J-POPの音域を詳しく調べる

J-POPを中心にボーカルの音域(キー)をそこそこ詳しく、細かく調べていきます。最高音や最低音以外も表記してます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

2019年06月

『幸せ』(back number)の音域と感想

 こんにちは。今回はback numberの『幸せ』(2011)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。
 back numberは前々回『SISTER』を取り上げたのですが、その後『幸せ』へのリクエストがありましたので、今回取り上げることにしました。
 『幸せ』はベストアルバムにも収録されている楽曲ですが、カップリング曲であることもあり、MVや音源が公式チャンネルにアップロードされていません。よって、当ブログにおいても添付動画などはございません。ご了承ください。


『幸せ』(back number)、Shiawase

【地声最低音】mid1B(B2)  

★ほん[と]うはもう知ってたの


【地声最高音】hiA(A4)  

★あなたが恋に落ちてゆmid2F#[く] [そ]mid2G[の]hiA[よ][こ][で][わ][た][は](Bメロ)
★何にも気mid2F#[付]かないでわhiA[らう]m2G[あ][な]たの
★よmid2F#[こ]mid2G[か]hiA[ら][背]中押す[か]ら(サビ)
★どこかで手F#[は]G[打]hiA[てな][かっ][た]のかな(Cメロ)
★私がえmid2F#[ら]mid2G[ん][で]望んでhiA[恋][し][たん][だ][から]


【補足】

★そっとあなたに恋をしてmid2F#[い]たの(Bメロ)
★横顔m2F#[を]m2G[ず]m2F#[っ]と見ていまし[た]
★最mid2F#[初]から [あな]mid2G[た][の][あ][わ]せしかね[が][っ][て]いないから(サビ)
★それがたとえわ[た]しじゃ[な]ーいとしても ちゃんと最後[は] 
★誰よりもmid2F#[し]mid2G[あ][わ]せにしてあげ[てー]
★こんなに好mid2F#[き]mid2G[に][な]る前[に](Cメロ)
★かF#[な]G[わ][な]くても気持ちが伝えられなくても
★本m2F#[[当]m2G[だ][よ]


『幸せ』(back number)









 まず、『幸せ』についてです。この楽曲は2011年にback numberによりリリースされたシングル『はなびら』の中に収録された楽曲です。ちなみにこのシングルは、back numberにとっては記念すべきメジャー1枚目です。『幸せ』はアルバム『スーパースター』のラストナンバーとして収録され、ベストアルバム『アンコール』にも収録されました。そうした意味では隠れた名曲といった位置づけなのかもしれません。

 『幸せ』のサウンドについてです。この楽曲の編曲はback numberと新屋豊さんによってなされています。新屋さんがストリングスアレンジを担当しています。back numberは近年は『ヒロイン』、『ハッピーエンド』、『瞬き』、『HAPPY BIRTHDAY』など冬の名曲を連発していますが、そうした人気曲のアレンジの萌芽がこの『幸せ』にはあるのではないかと思います。ストリングスアレンジも印象的ですが、バンドの演奏も負けないくらいに存在感を発揮しております。前奏のギターリフなどが印象に残ります。

 歌詞についてです。以前に、『ハッピーエンド』という楽曲をレビューしましたが、歌詞の世界観としては『ハッピーエンド』と近いと思います。自分が引き下がることにより「相手の幸せを祈る」という形です。ただ、この『幸せ』は『ハッピーエンド』よりも好きな相手との距離が遠い印象があります。
 いずれにしても非常に切ない歌詞内容です。「あなたの背中を押す」と言いながら、全体として「あなた」への未練を感じさせます。また、「女性から男性に向けた楽曲」という点でも特徴的であると思います。




 最後に『幸せ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2) ~【地声最高音】hiA(A4) でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも少し高いです。

 『幸せ』は地声最高音がhiAという点で少し難易度が高いと思います。このhiAの箇所は裏声で対処しやすい場面もあります。ただ、Cメロの『hiA[恋][し][たん][だ][から]ぁ』は地声で歌わないと楽曲のニュアンスが変化してしますと思います。原曲キーでチャレンジするならば、できればhiA辺りまで地声で歌えた方が良いと思います。

 hiAは声質によっては努力しても届かないという人も居ると思います。よって、キーを下げるということを考えておいてもよいと思います。一般的な男性の場合、原曲キーから1~2程度下げると歌いやすくなると思います。これにより、最高音がmid2G#(mid2G)に設定されます。

 また、『幸せ』はmid2F#,mid2Gといった音階が頻出します。hiAが難しいとしてもmid2F#,mid2Gといった音階を練習するのには非常に良い楽曲であると思います。ただ、音域自体は狭いわけではなく、また低音部もあまり余裕がありません。その点で、普段歌い慣れていない人にとっては練習曲としてはあまりお勧めできないかもしれません。その点は留意しておいてください。



『おしゃかしゃま』(RADWIMPS)の音域と感想

 こんにちは。今回はRADWIMPSの『おしゃかしゃま』(2009)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。

『おしゃかしゃま』(RADWIMPS)、Oshakashama


【地声最低音】mid1E(E3)  

★神様に気付いたらなってたの 何様な[の]さ(Aメロ)


【地声最高音】mid2G#(G#4)  

mid2F[だから何だっ]mid2G[て]mid2G#[言うん][だ][ぁ](サビ)


【裏声最高音】hiA#(A#4) 

★いけmid2F[な]hiA#[い]hiA[な]mid2G[ら][ば ど]こに(Cメロ)


【補足】

★一mid2F[体どうなって]mid2G[るんダ・ヴィン]2F[チ](Bメロ)
mid2F[来世があったって 仮に無くたって](サビ) 
★ならば mid2F[どう]mid2G[れ][いい?](Cメロ)


『おしゃかしゃま』(RADWIMPS)










 まず、『おしゃかしゃま』についてです。この楽曲は2009年にRADWIMPSによりリリースされたアルバム『アルトコロニーの定理』に収録されている作品です。アルバムのリード曲になります。
 『おしゃかしゃま』はMVが制作され、RADWIMPSのYouTube公式チャンネルでも公開されております。2019年4月現在、4000万回もの再生回数を記録しています。映画『君の名は』に提供した楽曲を除けば、この『おしゃかしゃま』が最も再生されている作品ということになります。

 『おしゃかしゃま』のサウンドについてです。まず、イントロのエレキギターが非常に印象的です。このイントロはボーカルの野田洋次郎さんが紡ぎ出したものだそうです。楽曲全体を通して非常にテクニカルな演奏だと思います。個人的にはAメロのギターやベースの動きも好きです。
 メロディーについては、非常にテンポの速く、韻を踏んだ節回しで成り立っています。RADWIMPSの楽曲はラップ・ロック(ミクスチャーロック)などのジャンルに分類されることが多いですが、『おしゃかしゃま』はまさにそうしたラップ、ヒップホップなどの要素を持ったラッドらしいメロディーでもあると思います。カラオケなどで歌唱するのはかなり骨が折れると思います。
 
 歌詞についてですが、タイトルの『おしゃかしゃま』とあるように「神様」といったワードから膨らませた歌詞内容になっております。私なりの解釈ですが、序盤では「神様」というものを生み出した人間の好き勝手さが嘆かれるように歌われており、中盤では現世に嫌気が差した主人公の姿が描かれております。歌詞の終盤では厭世的だった主人公が前向きに道を探っていくフレーズが垣間見えます。全体として非常によく出来た歌詞だと思います。





 さて、『おしゃかしゃま』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】mid2G#(G#4) 、【裏声最高音】hiA#(A#4)でメロディーが構成されております。おおよそ一般的な男性の音域の範囲内であると思います。
 
 まず、『おしゃかしゃま』は非常に速いラップのようなメロディーテンポですので、音域自体は広くありません。地声最高音がmid2G#なので、サビが辛いという人も居ると思います。声が低い人はキーを下げるなり対応しても良いと思います。

 一方、原曲キーで歌唱する場合は、mid2F,mid2Gといった音階が頻出します。サビは基本的にmid2F,mid2G,mid2G#の3音で構成されます。この辺りの音階は、歌い慣れていない人だとスムーズな発声が難しいキーでもあります。故に、練習を重ねることでmid2F等の音階を淀みなく歌いこなせるようにしてください。この辺りの音階であれば、一般的な男性の場合は届きうる範囲であります。

 『おしゃかしゃま』の難しい点は音域よりもむしろ、メロディーテンポに合わせて歌唱することだと思います。非常に速いテンポの楽曲です。
 一般的には、『おしゃかしゃま』を原曲のテンポで完全に歌い切るのはかなり難しいと思ってください。ライブ映像などを拝見しても、野田さん自身もCDのままで歌唱していません。たとえば、サビは原曲のまま歌うと、ブレスを入れるタイミングがほとんど無いです。

 対策としてはメロディーの一部で少し妥協して、ブレスを入れることです。サビの部分で言えば、「生まれ変わったって 変わらなくたって んなこたぁどうだっていいんだぁ」という2番目のフレーズの最後、「ぁ」の部分を妥協して無理矢理ブレスを入れます。
 原曲では「ぁ」の部分にも音符(mid2F)が割り当てられており、省略すると原曲と少しニュアンスが変わります。しかし、現実的にCD通りに歌い切るのは難しいので、ここ1音を省略して、ブレスを入れてください。ライブなどでは野田さんはそうした方法を使っているようです。
 逆に、呼吸に自信がある方は、サビの最初から最後までぶっ通しで歌うか、どこか上手いタイミングでブレスを入れてください。

 非常に難しい楽曲ですが、歌えると間違いなくカッコいい楽曲だと思います。当然ですが、歌詞はしっかり覚えておくことも肝要です。



ブログへの『メッセージ(お問い合わせ)』について(読者の皆様へ)



 いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。今日は一つお知らせがあります。

 初投稿よりもうすぐ5か月になります。当ブログへ『コメント』や『メッセージ』を届けてくれる方も少しずつ増えてきました。ありがとうございます。非常にモチベーションになります。

 お知らせというのはその『メッセージ』についてです。私が運営しているブログは設定上、『メッセージ』に対して、返信を行うことが出来ないようです。正確に申し上げると、返信を行うことも可能なのですが、「メールを通して」の返信になるようです。『メッセージ』を頂いた方に対しては、こちらから返信することが出来ずにいます。大変申し訳ありません。

 もし私からの返信が必要な場合は『メッセージ』ではなく、『コメント』の欄に書き込みをしていただくようにお願い申し上げます。『コメント』は現状、公開設定になっております。『メッセージ』も使用いただけますが、ブログの設定上こちらから返信などを行うことは出来ません。よろしくお願いします。

 当ブログは現在(2019/06/21)、『お問い合わせ』や『メールフォーム』などの設置をしておりません。問い合わせ先のメールアドレスなども近いうちに設置しようと考えております。

 終わりに、普段、当ブログにアクセスしていただきありがとうございます。コメント、メッセージを下さる方々にも感謝でいっぱいです。至らない点もございますが、少しずつブログの質を向上させていこうと思います。ありがとうございました。


(2019/07/22)
※『メッセージ』という名称を『お問い合わせ』に変更しました。これで、『コメント』との混同が起こりにくくなると思います。返信が必要なお問い合わせの際は、メールアドレスの記載をお願いします。



もりっしー 



『SISTER』(back number)の音域と感想

(2020/08/01)MVがフル公開されましたので、添付いたします。

 こんにちは。今回はback numberの『SISTER』(2015)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。
 なお、back numberのYouTube公式チャンネルで公開されている音源はフル音源ではありません。よって、当ブログで添付する動画もショートバージョンとなります。ご了承ください。


『SISTER』(back number)


【地声最低音】mid1A#(A#2)  

★君は気付かないふりして [た]かく帆を張って渦の中へ(Aメロ)


【地声最高音】mid2G#(G#4)  

★目を閉mid2F[じ]mid2F#[て]mid2G#[分][に](Bメロ)
mid2G#[乾]2F#[い]2F[た][う][み]をお[よいで] [き][ず][つい]hiA裏[て]また(サビ)
m2F#[地]mid2G#[下]hiA#裏[て]つの[ま][に][う]hiA#裏[つ]hiB[り][込]G#裏[む](Cメロ)
2F[疲]2F#[れ]m2G#[切っ][た][さ][か][さ][の][き][み]が 君[のた][め]にこのうhiA#裏[た][を][歌]ってる


【裏声最高音】hiC(C5) ※各サビで2回登場

hiA#裏[き]hiC裏[み]hiB[はま][た]光をはm2F[な]って[ゆ]m2F#[く](サビ)


【補足】

★たmid2F#[たかう為]mid2F[に理解]して砕いて本[当][は][い]たくて(Bメロ)
2F[だ]F#[い][じょう]ぶ 言[い][き][か][た]


『SISTER』(back number)










 まず、『SISTER』についてです。この楽曲は2015年にback numberによりリリースされたシングル作品です。編曲は蔦谷好位置さんとback numberにより行われています。
 『SISTER』は大塚製薬の「ポカリスエットイオンウォーター」のCMソングとして、タイアップがつきました。清涼飲料水系のCMは音楽のタイアップとしてしばしば注目されます。特にポカリやアクエリアスなどのスポーツ飲料系は音楽のタイアップとして大きな影響を与えている印象です。最近、ZARDの『揺れる想い』(1993)がリバイバルで起用されていますが、1990年代のポカリスエットのCMソングも、当時大きな話題を呼んだようです。
 
 『SISTER』のサウンドについてですが、アコースティックギター、ピアノ、ストリングなどを用いた非常に爽やかな楽曲です。夏を感じさせるアレンジです。エレキギターの音色もクリーンな音色が見られます。個人的には、Mr.Childrenのようなサウンドを連想します。
 メロディーについては、Aメロ⇒Bメロ⇒サビとホップステップジャンプしていくJ-POPらしい展開がなされています。Bメロからサビにかけて、特に爽快さが感じられます。

 次に、歌詞についてです。まずタイトルの『SISTER』ですが、一般的な意味としては「姉妹」となりますが、「女性」を意味するニュアンスもあります。「女性の親友」「おじょうさん」などの意味もあるようです。よって『SISTER』は(特に女性に向けた)応援歌といった意味があるのだと思いまっす。ポカリスエットのCMということもあり、非常にマッチした歌詞内容なのではないでしょうか。
 ちなみに私は、この楽曲を歌詞も見ずに聴いたときはラブソングなのだと思っていました。back numberがラブソングのヒット曲を連発していることもあるのかもしれません。




 さて、『SISTER』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#2) ~【地声最高音】mid2G#(G#4) 、【裏声最高音】hiC(C5)でメロディーが構成されております。
 添付の画像を見ると非常に音域が広いですが、地声の音域については赤い丸で囲まれた範囲で、おおよそ一般的な男性の音域の範囲内に当たります

 hiCという音階が気になりますが、地声最高音はmid2G#ですので、歌い慣れた人であれば届きうる音階です。Bメロ、サビ、Cメロでは地声はmid2G#,mid2F#といった音階が頻出します。『SISTER』はこの音階を確実に歌いこなせているか、チェックするのに良い楽曲だと思います。

 一方で、『SISTER』は音域自体は広めの楽曲です。よって、「キーを下げる」など練習曲としてはあまり向かないと思います。私が練習曲として向いていると考える楽曲は、「音域が狭く、キーが高くない、アップテンポ気味~ミディアムテンポの楽曲」がです。その点で、私は『SISTER』は練習曲としてはあまり適切ではないと考えます。ただ、カラオケなどで比較的歌い慣れている人にとっては良い練習曲、課題曲になると思います。

 『SISTER』は「おおよそ」一般的な男性の音域でありますが、厳密には男性の音域よりは少し高いです。この楽曲のキーが高いと感じる方は、原曲から1~2程度キーを下げると良いと思います。それにより、地声の最高音がmid2G,mid2F#に設定されます。BUMP OF CHICKENなどの楽曲のキーが丁度良い人は、こちらの設定の方が歌いやすいと思います。



『グッドバイ』(サカナクション)の音域と感想

 こんにちは。今回はサカナクションの『グッドバイ』(2014)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。

『グッドバイ』(サカナクション),Good Bye(Sakanaction)


【地声最低音】mid1C(C3)  ※2番のみ

★ここに立って [す]ぐに変わってしまうだろう


【地声最高音】hiA#(A#4)  ※ラストサビ

★世界からhiC裏[何]hiA#裏[を]hiA地[歌うん]hiA#[だ][ろう] [yeah]



【裏声最高音】hiC(C5) ※ラストサビで2箇所

★世界からhiC裏[何]hiA#裏[を]hiA[歌うん]mid2G[だ]mid2F[ろう](ラストサビ)


【補足】

hiA[グッ]mid2F[ドバイ] hiA[世]mid2G[界][から知]ることもでき[ない](サビ)
mid2F[不][しかかな][来]へ舵を切る

アウトロでhiFの裏声がロングトーンで登場します。音域には含めていません(後述☆)

『グッドバイ』(サカナクション)









 
 まず、『グッドバイ』についてです。この楽曲は2014年にサカナクションがリリースしたシングル作品です。『ユリイカ』との両A面でリリースされました。ノンタイアップの楽曲です。
 『グッドバイ』はレコード会社およびサカナクションのYouTube公式チャンネルでもそれぞれMVが公開され、合計で約800万回もの再生回数を記録しています。ノンタイアップであることなどを考えると、人気がある作品なのではないかと思います。最近発売されたサカナクションのオリジナルアルバム『834.194』にも収録されております。

 さて、『グッドバイ』のサウンドについてです。サカナクションはエレクトロニカとロックバンドの融合したサウンドが特徴的でありますが、『グッドバイ』ではバンドの側面が強く出ている作品だと思います。テンポはかなり緩やかです。ギターの音色については、私個人がパッと頭に浮かんだのはU2かコールドプレイでした。他にドンピシャで近い音色のミュージシャンが居そうな気もしますが、まず連想したのはその2組です。個人的には大好きなギターサウンドです。キーボードはアウトロで印象的な活躍します。

 歌詞についてですが、別れとまだ見ぬ新しい世界への旅立ちが歌われています。サカナクションのフロントマン山口一郎さんはこの『グッドバイ』を作ったとき、解散を考えたそうです。歌詞の内容を見ると、そういう解釈もできうると思います。
 個人的に好きだと思った歌詞は「世界には見ることもできない 不確かな果実の皮を剥く」という箇所です。同じフレーズで「不確かな未来へ舵を切る」という言葉が出てくるのですが、そのフレーズの対として「不確かな果実」という言葉を選んでいる点が面白いと思いました。絵が思い浮かび、イメージが出来る点も良いです。




 さて、『グッドバイ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3) ~【地声最高音】hiA#(A#4) 、【裏声最高音】hiC(C5)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域より高いです。

 サビの中心はhiA(A4)という音階です。このキーをボーカルの山口一郎さんは力強く歌唱しております。故に原曲キーでチャレンジする際は、hiAの音階を地声である程度歌いこなすことが必須になると言えます。私がしばしば紹介する「高音域は裏声で対処する」という方法は、『グッドバイ』の場合はあまり向かないと思います。

 一般的な音域の男性の場合、原曲キーより2程度下げるという方法がオーソドックスな対処方法だと思います。これにより、地声最高音がmid2G#に設定されます。

 ☆余談ですが、この『グッドバイ』はアウトロで、裏声を用いたロングトーンが登場します。音階はhiFです。ただ、歌詞の無い場面であり、歌メロと連続性もないため、『音域』の範囲内には含めておりません。恐らく、カラオケ等で採点されることもないと思いますが、興味を持たれた方は参考にされてください。



管理人プロフィール

もりっしー

北九州市近郊に在住するギター初心者。

「気になる歌の音域データ、感想」を述べていくブログです。

【好きなもの】音楽(特に80年代~のポストパンク、邦楽ロック)/漫画/地理/炭酸飲料

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