J-POPの音域を調べる(リクエスト受付停止中)

J-POPを中心にボーカルの音域を調べていきます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べ、楽曲の感想なども述べていきます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

2019年11月

『DOLLS』(Janne Da Arc)の音域

 こんにちは。今回はJanne Da Arcの『DOLLS』(2004)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。よって、当ブログにおいても、添付動画はありません。ご了承ください。


『DOLLS』(Janne Da Arc)


【地声最低音】mid1F#(F#3)  

★恋しm2F#[くて]~ 想い出m1F#[た]どる様に


【地声最高音】hiA(A4)  

★なm2F#[み]m2G[だ]hiA[が]溢れて(Aメロ)

m2F#[もう好きじゃ]hiA[な]m2G[い]F#[の?](サビ)
m2F#[君は涙]m2G[こ][ら]hiA[な]G[が]F#[ら]

hiA[声に]G[な][らな]G[い]F#[よ](ラスト)





【補足】mid2F#hiAの注意箇所

m2F#[ Lost] m2G[a] hiA[day]

★一人m2F#[きり]~ [たた]m2G[ぁ]F#[ず]む浜辺(Aメロ)
m2F#[あ]の日のき[み]m2G[連]F#[れ]てくる

m2F#[私じゃダ]m2G[メ]F#[なの?](サビ)
m2F#[強い君が]m2G[ふ]F#[る]えてF#[た]

m2F#[う]m2G[ご][け]ないまま 
★そしm2F#[て] [僕に]G[は][~]F# [い]ま 
★なm2G[に]m2F#[が]できるのだろう

『DOLLS』(Janne Da Arc)









 まず、Janne Da Arc(ジャンヌダルク)について説明します。Janne Da Arcは1991年に結成、1999年にメジャーデビューしたヴィジュアル系バンドです。ジャンルとしてはポップロック、ハードロックなどに分類されると思います。2007年に活動休止、2019年には解散いたしました。ボーカルのyasuさんは、2007年より行われているソロプロジェクトAcid Black Cherryとしても知られています。代表曲は様々あると思いますが、アニメ『ブラック・ジャック』のオープニングテーマにもなった『月光花』は大きなヒットとなり、ファンでない人でも広く知られているのではないかと思います。


 さて、『DOLLS』についてです。この楽曲は、2004年にJanne Da Arcによりリリースされたシングル作品です。アルバム『ARCADIA』(アルカディア)に収録されています。先に上げた『月光花』などとともに人気の高い作品なのではないかと思います。

 『DOLLS』はアコースティックギターのイントロから始まり、バンドの音が重なっていくメロディアスな楽曲です。特にAメロが非常に美しく、カラオケなどで歌いたい人も多いのではないかと思います。個人的にはアコギの音色も切なさを誘います。

 『DOLLS』の声域的な特徴についてです。図にも示すように音域自体はやや狭めの楽曲なのではないかと思います。一方で、この楽曲の難しい点はサビです。細かい点は後述しますが、サビの音色のほとんどがmid2F#~hiAの音階で作られております。しかも、サビ自体が長い尺を占めております。
 以前、星野源さんの『Friend Ship』、スピッツの『楓』の回でも取り上げましたが、この『DOLLS』も「キー自体がそこまで高くないのに歌いづらい曲」に分類されるのではないかと思います。

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 さて、『DOLLS』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiA(A4) で歌メロディーが構成されています。一般的な男性の音域よりもやや高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAはAメロ、サビ、ラストと要所要所で登場します。AメロのhiA部分は楽曲のニュアンスなどを考えると、裏声気味で歌唱しても違和感は少ないと思います。

 問題は、サビです。この楽曲は「キー自体はそこまで高くないのに、なぜか歌いづらい楽曲」に当たると私自身は考えています。

m2F#[私じゃダ]m2G[メ]F#[なの?]
m2F#[もう好きじゃ]hiA[な]m2G[い]F#[の?]
m2F#[強い君が]m2G[ふ]F#[る]えてF#[た]
m2F#[君は涙]m2G[こ][ら]hiA[な]G[が]F#[ら]

とあるように、歌詞は異なるものの基本的にこれらのメロディーフレーズで1番も2番もサビが作られています。サビのほとんどがmid2F#~hiAに当たります。「hiAくらいなら上手く歌いこなせる」という人でもじわじわ体力を削られていきます。

 よって、『DOLLS』はある程度hiAなどが歌いこなせる方でも最初はキーを下げて歌唱した方が良いのではないかと個人的には感じました。
 また、普段歌い慣れていない人は、各々歌いやすいキーに設定して歌唱しても良いと思います。原曲キーから4つ程度下げて最高音をmid2Fあたりに設定しても良いと思います。『DOLLS』は音域自体は狭いため、キーの調整などは行いやすいです。また、メロディー自体も難しい部分は少ないですので、練習曲としても向いていると、私自身は考えております(MVがYoutubeに上がっていないのは残念ですが、Spotifyなどでも視聴できます)。



『Followers』(DIR EN GREY)の音域

 こんにちは。今回はDIR EN GREYの『Followers』(2018)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、『Followers』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。よって、当ブログにおいても、添付動画はありません。ご了承ください。


『Followers』(DIR EN GREY)

『Followers』(DIR EN GREY)










【地声最低音】mid1D(D3)  

m1D[そ][が][ん]なに(サビ冒頭)
★縫い合わせたm1D[み]にくい心を(2番Aメロ)


【地声最高音】hiG(G5)  ※2番サビで2回

★ここhiE[ろを]hiF#[つら]hiG[ぬ]hiF#[い]hiE[て](サビ)


【補足】mid2G(一部のみ記載)hiF#の注意箇所 

★傷と引き換えに新たm2G[に]G[え]hiA裏[る]

★ざんhiE[こ]hiB[くな]hiD[せ]B[か]hiA[い]B[であっ]A[も](サビ)
★答hiA[え]hiB[と]hiF#[と~~~~つ]
★「それが私、これがわhiD[たし」]
hiE[今]hiB[こ]hiA[の場所]hiA[ち]hiB[か]える

★だm2G[れ][が]持つ[りょ]G[めで] G[か]hiA[さ]ねたきG[お]
★ささhiE[や]hiD{か]hiB[ない]hiA[ま]A[生]A[て]B[は]




 まず、DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)について少し説明します。DIR EN GREYは1997年より活動する5人組のバンドです。日本ではヴィジュアル系に分類されているイメージです。ジャンルとしては、ニューメタルなどメタル色が強いです。「日本以上に海外で人気の高いミュージシャン」といわれて、個人的にすぐに思い付くのは、このDIR EN GREYです。
 当ブログに関係する点でいえば、ボーカル京さんのハイトーンボイス、デスボイスなど超高音域が非常に魅力的であります。

 さて、『Followers』についです。この楽曲は、2018年にDIR EN GREYによりリリースされたアルバム『The Insulated World』(ジ・インサレイテッド・ワールドに収録されているナンバーです。アルバムの後半に収録されています。

 『Followers』はミディアムテンポのロックナンバーです。個人的には好きなのですが、どちらかと言えばダークな印象の曲であり、カラオケなどではT盛り上がるタイプの曲ではないと思います(ただ上手く歌唱できるのであれば、称賛されると思います)。
 
 『Followers』の
域的な特徴ですが、やはり京さんのハイトーンが非常に目立ちます。楽曲全体でみると、Aメロは必ずしも高いキーではないのですが、サビで一気にhiEなどの音階に突入します。以前申し上げたかもしれませんが、こうした高音域になると、メタルやハードロックなどで見られるような声を強く張った歌声が求められます(そうした歌唱が出来たとしてもやはりキーが高いです)。難易度としては非常に高いです。



 さて、『Followers』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiG(G5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiGは2番のサビで登場します。その他にも、hiF#のロングトーンがあったり、hiEが頻出したりと非常に高音域です。
 一般的な男性の場合は、キーを下げることになると思います。ただ、例えば、キーを5つ程度下げたとしても地声最高音がhiDです。仮に原曲から5つ下げて高いレベルで歌いこなせるのであれば、一般的に見れば驚異的な歌唱力であるといえます。この辺りの音階を上手く使いこなせるのであれば、一般的な男性の楽曲についても不自由なく歌いこなせるのではないかと思います。

 もう一つの選択肢としてですが、King Gnuの井口さんなどが行うような「息漏れの少ない裏声」で歌唱するという方法です。彼らのヒット曲である『白日』などで見られます。原曲のニュアンスとは少し異なると思いますが、裏声が高いレベルで使いこなせるのであれば、試してみても良いかもしれません。

 このように、『Followers』については、音域が広く歌う人を選ぶ楽曲と言えます。高音域に非常に自信を持っている方はチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか。


『旅は道連れ』(Official髭男dism)の音域

こんにちは。今回はOfficial髭男dismの『旅は道連れ』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、『旅は道連れ』はアーティスト及びレコード会社の公式チャンネルで音源やMVが公開されておりません。よって、当ブログにおいても、添付動画はありません。ご了承ください。


『旅は道連れ』(Official髭男dism)、Tabi ha Michidure


【地声最低音】mid1A#(A#2)  

m1A#[し]まうのもいいな [写]真のサファイア


【地声最高音】mid2G#(G#4)  ※サビとCメロ

m2F[冷えたヨー]m2G#[グル]m2G[トが] 
★だhiC裏[れ]hiA#[か]が言ってた口ぐm2G#[せ]m2G[は]

★お互いのm2G#[にも]m2G[つの] 重みは分からG[な]い(Cメロ)


【裏声最高音】hiC(C5) ※サビで1回ずつ

★だhiC裏[れ]hiA#[か]が言ってた口ぐm2G#[せ]m2G[は]





【補足】mid2F~hiA#の注意箇所

★悪くない場所へGOです m2G[ど]m2F[うです?]

★たm2G[び立ちのあ]m2F[い]ずは 外の晴G[れ][た]F[ら](サビ)
★空になったらhiA#裏[行こ]うか
m2G[色]m2F[を]重ね[出]

★僕らのしっぱm2F[い]が 誰かを苦しm2G[め]F[て] (Cメロ)


『旅は道連れ』(Official髭男dism)









 まず、『旅は道連れ』についてです。この楽曲は、2019年に4人組バンドOfficial髭男dismによりリリースされたアルバム『Traveler』に収録されているナンバーです。アルバムの一曲でありますが、スズキの自動車スイフトのCMソングとしてタイアップが付くなど、バンドの勢いを感じさせられます。作詞作曲はバンドのベーシストである楢崎誠さんが担当しています。また、楢崎さんは同曲ではAメロBメロの主旋律を歌唱しています。

 『旅は道連れ』はミディアムテンポの軽快なナンバーです。カラオケなどで歌唱しても楽しめるのではないかと思います。イントロなどで登場するサックスの音色も印象的です。こうした管楽を伴ったアレンジを用いるのはヒゲダンっぽさの一つでもあります。

 音域的な特徴としては、ヒゲダンの作品の中ではかなり広めの音域になっている点だと思います。とりわけ低音部が広くなっています。AメロBメロを作詞作曲を手掛けた楢崎さんが担当しています。それゆえに、従来のヒゲダンの曲に比べて低音部が広くなった要因なのではないかと思います。
 ただ、音域が広めであるものの、地声最高音がmid2G#で大よそ一般的な男性の音域の範囲内であるため、『旅は道連れ』ヒゲダン作品の中では、特に手を付けやすい作品なのではないかと思います。


 さて、『旅は道連れ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#2) ~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。地声については一般的な男性の音域の範囲内と言えます。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2G#はサビやCメロで登場します。Cメロは一部がサビと同じフレーズになっております。mid2G#は一般的な男性としてはボーダーになるような音階です。ただ、ある程度歌い慣れた男性であれば、届きうる音階でもあります。歌にそれなりに自信がある方は原曲キーでチャレンジしても上手くいくのではないかと思います。

 『旅は道連れ』は音域がやや広めですので、キーの調整にはやや不向きと言えます。ただ、上述するように、mid1A#など低音部分はごく一部ですので、低音部分が多少曖昧になっても違和感は少ないのではないかと思います。普段歌い慣れていない人は原曲キーから2つ程度下げて、歌唱しても良いと思います。その場合、地声最高音はmid2F#になります。一方、低音部はlowG#とかなり低めになりますが、先にも述べたように、あまり気にしなくてもよいです。とはいえ、キーを下げ過ぎると、やはり低音部が辛くなりますので、♭2~3程度までのキー調整に抑えた方が無難だと思います。


『Phantom Joke』(UNISON SQUARE GARDEN)の音域

こんにちは。今回はUNISON SQUARE GARDENの『Phantom Joke』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、『Phantom Joke』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源がフル公開されておりません。よって、当ブログにおいても、はショートバージョンの動画を添付いたします。ご了承ください。


『Phantom Joke』(UNISON SQUARE GARDEN)


【地声最低音】mid2A(A3)  

★ずれるピントに迷った 合わせる辻褄をm2A[さ]がせ(Aメロ)
★退屈の理由m2G[は] 思考m2A[て]いしの evidence(Bメロ)


【地声最高音】hiC(C5)  ※サビ中心に頻出

★善々hiA#[悪]hiA[々]m2G[も][審]A#[議不]hiC[能]]に]hiA[な]A#[る](サビ)
hiA#[言]hiA[え]そうA[で良]A#[かっ]hiC[た]
m2G[ものが]たりがゴミhiC[に]hiA#[な]hiA[る](2番Bメロ)
★「hiA#[ま]hiC[だ][ずっ]hiA[と]愛しA[てい]A#[たい」](2番サビ)
hiA#[I'll] hiA[ne-]-ver hiA#[catch] hiC[bad] fake(ラスト)


【裏声最高音】hiD(D5) ※各サビで1回

★だからこのhiA#[そ]hiC地[ら][の]C裏[先]A#[を見]hiD裏[たい]




【補足】mid2G(一部のみ)hiA#の注意箇所

★そしてチューニングm2G[合]って hiA[あ]とはなんm2G[だっ] け(Aメロ)
★秒速で不条理がhiA#[は]hiA[じ]m2G[ま]A[る]
★とりm2G[あえず]hiA#[え]hiA[らん]G[だせい]だから 
★方をつけhiA[な]m2G[きゃ]いけないな

★守るものも守れないならでしゃばるm2G[な]hiA[よ](Bメロ)
m2G[きょ]hiA[う]hiA#[かんもえい]A[こ]G[う]A[も]
hiA#[賞]hiA[さ]m2G[んも]hiA[欲]しがるのは野m2G#[暮っ]G[て]G[と]
★引き金を引m2G[い]hiA[てしまう]G[から]

hiA#[冗]hiA[だ]んじゃm2G[ねえよ Phanto-]-m’s be-[-gun!]G(サビ)
m2G[嘘にまみ]hiA[れ]hiA#[きっ]A[て蜃]G[気]
m2G[全部嫌になっ]た G[それ]hiA[さえ]hiA#[も] 
hiA#[しあ]hiA[わ]A[な]A[つ]A#[まつ]A[だ]
★邪魔すぎるhiA#[運]hiA[命]のターゲッhiA[ト睨みな]A#[ら]
★「hiA#[ま]hiA[だ]愛A[てい]A#[たい」]

★おい誰だ 無下に弄ぶhiA[な](2番)
★うらはhiA#[ら]hiA[は]暴かなきゃ結末のhiA[理]路は不整前

hiA#[悲し]hiA[く]A#[ちゃ]hiA#[終わ]A[れ]ない 覚悟の幕が上A[が]A#[る](2番サビ)
★じょうしhiA[き][か][み]だ[し]て[も][ら][う][をや]hiA#[めない]

『Phantom Joke』(UNISON SQUARE GARDEN)









 まず、『Phantom Joke』についてです。この楽曲は、2019年に3人組バンドUNISON SQUARE GARDENによりリリースされたシングル作品です。テレビアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』オープニングテーマ曲として書き下ろされました

 『Phantom Joke』はアニメの主題歌ということもあり、疾走感のあるバンドサウンドです。カラオケなどで歌唱すると盛り上がる楽曲だと思います(ただ後述しますが、難易度は非常に高いです)。

 同曲の音域的な特徴ですが、上述するように、hiA以上だけでも楽曲全体に渡ります。テンポが速いので、見た目以上に音域の高さは感じませんが、それでも高音域を安定的に使いこなす持続力が求められます。ちなみに私事ですが、『Phantom Joke』の音域調査は記述することが多く、非常にしんどかったです(ユニゾンは記述が膨大になりやすいです)。音域とは少し逸れますが、歌唱する際は歌詞をしっかり覚えておくことも、この楽曲には求められます。
 



さて、『Phantom Joke』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3) ~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiCについては、サビに登場します。そのほかにも2番Bメロなど要所要所に登場します。また、hiA#などについては上述のように楽曲全体を通してマシンガンのように頻出します。『Phantom Joke』をそこそこ形にするためにはhiCも重要ですが、とりわけhiA#を1曲通して安定的に歌唱できる持続力が必要になります。その点でかなり難易度が高いといえます。

 一般的な男性の場合は、キーを下げて歌唱するのがもっとも堅実な選択肢なのではないかと思います。たとえば、原曲キーから3つ程度下げて、hiC部分をhiAに、hiA#部分をmid2Gあたりにしてもよいと思います。ただ『Phantom Joke』は楽曲全体を通して、高音域が頻出しますので、場合によってはもっとキーを下げてもよいかもしれません。

 『Phantom Joke』は音域に関していえば決して広いわけではありません。よって、キーの調整はしやすい楽曲といえます。原曲キーから5つ下げて、mid1E~mid2G,裏声hiAあたりにしてもよいと思います。

 先にも述べましたが、『Phantom Joke』は歌メロのテンポが非常に速いです。よって、歌詞をしっかり覚えた上で、歌唱しましょう。歌詞がおぼろげなままでいると、歌う方に集中が向かいづらいです。歌詞をしっかり覚えた上で取り組みたいです。

 ちなみに、『Phantom Joke』は女性が歌唱してもよいと思います。原曲キーでもよいですが、各々の状況により微調整してください。


『無告』(MY FIRST STORY)の音域

 こんにちは。今回はMY FIRST STORYの『無告』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。


『無告』(MY FIRST STORY)、Mukoku


【地声最低音】mid1G(G3)  

★この広い地球m1G[の]上で [おと]なになった僕等は(Aメロ)
★理想郷は離れて崩れ落ちm1G[てきた](Bメロ)


【地声最高音】hiD(D5)  ※サビで頻出

★今も何処かhiA[に]hiD[あ]る叶hiD[わ]ぬ(サビ)
★本hiD[当]のこA[と]hiB[ばで]


【裏声最高音】hiD(D5) Bメロとラストサビ

★“サヨナhiA[ラ”]夢にhiD裏[や]hiB[ぶ]hiA[れ]たおA[さ]なき人 
★すhiA[べ]て闇hiD裏[に]hiB[ほ][う]むりhiA[去]るたA[めに]ぃ(2番Bメロ)
★どんな過去もhiA[い]hiD裏[ま]もみらhiD[い]





【補足】mid2G(一部のみ)hiCまでの中位箇所

★もう何回も 何m2G[回]も 知らん顔G[し]hiA[て]G[た](Aメロ)
★憧れたヒーローにはなれやしなhiB[いん]hiA[だ](Bメロ)

hiA[ねえ?] hiA[答]hiB[え]てよ(Bメロ~サビ)
★「ゆhiB[め]hiA[を]hiC[たい]hiB[の]A[な]B[ら]
★「心」を隠hiA[す]hiB[こ]hiC[と]A{も]A[く] 

★美しすぎる羽根など見せつけhiC[な]hiB[いで](2番Bメロ)
★ 最期の火を付け 燃やしてhiC[く]hiB[れ]

『無告』(MY FIRST STORY)









 まず、『無告』について説明します。この楽曲は、2019年にロックバンドMY FIRST STORYによりリリースされたシングル作品です。タイアップなどはないようです。最新シングルであるためアルバムなどには現在のところ収録されておりません。

 『無告』は疾走感のあるエモーショナルハードコアのナンバーです。音域的な特徴ですが、ボーカルのHiroさんの高音域が強く活かされています。当ブログでは、これまでにコラボ曲を含めて3曲マイファス関連の作品を調査していますが、HiroさんはおおよそhiDくらいまでは安定的に地声で発声しております。一方で、音域自体はそこまで広いわけではないので、キーの調整などは行いやすいと思います。



 さて、『無告』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3) ~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiDについてはサビで多く登場します。また、その他にhiCなどの音階も登場し、全体的に高音部がしんどいです一般的な男性の場合は、キーを下げた方がよいと思います。原曲から5つ程度下げると、最高音がhiA辺りに設定されます。音域には個人差がありますので、各々の状況に従って微調整してください。

 ちなみに、『無告』は音域自体は広いわけではありません。よって、カラオケなどでもキーの調整を行いやすいです。地声最高音をmid2G,mid2F#辺りに設定して、歌唱することも可能です。その点では柔軟性が高いですが、ボーカルのニュアンスを表現するのはやはり一層の努力が必要になります。その点は留意しておいてください。

 以前、シンガーソングライターのさユりさんとのコラボ曲『レイメイ』の回でも申し上げましたが、ボーカルのHiroさんは本作でも女性のようなキーで歌唱されています。今回取り上げた『無告』も女性が歌唱が可能な音域であります。興味を持たれた方はチャレンジしてみても良いかもしれません。人によってはキーが高かったり、低かったりすると思いますので、その点は調整してください。男性ほど大きなキー調整は必要無いと思います。