J-POPの音域を詳しく調べる

J-POPを中心にボーカルの音域(キー)をそこそこ詳しく、細かく調べていきます。最高音や最低音以外も表記してます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

『ギリギリchop』(B’z)の音域

 こんにちは。今回はB'zの『ギリギリchop』(1999)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『ギリギリchop』(B’z)、GiriGiri Chop(B'z)
『ギリギリchop』(B’z)









【地声最低音】mid1G(G3)  

★世紀末の流行色[ぅぅ]m1G【Aメロ】


【地声最高音】hiE(E5)  

★じゃないとすhiA[ぐ]hiB[につ]hiC[ぶ]hiD[れ]hiE[る]【ラストサビ】
★ぼhiA[く]hiB[の]hiC[ばあ]hiD[いは][ぁ]hiE[あ] 


【補足】mid2G(一部略)hiDを含むフレーズ一覧

m2G[全部はおまえにゃあわせら]m2F#[れ]ないF#[よ]【Bメロ】 
★がっかりさせてごm2F#[めんねなんてネ]m2G[ぇ]

hiA[ギ][ギリ]hiC[けの上を行く]ようA[に] 【サビ】
hiA[フ][フラ][たっ]hiC[て]hiB[いい][じゃ]ないA[か]
hiA[だい]じょ[うぶ] [く]hiB[の]hiC[ばあ]hiD[いは]C[ぁ]A[あ]

※【コソコソ笑われるぞオマエ】は大まかにしか分からないのですが、hiC~hiC#
※アウトロの一番高いところがhihiA


 まず、『ギリギリchop』(ぎりぎりちょっぷ)についてです。この楽曲は、1999年にロックバンドB'zによりリリースされたシングル作品です。アルバム『Brotherhood』および、ベストアルバムなどにも収録されております。『Brotherhood』のVersion 51は同じ楽曲なのですが、シャウトなどが微妙に異なっております。興味のある方は聴き比べても良いかもです。
 同曲は、テレビアニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマとしてタイアップが付きました。アニメを見ていた人にとっては非常に思い入れがあると思います。

 『ギリギリchop』はアップテンポのハードロックナンバーです。AメロBメロサビといった形で作られており、その点では馴染みやすいと思います。ちなみに、アルバムバージョンでは、米国ロックバンドMr.Bigのビリー・シーンと故パット・トーピーがリズム隊を務めております。
 音域については、男性曲としてはかなり高めに作られております。私自身もこの曲はカラオケなどで歌唱したことがあるのですが、ラストサビ前の【コソコソ笑われるぞオマエ】の部分が特に難しいと感じました。




 さて、『ギリギリchop』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiEはラストのサビで2か所登場します。ここはしっかり出せれば確かにカッコイイのですが、多少曖昧になっても目立ちにくいと思います。個人的には、このhiEよりもhiD,hiC辺りがしっかり歌えている方が形になりやすいです。キー調整などをする際は、このhiDを目安とした方が良いと思います。
 hiEにしてもhiDにしても男性の音域としてはかなり高いですので、一般的にはキーを下げて歌唱した方が歌いやすいです。キー調整する際は、自分の使える音域ギリギリ位に高音を設定した方が原曲のニュアンスに近づきやすいと思います。

 『ギリギリchop』の音域についてですが、低音部分に余裕があるため、キー調整はしやすいです。ただ、ボーカルのニュアンスなどを考えると、先にも述べたように、自分の使える高音ギリギリくらいに設定した方が原曲のニュアンスに合いやすいです。よって、キー調整をするにしても、やはりある程度歌い慣れておく必要があります。

 『ギリギリchop』は難易度がかなり高い楽曲なのですが、歌いこなせると非常にカッコイイと思います。男性もですが、女性でロック系のボーカルが合いやすい方などにもお奨めしたいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
 



『ハルカ』(YOASOBI)の音域

こんにちは。今回はYOASOBIの『ハルカ』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。
 なお、今回は地声最高音がやや見分けにくいと感じました。あくまで目安として考えて下さい。カラオケなどでは、それぞれが歌いやすい範囲で地声と裏声を使い分けると良いと思います。

『ハルカ』(YOASOBI)、Haruka(YOASOBI) 
『ハルカ』(YOASOBI)









【地声最低音】mid1G(G3)  

m1G[お]もい出すのは G[出]会った日のこG[と]【Aメロ】
m1G[わ]すれることhiA[な]い君の笑顔


【地声最高音】hiD#(D#5)  

★思い出があhiC#[ふ]hiB[れ]C#[出]hiD#[し]C#[て]くる【1番サビ】
hiC#[し]hiB{あ]C#[わ]hiD#[せ]hiF裏[なん]だよ

★いつhiC#[ま]C#[も][み][あ][ます]hiD#[よう]C#[に]【2番Bメロ】

※hiD#は裏声でも良いです。ラストのサビではhiEになりますが、こちらは裏声感が少し強いです。


【裏声最高音】hiF#(F#5) 

★流した涙hiC#[も]hiF#[ほ]hiD[ら]【ラストサビ[転調+1]】

※ラストのサビで登場します。転調前の通常サビはhiF


【補足】hiB(一部のみ)hiFを含むフレーズ一覧

★きhiA#[み]のたいせhiC裏[つ]hiC#[が]hiD#裏[せ][が]【2番Bメロ】
あの日のようにえhiC[が]hiF裏[お]hiD[で]

★思い出がhiD[よ]hiC[み]D[が]hiE裏[えっ]D[て]B[る]【ラストサビ[転調+1]】
hiE[だ]hiD[れ]にも見hiC[え]hiB[な]いところで 
hiE裏[こ]hiC#[み]hiD[上]E[げ]C#[て]hiB[く]
hiE裏[お]hiC#[も]hiB[い]はただ ありがとう
hiD[い]hiC#[つ]までhiB[も] C#{あ]D[わ]hiE裏[せ]



 まず、『ハルカ』についてです。この楽曲は、2020年に2人組音楽ユニットYOASOBIによりリリースされた配信シングル作品です。2021年にリリースされたEP作品『THE BOOK』に収録されております。同EPには、『夜に駆ける』、『群青』などかこの配信シングル曲が収録されております。
 『ハルカ』は、ラジオ番組でYOASOBIと放送作家・鈴木おさむさんが共演し、それをきっかけに鈴木さんが書き下ろした『月王子』を原作にして制作されました。
 
 『ハルカ』はミドルテンポのポップナンバーです。ラストのサビでは転調が行われ、サビのキーが1つ上がります(厳密には、AメロBメロから通常サビにかけても転調が行われています)。親しみやすいメロディーなのですが、サビメロの音程が意外と取りづらいと私は感じました。原曲を聴いて、しっかり練習を重ねてください。
 



 さて、『ハルカ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiD#ですが、通常のサビで登場します。ボーカルのikuraさんは地声と裏声の差が分かりにくいため、あくまで目安と考えて下さい。人によってはhiC,hiC#辺りまでを地声にして、hiD#を
を裏声にしても良い
と思います。
 原曲キーの場合、目安としてですが、hiC#~hiD位まで地声で歌えると、安定しやすいのではないかと思います。高い声が苦手な方は少しキーを下げても良いと思います。

 『ハルカ』についてですが、サビで高めの音が多く登場し、裏声を上手く使いこなすことが求められます。ボーカルのikuraさんはhiE~hiFくらいまでは「息漏れの少ない裏声」を駆使しており、地声に近い力強さやニュアンスを生み出しております。初めは「息漏れの多い裏声」でも良いと思います。少しずつ練習を重ね、地声感の強い裏声に近づけていってください。

 『ハルカ』は低音に少し余裕があるため、キー調整は可能ですが、大きな調整には向きません。また、サビでは裏声が多く用いられるため、ある程度歌い慣れておく必要があると思います。キー調整をしても難しいと感じられた場合は、別の易しめの曲と並行して練習してください。
 私自身は、『ハルカ』はサビの音程が若干取り辛い印象を感じました。ただ、リズムやテンポなどはYOASOBIの他の曲と比べて取りやすいと思います。



『月光花』(Janne Da Arc)の音域

 こんにちは。今回はJanne Da Arcの『月光花』(2005)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『月光花』(Janne Da Arc)、Gekkouka(Janne Da Arc)
『月光花』(Janne Da Arc)









【地声最低音】mid1F#(F#3)  

★悲しげに咲く花に 君のおm1F#[もか]げを見た【Aメロ】
m1F#{夜]に揺られて m1F#[溜][息]一つ【Bメロ】 


【地声最高音】hiA(A4)  

★月のm2F#[か]hiA[ら]m2G[を][あ]F#[め]【サビ】

※曲全体で8回です。

【補足】mid2F#mid2Gを含むフレーズ一覧

★堕ちたはm2E{な]m2F#{び]【Bメロ】

m2G[ゆ]m2F#[め][か]ざり眠る【サビ】
m2G[あ]m2F#[の][ろ]へ還F#[れ]G[な][い]

m2F#{い]まはもう君[は]m2G[い][な]m2F[い]F#[よ]【2番サビ】


 まず、『月光花』(げっこうか)についてです。この楽曲は、2005年に5人組ロックバンドJanne Da Arc(ジャンヌダルク)によりリリースされたシングル作品です。アルバム『JOKER』や、シングルコレクションにも収録されており、ジャンヌのシングル作品としては最高売上を記録しています(次点は『振り向けば…/Destination』になります)。

 同曲は、手塚治虫さんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『ブラックジャック』のオープニング曲としてタイアップが付きました。同曲はアニメへの書き下ろしではなく、元々、前作のアルバム『ARCADIA』の頃から存在していた曲だそうです。そうしたこともあってか、アニメのオープニング
では、歌詞がシングル版と一部異なっており
ます。アニメファンなどはカラオケの際には気を付けられてください。
 余談ですが、私自身は『ブラックジャック』が非常に好きな漫画であり、アニメも視聴しておりました。同アニメを見ていた人にとっては思い入れの強い作品でもあると思います。

 『月光花』はストリングスなどが用いられたバラード作品です。私は同バンドの全ての曲を把握しているわけではないですが、『月光花』はJanne Da Arcの作品としてはやや異色なのではないかと思います。私なりの印象では、ジャンヌはもっとバンドサウンドやテクニカルな演奏がが前面に出たアレンジのものもが多いと考えております。



 さて、『月光花』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAはサビで複数回登場します。また、hiA以外にもmid2Gなども多く登場します。このhiAやmid2G辺りをしっかり歌いこなせることが、同曲を歌いこなす肝になります。
 このhiA辺りは一般的な男性の音域よりもキーがやや高めですので、少しキーを下げてもよいです。原曲キーから2つ程度下げて歌唱すると合いやすいのではないかと思います。

 『月光花』は音域自体は広くなく、キー調整もしやすいです。キー調整に抵抗がないのであれば、歌い慣れていない人向けの調整も可能だと思います。バラードなのでややリズムがとりにくい部分もあるのですが、練習曲としては比較的使いやすいです。

 『月光花』は原曲キーの場合は、サビでは高めの音が連続します。ただ、当ブログで過去に取り上げた『DOLLS』(過去記事)『桜』(過去記事)と比べると、『月光花』サビが長くなく、hiAの登場回数も少ないので、取っつきやすいのではないかと私は分析しております。また、AメロBメロとサビでメリハリが利いているので、その点でも歌いやすい印象です。




管理人プロフィール

もりっしー

北九州市近郊に在住するギター初心者。

「気になる歌の音域データ、感想」を述べていくブログです。

【好きなもの】音楽(特に80年代~のポストパンク、邦楽ロック)/漫画/地理/炭酸飲料

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