J-POPの音域を調べる(リクエスト受付停止中)

J-POPを中心にボーカルの音域を調べていきます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べ、楽曲の感想なども述べていきます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

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『Shadow is the Light』(THE SIXTH LIE)の音域/アニメ『とある科学の一方通行』主題歌

こんにちは。今回はTHE SIXTH LIE(ザ・シクスライ)の『Shadow is the Light』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『Shadow is the Light』(THE SIXTH LIE)

『Shadow is the Light』(THE SIXTH LIE)










【地声最低音】mid1F(F3)  ※Aメロ

★真っ暗なm1F[ま]ちの 表面をF[か]ざっF[た]


【地声最高音】hiC(C5)  ※サビで頻出

m2F[Sha-]-dow F[is] hiC[the] hiA[light!!] 
m2F[こ]F[さ]hiC[だ]m2G[め]hiA[を]
m2F[く]F[い]hiC[か]m2G[げ]hiA[を] hiA#[oh] A[oh]

【補足】サビの注意箇所

★背F[負っ]hiA[て] G[血]F[染まった] 




 まず、THE SIXTH LIE(ザ・シクスライ)について少し説明します。THE SIXTH LIEは2015年に結成された4人組バンドです。ジャンルとしては、エレクトロ・電子音楽などの要素を持ったロックです。2016年にメジャーデビューし、国内外を問わない幅広い活躍が目立ちます。日本においては、2018年にシングル曲『Hibana』が、テレビアニメ『ゴールデンカムイ』のエンディングテーマに起用され、話題になりました。今後、益々の活躍が期待されるバンドです。

 さて、『Shadow is the Light』についてです。この楽曲は、2019年にTHE SIXTH LIEによりリリースされたシングル作品です。テレビアニメ『とある科学の一方通行』(とあるかがくのアクセラレータ)の主題歌として書き下ろされました。大人気のライトノベル『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品です。

 『Shadow is the Light』はメタル、ハードコア、電子音楽などの要素を持ったロックチューンです。歌メロ自体はAメロとサビで構成されており、非常にシンプルですが、先に述べましたように様々な要素を持ったサウンドで楽曲が形成されており、非常に中毒性が高いです。イントロのリフも印象的です。

 『Shadow is the Light』の音域的な特徴についてです。一般的な男性の音域よりも高めでありますが、低音部分に余裕がありますので、キー調整は可能です。一方、カッコで歌詞表記されている【[Everything reflects the darkness] 】のフレーズの低音部分(最低音部分mid1C)を歌唱すると、やや音域が広がります。その点は留意しておいてください。




 さて、『Shadow is the Light』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3) ~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiCはサビを中心に頻出します。ボーカルのArataさんはハッキリと地声で歌唱しております。楽曲の性質上、裏声などで対応するのは難しいと思います。
 この辺りの音階(hiC)は男性の音域としてはかなり高いですので、一般的な男性の場合、キーを下げるのがオーソドックスな選択肢になると思います。原曲キーから4つ下げると、mid2G#辺りに設定されますので、かなり歌いやすくなります。

 『Shadow is the Light』は音域的にはそこまで広いわけではありません。よって、キーの調整は行いやすいです。ただ、キーを下げたと言っても、ボーカルの抑揚などがすぐに表現できるわけでは無いです。キーを下げて歌唱するにしても、練習するに越したことはありません。
 また、普段歌い慣れていない人向けにキーを下げると、低音部分が少し辛くなります。その点でいうと、この楽曲は「キーの調整はある程度可能であるが、歌い慣れない人の練習曲としては、強くお奨めはしない」といったところだと私は解釈しています。

 一方、『Shadow is the Light』は歌メロがAメロとサビで構成されており、難しい言い回しなども少ないです。その点においての歌いやすさはあります。

『Light & Shadow』(XIIX)の音域/ユニゾン斉藤宏介の新バンド

 こんにちは。今回はXIIX(テントゥエンティ)の『Light & Shadow』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。また、今回初めて2020年リリースの曲を取り上げます。


『Light & Shadow』(XIIX)


【地声最低音】lowG(G2)  

lowG[微]かな光もlowG[微]かな時も lowG[そ]の裏表に委ね
lowG[そ]の裏表にm2G[ゆ]だね

【地声最高音】hiC(C5)  

★このhiC地[ま]hiA#[ま]m2G[を]m2G#[お]G[よ]いで
★それhiC[で]hiA#[も]hiD#裏[い]hiD[っ]A#地[しゅ]G#[ん]G[の]


【裏声最高音】hiF(F5) ※楽曲全体で3か所

★誰一人教m2G[え]m2G#[く]G[れ]hiC裏[な]hiA#[い]hiF[か]hiD#[ら]




【補足】mid2GhiD#辺りの注意箇所

★青と赤に 飛びm2F[交う]鳥の群れ
m2G[だ]m2G#[れ]G[の  ゆ]G#[く]hiA#[さ]きも 愛すべき結末G#[も]G[ぉ]

★まm2G[ば]m2G#[た]G[き]の後に
★気m2G[付]m2G#[か]hiA#[ず]におやすみ

★おhiD#裏[や]hiD[ゆ]hiC[び]hiA#[で]
★はhiA#地[じ]m2G#[か]m2G[れ]た物語A#[な]G#[ら]G[ば]
★高くまで舞い上m2G#[が]m2G[る]のさ 

『Light & Shadow』(XIIX)









 まず、XIIX(テントゥエンティ)について説明します。XIIXはUNISON SQUARE GARDENのギター&ボーカルの斉藤宏介さんとベーシストの須藤優さんにより結成されたバンドであります。UNISON SQUARE GARDENはこれまで当ブログで4曲取り上げてまいりました。一方、須藤優さんはARDBECK(アードベック)のベース&ボーカルとして活躍しいます。また、ベーシストとして多くのミュージシャンを支えております。ARDBECKは米津玄師さんのサポートバンドとしても非常に有名であります。

 さて、『Light & Shadow』についてです。この楽曲は、2020年1月22日にリリース予定のXIIXのアルバム『White White』に収録されているナンバーであります。アルバムの発売に先立ち、元旦にMVが公開されました。
 『Light & Shadow』はエレクトロなイントロなどひんやりとした空気感を持ったバンド曲です。ざっくりした言い方かもしれませんが、今っぽい曲だと私は感じました。UNISON SQUARE GARDENの生き生きとしたバンド曲とはかなり世界観が異なります。カラオケやライブなどで盛り上がる類の楽曲では無いですが、とてもよい曲です。米津玄師さんの『orion』などが好きな方は合いやすいかもしれません。
 ギタリストとベーシストによるバンドということもあり、とりわけその2つの楽器のアレンジも非常に耳に残りました。ベースギターのソロパートなどもありますが、ギターソロのような趣があり、非常に面白いです。
 
 『Light & Shadow』の音域的な特徴についてです。上図にあるように非常に音域が広く、低音部についてはlowGがハッキリと登場します。通常このlow近辺のキーは瞬間的に登場することが多く、カットしたり曖昧であってもニュアンスが崩れることは少ないです。ただ今回はそれらとは異なり、かなりしっかりとした形で登場します。この辺についての私なりの対策は後述しますが、ニュアンスはかなり変わってしましますので、その辺りは配慮いただければと思います。



 さて、『Light & Shadow』の音域についてですが、【地声最低音】lowG(G2)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高く、広いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音lowGについてです。先にも述べましたように、この辺りの音階は少し曖昧になってもほとんど目立ちません。これまで当ブログもそうした説明をすることが多かったと思います。ただ、今回の『Light & Shadow』はかなり明確な形で登場します。余談ですが、当ブログでは以前に、BUMP OF CHICKENの『angel fall』という曲を取り上げました(動画はありません)。その曲も非常に際低音部分が低いです。

 『Light & Shadow』の最低音部分については別の音に置き換えるのも選択肢だと思います。ただ、私なりに今回は納得できそうな音が見つからりませんでした。その他の方法としては、1オクターブ上を歌唱して、lowGを避けるというのもあり得ると思います。裏声なども交える必要がありますが、今回の楽曲で高音域が歌いこなせるのであれば、選択肢としてあり得ます。例えば、声の高い男性や、女性がこの楽曲を歌唱する際などは選択肢として考えてみても良いと思います。

 さて、地声最高音hiCについてですが、楽曲の終盤に登場します。この場面は斉藤さんはしっかり地声で発声されています。ただ、ゆったりとした楽曲で、メロディーもひんやりしていますので、場合によっては裏声でも良いと思います。楽曲全体を通して言えば、hiA#くらいの音が地声で発声できると余裕を持った歌唱が出来るのではないかと思います。

 『Light & Shadow』は音域がかなり広く、キーの調整などは行いにくいです。普段歌い慣れていない人向けの曲ではありません。歌い慣れていない人は別の曲でしっかり練習した上でチャレンジするのが吉だと思います。

 一方で、しっかり歌い慣れ、高音域(hiA#辺り)が出る方であれば楽しめる楽曲なのではないかと思います。その点で、ハードルは高い楽曲ですが、個人的にはオシャレで非常に好きな楽曲です。

『恋音と雨空』(AAA)の音域

こんにちは。今回はAAAの『恋音と雨空』(2013)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回も自選曲になります。当ブログでAAAを取り上げるのは今回が初めてです(西島隆弘さんについては過去に2曲トリコまだ君は知らない  MY PRETTIEST GIRLを取り上げております。)。


『恋音と雨空』(AAA)、Koioto to Amazora 


【地声最低音】mid1E(E3)  

m1E[キ]ミと離れてからm2E[数]日 (Aメロ)
m1E{こ]んな日はかm1E[な]らず傘を取りに行った


【地声最高音】mid2G#(G#4)  サビとCメロで登場

★好きm2G#[だ]m2F[よ]と伝えればいいF[のに](サビ)
★好きだよがm2G#[つ]m2F[の]っては溶けていF[く]
m2F[ね]がいかけるこm2G#[い]おとF[と]雨空

m2F#[このまま気]m2G#[持]F[ち]F[かめ]F#[たく]て(Cメロ)




【補足】mid2Emid2G辺りの注意箇所

★かじm2E[かんだ手をあた]  ためることが(Bメロ)
★始まりの時まで戻m2E[り]m2F[た]m2G[ぁい]

★好きという事実通りすぎm2F[て今ではもうあ]m2F#[い]F[し]てる(Cメロ)
☆失って数日間m2F[でやっと知ったほんと]m2F#[うは]


『恋音と雨空』(AAA)









 まず、AAAについて少し説明します。AAA(トリプルエー)は2005年に結成された男女混成のダンスボーカルグループです。ジャンルとしては、ポップ、ダンス、ユーロビート、テクノ、エレクトロニカなどに属します。これまで、ミュージシャンとしてのみならず俳優やモデルなど幅広く活動を続けております。最近はソロでの音楽活動なども増えており、当ブログでは西島隆弘(Nissy)さんのトリコまだ君は知らない  MY PRETTIEST GIRLを取り上げています。今回の『恋音と雨空』を含め、『さよならの前に』などがYoutube公式チャンネルで非常に多くの再生回数を記録しています。

 さて、『恋音と雨空』(こいおととあまぞら)についてです。この楽曲は、2013年にAAAによりリリースされたシングル作品です。作詞作曲は岡村洋佑さんによりなされています。AAAは過去に出場した紅白歌合戦の中で、これまで2回この楽曲が歌唱されております。Youtube公式チャンネルでの再生回数も9000万回を超えており、非常に人気の高い楽曲の一つであると言えます。

 『恋音と雨空』はミドルテンポのポップなラブソングです。歌詞にもあるように、「好きだよ」と伝えることが出来ず、迷っている主人公の姿が共感を誘います。
 一方、歌メロディーはサビがいわゆるヨナ抜き音階で作られており、キーを変えればピアノの黒鍵盤のみで歌メロディーをなぞることが出来ます。意図していたわけではないですが、昨日取り上げたB'zのLOVE PHANTOMも歌メロディーがヨナ抜きです。当ブログにおいても多くのヨナ抜き作品が取り上げられていますが、このメロディーは日本の古来の音階であり、どこか懐かしさを誘います

 『恋音と雨空』の音域的な特徴についてです。歌メロディーについては一般的な男性の音域で作られていますが、やや高めではあります。歌唱するAAAのメンバーはただ歌メロディーをなぞるだけでなく、その中に様々な表現が盛り込まれており、できればそこまで表現したいところです。ある程度余裕をもって歌いこなしている印象ですので、キーが高いと感じられる方は、キーを下げて調整することもお勧めします。



 さて、『恋音と雨空』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3) ~【地声最高音】mid2G#(G#4) で歌メロディーが構成されています。おおよそ、一般的な男性の音域であります。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2G#はサビを中心に登場します。このmid2G#あたりは一つのボーダーラインになり、一般的な男性の音域がギリギリ出るか出ないかくらいの音になります。よって、人によっては難しいこともありますので、ある程度歌い慣れた上で発声がスムーズにいかない場合は、キーを下げてください。一つの目安として、原曲キーから1~2程度下げるとよいと思います。
 一方で、普段歌い慣れていない人も、スムーズは発声が損なわれやすい場面があると思いますのでキーを下げてもよいと思います。

 『恋音と雨空』は音域自体はそこまで広くなく、キーの調整などは行いやすいです。よって、キーを上下させて歌唱したり、練習曲にしたりすることにも向いています。融通が利きやすい曲だと言えます。普段歌い慣れていない人はキーを3つ程度下げてもよいと思います。歌メロディーもミドルテンポで取っつきやすいと思いますので、個人的にはお勧めしたい一曲であります。

 一方、女性が歌唱する場合、少しキーを上げた方が歌いやすいのではないかと思います。AAAには女性のメンバーもおり、サビなども歌唱しております。ただ、歌い慣れた人であれば、もう少し高音域の方が声質が活かされやすいのではないかと私は考えております。
 

『Into the Unknown』(イディナ・メンゼル)の音域/『アナと雪の女王2』(Frozen II)主題歌

 こんにちは。今回はイディナ・メンゼルさんの『Into the Unknown』(2019)を取り上げたいと思います。この楽曲は、ディズニー映画『アナと雪の女王2』の主題歌ですが、松たか子さんや中元みずきさんのバージョンではなく、英語のオリジナルバージョンです。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『Into the Unknown』(イディナ・メンゼル[Idina Menzel])




【地声最低音】mid1G#(G#3)  ※1番冒頭のみで登場

m1G#[I] can hear you but I won't

※ここを除くと、mid2A#が最低音になります(日本語版ではmid2A#が最低音)。

【地声最高音】hiD#(D#5)  

★Into the un-hiD#[known] hiD[oh] hiD#[oh] hiC[oh]




【補足】mid2G#hiC#を中心とした注意箇所

★hiF#[Ah-]hiF[ah], hiF#[ah]hiD#[-ah] (イントロ[Intro])

★There's a hiA#裏[thou-]-sand reasons (Aメロ)
★which I wish would go a-[-way]m2G#, G#[oh]-oh-oh

hiA#[E-]hiC#[very-]m2G#[-one] I've G#[e-][-ver]A# loved is
★but I'm blocking out your m2G#[calls]
hiA#[I've] hiC[had] my a-m2A#[-d]-venture
★I'm af-m2G[-raid] of what I'm m2G#[ris-]-king if I hiA#[fo-]m2G#[-llow] m2G[you]

★Into the m2A#[un-]hiA#[-known] Into the un-hiC[kno-][-wn]A#(サビ[Chorus])

★Oh-m2G[oh]-m2G#[oh] hiA#[Are you out] there?(Cメロ)
hiA#[Can you show] hiC[me?] hiC[Ah]-hiB[ah], hiC[ah]-hiA[ah]

★Don't leave me m2G[a-]hiA#[-lone](ラスト)
★How do I m2G#[follow] hiC#[you] hiC[Into the] m2G[un-]hiC[known? ]

『Into the Unknown』(イディナ・メンゼル[Idina Menzel])



 まず、『Into the Unknown』についてです。この楽曲は、2019年にイディナ・メンゼルさん(Idina Menzel featuring Aurora)により発表されたナンバーです。『Into the Unknown』はディズニー制作のアニメ映画『アナと雪の女王2』のために書き下ろされた作品です。メンゼルさん自身も、雪の女王エルサ役として出演しており、前作では『Let It Go』を歌唱されました。今作の『Into the Unknown』は『アナと雪の女王2オリジナル・サウンドトラック』に収録されております。
 ちなみに、日本語版の楽曲は松たか子さん、および中元みずきさんが歌唱されております。タイトルは『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』となっております。こちらの方が日本では一般的にテレビなどで多く流れているのではないかと思います。

 『Into the Unknown』は映画の主題歌らしく、ややゆったりめでサビやCメロ以降がが非常にドラマティックな楽曲です。個人的には、とりわけひんやりとしたイントロが印象的です。作詞作曲は前回の『Let It Go』でも携わったロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペスによりなされております。ミュージカル映画ということもあり、私としては少しリズムが取りづらいのではないかと考えました。

 『Into the Unknown』の音域的な特徴についてです。AメロBメロサビという風に少しずつ楽曲が盛り上がっていきます。よって、高音域についても、Aメロ(hiA#),Bメロ(hiC#),サビ(hiD#)という具合に少しずつ音階が上がっていきます。こういう楽曲は象徴的な部分が明確ですので、サビやCメロ以降に特に力を入れてしっかり歌唱していきたいです。



 さて、最後に『Into the Unknown』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3) ~【地声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されています。一般的な女性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1G#は冒頭1か所だけ登場します。こちらは落としてもほとんどニュアンスは変わりません。その次に低い音として、mid2A#が楽曲内で多く登場します。

 地声最高音hiD#はサビで登場します。歌い慣れた歌の得意な人ならば淀みなく発声できると思います。ただ、一般的にはやや高めですので、キーを下げることも想定しておいてください。たとえば、原曲より2つ下げてhiC#あたりに設定してもよいと思います。

 『Into the Unknown』は音域的には低音部に少し余裕があります。よって、キーを下げて練習することもある程度は可能です。ただ、キーを下げ過ぎると低音部が少し辛くなってしまうこともありますのでご注意ください。

 具体的に歌詞の無い部分ですが、イントロのAh Ah Ah Ahの部分は、【★hiF#[Ah-]hiF[ah], hiF#[ah]hiD#[-ah] 】のようになります。気になる方もおられると思いますので、一応記載しておきます。

 ちなみに、日本語バージョンの松たか子さんの歌唱する『イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに』は【地声最低音】mid2A#(G#3) ~【地声最高音】hiD#(D#5)という音域になります。冒頭の一部を除くと英語のオリジナルバージョンとほぼ同じ音域で構成されます。日本語バージョンを歌唱する際は、参考にされてください。


『BLUE BLOOD』(X JAPAN)の音域

 こんにちは。今回はX JAPANの『BLUE BLOOD 』(1989)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。また、楽曲リリース時はX JAPANではなく、Xとして活動しておりました。

 なお、『BLUE BLOOD』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。よって、当ブログにおいても、動画の添付は致しません。その点はご了承ください。


『BLUE BLOOD』(X JAPAN)


【地声最低音】mid2C#(C#4)  

★涙に溶けhiA#[る]m2G#[青]m2C#[血]を欲望にかA#[え]G#[て]

【地声最高音】hiD#(D#5)  ※楽曲ラストで登場

hiC#[あ]hiC[お][い]hiD#[涙]C#[は]
hiD#[悲劇]hiC#[に]D#[踊る][孤]C[独]C#[の]



【補足】mid2G#hiCの注意箇所

hiB[My]m2G#[ face is] covered with G#[blood]
hiB[追い詰]hiA#[めら]m2G#[れ][かいら]B[く]G#[に]
hiB[切りき]hiA#[ざん]G#[だ][ゆ]B[め]A#[は]

hiB[I'll slice my face covered with blue blood]
hiB[Give] hiC[me] B[some more] C[pain]

m2G#[こ]hiB[ど]hiA#[くに]G#[お][び]B[え]A#[る]
★生まれ変hiA#[わっ]m2G#[たす]m2C#[た]を装ってみA#[ても]hiC[ぉ]


※☆の部分はカッコ付きで歌詞表記されているシャウトの部分です。分析ミスがあるかもしれませんが、チャンレジしてみました。

『BLUE BLOOD』(X JAPAN)









 まず、X JAPANについて少し説明します。X JAPANは1982年に結成、1989年にメジャーデビューした5人組のバンドです。「ヴィジュアル系」の起源ともいえるロックバンドの一つであり、後世のバンドに大きな影響を与えました。ジャンルとしてはヘヴィメタル(スピードメタル、シンフォニックメタル、プログレッシブメタル)にあたります。代表的な楽曲としては『紅』、『Forever Love』などが非常によく知られているのではないかと思います。多様な側面があるバンドですが、フロントマンのYOSHIKIさんの紡ぎ出す美しいメロディー、テクニカルな演奏技術、Toshlさんの時に美しく、時に激しいハイトーンボーカルなどが印象的です。

 さて、『BLUE BLOOD』についてです。この楽曲は、1989年にX JAPANによりリリースされたアルバム『BLUE BLOOD』に収録されているナンバーです。シングル曲ではないですが、アルバムのタイトルと同じ表題曲です。

 『BLUE BLOOD』はヘヴィメタル色の強い荒々しいナンバーです。音域的な特徴としては、上図のように高音域で歌唱されている点です。音域自体は1オクターブと少ししかありませんが、非常に広がりを感じさせます。こうした点は演奏技術、アレンジ力などを含めた作曲技術の賜物であると思います。
 ボーカルの音域自体は狭めなので、キーの調整は行いやすいと言えます。ただ、キーを下げたからといって、原曲のニュアンスを表現できるわけではないです。キーを下げて歌唱するにしても、高い歌唱力が要求される作品であると考えてください。

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 さて、『BLUE BLOOD』の音域についてですが、【地声最低音】mid2C#(C#4)~【地声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されています。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。


 まず、地声最高音hiD#楽曲の終盤で登場します。この辺りは楽曲の中でも特に高いキーです。
 一方で、終盤の場面を除くと、大体hiBあたりが最高音として多く登場します。このあたりのキーであれば、J-POPなどの楽曲でも多く登場するキーですので、声の高い人であれば届きうるキーであると言えます。
 ただ、原曲のニュアンスを再現するには、声の力強さ、荒々しさなどを伴った発声が求められますので、一般的なポップスのhiBとは違ったロックやメタル色の強い表現力が求められます。その点で、ハードルが高いです。

 『BLUE BLOOD』は先にも述べましたように、音域自体は広くありませんので、キーを下げて歌唱することには向いていると言えます。ただ、楽曲のニュアンスを考えると、キーを下げたとしても高い歌唱力や表現力が要求されます。よって、歌い慣れていない人向けの曲ではありません。難易度の高い曲です。その点は留意しておいてください。

 キーを下げて歌唱する場合、自分が出る高音キーギリギリくらいに調整したほうが原曲のニュアンスが表現しやすいのではないかと私は考えております。自分のキーギリギリを高いレベルでコントロールしなければならないので、楽曲の難易度が高いとも言えます。

 X JAPANは、この曲を含めカラオケなどで歌いこなせると非常にかっこいいです。難易度は非常に高いですが、興味を持たれた方はチャレンジしてみてもよいと思います。