J-POPの音域を調べる(リクエスト受付停止中)

J-POPを中心にボーカルの音域を調べていきます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べ、楽曲の感想なども述べていきます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

米津玄師

『Lemon』(米津玄師)の音域と所感【加筆】

(2019/02/11)初投稿
(2019/02/21)※1)

(2019/02/23)※2)
(2019/03/23)最高音最低音以外の音階について(補足①)(補足②)で追記しました。解説記事でもその点について少し言及しております。
(2020/01/27)mid2Emid2G#等を全て詳細に記載しました。

『Lemon』(米津玄師)、Lemon(Kenshi Yonezu)

2018年3月14日(配信は2月12日)リリース


 ※2)
米津玄師さんの音域について、当ブログではこれまでに、『アイネクライネ』『爱丽丝(アリス)』『打上花火』(DAOKO×米津玄師)『打上花火』(米津玄師ソロver.)『馬と鹿』『海の幽霊』『orion』、『かいじゅうのマーチ』『恋と病熱』『春雷』『Nighthawks』『ナンバーナイン』『灰色と青 ( + 菅田将暉)』『飛燕』、『LOSER 』『ピースサイン』、『砂の惑星』米津玄師作詞作曲『パプリカ』(Foorin)『パプリカ』(米津玄師セルフカバー)『Flamingo』『フローライト』、『メトロノーム』『マトリョシカ』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。


【地声最低音】mid1B(B2)


★夢ならばどれほどよかった[で]しょう 未だにあなたのことを夢にみる


【地声最高音】
hiB(B4)  ラストのサビ部分

m2F#[あ]hiB裏[な]hiA#[た][と]F#[も]に 

【裏声最高音】hiB(B4) ※1番と2番のサビ部分

m2F#[あ]hiB裏[な]hiA#[た][と]F#[も] 



【補足】mid2Emid2G#辺りの注意箇所


★きっともうこれ以上 傷m2E[つ]くことなど(Bメロ)

あの日の悲しm2F#[み]さえ あの日の苦しF#[み]さえ(サビ) 
★そのすべてをあm2F#[いし]m2G#[て]F#[た]
★胸に残りはm2F#[な]れない 苦いm2E[レ]モンの匂い
★今でもあなたはわたしm2E[の]

★じぶm2F[ん]が思うより 恋をしていたあなたに(Cメロ)
★とても忘m2F[れ]m2G[れ]m2G#[ない]G#[そ]れだけが確か

★胸に残りは
m2F#[な]れない 苦いm2G#[レ]モンの匂い(ラストサビ)
★切り分けた果実の片方のm2F#[様]に 今でもあm2E[な]はわたしの光

『Lemon』(米津玄師)








 こんにちは。今回は米津玄師さんのメジャー8枚目のシングル『Lemon』(2018)を取り上げます。よろしくお願いします。米津玄師さんはに続き、4度目の登場になります。
    『Lemon』は2018年を代表する非常に有名な楽曲です。この楽曲は
TBSテレビドラマ『アンナチュラル』の主題歌として書き下ろされました。

 まず、『Lemon』のサウンドについて述べます。コード進行などもそうですが、色で例えるなら黒っぽい曲だと思います。Aメロでは歌とピアノから始まり、ギターのアルペジオが加わり、ストリングが加わっていきます。
 Aメロの途中で発せられる
「クエッ」という音は、洋楽のヒップホップどでよく使われる手法であります。このAメロだけでもこれだけ大きな変化があります。
 また、メロディー全体は日本の歌謡曲を意識したようです。個人的には松任谷由実さんなどが想起されました。

 さて、歌詞についてですが、個人的に一番好きだと思ったフレーズは「切り分けた果実の片方の様に(今でもあなたはわたしの光)」の部分です。以前、取り上げた
『Flowerwall』で、私は歌詞の世界観が好きだと言いました。その中で印象的なフレーズに「僕の欠けたところと 君の欠けたところを 何故かお互いに持っていた」というものがあります。【二人居ることでバランスが取れる、お互いに補い合っている】という点が、私は非常に好きなのです。
 『Lemon』においては、あなたを「切り分けた果実の片方」だと比喩しています。このフレーズを見た時に先ほど取り上げた『Flowerwall』のフレーズが思い出されました。「自分と相手をそれぞれ一つでは完全に成り立たない」という、ただの恋人ではない強い相棒感のようなものを感じます。そうした点が、非常に自分の好みです。


 
 最後に、『Lemon』の音域について述べます。この楽曲の音域は
地声最低音mid1B(B2)~地声最高音 hiB(B4)裏声最高音hiB(B4) で構成されています。実はこの音域、以前取り上げた『TEENAGE RIOT』と同じなのです(ただ、その点については今回はこれ以上話すことはありません)。

 この『Lemon』の音域、高音部分がhiB(B4)一般的な男性よりも高いため、そこがネックになってカラオケなどで上手く行かないという方もいらっしゃるかもしれません。ただ高音域になるのは、サビの「あとともに」の部分で、曲全体で3か所のみ2か所は裏声です。「あとともに」の部分は裏声か、もしくはかすれ声で逃げてもある程度格好がつくのではないかと考えます。

 重要な点は、高音部分以外だと思います。他の部分の音が上手く取れていれば、全体としてまとまる楽曲になっています。サビの部分で余裕が無いという人は、『スタッカート』【staccato】を意識すると良いと思います。『スタッカート』とは「一音一音を切り離して短く演奏する(歌う)こと」です。

 具体的にはサビの前半の

「あの日の悲ーしみーさえ あの日の苦ーしみーさえ そのすべてを愛ーしてた あなーたとーともに」の部分を

「あの日の悲 しみ さえ あの日の苦 しみ さえ そのすべてを愛 してた あな たと ともに」

短く区切ることを意識して歌うのです。「あな」の部分は、音が取れていればかすれ声でもいいと思います。当然ですが、他の部分は普通に歌ってください。これは原曲に必ずしも忠実な歌い方ではないですが、上手く行けばある程度格好がつくと思います。良ければ試してみてください。
※1)慣れてくれば、短く区切る部分を減らしても良いと思います。


03/23追記部分)
 歌い慣れていない方や、声の低い方はmid2F,mid2Gといったキーで苦戦されている可能性があります。最高音域を歌いこなすよりも、
mid2F,mid2Gのキーを滑らかに歌えることの方がずっと重要です。「あとともに」のhiB,hiA#部分は全て裏声でも良いです。

 mid2Fmid2Gは努力をすれば、達成しうる音階だと思います。米津さんの作品でもこの辺りを最高音に定めている曲は多いです。少しずつ練習してください。最初のうちはキーを下げても大丈夫です。
 

『ゴーゴー幽霊船』(米津玄師)の音域と感想【加筆】

(2019/02/13)初投稿
(2020/01/14)mid2Dmid2G辺りまで詳細に記載しました。

 ※米津玄師さんの音域について、当ブログではこれまでに、『アイネクライネ』『爱丽丝(アリス)』『打上花火』(DAOKO×米津玄師)『打上花火』(米津玄師ソロver.)『馬と鹿』『海の幽霊』『orion』、『かいじゅうのマーチ』『恋と病熱』『春雷』『Nighthawks』『ナンバーナイン』『灰色と青 ( + 菅田将暉)』『飛燕』、『LOSER 』『ピースサイン』、『砂の惑星』米津玄師作詞作曲『パプリカ』(Foorin)『パプリカ』(米津玄師セルフカバー)『Flamingo』『フローライト』、『メトロノーム』『マトリョシカ』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。

『ゴーゴー幽霊船』(米津玄師)、Go Go Yuureisen(Kenshi Yonezu)
2012年5月16日にリリース(インディーズアルバム『diorama』収録)


【地声最低音】mid1A#(A#2)

枯れたインクペンでを描いて

【地声最高音】 mid2G(G4) ※☆は曲全体を通して計12か所

m2D[電光板の]m2G[こ]D[と]ばになD[れ]
あんまりm2D[急に]m2G[わ]D[ら]うので(1番サビ)

(注)ラストのサビ終了後、「あんまりな嘘とf知るのさ(あんまりな嘘【
知るのさ)」のカッコの部分が裏声でhiA#となります。


【裏声最高音】hiA#(A#4)  ※楽曲全体で1回

★あんまりm2D[な嘘]hiA#[と]D[知]るのさ(ラストサビ)




【補足】mid2Dmid2Fの注意箇所

継いで接いでまたマザーグース 夜はm2D[何][も]泣いてまた明日

それゆけm2D[幽]かな言葉捜せ(サビ)
沿線上の扉壊せ 見えないm2D[僕を信]じてくれ
なら全部忘れて m2F[ワアワアワアワア](2番サビ前)

『ゴーゴー幽霊船』(米津玄師)








 
 こんにちは。今回は米津玄師さんの『ゴーゴー幽霊船』(2012)を取り上げます。よろしくお願いします。米津玄師さんはに続き、6度目の登場になります。
 
 『ゴーゴー幽霊船』は2012年2月に米津玄師さんのyoutubeの公式チャンネルに投稿され、同年5月にインディーズアルバム『diorama』の収録曲としてリリースされました。
 『ハチ』名義でボカロPとして活躍していた米津玄師さんのですが、本人名義としてのデビュー作となります。2019年2月現在、youtubeでの再生回数も3800万回を超えており、この頃の作品では非常に人気の高い作品となっています。世界観としてもボカロP時代の作品と地続きにあるような世界観であると思います。



 さて、この『ゴーゴー幽霊船』ついてです。「幽霊船」というのは2つの意味があると思います。1つは主人公の影の薄さ、社会からの隔絶といった意味です。これは

「ずっと病欠のセブンティーン」
「僕は幽霊だ 本当さ 君の目には見えないだろうけど」

といったフレーズに象徴されています。

更に「幽霊船」の2つ目の意味として「夢も目標もなく、当てもなく夜をさまよう私
の暗喩」でもあると思います。つまり、米津玄師さんの代名詞でもあるどこにも行けない私」が「幽霊船」として表現されているのです。

 漂う幽霊船と聞くとポルトガルの海を漂う
メアリー・セレスト号を思い出します。ミステリー作品などでもしばしば題材にされます。また、ドラゴンクエストⅢにも目的なく漂う幽霊船が登場しました。
 ちなみ「幽霊船」というフレーズを使った音楽で個人的に印象的なのは、日本のロックバンドTHE HIGH-LOWS(ザ・ハイロウズ)の『ハスキー (欲望という名の戦車)』です。この楽曲の中で「幽霊船が」以下のように登場します。

★枯葉のような舟で ユーレイ船にあった
★そしてもう戻らない もう二度と戻らない
★うたおうハスキーボイス

 ハイロウズの場合の幽霊船はかなりポジティブな使い方をしていると思います。

  
 『ゴーゴー幽霊船』のサウンド面では、まずイントロですぐに楽器によるサウンドに入らず、タメを作っている点、サビの前の「デデデ電光板」といった点、サビの最後の歌詞を異なるメロディーで繰り返す点などが特徴的です。個人的には、Aメロの後ろで入るギターサウンドが非常に面白いと思いました。
 また、歌メロディーについてはサビを中心にヨナ抜き音階になっております。



 さて、最後に『ゴーゴー幽霊船』の音域について述べます。この楽曲の音域は地声最低音mid1A#(A#2)~
地声最高音mid2G(G4)で構成されています。低音がややきついかもしれませんが、全体として、一般的な音域の男性でも歌いやすい作品だと思います。逆に声が高い人は少しキーを上げた(#1~2程度)方がいいかもしれません。

 mid2Gに次ぐ高い音階としてmid2Dという音階が多く登場します。そうした意味で、『ゴーゴー幽霊船』は比較的歌いやすい高さなのではないかと思います。mid2Gが多く登場しますので、その点のよい練習台にもなります。

 一方で歌詞が非常に独特であり、あまり一般的でない漢字も使われています(例:発条【ゼンマイ】)。歌詞をちゃんと覚えておくというのは米津さんの楽曲を歌う上で非常に重要です。
  
 この楽曲を女性が歌う場合、キーが高い人と低い人では対応を変えた方が良いです。キーが低い女性は原曲キーから6程度(#6程度)上げると良いと思います。逆にキーが高い人はキーを4つ程度下げて(♭4)1オクターブ上を歌うと良いと思います。個人差がありますので、色々試してみてください。

 

米津玄師作詞作曲『パプリカ』(Foorin)の音域と感想【加筆】

(2019/03/15)初投稿
(2019/08/03)米津さんがセルフカバーされましたので、音域を一部記載します。詳細は後日アップ。
(2019/08/11)米津玄師さんのセルフカバーについてレビューしました。
(2019/12/30)mid2G#~hiA#等の音階も含め詳細に記載しました。

 こんにちは。今回は小学生ユニッFoorinが歌う『パプリカ』(2018)について取り上げたいと思いま
す。よろしくお願いします。この楽曲は米津玄師さんが作詞作曲された楽曲として知られています。


 ※米津玄師さんの音域について、当ブログではこれまでに、『アイネクライネ』『爱丽丝(アリス)』『打上花火』(DAOKO×米津玄師)『打上花火』(米津玄師ソロver.)『馬と鹿』『orion』、『かいじゅうのマーチ』『恋と病熱』『春雷』『Nighthawks』『ナンバーナイン』『灰色と青 ( + 菅田将暉)』『飛燕』、『LOSER 』『ピースサイン』、『砂の惑星』米津玄師作詞作曲『パプリカ』(Foorin)『パプリカ』(米津玄師セルフカバー)『Flamingo』『フローライト』、『メトロノーム』『マトリョシカ』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。



『パプリカ』(Foorin)、Paprika


【地声最低音】mid2A(A3)

★曲りくねり はしゃいだ道([]ち)  青葉[]森もりで駆け回[る]
★遊びまわり 日差しの街 誰(だ[れ])かが呼んで[いる]


【地声最高音】hiD#(D#5) ※サビ  

★ゆhiA#[め]hiC#[を]A#[え]hiD#[がい]C#[た]A#[ら]



【補足】mid2G#(一部略)hiA#の注意箇所 

★夏hiA[が]m2G#[る] 影が立つ あなG#[た]に会いたい
★見つhiA[け]m2G#[の]はいちA[ば]G#[ん]

★パプm2G#[リ]hiA#[ぃ]G#[ぃ]カ G#[は]hiA#[な]G#[が]咲いたら
hiA#[こ]ころあそm2G#[ば]A#[せ]G#[あ]なたにとどけ

★一人一人なhiA[ぐ]さめるように 誰かが呼んでいる
hiA#[会]m2G#[い]に行くG#[よ] A#[な]G#[み]A#[き]G#[を]抜けて
★ らるらm2G#[り]
『パプリカ』(Foorin)










 まず、『パプリカ』についてです。この楽曲は「〈NHK〉2020応援ソング プロジェクト」として、2020年の東京五輪を応援する目的で制作され、2018年8月にリリースされました。歌は5人の小学生男女で構成される混声ユニットFoorinが担当し、作詞作曲編曲はシンガーソングライターの米津玄師さんが行っております。NHK『みんなのうた』の2018年8月・9月の曲としても起用され、同年の紅白歌合戦のキッズコーナーでもこの『パプリカ』が披露されました。
 2019年3月現在、YouTubeのNHKの公式チャンネルでは3500万回以上もの再生回数を記録しており、非常に人気の高い作品になっております。



 『パプリカ』は「みんなのうた」でも起用されるような楽曲ということで非常にポップなサウンドワークになっております。メロディーも非常に親しみやすいです。
 
 所々でヨナ抜き音階のフレーズが見られ、『和』を感じるテイストになっております。米津さんの作品では『打上花火』などにそうした趣向が凝らされております。「ヨナ抜き音階」とは、非常に大雑把な説明をすれば、ピアノの黒鍵盤のみで演奏できるメロディーです。全ての部分がそうなのではないのですが、要所要所でヨナ抜き音階のメロディーラインが見られ、どこか懐かしい世界へと導かれるようです。
 
 さて、『パプリカ』の歌詞についてです。田舎の緑豊かな風景の中で友達と遊んだ記憶が思い起こされるような郷愁を誘う歌詞になっております。パプリカの花言葉の一つに「君を忘れない」というものがあるそうです。この歌詞の中でも主人公と「あなた」は離れ離れになって会えないというような状況が垣間見えます。そうした中で頭の中を巡る楽しい思い出は、あなたで溢れているという非常に暖かい歌詞内容です。



 さて、パプリカの音域についてですが、地声最低音 mid2A(A3)~地声最高音hiD#(D#5)でメロディーが構成されております。やや高音域に寄っています。高音域が得意で歌い慣れている人であれば、楽しく歌えると思います。

 声の低い女性は少し苦労しますので、キーを2~3程度(♭2~♭3)下げると良いと思います。メロディーが非常に優しいので、高音部分は裏声気味に歌っても問題ないと思います。

 子ども向けに作られた楽曲ですが、音域は広めでありやや難しいしゃくりの部分【パプm2G#[リ]hiA#[ぃ]G#[ぃ]カ】もあります。決して子ども向けの易しい歌ではありません。その辺は留意しておいてください。



※米津玄師さん自身がNHKの『みんなのうた』でセルフカバーされたようです。私自身も拝見しましたが、キーはFoorinバージョンよりも4つ低いキーのようです。
 ただ、Aメロの一部でFoorinとは異なるメロディーラインを取っています。そのため、米津さんバージョンはmid1D~hiBとなります。「夢[]え[がい][]なら」の箇所は裏声で発声されていますので、大よそ一般男性の音階の範囲内と言えます。米津玄師さんバージョンの詳細はこちら。(2019/08/03)




 ちなみにこの『パプリカ』ですが、女優の上白石萌歌さんが編曲家の菅野よう子さんのアレンジによりカバーされています。ストリングなどを交えた豪華なアレンジになっております。音源のリリースは無いのですが、NHKの公式チャンネルでも公開されております。こちらは最後の大サビで転調が行われており、最高音がhiEになっております。




『ごめんね』(米津玄師)の音域

 こんにちは。今回は米津玄師さんの『ごめんね』(2018)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、『ごめんね』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。よって、当ブログにおいても、動画の添付は行いません。ご了承ください。


『ごめんね』(米津玄師)、Gomen ne(Kenshi Yonezu)


『ごめんね』(米津玄師)









【地声最低音】mid1A(A2)  

m1A[き]みみたいに優しく なりたいだけ


【地声最高音】hiA(A4)  

★こころの底から触m2E[れ]合うhiA[ま]m2F#[で](サビ) 
★きm2E[み]と繋m2G[が]m2F#[っ]G[て]hiA[い]E[たい]だけ(ラストサビ)


【補足】歌い出しと、mid2Eからmid2Gの注意箇所

★バm1D[カ]みたいな夢を 笑わないで聞m1B[いて]ほしい 

★きm2E[み]と繋m2G[が]m2F#[っ]E[て]E[たい]だけ(サビ)
hiA[yeah]

※☆は歌詞に無い部分で、2番終了後間奏に登場します。



 まず、『ごめんね』についてです。この楽曲は、2018年にシンガーソングライターの米津玄師さんによりリリースされたシングル『Flamingo/TEENAGE RIOT』に収録されているカップリング作品です。同人ゲームをプレイし、触発されて制作された作品だそうです。米津さん自身も非常に気に入っており、「トリプルA面にしたい」と考えていたとのことです(Wikipediaより)。

 『ごめんね』はひんやりとしたものを感じさせるミディアムテンポの楽曲です。エレクトロポップ作品です。アニメ『3月のライオン』のエンディングテーマ曲にもなったシングル作品『orion』と趣向が近いです。Aメロサビという歌メロディーなどの構成は、シングル作品と比べて、かなりシンプルであります。曲調的にもカラオケで盛り上がる類の作品とは言い難いですが、非常に良い曲です。

 『ごめんね』の音域的な特徴についてです。低音高音ともに広く、キー調整などにはあまり向きません。ただ男性の音域をいっぱいいっぱい使うような楽曲であるため、ある程度歌い慣れた人であれば、チャレンジしやすい作品なのではないかと思います。全体として低音域が目立つ楽曲ですので、低音域に魅力がある方の方が映えやすい作品と言えます。

___________

 最後に、『ごめんね』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAは各サビに1回ずつ登場します。ラストのサビでは更に1回追加され、計4回登場することになります。ただ、上述するように、『ごめんね』は低音域が非常に目立つ作品であります。このhiA部分の直前も低音域ですので、頑張ってチャレンジしてみるのも選択肢だと思います。
 
 『ごめんね』は先にも述べましたように、音域自体は広めです。よって、キーの調整などは行いにくい楽曲と言えます。hiA以上の高音域が苦手な方は、キーを下げてもよいと思いますが、1~2つ程度下げるくらいにした方が良いと思います。これで、地声最高音がmid2G(#)辺りに設定されます。
 そうしたこともあり、普段歌い慣れていない人はやや手を付けにくい楽曲かもしれません。ただ、歌のテンポやメロディーなどは歌いやすい方ですので、一部に登場する高音域部分に目をつぶって、他の部分を練習するというのはアリだと思います。

 

『Undercover』(米津玄師)の音域

 こんにちは。今回は米津玄師さんの『Undercover』(2015)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、『Undercover』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。よって当ブログにおいても、添付動画はありません。ご了承ください。


『Undercover』(米津玄師)、Undercover(Yonezu Kenshi)


【地声最低音】mid1C#(C#3)  

★そんなことを思いながら僕はずっと生きていm1C#[く]のか


【地声最高音】mid2G#(G#4)  ※各サビで1回ずつ

★駆け抜けてhiA#[会]m2G#[い]m2F#[にい]m2G#地[く]F#[んだ]


【裏声最高音】hiA#(A#4) 各サビで2回ずつ

★進む方はhiA#裏[た]m2G#[だ]m2F#[ひ]とつ
★駆け抜けてhiA#[会]m2G#[い]m2F#[にい]m2G#地[く]F#[んだ]




【補足】mid2F,mid2F#の注意箇所

★m2D#[どう]やってあがいたって(歌い出し)

★どんm2F#[ない]m2F[ま]も呑みF[込ん]でいけば(サビ)
m2F#[あ]m2F[の]トンF[ネ]F#[ル]F[の]F#{き]F[へ]

『Undercover』(米津玄師)









 まず、『Undercover』についてです。この楽曲は、2015年にシンガーソングライターの米津玄師さんによりリリースされたアルバム『Bremen』に収録されているナンバーです。リード曲やシングル曲ではありません。

 『Undercover』はミディアムテンポのロックナンバーです。アルバム『Bremen』は米津さん自身が試行錯誤をする中で、ややゆったりめの曲が多くなっているということです。こうした面が、爆発的なヒットになった次作のアルバム『BOOTLEG』にもつながっているのだと思います。
 『Undercover』は疾走感のあるロックナンバーでもなく、軽快なポップでもなく、美しいバラードなどでもありません。個人的には好きなのですが、カラオケ、ライブなどでは盛り上がるといった楽曲ではないように思えます。ただ、サウンド面やボーカルの音域的な面などにおいて、学ぶ点は少なくないと思います。

_______
 
 『Undercover』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)、【裏声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されています。地声部分のついては、一般的な男性の音域、もしくは少し高いくらいです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2G#で登場します。裏声での歌唱の直後ですので、少し難易度が高いかもしれません。少しニュアンスが崩れるかもしれませんが、場合によっては、裏声で対応してもよいと思います。少しずつ慣らしていって、最終的には地声で歌唱したいところです。

 『Undercover』は上述のように、サビではmid2F,mid2F#といった地声部分が多く登場します。この辺りは一般的な男性の音域ですが、ただ「声が出る」というだけでなく、米津さんのように上手く感情を込めて発声し表現したいところです。普段歌い慣れていない人は、滑らかな発声が損なわれやすい音階でもありますので、少しずつ練習していってください。

 『Undercover』は音域的には低音部がmid1C#ですが、見た目ほどの余裕はありません。キー下げの調整はあまり大きくしないほうが良いと思います。ただ、高音域はそこまで高くないですので、大きくキーを下げる必要はあまりないと私は考えております。
  
 『Undercover』はメロディー的にはポップではなく、ややアンニュイな感じのニュアンスでありますが、表現を学ぶにはよい楽曲なのではないかと思います。音域的にもエグい部分は少ないです。アルバム『Bremen』をお持ちの方は積極的に練習してもよいと思います。