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『Love so sweet』(嵐)の音域

こんにちは。今回は嵐の『Love so sweet』(2007)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。ちなみに、当ブログで嵐の楽曲を取り上げるのは今回が初めてです。


『Love so sweet』(嵐),Love so sweet(Arashi)
『Love so sweet』(嵐)








【地声最低音】mid1D#(D#3) 

m1D#[かが]m1E[や]いたのは鏡でもたm2E[い]ようでも
★傷ついた夢は きm1D#[の]うの彼方へ

【地声最高音】hiA(A4)  ※サビ

★ふm2G[た]G[が]hiA[は]m2E[な]E[ていっ]ても(サビ)
hiA[きっ]m2E[と]そっE[と]想い届く

★m2G[きっ]m2E[と]hiA[そっ]E[と]想い届く(ラストサビ)
m2F[し]m2E[ん]じるこm2G[と]hiA[がす]E[べ]



【補足】mid2Emid2Gの注意箇所

★うm2E[え]にはほほE[え]む月 Love Story またひとつ
m2E[そ]らに響け 愛のm2E[う]

m2E[お]もい出ずっm2G[と] (サビ)
★ずっG[と わ]m2F[す]E[れ]F[な]E[い]
★こんな好きなひm2E[と]に [出逢]m2F[う][季]節二[度]F[と]E[ない]
m2F[し]m2E[ん]じるこm2G[と]m2F[がす]E[べ]

m2E[伝えきれぬ]m2F[い]E[と]しさは(Cメロ) 
★花になって まm2G[ち]m2F[に]m2E[降っ]
★君を“ここ”にm2G[か]m2F[ん]m2E[じ]F[て]E[る]


 まず、について少し説明します。嵐はジャニーズ事務所に所属する5人組のアイドルグループです。1999年にシングル『A・RA・SHI』デビューしました。私なりのイメージですが、嵐が今のような国民的な人気になるには少し時間がかかりました。時期としては、今回取り上げる『Love so sweet』辺りから非常に人気が高まり始めた印象です。多くのヒット曲があるグループですが、YouTube公式チャンネルでは『Monster』、『Love so sweet』、『A・RA・SHI』、『truith』あたりが人気を集めているようです。

 
 さて、『Love so sweet』についてです。この楽曲は、2007年に5人組アイドルグループ嵐によりリリースされたシングル作品です。メンバーも松本潤さんも出演するテレビドラマ『花より男子2(リターンズ)』の主題歌に起用され、話題を呼びました。『花より男子』は神尾葉子さんの漫画が原作となっており、台湾、韓国、中国でも実写化されております。楽曲は、ドラマ主題歌という枠を超えて、嵐の代表的な作品として知られている印象です。

 『Love so sweet』はピアノから始まるミディアムテンポのポップなナンバーです。嵐の作品はラップパートなどが組み込まれることも多いですが、本作は楽曲全体を通して、歌メロディーが中心となります。歌メロについてですが、サビで転調しております。人によっては音程が取り辛いといったことがあるかもしれません。

 『Love so sweet』の音域的な特徴についてです。当初、私自身は「比較的手を付けやすい楽曲」として、この作品を取り上げようと考えていました。しかし、実際調べてみると、サビの音階がhiAに達するなど意外とキーが高いです。低音部分に余裕がありますので、キーの調整は行いやすいです。
 



 さて、『Love so sweet』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D#(D#3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも少し高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAは通常サビでは2回ずつ、ラストのサビで少し多めに登場します。hiAは基本的にmid2Eを伴って登場しますので、難易度がメチャクチャ高いわけではないですが、それでも少し歌いにくいと思います。嵐の代表曲ですが、原曲キーでは見た目以上に難易度は高いです。
 一般的な男性の場合、少しキーを下げるのも選択肢です。原曲キーから1~2程度下げると、地声最高音がmid2G(#)に設定されます。

 『Love so sweet』は音域自体はそこまで広いわけではありません。よって、ある程度のキー調整は可能です。ただ、下げ過ぎると低音部分が少し辛くなりますので、歌い慣れていない人などは注意してください。歌メロ自体は難しい部分は少ないと思いますので、練習曲としてもある程度は使いやすいのではないかと思います。

 ちなみに、『Love so sweet』を女性が歌う場合、一般的には少しキーを上げた方が歌いやすいと思います。比較的性差が問われない歌詞だと思いますので、男女問わず歌いやすい作品だと思います。

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