J-POPの音域を詳しく調べる

J-POPを中心にボーカルの音域(キー)をそこそこ詳しく、細かく調べていきます。最高音や最低音以外も表記してます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

2020年05月

『アゲハ蝶』(ポルノグラフィティ)の音域

 こんにちは。今回はポルノグラフィティの『アゲハ蝶』(2001)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。

 なお、同曲は公式チャンネルではライブ版が公開されております。よって、ライブ版の動画を添付いたします。


『アゲハ蝶』(ポルノグラフィティ),Agehachou(Porno Graffitti)

『アゲハ蝶』(ポルノグラフィティ)










【地声最低音】mid1G(G3)  

★いつになれば終えるm1G[の]m2F[かと]m2E[ぉ](Aメロ)
★終わらせることはできm1G[る]G[ど]


【地声最高音】mid2G#(G#4)  ※ラストサビで登場

★ちm2G#[かづ]m2F[ことは]m2F#[で]F[き]ないF[オ]アシス
★できたら愛してくm2G#[だ]さい
★ぼm2G#[くの]m2F[では]m2F#[ね]F[を][め]ておくれ

※同曲はラストサビで転調します。通常サビではmid2Gが最高音


【補足】mid2Emid2F#辺りの注意箇所

★旅人m2E[に尋ね]m2F[て][み]た どこまで行くE[の]かと(Aメロ)
m2E{そう]…じゃあ お気をつけm2F[て]E[と ](Bメロ)
m2E[見]m2F[送ったの]E[は]ずっと[ま]F[え]E[で]
★かm2F[れが僕自]身だと気付いたのは 今更になってだっm2E[た]

m2F[こう]やに[咲]いた[アゲハ]m2F#[ちょ]F[う](転調サビ)



 まず、『アゲハ蝶』についてです。この楽曲は、2001年にポルノグラフィティによりリリースされたシングル作品です。アルバム『雲をも摑む民』を始め、ベストアルバムなどにも収録されております。同曲は、資生堂のCMソングとしてタイアップが付き、メンバーも出演しているそうです。

 『アゲハ蝶』はラテン調のバンドナンバーです。作詞をギターのハルイチさん、作編曲を本間昭光さん(ak.homma)が行っております。同曲は、ラストのサビで転調が行われ、キーが1つ上がります。カラオケなどでは注意したいところです。

 同曲の音域的な特徴についてです。上図では全ては記述していませんが、楽曲全体を通してmid2E~mid2G#辺りが登場し続けます。よって原曲キーの場合は、中高音域を1曲丸々歌い切る持久力が必要になります。音域自体は広くないので、キーの調整は行いやすいです。一般的な男性の音域の範囲内ですが、多くの男性はキーを下げた方が歌唱しやすいのではないかと思います。



 最後に、『アゲハ蝶』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】mid2G#(G#4) で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内か、少し高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2G#はラストのサビで登場します。同曲はラストのサビで転調が行われ、キーが1つ上がります。よって、通常サビではmid2Gが最高音になります。先にも述べましたが、この楽曲は楽曲全体で中高音域が断続的に登場するため、最高音がmid2Gであってもかなりしんどいです。一般的な男性の場合は、キーを少し下げて歌唱した方が歌いやすいのではないかと思います。

 『アゲハ蝶』は音域自体は広くないため、キーの調整は行いやすいです。普段歌い慣れていない人が、自分の歌いやすいキーに合わせて練習することにも、ある程度向いているのではないかと考えております。個人的にはお奨めしたいです。
 一方で、楽曲のテンポや歌メロディーが少し独特であり、テンポも速めですので、メロディーや歌詞をしっかり覚えておく必要があります。その点は留意しておいてください。

 同曲は、以前にKing Gnuのボーカル井口理さんがラジオで歌唱しておりました。また、キー調整がしやすいということもあり、今回取り上げました。カラオケなどでも歌いやすいと思いますので、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。



『風たちの声』(RADWIMPS)の音域 / アニメ映画『天気の子』挿入歌

こんにちは。今回はRADWIMPSの『風たちの声』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。

 なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。代わりの動画として、左斜め前後ろさんのギターカバー動画を添付いたします。


『風たちの声』(RADWIMPS)、Kazetachi no Koe

『風たちの声』(RADWIMPS)










【地声最低音】mid1D(D3)  

m1D[気]がしたんだ D[本]気でしたんだ(Aメロ)


【地声最高音】mid2G(G4)  

m2E[笑われない]m2G[く]E[ら] いの愛で (サビ)

★ m2E[「仕方ない」のない]m2G[み]m2F#[ら]E[いと](Cメロ)
m2G[ぼ]m2F#く]m2E[ら]の 持て余したこF#[の]m2E[い]E[を]


【裏声最高音】hiB(B4) ※Cメロで登場

★鍵hiB-hiA裏[の]ない[ド]ア]だらけのこm2E[こ]ろで(Cメロ)
★まだhiB-hiA裏[ぼ][ら]にゃ[や]る]ことがm2E[ある]から


【補足】mid2E(一部略)mid2F#辺りの注意箇所

★はじめm2E[から]m2F[よ]m2E[う]などない(サビ)
★「さよなら」のないm2F#[ハ]m2E[ロ]ーと(Cメロ)


 まず、『風たちの声』についてです。この楽曲は、2019年にRADWIMPSによりリリースされたサウンドトラックアルバム『天気の子』に収録されております。同曲は、新海誠監督のアニメ映画『天気の子』のために書き下ろされた作品で、作中の挿入歌として使用されております。
 『風たちの声』は映画向けに編集された【Movie edit】と、フルバージョンの2種類があります。ただ、今回の調査では、2つの違いに関しては、そこまで影響はありません。

 『風たちの声』はアップテンポの軽快なポップナンバーです。この手のRADWIMPSの作品では珍しくアコースティックギターも使われております。歌メロはAメロBメロサビという分かりやすい形で作られております。私なりのイメージですが、「『天気の子』で使用されている楽曲の中で、この曲が一番好き」という人は結構多いのではないかと考えております。




 最後に『風たちの声』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】mid2G(G4)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。おおよそ、一般的な男性の音域の範囲内といえます。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2Gについては、サビやCメロで登場します。回数としては多い方だと思います。この辺りは一般的な男性の音域の範囲内です。ただ、人によっては高い声が出にくいという方もいると思いますので、場合によってはキーを少し下げてもよいです。歌い慣れていない人も同様です。
 mid2F~mid2G辺りが一般的な男性の最高音になりますが、この辺りは歌い慣れていない人の場合はスムーズな発声が損なわれやすいです。

 『風たちの声』は地声音域自体は、滅茶苦茶広いわけではなく、低音部分に余裕があります。よって、キーの調整などはある程度は可能です。ある程度歌い慣れた人であれば、原曲キーもしくはキー調整を行えば、歌うことができるのではないかと思います。
 反面、普段歌い慣れていない人の場合、キー調整しても少しスムーズに行かない点が出てくるかもしれません。その点は留意しておいてください。同曲は、裏声で歌唱する部分があり、歌い慣れていない人にとってはそこも少し難しい部分になります。

 『風たちの声』は難易度自体は「難曲」というわけではないと思います。歌い慣れていない人には少し難しい部分もありますが、比較的努力が報われやすい作品なのではないかと私は考えております。カラオケなどでも歌いやすいですので、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。




『only my railgun』(fripSide)の音域 / アニメ『とある科学の超電磁砲』オープニングテーマ

 こんにちは。今回はfripSideの『only my railgun』(2009)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。


『only my railgun』(fripSide)

『only my railgun』(fripSide)










【地声最低音】mid2D(D4)  

★切ないきおm2D[く](ラストサビ[転調-1の場面])


【地声最高音】hiD#(D#5)  

hiC[振]hiC#[り]C[か]hiA#[え]C[る]A#[こ]とhiD#地[し]C[か](Aメロ)
★すhiA[べ]hiA#[て]hiC[ほ]hiD[こ]hiD#[れ]D[る!](ラストサビ)


【裏声最高音】hiE(E5) ※サビで登場

★みらhiA#[い]hiB[さ]hiC#[え]A#[置]hiE裏[去]hiC#[りにし]hiD#裏[て]


【補足】hiAhiD#の注意箇所

hiB[は]hiA#[な]て!心に刻んだ夢を(サビ)
★その先にhiB[は]hiA#[る]かな想いを

★歩いてhiA#[き]たこのみA#[ち]hiC[を] (Aメロ)
hiC[暗闇に堕]hiA#[ち]る街hiD#裏[並み](Bメロ)
hiD#裏[人は]hiC#[ど]hiC[こ]hiA#[ま]C#[で]C[立]A#[ち]向かえるの?
★加速するそhiA#[の]hiB[い]A#[た]みから

★ 胸hiA[を]hiA#[張]hiC[っ]A[て] (サビ[転調-1])


 まず、『only my railgun』(オンリー・マイ・レールガン)についてです。この楽曲は、2009年に2人組音楽ユニットfripSide(フリップサイド)によりリリースされたシングル作品です。アルバムでは『infinite synthesis』などに収録されております。同曲は、テレビアニメ『とある科学の超電磁砲(レールガン)』のために書き下ろされた楽曲です。fripSideの代表的な作品の1つであり、カラオケなどでも多く歌われている作品でもあります。

 『only my railgun』は疾走感のあるシンセポップ、トランスナンバーです。冒頭からサビが登場し、聴き手の耳を惹きます。歌メロについては、頭サビ⇒AメロBメロサビといった形で作られております。また、Cメロの部分ではサビメロ転調し、キーが1つ下がる形になります(ラストのサビは通常のサビと同じキー)。

 『only my railgun』の音域的な特徴についてです。歌メロについては、比較的狭い音域で歌メロが作られております。ただ、最高音は一般的な女性の音域よりやや高いです。こうした①音域が狭い、②キーは高めといった特徴を備えた楽曲は、持久力が要求されます

 


 最後に、『only my railgun』の音域についてですが、【地声最低音】mid2D(D4)~【地声最高音】hiD#(D#5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiD#Aメロ、Cメロで登場します。登場回数としては少なめです。原曲では地声で歌唱されていますが、場合によっては裏声などでも良いかもしれません。ただ、Cメロ(ラストサビ直前)辺りは地声で発声できるように頑張ってみてもよいと思います。目安として、hiC#辺りがハッキリしっかり歌い切れると安定してくると思います。

 『only my railgun』は音域自体が狭いですので、キーの調整の融通は利きやすいです。普段歌い慣れていない人が歌いやすいキーに合わせて練習することにも向いているのではないかと思います。個人的にはお奨めだと思い、今回取り上げることにしました。
 一方で、原曲キーで歌唱する場合は、持久力が要求されます。ある程度高いキーが得意な方でも意外としんどいかもしれません。その点は留意しておいてください。

 『only my railgun』は10年以上前の作品ですが、未だにカラオケなどでもよく歌われる人気曲です。キーの調整なども行い易いですので、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。




『with you』(ゆず)の音域 

 こんにちは。今回はゆずの『with you』(2012)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。当ブログでゆずを取り上げるのは、今回が初めてとなります。


『with you』(ゆず)、with you(Yuzu)

『with you』(ゆず)










【地声最低音】mid1E(E3)  

m1E[こ]うして僕らが 出会えたキセキを(Aメロ)


【地声最高音】hiD(D5)  

★かhiC#[が]hiD[や]C#[く]hiB[た]hiA[め](ラストサビ)

※ラストサビに登場し、曲全体で2か所


【裏声最高音】hiE(E5) ※サビで登場

hiD[with] hiC#[you] [uh] hiE[uh] [uh] [uh] hiA[uh] 

※便宜上【uh uh uh】で表現しています


【補足】hiAhiD辺りの注意箇所

hiA[きっとい][か ゆ]hiB[め]A[をつ][む]B[そ][日ま]hiC#裏[で](サビ)
★(信じてくれた君の為に 何度でも) hiB[何度]hiA[でも]
★ひhiA[とりじゃない 心]hiB[の]A[な]か 
hiB[どんな]hiC#[と]B[き]hiA[も] hiD裏[with] C#[you]

★つhiA[よ]hiB[く 今を]hiC#裏[ぉ]B[生]C#[き]B[て]A[ゆく](ラストサビ)



 まず、ゆずについて少し説明します。ゆずは北川悠仁さんと岩沢厚治さんによる2人組の音楽ユニットです。初期の頃はフォークデュオとして注目され、アコギを基調としたアレンジが中心でした。最近はポップスを含め、幅広いアレンジがなされています。多くのヒット曲を持つ彼らですが、『夏色』、『飛べない鳥』、『栄光の架橋』、『虹』などがよく知られているのではないかと思います。国民的なデュオです。
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 さて、『with you』についてです。この楽曲は、2012年に2人組音楽ユニットゆずによりリリースされたシングル作品です。アルバム『LAND』やベストアルバムにも収録されております。この楽曲は、生命保険会社・日本生命のCMソングとして書き下ろされた作品で、フィギュアスケートの浅田真央さんなどスポーツ選手が登場し、非常に知られることとなりました。ゆずは日本生命のCMソングでのヒット曲も多いです。
 
 さて、『with you』はストリングスなどが大々的に用いられたポップソングです。編曲には蔦谷好位置さんが関わっております。同曲のイントロは、バッハの無伴奏チェロ組曲1番『プレリュード(前奏曲)』がモチーフになっております。同曲は、J・S・バッハの作品でも非常に知られているものの1つだと思います。興味を持たれた方はこちをどうぞ⇒(wikipediaより『無伴奏チェロ組曲) 
 
 さて、『with you』の音域的な特徴についてです。この楽曲は、「キーが高い」といわれるゆずの作品の中でも、特に高いの作品の1つなのではないかと思います。低音部分に余裕がありますので、キーの調整は可能ですが、音域自体が広めですので、歌い慣れた人向けの作品といえると思います。



 さて、『with you』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiDはラストのサビで2回登場します。それ以外ではhiC#が高いところです。通常のサビではhiC#が最高音になります。
 この辺りは一般的な男性の音域に比べて高いです。一般的にはキーを下げた方が歌いやすいのではないかと思います。目安としては原曲キーから5つ程度下げると良いのではないかと思います。

『with you』は低音部分に余裕があり、キーの調整は可能です。 ただ、音域自体が広めなので、高音部分が歌いやすくなると、逆に低音部分が歌いにくくなる可能性があります。ある程度歌い慣れた人向けの作品といえます。

 普段歌い慣れていない人は、別の曲で歌い慣れた上で同曲にチャレンジするのが良いのではないかと思います。ゆずの人気作の中には、この『with you』よりも練習曲に適したものが見つかると思います。

 例えば、初期の代表曲『夏色』は最高音がhiCとキーが非常に高いです。ただ、音域自体は広くないため、キー調整すると歌い易くなります(原曲キーは当然難しい)。
 注意すべき点としては、『栄光への架橋』です。同曲は、最高音がhiAですので、原曲キーの難易度は『夏色』程ではないと思います。ただ音域が広いため、キー調整の融通は利きにくいです。歌い慣れていない人にはあまり向かない可能性があります。今後、ゆずの人気作についても詳しく取り上げても良いかもしれません。



『金星』(女王蜂)の音域

 こんにちは。今回は女王蜂の『金星』(2016)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。当ブログが女王蜂を取り上げるのは、『火炎』以来2回目です。

 同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVがショートバージョンが公開されております。ショートバージョンではありますが、アウトロ以外、ラストのサビまで公開されております。


『金星』(女王蜂)、Kinsei(Jooubachi)

『金星』(女王蜂)










【地声最低音】mid1B(B2)  

★’m dancing in the dark. We are dancing in tonig[ht]mid1B(サビ前)


【地声最高音】mid2E(E4)  

★かなm2E[しみ]からきみを(Aメロ)
★ひとつかがm2E[や]いた(2番Aメロ)

※Aメロを中心に何度も登場します

【裏声最高音】hiG#(G#5) ※サビで登場

★あm2D#[ぁ] 言hiG#[葉]hiG[あ]hiD#[そ]hiF[び]hiC[は]m2D#[いい]から(1番サビ)
★言hiG#[葉]hiG[あ]hiD#[そ]hiF[び]hiC[は]hiD#[いい]hiC[か]ぁら(2番サビ)

【補足】

★今夜ふたりゆm2D#[めを]見ようよ(サビ)

★朝焼けhiF#裏[のそ]hiE[らに](2番Aメロ) 
★We are dancing in tonight. hiG[Ah](2番Bメロ)
★m2G#[あ]hiD#[ぁ](2番サビ) 
☆We are dancing in tonight. hihiA#[Ah Ah](ラストサビの直前)

※☆の部分は歌詞表記などされていませんので参考程度に。


 まず、『金星』についてです。この楽曲は、2016年にリリースされたシングル作品です。アルバム『Q』に収録されております。ただ、アルバムバージョンは「Feat.DAOKO」名義となっており、女性シンガーのDAOKOさんとのコラボ作品となっております。今回はシングルバージョンについて取り上げます。

 『金星』はダンスミュージック、ディスコミュージックをベースとしたバンドナンバーになっております。前回取り上げた『火炎』とはかなりテイストが異なります。歌メロについては、基本的にはAメロBメロサビという形であります。サビのキーは統一されておりますが、それ以外の部分で転調が何度かなされており、同じメロであってもキーが少し異なります。その点で、ただAメロBメロサビと繰り返しているわけではなく特徴的です。

 『金星』の音域的な特徴についてです。ボーカルのアヴちゃんの個性でもあるのですが、地声だけでなく、裏声が広く使われております。また、地声と裏声の往来がかなり広い音域で展開されております。1番のサビ等は非常に大変なのではないかと思います地声音域については、一般的な男性の音域といえますが、裏声の使い方などを考えると、やはり歌い慣れた人向けの作品といえると思います。




 さて、『金星』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】mid2E(E4)、【裏声最高音】hiG#(G#5)で歌メロディーが構成されております。地声については一般的な男性の音域の範囲内ですが、裏声が広く、音域も広めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2Eについてです。これは冒頭からいきなり登場します。この辺りは、歌い慣れていない人はスムーズな発声が損なわれやすいかもしれません。ただ、mid2E辺りはある程度克服しやすいですので頑張って練習してください。

 一方、裏声最高音hiG#についてはサビで登場します。また、他の場面では、hiG,hiF#辺りの裏声も多く登場します。裏声は地声よりも音域が広がりやすいですが、この辺りになるとかなりしっかりした練習が必要になります。私の感覚では1番のサビが非常に難しいです『金星』では裏声と地声の往来が多く、歌い慣れておく必要があります。
 裏声の練習については、最初は息漏れの多い、弱い音(ファルセット)が中心になるのではないかと思います。

 『金星』は音域自体がかなり広めであります。地声部分はそこまで高くないですので、キーの調整などは可能だと思います。ただ、裏声の部分などが非常に難易度が高いですので、歌いこなすには力量が必要になります。歌い慣れていない人は「地声部分だけ」を練習するというのも良いかもしれません。一方、裏声に自信が付いた人は裏声も含め、力試しに歌ってみても良いかもしれません。



管理人プロフィール

もりっしー

北九州市近郊に在住するギター初心者。

「気になる歌の音域データ、感想」を述べていくブログです。

【好きなもの】音楽(特に80年代~のポストパンク、邦楽ロック)/漫画/地理/炭酸飲料

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