J-POPの音域を詳しく調べる

J-POPを中心にボーカルの音域(キー)をそこそこ詳しく、細かく調べていきます。最高音や最低音以外も表記してます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

『Sunflower (feat. 夏背.)』(Orangestar)の音域

こんにちは。今回はOrangestarの『Sunflower(feat. 夏背.)』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『Sunflower (feat. 夏背.)』(Orangestar)
『Sunflower (feat. 夏背.)』(Orangestar)









【地声最低音】mid1C#(C#3)  

★m1D#[すき]間からm1C#[漏]れる星明かりが【Bメロ】 
★m1D#[ぼ]んやm1C#[りと貴]方の顔を照らすように

★海のm1C#[揺]らめきと【サビ】


【地声最高音】hiD#(D#5)  

★思hiC#[い]hiD#[出す]C#[の]hiA#[はあ]B[な]A#[たの]【サビ】
hiD#[う]hiC#[み]の揺らめhiA#[き]m2G#[と]【ラストサビ】

※裏声でも良いと思います


【補足】mid2F#hiC#を含むフレーズ一覧

★地球m2F#[の]F#[吸だ]hiA#[け]m2G#[ぇ]【サビ】
★思いhiC#[出す]hiB{の]hiA#[はあ]B[な]A#[たの]ぉ 


※サビの終わりの[oh oh~]はm2G#~hiB、ラストサビではhiC#も追加


 まず、Orangestar(オレンジスター)さんについて少し説明します。蜜柑星PことOrangestarさんは2013年に『ノラボク』を投稿し、ボカロPとして活動を開始します。使用ボカロとしてはIA(イア)を多く使っております。『イヤホンと蝉時雨』が初のミリオン再生を記録し、以後も多くのヒット曲を生み出していきます。代表的な作品としては、『アスノヨゾラ哨戒班』、『Alice in 冷凍庫 』、『 DAYBREAK FRONTLINE』などが挙げられます。私自身は、『 Henceforth』という曲も好きです。2017年には雪ミク2017の公式テーマソングで作詞作曲を担当されております。

 
 さて、『Sunflower (feat. 夏背.)』についてです。同曲は、2020年にOrangestarさんによりリリースされました。ボーカルはボカロではなく、イラストレーターの夏背さんが担当しております(作詞も担当)。余談ですが、Orangestarさんは夏背さんとの結婚を発表されております。

 『Sunflower (feat. 夏背.)』はギターをメインとした切ないナンバーです。アルペジオを主体としており、私はどことなく『禁じられた遊び』などが想起させられました。歌メロについては、AメロBメロサビといった形でありますが、全体の流れがスムーズです。
 歌メロの音域については、とりわけ低音域が低く、その点で苦戦する女性が多いかもしれません。

 

 さて、『Sunflower (feat. 夏背.)』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも高めであり、音域が広いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiD#についてはサビで登場します。大体各サビ1回ずつです。楽曲の特性上、hiC#,hiD#辺りは裏声でも良いかもしれません。高音域が苦手な方は裏声を試してみてください。

 『Sunflower』は音域自体が広く、とりわけ低音域が広いです。そのため、一般的な女性がキーを下げる余地は殆どないです。楽曲としてはある程度歌い慣れた人向けの作品といえるのではないかと思います。

 同曲は、非常に美しい曲ですが、広い音域が高いハードルとなります。ただ、私個人としては非常に耳に残る作品でした。高音域が得意な男性もお奨めしたいです。男性の場合は、サビでの裏声が必須になると思います。





『Universe』(Official髭男dism)の音域

 こんにちは。今回はOfficial髭男dismの『Universe』(2021)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲ですが、自選曲としてもリストアップしておりました。


『Universe』(Official髭男dism)
『Universe』(Official髭男dism)









【地声最低音】mid1G#(G#3)  

m2G#[未]m2F#[来]がどうとか m1G#[理]想がどうとか 【Aメロ】
m1G#[ブ]ランコに揺られふと考えてた

★タ日に急かされm2G#[伸]m2F#[び]た影をm1G#[見]つめ【Bメロ】
m1G#[しゃがん][分]m2G#[か]m2F#[るは]ずなくても探した

★わm2F#[ら]ってm1G#[泣い]て こF#[たえ]G#[知]って【通常サビ】


【地声最高音】hiD(D5)  

★(いつの日も野に咲く) hiD[ユ]hiC#[ニ]D[バース]【ラストサビ[転調+1]】

※曲全体で1回。転調前の通常サビではhiC#,hiCのコンボ


【裏声最高音】hiD#(D#5) 

★行っhiC[た]hiA#[り]hiD#裏[た]hiC#[り]C[し]C#[て]【Cメロ】

※曲全体で1回


【補足】mid2GhiC#を含むフレーズ一覧

☆拍手も声もなくhiC#[未]hiC[来][は] C#[Oo]h,【2番サビ】

★はhiC[しゃい]hIA#[で]m2G#[る]姿は【Cメロ】
★巡る過去m2F#[の]向こうかm2G#[ら][み]hiA[は]

★暗hiA[いここ]A[に]やっhiB[て]A[き]た流A[星]【ラストサビ[転調+1]】 
hiA[きょ]m2G[う]は帰ろう
hiA[た]m2G[だ]一つだけ A[Yeah]

※☆の部分は通常のサビです、hiC#のフェイクとコンボになりますので、記載しました。


 まず、『Universe』(ユニバース)についてです。この楽曲は、2021年にロックバンドOfficial髭男dismによりリリースされたシングル作品です。現在は配信でのリリースであり、2月にCDシングルでのリリースが予定されております。
 同曲は、アニメ映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』のために書き下ろされました。映画は今年3月公開予定です。

 『Universe』はアップテンポのシティポップです。どことなくジャジーなアレンジもなされており、オシャレです。シティポップに親しんだ方には懐かしさを覚えるナンバーかもしれません。私自身もアレンジが非常に耳に残りました。同曲はラストのサビで転調が行われ、キーが1つ上がります。カラオケなどでは気を付けてください。



 さて、『Universe』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiDはラストのサビで登場します。曲全体で1回ですが、hiC#とのコンボであり、ロングトーンです。通常のサビではhiC#が最高音となります。この辺りは一般的な男性の音域よりも高いですので、キーを下げた方が歌いやすいです。

 『Universe』は低音部分に余裕があり、キー調整はしやすいです。キー調整に抵抗が無ければ、歌いやすいレンジが見つかると思います。ただ、歌い慣れていない人の場合、少し難しい部分が出てくるかもしれません。その点は、留意しておいてください。

 同曲は、①音域が広くなく、②キーが高めという特性を備えております。よって、原曲キーで歌唱する際はある程度持久力も求められます。記載はしておりませんが、曲は、全てのフレーズでmid2F以上の音階が登場します。それらを踏まえた上で、練習に努めてください。

 ちなみに、『Universe』は、音域的には男性よりも女性に歌いやすいです。一部高い部分もありますが、女性の皆さんも選択肢に入れてみてください。



『main actor』(美波)の音域

こんにちは。今回は美波さんの『main actor』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。


『main actor』(美波)、main actor(Minami)
『main actor』(美波)









【地声最低音】mid1F#(F#3)  

★テレビの前でまた同じようなニュースm1F#[み]ながら【Aメロ】

※mid2Aに置き換えても違和感は少ないです


【地声最高音】hiF#(F#5)  

★ゆhiD地[る]F#[し]hiG[て]hihiA裏[お]hiE地[く][れ]hiF#地[よ]【ラストサビ】

※ラストのサビで1回だけ。地声の高音としてはhiDが多いです。


【裏声最高音】hihiA(A5) 

★こんhihiA[な]hiF#[ぼ]hiE[く]hiD[だけどさ]【ラストサビ】
★あhiG[いし]hihiA[てお]hiE[く]hiD[れよ] 

※ラストのサビで3回登場


【補足】hiBhiGを含むフレーズ一覧

★待hiD裏[っ]hIC#[てい]たんだ【サビ前】

hiE裏[ひ]hiD[と]E[つだ]hiF#[け]×4【サビ】
★僕がこhiD地[こ]hiC#[に]いる証hiB[明を]
★ぼくだっhiB[て]ぇ そhiD[れ]hiE[が]hiF#[何]D[か]

★やっぱ僕hiB[は]ぁこhiF#裏[ん]hiE[な僕]D[だ]E[か]D[らさ]【ラストサビ前】

hiE[ぼ]hiD[く]hiG[にし]hiF#[か]【ラストサビ[3:59辺り]】


 まず、『main actor』(メインアクター)についてです。この楽曲は、2017年に女性シンガーソングライターの美波さんによりリリースされたシングル作品です。インディーズ時代の作品であり、メジャーデビュー後、2019年にリリースされたシングル『カワキヲアメク』にも収録されております。
 同曲は、2018年に美波さんのYouTube公式チャンネルでMVが公開され、2021年1月現在、1600万回以上の再生回数を記録しています。

 『main actor』はゆったり目のテンポのバンドナンバーです。1番のAメロで語りが入ります(この部分は今回の音域調査には含めておりません)。サビでは裏声が多用され、ラストサビにはhihiAなどかなりの高音域が登場します。音域は高めなのですが、裏声の練習には良いと思います。地声最高音はhiF#ですが、ラスト1回だけであり、曲全体ではhiDが多く見られます。




 さて、『main actor』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiF#(F#5)、【裏声最高音】hihiA(A5)で歌メロディーが構成されております。地声については一般的な女性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiF#はラストのサビで1回だけ登場します。登場回数としては少ないですが、終盤ここぞの場面で登場し、しかもロングトーンになります。一般的な女性の音域としては高いですが、しっかり歌いこなしたいところです。このhiF#を除くと、hiDが比較的多く登場します。一般的な女性の場合は、少しキーを下げた方が歌いやすいです。

 同曲は、サビを中心に裏声が多用されております。ラストのhihiAなどが登場し、かなり高いですが、裏声の練習には向いているのではないかと思います。裏声は地声よりも広がりやすいですので、少しずつ練習を重ねてください

 『main actor』は音域自体はかなり広いですが、低音部分は図で示すほどは辛くありません。よって、キーを調整する余地があります。ある程度歌い慣れた人であれば、キー調整も可能だと思います。一方で、歌い慣れていない人の場合は、キーを調整しても歌いにくい部分が出てくるかもしれません。その点は留意しておいてください。
 私なりのイメージですが、美波さんの作品は全体としてキーが高めのものが多いです。歌い慣れていない人の場合は、他の歌手も練習曲の選択肢に入れた方がよいかもしれません。一方で、高音域などが得意な方には特におすすめしたい歌手の一人です。

 美波さんはロック色が強い歌唱でもありますので、意外と男性でもはまりやすいのではないかと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。



管理人プロフィール

もりっしー

北九州市近郊に在住するギター初心者。

「気になる歌の音域データ、感想」を述べていくブログです。

【好きなもの】音楽(特に80年代~のポストパンク、邦楽ロック)/漫画/地理/炭酸飲料

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