い]hiD裏[こ]G[んだ]
★m2G[見]hiA[慣]hiB[れ]G[た]A[も]G[のは]何一つ無いな

★だれhiA[か]hiB[が]ぁ きっと見hiD裏[てい]hiC[る]hiB[か]C[ぁ]

hiD裏[あ]hiC[め]hiB[が]hiA[上]B[がっ]A[た]ぁ 
hiD裏[そ]hiC[ら]hiB[が見]hiA[え]たら

『鯨の唄』(Mrs.GREEN APPLE)









 まず、『鯨の唄』についてです。『鯨の唄』は、2017年に5人組バンドMrs.GREEN APPLEによりリリースされたアルバム『Mrs.GREEN APPLE』に収録されているナンバーです。タイアップなどはありませんが、演奏時間が6分を超えるスケールの大きな楽曲であります。アルバムリリースと同時にMrs.GREEN APPLEのYoutube公式チャンネルでMVが公開され、2020年1月現在、600万回近い再生回数を記録しております。

 『鯨の唄』は演奏時間が6分を超える壮大なバラードです。ストリングスも用いられており、中西亮輔さんがアレンジを担当しております。ミセスの大森元貴さんは裏声を多用したハイトーンのボーカルが特徴的ですが、本作『鯨の唄』においてもそうした歌唱が色濃く出ております。
 ボーカル場面において印象的だと感じたのはラストサビの「hiB[い]hiD[つ]hiG[ま]D[で]」の部分です。通常サビの部分【手hiB[を]hiD[挙]hiG[げ]D[て] 】と比べて、音が1つ(「手(m2G)の部分」)少ないのですが、その少しの違いで印象に残りました。

 『鯨の唄』の音域的な特徴についてです。先に述べたように、ボーカル大森元貴さんのハイトーンボイスが今回でも遺憾なく発揮されております。以前レビューした僕のことと毛の色が似ていますので、比較してみてもよいかもしれません。音域は広めですので、キー調整で歌唱するとしても、ある程度歌い慣れておく必要があります。



 さて、『鯨の唄』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiG(G5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、サビについては「裏声」と「地声」が目まぐるしく入れ替わるように器用に使われてり、こうした部分で非常に難易度が高いです。これは以前レビューした僕のことについても共通する部分です。原曲キーで歌唱する際はhiB,hiCといった高いキーを歌いこなすことも重要ですが、その中で裏声を交え器用に使いこなすことも求められます。

 一般的な男性の場合は、キーを下げて歌唱するのがオーソドックスな選択肢になると思います。例えば、原曲キーから4~5つ下げて地声の最高音をmid2G(#)辺りに設定するとかなり歌いやすくなると思います。一方で、ミセスの場合は、その中で器用な裏声も求められますので、その点でハードルが高いです。そこについては留意しておいてください。

 『鯨の唄』は音域が広い楽曲ですが、低音部分に少し余裕がありますので、キーの調整は可能であります。ただ、普段歌い慣れていない人が歌いやすい音域に設定するのは難しいです。裏声なども多用されておりますので、「しっかり歌い慣れた人向けの楽曲」であると言えます。私なりの印象ですが、僕のことより少し難易度が低いです(それでも難しい)。


『あかるいよるに』(back number)の音域

(お詫び)
※今回の記事が「下書きの段階で公開設定」されておりました。アクセスされた方にはお詫び申し上げます。
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 こんにちは。今回はback numberの『あかるいよるに』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。

 なお、『あかるいよるに』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。よって、当ブログにおいても、添付動画はありません。ご了承ください。


『あかるいよるに』(back number)、Akarui Yoru ni


【地声最低音】mid1A(A2)  

m1A[く]もが避けてアスファルト照らして


【地声最高音】hiA(A4)  ※2番で1回で登場

m2F#[かか]m2G[っ]hiA[たひ]G[とに]F#[だ]


【裏声最高音】hiD(D5) ※サビと2番で登場

★誰にm2F#[で]も分けられたhiD裏[ら]hiB[いい]hiA[のに](サビ)
★呼びhiC#裏[か]hiD[た]hiB[が] 違うだけ(2番)




【補足】mid2FhiB辺りの注意箇所

★とm2F#[き][超]m2G[えて][ぇ]F# (Aメロ)
★とても見hiA裏[つ]からない物じゃなきゃ嫌だったり

★生まれた時からm2F#[ず]hiA[っ][と い]っしょにいるわF#[り]
★ずm2F#[い]m2G[ぶん]hiB裏[息の]hiA[合][わ]ない 心とF#[わ]たし

★とめどm2F#[なく]溢れた[な]hiB裏[ら]hiA[いい]F#[に](サビ)
m2F#[ああ]色味もかたF#[ちも]
★人とm2F#[違]ったっF#[て]hiB裏[い]hiA[いんだ]B[よ]
★寝転ぶm2F#[よ]うにそっとhiB裏[そ]hiA[だて]B{ら]F#[れ]たら

★恋も愛もあこm2F#[がれ]ぇも夢もしm2F[ん]ねんも
m2G[価]m2F#[値]G[生]F#{ま]れる魔法 の話

★アブm2F[ラ]カタブラ テクマクF[マ]m2G[ヤ] hiA裏[リン]リロン
★スリートゥーm2F[ワン] ラララhiA裏[ラ]
『あかるいよるに』(back number)









 まず、『あかるいよるに』についてです。この楽曲は、2019年に3人組バンドback numberによりリリースされたアルバム『MAGIC』に収録されているナンバーです。アルバム12曲中の4曲目に収録されております。back numberは小林武史さん、蔦谷好位置さん、島田昌典さんなどとともに共同でアレンジすることが多いのですが、今回の『あかるいよるに』についてはアルバム曲ということもあり、セルフプロデュースになります。

 『あかるいよるに』はミディアムテンポの爽やかなラブソングです。一人称が『私』でもあるように女性的な目線で解釈することもでき、性差を選ばないような普遍性のある楽曲です。セルフプロデュースなのですが、バンドサウンドを基調としながらもアレンジにはストリングスを用いており、この辺りは非常に柔軟性を感じました。私自身は歌メロディーなどを含め、全体としてシンガーソングライターのaikoさんの楽曲を彷彿とさせられました。この辺りが具体的に言語化できればよいのですが、私自身の今後の課題とさせていただきます。

 さて、『あかるいよるに』の音域的な特徴についてです。上図にあるように、裏声なども交え非常に音域が広いです(大体hiA以上の音階は裏声で歌唱しております)。原曲に忠実に歌唱すれば、歌い慣れた人向けの楽曲と言えます。ただ、上手く工夫すれば、比較的狭い音域で歌唱することも可能です(後述参照)。

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 さて、最後に『あかるいよるに』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。また、音域は広めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音はmid1Aになります。『あかるいよるに』は楽曲の構造としては1番のAメロ冒頭が1オクターブ低く始まります。具体的に申し上げると、1番は【Aメロ①(1オクターブ低い)⇒Aメロ②⇒Bメロ⇒サビ⇒サビ】という構造です。最初のAメロを1オクターブ上(Aメロ②と同じ高さ)で歌唱すると、最低音をmid1F辺りに設定できます。音域が広すぎて歌えないという方は、最初のAメロを1オクターブ上げても良いです。女性などは特に参考にしてみてください(※)

 一方、地声の最高音はhiAであり、これは2番で1回だけ登場します。その他はmid2G、mid2F#辺りが頻出します。この辺りは一般的な男性の音域の範囲内でありますので、比較的努力が報われやすいです。ただ声質的に難しい場合は少しキーを下げてもよいと思います。

 『あかるいよるに』は、原曲に忠実に歌唱すると音域は非常に広いです。よって、練習曲としてはあまり向きません。ただ先に述べましたように、一番最初のAメロを1オクターブ上を歌うなどの工夫をすれば、キーの調整は利きやすくなります。原曲のニュアンスは壊れやすいですが、参考にしてみてください。

 普段歌い慣れていない人も工夫次第(※の方法)とキー調整を行うことで歌いやすくなるのですが、手間が多いため、慣れていないと上手くいかないかもしれません。最初に別の曲で歌い慣れるというのも手だと思います。