J-POPの音域を調べる(リクエスト受付停止中)

J-POPを中心にボーカルの音域を調べていきます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べ、楽曲の感想なども述べていきます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

Mr.Children

『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』(Mr.Children)の音域

こんにちは。今回はMr.Childrenの『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』(1995)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルで公開されている動画が2017年のライブでの映像になります。よって、当ブログにおいても、その動画を添付いたします。ご了承ください。


『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』(Mr.Children)、See-Saw Game ~Yuukan na Koi no Uta~


【地声最低音】mid1B(B2)  ※Cメロで登場

★アダムとイブの時代m1B[から]  
★流れてくる我らのちm1B[し]

※Cメロ以外での最低音はmid1D#

【地声最高音】hiB(B4)  ※Cメロで1回

hiB[過ち]hiA[を] m2G#[繰]m2F#[り]返す

※サビでの最高音はhiA




【補足】mid2E(一部のみ)hiA等の注意箇所

★そんな単純なこm2E[と]で 遂に肝心な物が何かってm1D#[気]付く(Aメロ)
★世間は暗いm2E[わだ]m2F#[ah] E[ah] ah(Bメロ)

★恋なんて言わばエm2F#[ゴ]hiA[と]m2G#[エ]F#[ゴ]の(サビ)
※シーソーゲーム m2G#[yeah] m2F#[ye-]-ah yeah
★君はあm2F#[い]m2G#[まい]F#[な]hiA[リアク]F#[ション]
☆順番を待ってたんじゃm2F#[つらぁ]m2G#[ぁ]ぁい
★勇敢な恋のm1D#[う]た

★ 業m2F#[のふ]かい生m2F#[命]m2G#[体](サビ)
★人生ゲーム m2F#[シー]ソーF#[ゲ]m2G#[ーーー]F#[ー]

※の箇所は歌詞が無い部分です。
☆のmid2G#は瞬間的ですので、慣れない人は省略してもよい

♪アウトロのフェイクはmid2Eです。
『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』(Mr.Children)









 まず、『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』についてです。この楽曲は、1995年に4人組バンドMr.Childrenによりリリースされたシングル作品です。ノンタイアップですが、好セールスを記録しました。楽曲は1997年にリリースされたアルバム『BOLERO』に収録されており、ベストアルバムにも収録されています。また、この楽曲の売上が、同年に起こった阪神淡路大震災の義援金として全額寄付されております。

 『シーソーゲーム』はサックス等も交えたバンドサウンドです。楽曲およびMVともに英国の音楽ユニットElvis Costello and the Attractionsから大きく影響を受けております。MVに関してはパロディーのようなものになっております。余談ですが、この『シーソーゲーム』をきっかけに、私自身がエルヴィス・コステロに興味を持つようになりました。

 『シーソーゲーム』の音域的な特徴についてです。まず、以前申し上げましたとおり、Mr.Childrenのシングル曲は音域が広めのものが多い傾向にあります。この『シーソーゲーム』についてもやはりそうです。それ故に、キーを調整することにはあまり向きません。カラオケや歌唱の練習などを考える際は、そうした点も考慮に入れておくと便利です。





 さて、『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。以下、見ていきます。

 まず、同曲の地声最高音hiBはCメロで登場します。一般的には高い音階ですが、1か所ですので頑張って歌唱してみるのもよいかもしれません。ただ、後述しますように、シーソーゲームはサビが意外にしんどいです。キーを下げるのもよい選択肢だと思います。

 さて、サビについてですが、hiAが最高音にになります。hiAと聞くと滅茶苦茶高いキーというわけではないのですが、音源に忠実に歌唱しようすると、意外と余裕がありません。例えば、【君はあm2F#[い]m2G#[まい]F#[な]hiA[リアク]F#[ション]さ】と来て、すぐに【友人の評価はイマイチでも】と続きます。場合によっては、キーを下げることも考えてください。原曲キーから2~3程度下げるとかなり歌いやすくなると思います。そうした中で、少しずつ練習を重ねキーを上げていくのもアリだと思いいます。

 先にも述べましたが、『シーソーゲーム』は音域がやや広めの楽曲です。キー調整をする際は、とりわけCメロの低音部などが出にくくなる可能性があります。楽曲の質などを考えても初心者向きの作品ではありませんので、歌い慣れていない人は別の曲で練習した上で、この『シーソーゲーム』にチャレンジするのが吉だと思います。

 ちなみに、この『シーソーゲーム』を女性歌手の絢香さんがカバーしております。音域はmid1D#(D#3)~hiD#(D#5)になります。一般的にはしんどいキーだと思いますが、興味を持たれた女性は楽曲を探してみるのもよいかもしれません。



『しるし』(Mr.Children)の音域

 こんにちは。今回はMr.Childrenの『しるし』(2006)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回もリクエストによる選曲です。

 なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源がフル公開されておりません。よって、当ブログにおいても、ショートバージョンの動画を添付いたします。ご了承ください。


『しるし』(Mr.Children)、Shirushi


【地声最低音】mid1C(C3)  

★最初からこうなこm1C[とが]決まっていたみたいに


【地声最高音】hiB(B5)  ※転調後ラストサビ(+1)

★くhiB[る]hiA[お]m2F#[し]hiA[く] hiB[せん]m2F#[め]いに


【裏声最高音】hiA#(A#5) ※通常サビで登場

★「半信半疑=きm2F#[ずつ]m2G#[か]m2F[ない]為の予防線」hiA#裏[を] 





【補足】mid2FhiAの注意箇所

m2F[ぐ]ちゃ[ぐ]ちゃに[ま]るめて捨てる(Aメロ)
★ちんもm2F[く]の歌F[に]乗って(Bメロ)

★ダーリンm2G[ダー]m2F#[リン](転調後ラストサビ) 
★いm2G[ろん]hiA[な]m2F#[角]度から
★共に生m2F#[き]m2G[れ]F#[ない]日が来たって
★僕のきhiA裏[おく]を埋めつくす


『しるし』(Mr.Children)









 まず、『しるし』についてです。この楽曲は、2006年に4人組バンドMr.Childrenによりリリースされたシングル作品です。翌年にリリースされたアルバム『HOME』、またベストアルバムにも収録されております。タイアップとして、日本テレビ系ドラマ『14才の母』の主題歌に起用されました。

 『しるし』は演奏時間が7分を超えるバラード作品になっております。ドラマの主題歌ということもあり、AメロBメロサビ転調サビというドラマティックなメロディー展開です。アレンジにもピアノやストリングスが用いられている点も、ドラマや映画の主題歌らしいといえます。

 『しるし』の音域的な特徴についてです。AメロBメロについては、サビへの準備段階ということでややキーが低めです。一番高いところでmid2Fになります。難所と言えるのは、やはりサビでこの辺りからhiA#等の音も登場し始めます。一般的にはやや高めのキーもございますが、高音域がある程度得意な方には楽しめる楽曲と言えるかもしれません。



 さて、『しるし』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3) ~【地声最高音】hiB(B5)、【裏声最高音】hiA#(A#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。以下、見ていきます。

 まず、この楽曲はラストのサビで転調し、キーが1つ上がります。転調前のサビでは1回だけ地声のhiA#が登場し、それ以外はmid2F~mid2G#辺りが中高音域として登場します。楽曲全体を通して、hiA以上のキーをそこまで多くないのですが、ロングトーンが多く、その点で少し難易度が高いといえます。

 地声最高音hiBはラストのサビで登場します【くhiB[る]hiA[お]m2F#[し]hiA[く] hiB[せん]m2F#[め]いに】。この辺りが難易度が高い難所と言えます。1回だけの登場ですので頑張って声を張るのも良いかもしれません。ただ、一般的にはやはり少し高いキーですので、高音域が辛いときはキーを下げてもよいと思います。ただ、楽曲のニュアンスを考えると、少し苦しいぐらいのキーに最高音を設定した方が上手く表現できると私は考えております。目安としては、原曲から1~2程度下げて最高音をhiA(#)あたりにしてもよいのではないでしょうか。

 一方、『しるし』は音域がやや広めな楽曲であり、キーを大きく下げて練習することなどにはあまり向かないといえます。普段歌い慣れていない人は、別の曲で練習した上で、この楽曲にチャレンジするのがよいのではないかと思います。これは、Mr.Childrenのバラード作品、ドラマなどの主題歌作品の一つの特徴とも言えます。初心者泣かせとも言えるかもしれません。


『口笛』(Mr.Children)の音域

 こんにちは。今回はMr.Childrenの『口笛』(2000)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。

 なお、この楽曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルなどでMVが公開されておりません。よって、当ブログにおいても添付動画はありません。ご了承ください。


『口笛』(Mr.Children)、Kuchibue


【地声最低音】lowG(G2)  

★頼り無くlowG[ふ]たつ並んだ不揃いの影が(Aメロ)
lowG[で]こぼこの[ま]ま膨らんだ君への想いは


【地声最高音】hiA(A4)  ※サビとCメロ

★途切m2F#[れ]hiA[ない]m2G[よ]F#[う]に(サビ)
★どんな場面もふhiA[たり]m2G[な]m2F#[らわ]らえますように

★こhiA[ど]m2G[も]m2F#[の]G[こ]F#[ろ]に(Cメロ)
★ほhiA[ら い]m2G[ま]m2F#[目]F#[ま]G[え]F#[で 手][ひ]ろげている



【補足】mid2F#mid2G辺り

★永遠に祈る様に遠く 響かm2F#[せ]るよ(Bメロ)
m2G[さ]m2F#[あ 手]を繋いF#[で] ぼくらの現在が(サビ)
★その全てで僕m2F#[は]生きm2G[返]2F#[る]

『口笛』(Mr.Children)









 まず、『口笛』について説明します。この楽曲は2000年に4人組バンドのMr.Childrenによりリリースされたシングル作品です。アルバム『Q』に収録されています。タイアップなどはありません。
 楽曲としては、やや緩やかなテンポのポップなラブナンバーです。音域は広めですが、カラオケなどで歌いたいという人も多いのではないかと思います。



 さて、『口笛』の音域についてですが、【地声最低音】lowG(G2)~【地声最高音】hiA(A4)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高く、また音域が広めであります。以下、見ていきます。

 まず、低音部分についてですが、一番低い場面でlowGとなります。私自身はこの楽曲についてはメロディーをしっかり覚えていたつもりなのですが、低音部を楽器で弾きながら細かく見ていくと、微妙にずれていたようです(私が覚えていたメロディーだとmid1Aが最低音でした)。やや微妙な点なのであまり気にする必要はないと思いますが、Aメロの低音部が少し歌いにくいです。lowの音階が難しい場合はmid1Aなどで代用しても違和感は少ないと思います。カラオケなどでは減点されると思いますが…。

 高音域については、最高音がhiAになります。やや高い音階で、歌い慣れた人であっても届きにくいかもしれません。そうした場合はキーを下げても良いと思います。ただ、hiAは各サビで2回ずつなので、エグイほど高音域というわけではありません。キーを下げる場合は、原曲キーよりも2程度下げると良いです。ただ、『口笛』は低音域がキツめなので、あまり下げる余地は多くありません。場合によっては、低音部が苦しくなる可能性もあります。

 『口笛』は音域がやや広めです。よって、キーを下げて練習するといったことにはあまり向きません。mid2G辺りまでこなせる段階になってから、チャレンジした方が良いのではないかと私は考えております。普段歌い慣れていない人が練習するのには、あまりお勧めできない楽曲と言えると思います。

 『口笛』はAメロが低音域で、Bメロサビと少しずつ音域が高くなっていきますが、こうした楽曲の場合は初心者にはあまり向かないものが多い印象です。「原曲だとサビが出にくく、キーを下げるとAメロが出ない」ような状況に陥りやすいです。
 一方で、ドラマや映画のタイアップ曲などはそうした「Aメロが低くくて、サビが高い楽曲」が抑揚が効いていて、作品を盛り上げるのに多いイメージです。ヒット曲にもそうした作品が多くなりがちです。その辺がカラオケなどで悩ましい点だと思います。

 




 

『himawari』(Mr.Children)の音域と感想

(2019/11/30)地声最高音に抜けてる部分がありましたので一部加えております。

 こんにちは。今回はMr.Childrenの『himawari』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『himawari』(Mr.Children)


【地声最低音】mid1A(A2)  

mid1A[や]さしさの[死]に化粧で 笑ってるように見せてる(Aメロ)
[き]みの覚悟が分かりすぎるから 僕はそっと手を振るだけ


【地声最高音】hiA(A4)  

mid2F#[そ]hiA[んな]mid2G[き]みに[僕]は恋してた(サビ)
★嵐が去ったあとm2G[の]G[だ]hiA[ま]m2F#[り] (ラストサビ)




【補足】mid2F#mid2Gの箇所

★いつも 透き通るほどmid2F#[真][直]ぐに(サビ)
★明日へ漕ぎだすmid2G[き]mid2F#[み]がいる
★綺麗で 苦しmid2F#[く]mid2G[な][oh][~]
★誰かにあmid2F#[わ]mid2G[て生][きる][と](Cメロ)
★実はそんなに深く考mid2F#[え]ていやしないこと
★思いを飲みmid2G[込]mid2F#[む][美][学]
★邪(よこしま)にただ生きていmid2F#[る]
mid2F#[そ]hiA[んな]mid2G[き]みを[僕]は [ずっ][と](ラストサビ)

『himawari』(Mr.Children)









 まず、『himawari』についてです。この楽曲は2017年に4人組バンドMr.Childrenによりリリースされたシングル作品です。その後リリースされたアルバム『重力と呼吸』に収録されています。この楽曲は、映画『君の膵臓をたべたい』のために書き下ろされた作品です。
 『himawari』はMr.ChildrenのYouTube公式チャンネルでMVが公開されており、約1800万回もの再生回数を記録しています。また、Live版の動画も700万回もの再生回数を記録し、その人気の高さがうかがえます。

 『himawari』のサウンドについてです。バンドサウンドとストリングスを交えたアレンジになっています。Mr.Childrenは近年は第5のメンバーと言われたプロデューサーの小林武史さんから離れ、セルフプロデュースを行うようになっています。『himawari』についてはストリングスを重用するなど、小林武史さんのようなアレンジも見られます。これは映画の主題歌ということもあると思います。一方で、やや複雑なコードなどはあまり見られなくなっている印象です。
 歌メロディーについてはAメロ、サビ、Cメロという形です。これはまでは間にBメロを挟むことが多かったイメージですが、この辺もセルフプロデュースの影響があるのかもしれません。また、コードとも絡みますが、転調なども行われていません。展開はドラマティックだと思いますが、小林武史さんの頃と比較して、やや落ち着いているニュアンスです。
 個人的にはサビを中心にドラムのリズムパターンが非常に耳に残ります。ただ、私自身が不勉強である故に、具体的に説明することが出来ません。この点は、また少しずつ勉強していけたらと思います。

 『hirmawari』の歌詞についてです。どこか失恋めいた歌詞内容です。前向きでひたむきな君との別れがほのめかされています。そうした「君」の姿勢に対して、どこか「前向き」になれない「僕」が描き出されます。「透き通るほど真っ直ぐに 明日へ漕ぎだす君をみて 眩しくて 綺麗で 苦しくなる」というフレーズはそうした感情を象徴していると思います。

 こうした前向きになれない主人公「僕」の感情は多くの人の共感を呼ぶのではないかと思います。特にCメロの歌詞は自分を持てない「僕」というものが強く表現されています。「諦めること 妥協すること 誰かにあわせて生きること」などを見て、私はそう解釈しました。後ろ向きな表現ですが、「諦めず、妥協せず、自分の考えに従って生きていく」ようなことは美しく凛々しく見えますが、誰しもできることではありません。そうした多くの人の中にある「僕」を、櫻井和寿さんは上手く切り取っていると思います。ちなみにタイトルの『himawari』は『君』への比喩だと思います。
 

 

 さて、最後に『himawari』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A(A2) ~【地声最高音】hiA(A4)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。

 まず、地声最高音のhiAですが、基本的に各サビで1回(ラストは3回)登場します。この音階ですが、高音域が苦手な人は歌い慣れても難しいかもしれません。原曲では櫻井和寿さんは地声で発声されています。
 このhiAですが、場合によっては裏声で対処しても良いと思います。サビで1か所程度ですので、他の部分が確実に歌いこなせていれば、この箇所を裏声で歌ってもあまりニュアンスが崩れないのではないかと思います。ただhiAは「絶対に出ない」と言えるほど、滅茶苦茶に高いキーではないですので、時々チャレンジしてみると良いと思います。少しずつ慣れていくことで到達できる人も出てくるかもしれません。

 Mr.Childrenの楽曲の特徴の一つとして、比較的音域が広めであることが挙げられます。これは同期として活躍するスピッツなどとは異なる点です。音域が広い分、振れ幅が大きいため、ドラマティックな展開や盛り上がりの強さが期待できます。ただ、音域が広い故に、歌い慣れていない人がキーを調整して練習するにはあまり向かない可能性も高いです。
 この『himawari』も低音域がmid1Aなどかなり低めですので、キーを下げると低音部がかなりしんどくなります。故に、キーを下げて練習することにはあまり向きません。もしキーを下げて練習する場合、Aメロなどで声が出にくくてもあまり気にしない方がいいと思います。基本的には、他の楽曲で歌い慣れて、mid2F,mid2G辺りの音階にメドが付き始めた頃に、この『himawari』に挑戦すると良いのではないかと私は考えています。

『Tomorrow never knows』(Mr.Children)の音域と感想

 こんにちは。今回はMr.Childrenの『Tomorrow never knows』(1994)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。
 なお、Mr.Childrenの公式チャンネルでは、MVではなくライブ版の動画が公開されています。よって、当ブログにおいても『Tomorrow never knows』ライブ版の動画を添付します。

『Tomorrow never knows』(Mr.Children)


【地声最低音】mid1F(F3)  

mid1F[分]かり合[え]た友の愛した女(ひと)mid2F[で]さえも


【地声最高音】hiB(B4)  ※ラストサビは転調で+2

hiB[oh] mid2G[oh] 手を伸ばそmid2F#[う](転調後サビ)
mid2F#[だ]mid2G[れ]hiA[か][た]hiA[め]hiB[に][生き][み][た]って



【補足】その他の注意点(mid2FhiA

★とどまる事を知らない時間の中で mid2F[い]くつもの(Aメロ)
★無邪気mid2F[に]人を裏[切]れる程mid2G[何もか][も]を欲しがっていた(Bメロ)
★この長い旅路(たmid2F[び]じ)のどこかで(Cメロ)
mid2F#[果]mid2G[て]hiA[し]hiA[い や][み][の][こ]うに(転調後サビ)
★誰も知るこmid2G[と]mid2F#[のな]い明日へ

『Tomorrow never knows』(Mr.Children)










 まず、『Tomorrow never knows』についてです。この楽曲は1994年にMr.Childrenによりリリースされたシングル作品です。フジテレビ系ドラマ『若者のすべて』主題歌としてのタイアップが付き、270万枚を超える大ヒットを記録しました。Mr.Childrenの代表曲として、この『Tomorrow never knows』が上がることはあまり無いイメージですが、ミスチルの最大のヒットシングル曲になります。
 ちなみに英国の伝説的ロックバンドのザ・ビートルズにも同じ名前の曲がありますが、サイケデリックロック、電子音楽、インド音楽などのアレンジで、ミスチルのそれとは大きく異なります。気になった方はそちらも視聴してみると良いかもしれません。

The Beatles Tomorrow Never Knows


 『Tomorrow never knows』のサウンドについてです。この楽曲ではやはりイントロのピアノが印象的です。恐らく小林武史さんの発案だと思います。ミスチルのサウンドにおける小林武史さんの貢献は、初期の作品やドラマのタイアップ作品などでは特に大きいと思います。
 イントロのピアノなども好きなのですが、個人的にはAメロ、Bメロで流れるエレキギターのクリーンな音色が特に耳に残ります(1番で顕著)。『Tomorrow never knows』は楽曲の展開がドラマティックでありますので、そうした側面でのエレキギターの貢献はあまり大きくありませんが、単純に音色が非常に美しいです。
 また、歌メロディーについては、ラストのサビで転調し、キーが2つ上がります。ドラマの主題歌ということもありますが、非常にドラマティックな展開です。楽曲全体が非常に美しいメロディーで、作曲を担当する櫻井和寿さんのソングライティングの高さがうかがえます。




 さて、最後に『Tomorrow never knows』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3) ~【地声最高音】hiB(B4) でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。

 まず、『Tomorrow never knows』は最後のサビで転調が行われ、キーが通常のサビよりも2つ上がります。地声最高音のhiBはこのラストサビの場面で登場します。ラストのサビは一般的な男性の場合、かなりしんどい音域です。このhiBは裏声でも良いかもしれませんが、原曲のニュアンスとはかなり変わってしまうように感じます。

 ゆえに、高音部分が高いと感じられる場合は、やはり無難にキーを下げる方が一般的です。一般的な男性の場合は、大体原曲よりも3つ程度下げると良いと思います。最高音がhiBからmid2G#に変わります。
 ミスチルの楽曲は音域が広いものが多いイメージですが、この『Tomorrow never knows』に関しては音域がそこまで広いわけではありません。よって、キーを下げても低音部がキツイといったことが起こりにくい楽曲です。そうした意味では、『Tomorrow never knows』はミスチル作品の中ではキー調整しての練習が行いやすい楽曲の一つかもしれません。ラストのサビでリズムが難しい場面もありますが、練習曲の一つとして考えてみても良いと思います。
 ただ、原曲キーで歌いこなすのは、かなりの努力を要する難しい楽曲であるということは留意しておいてください。声が高くない人などにとってはとても難しい楽曲です。