J-POPの音域を詳しく調べる

J-POPを中心にボーカルの音域(キー)をそこそこ詳しく、細かく調べていきます。最高音や最低音以外も表記してます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

2020年04月

『ゆめくいしょうじょ』(米津玄師)の音域

 こんにちは。今回は米津玄師さんの『ゆめくいしょうじょ』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。

 なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。代わりに、ボカロ曲『沙上の夢喰い少女』のセルフカバーということもあり、巡音ルカバージョンのMVを添付いたします。

※当ブログでこれまで取り上げてきた米津さんの作品についてはこちらを参考下さい⇒米津玄師の楽曲音域一覧

『ゆめくいしょうじょ』(米津玄師),Yumekui Shoujo(Kenshi Yonezu)


『ゆめくいしょうじょ』(米津玄師)









【地声最低音】mid1D(D3)  

★ブーゲンビリアの花が咲いた 給水塔の上m1D[で](Aメロ)
m2D[ああ] [り]m2E[ん]D[か]くを失ってしまm1D[った](Cメロ)


【地声最高音】hiA(A4)  ※各サビで1回ずつ

★痛いの痛m2F#[い]m2G[の]ぉ飛んhiA[で]G[いけ](サビ)
★その涙でm2F#[む]m2G[ね]がいhiA[た]F#[ぁい]G[ぃの](ラストサビ)


【補足】mid2D(一部略)mid2G辺りの注意箇所

★コウノトリは あかんm2E[ぼ]うを連れ去り消えた(Bメロ)

★君の悪いm2F#[ゆ]m2G[め]ぇも(サビ)
m2G[や]m2F#[す]m2E[ら]かな歌声を

★君だm2D[け]にこも[り]m2E[う]D[た]m2G[を](Cメロ)

★側にいてm2E[お]m2F#[く]m2G[れ](ラストサビ)
★この朝にふF#[た]m2G[り]

※ボカロ作品としての『沙上の夢喰い少女』の音域はmid2C~hiGとなります。


 まず、『ゆめくいしょうじょ』についてです。この楽曲は、2017年にシンガーソングライターの米津玄師さんによりリリースされたシングル作品『ピースサイン』のカップリング曲として収録されております。
 『ゆめくいしょうじょ』の原曲は、2010年に米津さん自身がボカロPハチ名義でリリースした『沙上の夢喰い少女』であります。本作は米津さん自身がセルフカバーしたものであります。

 『ゆめくいしょうじょ』はピアノを基調としたバラード作品です。ピアノは東京事変のキーボードとしても活躍されている伊澤一葉さんが担当されております。私自身も、ピアノの間奏などが非常に耳に残りました。
 ボカロ作品の『沙上の夢喰い少女』はミディアムテンポのバンド曲です。よって、アレンジとしては、ボカロ曲としての原曲『沙上の夢喰い少女』と、セルフカバー『ゆめくいしょうじょ』ではかなり異なっております。

 『ゆめくいしょうじょ』の歌メロについてですが、AメロBメロサビといった形で馴染みやすいのではないかと思います。歌メロも非常に美しいですので、多くの人に届きうる作品なのではないかと思います。
 音域的な特徴についてですが、高音部分はやや高めですが、低音部分に余裕が少しありますので、キーを下げて歌唱すると歌いやすくなると思います。



 さて、『ゆめくいしょうじょ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりやや高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAは各サビで1回ずつ登場します。また、mid2Gなどの中高音がサビで登場します。mid2F#,mid2G,hiA辺りがサビの目立つ部分で登場しますので、その辺りが上手く歌えるかどうかが試されます。
 hiA部分辺りは一般的な男性の音域よりやや高いですので、歌いにくいと感じられる場合は、キーを少し下げてもよいです。目安としては、原曲キーから1~2つ程度下げるとよいのではないかと思います。

 『ゆめくいしょうじょ』は低音部分に少し余裕がありますので、キーを下げて歌唱することも可能です。ある程度歌い慣れた人であれば、キーを調整すれば歌いこなせる可能性が高いのではないかと思います。 
 一方で、歌い慣れてていない人などは、キーを下げても歌いにくい部分も出てくるかもしれません。「キーの調整は可能であるが、歌い慣れていない人の場合、難しい部分もある」といったところだと思います。キーを調整しても難しい場合は、別の曲で練習して再チャレンジするのもアリです。

 『ゆめくいしょうじょ』はシングル曲のような派手さはないですが、メロディーなどが非常に美しいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてもよいと思います。

※当ブログでこれまで取り上げてきた米津さんの作品についてはこちらを参考下さい⇒米津玄師の楽曲音域一覧


『永遠の不在証明』(東京事変)の音域 / 映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』主題歌

 こんにちは。今回は東京事変の『永遠の不在証明』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲ですが、私自身もリストアップしていた作品でもあります。
 ちなみに、東京事変の曲を当ブログで取り上げるのは、今回が初になります。椎名林檎さんの作品については、これまで少しずつですが、取り上げております。


『永遠の不在証明』(東京事変)、Eien no Fuzaishoumei(Tokyo Jihen)

『永遠の不在証明』(東京事変)










【地声最低音】mid1E(E3)  

★引き金を引いた途端立ち現m1F#[わ]m1E[る] F#[し]m2F#[く]空虚な

※Aメロで繰り返し何度も登場します


【地声最高音】hiD(D5)  

hiD[宇]hiB[宙]hiA#[の仕]hiA[組み]G[は未]

※ラストサビで2回だけ登場します。


【補足】mid2F#(一部略)hiBの注意箇所

★そのしm2F#[んそう]top m2G[se-][-cret]F#(サビ直前)

★さあかm2G#[く]hiA[し]hiB[通]A[せ]よ 
★一層じm2G[つ]hiA[全]G[部]真っ黒だろうけど
hiB[う]hiA#[そ]B[吐]A#[く]A#[え]B[ら]
★台hiB[本]hiA#[書き]hiA[続]m2G[ける]m2F#[か]釈明しようか



 まず、東京事変(とうきょうじへん)について少し説明します。東京事変は、2003年に女性シンガーソングライターの椎名林檎さんを中心に結成された5人組のロックバンドです。ジャンルとしては、ロックなものから、ジャズ色の強いもの、ファンクなど様々ですが、全体としてバンドとしての心地よさが感じられるものが多いです。
 椎名林檎さん自身は初期はロック色の強い作品が多かったのですが、近年はそれに留まらない作風になっております。私なりのイメージですが、椎名林檎さんの初期作品が好きな人は、東京事変の方が好きな作品が多いのではないかと考えております。ちなみに、東京事変には、椎名さんの初期作品のアレンジを務めた亀田誠治さんもベーシストとして参加しております。

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 さて、『永遠の不在証明』についてです。この楽曲は、2020年にロックバンド東京事変によりリリースされたミニアルバム『ニュース』に収録されております。同アルバムは収録曲5曲を、メンバーが1曲ずつ作曲しており、『永遠の不在証明』は椎名林檎さんが作曲を務めております。作曲をフロントマンのみが務めることが多い昨今、意外と珍しいのではないかと思います。アレンジは東京事変でクレジットされております。
 『永遠の不在証明』は、劇場版の『名探偵コナン 緋色の弾丸』主題歌として書き下ろされた作品です。映画自体は新型コロナウイルス感染症の流行で延期となりましたが、今後、映画を媒体として耳にすることも増えてくるのではないかと思います。

 さて、『永遠の不在証明』はアップテンポのアヴァンポップです。「暗躍モノのアニメ」の主題歌ということもあり、ダーク感が非常に強いです。こうした点は東京事変もそうですが、椎名林檎さんの強みといえます。歌メロはAメロBメロサビという馴染みやすい形で作られていますが、やや取っ付きにくい部分も多いのではないかと私自身は考えております。

 


 さて、『永遠の不在証明』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも広めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1EはAメロで登場します。この楽曲はラストがAメロで終わりますので、地声最低音も意外と重要になってきます。一般的な女性の声域よりも低めですので、しっかり練習を重ねたいところです。

 地声最高音hiDはラストのサビで2回だけ登場します。登場回数としては少ないですが、高音域が辛いと感じられる方は、裏声気味に歌唱しても良いのではないかと思います。各フレーズ1音ですので、裏声でも目立ちにくいです。

 『永遠の不在証明』は音域自体は広めであり、キーの調整の余地は少ないです。その点で、歌い慣れていない人向けには融通が利きにくいです。ただ、通常サビではhiBが最高音になりますので、サビ部分はそこまで歌いにくいわけではないです。低音部分が目立つ場面も多いですので、低音域が苦手な方はキーを上げるのも選択肢です(歌い慣れている人の場合)。

 この楽曲は、カラオケなどでも盛り上がる類の作品とは言い難い部分もありますが、今後映画の公開とともにファン以外にも広く知られていくのだと思います。個人的には非常に癖になる作品です。



『Speaking』(Mrs.GREEN APPLE)の音域

 こんにちは。今回はMrs.GREEN APPLEの『Speaking』(2015)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『Speaking』(Mrs.GREEN APPLE)

『Speaking』(Mrs.GREEN APPLE)










【地声最低音】mid1D(D3)  

★ねえ聞かm1D[せ]て D[君の]好きな歌はなD[に]

※Aメロで多く登場します


【地声最高音】hiB(B4)  

m2F#[寂]m2G[しく]hiA[なっ]たりhiB[するん]A[だ] F#[ah] ah ah

※サビの直前で1回登場


【裏声最高音】hiD(D5) ※サビで登場します

hiA[だけど]m2G[も]F#[は]G[な][し]hiD裏[て]A[よ]


【補足】mid2F#hiB辺りの注意箇所

★心臓のblueを隠さずm2F#[には]m2G[な][し]をしよう(Aメロ)
hiA[イェ]m2G[ェ]m2F#[ェ]ぇイ A[起]F#[き]A[て]F#[寝]A[て](Bメロ)
hiA[先生]m2F#[でも]m2G[何]A[にも]G[知]F#[ら]ない(サビ)

★愉快に朝まで踊りまm2F#[しょ](Cメロ)
m2F#[いっ]m2G[た]F#[い 誰]G[の]hiA[な]にに届いてるの?
m2F#[お]hiA裏[し]hiB[え]A[な][きゃ]転んF#[じゃう]様で
★誰m2F#[も] 知hiB裏[ら]hiA[な]m2F#[い]君を

※☆の部分は歌詞表記ではyeahですが、音階を表記しにくいのでイェエエイにしております。


 まず、『Speaking』についてです。この楽曲は、2015年にロックバンドMrs.GREEN APPLEによりリリースされたシングル作品です。記念すべきデビューシングルになり、アルバム『TWELVE』に収録されました。アニメ『遊☆戯☆王ARC-V』エンディングテーマとしてのタイアップが付き、アニメを視聴していた方には記憶に残っている楽曲かもしれません。

 『Speaking』はアップテンポのバンドナンバーです。私なりのイメージですが、最近の作品よりも、バンド感が強いように感じます。明るめの楽曲で、元気を貰えるナンバーです。
 一方で、演奏時間は4分弱と比較的短めです。その中で、パートが目まぐるしく変化していくのは、現在までのミセスにも顕著に見られる傾向なのではないかと思います。

 『Speaking』の音域的な特徴ですが、音域が広めで、裏声の部分が広いです。この辺りはボーカルの大森さんらしい部分でもあると思います。低音部分に余裕がありますので、キーの調整は可能ですが、歌い慣れた人向けの曲といえます。




 さて、『Speaking』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiBはサビの直前で登場します。曲全体で2回登場します。hiBも重要なのですが、『Speaking』ではサビ等を含めて、hiAが頻出します。こちらのhiAをしっかり歌唱できることが特に重要なのではないかと思います。
 この辺りは、ミセス大森さんの得意のキーですが、一般的には高めです。一般的な男性の場合は、キーを少し下げた方が歌いやすいです。目安として、原曲キーから2~3つ下げると良いのではないかと思います。

 『Speaking』は音域が広めの作品ですが、低音部分に余裕があるためキーの調整は可能です。ただ、Aメロでは最低音が頻出するため、キーを大きく下げる余地は少ないです。キーを下げて歌唱するとしてもある程度歌い慣れた人ではないと難しいと思います。
 歌い慣れていない人が練習曲として使用することも可能であるかもしれません。ただ歌いにくい場合は別の曲を探して練習するのも選択肢です。

 『Speaking』はアップテンポの明るいバンドナンバーで、カラオケなどでも盛り上がりやすいと思います。難易度としては、やや高いですが、興味を持たれた方は是非挑戦してみてください。

『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)


『パラボラ』(Official髭男dism)の音域【MV公開】 / 『カルピスウォーター』CMソング

(2020/04/15) 初投稿
(2020/04/27)MVが公開されたので添付しました
(2020/07/19)表記に一部ミスがありましたので修正しました

 こんにちは。今回はOfficial髭男dismの『パラボラ』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。当ブログがこれまで取り上げたヒゲダンの音域一覧についてはこちらをご覧ください。

 
『パラボラ』(Official髭男dism),Parabola

『パラボラ』(Official髭男dism)










【地声最低音】mid1F(F3)  

m1F[だ]んボールm2F[だ]らけか[ら]幕開hiC[け]hiA#[た日]hiA[々]は(Aメロ)
★そうm2F[ぞ]m2G[う]F[よ]りも m1F[す]こしだけ

m1F[期]待感と不m2F[安]感が(Bメロ)
m1F[た]がい[ち]がいいに歩きm2F[出し]た(サビ)

※楽曲全体で多く登場します


【地声最高音】hiC(C5)  

★追い越すm2F[よう]な軌跡をえhiC地[がい]hiA#[て]hiA[みせる]A#[よ](サビ)
m2F[は]hiC地[なっ]hiA#[て]A[みせる]A#[よ] (ラスト)


【裏声最高音】hiD(D5) 

m2G[まだと]hiD裏[お]G[くで] hiC#裏[確]F#[かで] (サビ)
★どっかのm2F#[僕]がまhiA#[よ]hiC[わ]hiA[な]A#[い]hiD[よ]m2G[うに](ラスト)


【補足】mid2F(一部略)hiA#の注意箇所

★一文m2F[字目を書き]m2G[足]F[すよう]にしF[て](Bメロ)
★混m2G#[ざっ]m2F#[た]インクにひF#[たし]G#[た]F#[こ]ろで


hiA#[ぼ]hiA[く]m2G[の]m2F#[りょう]G[あ]A[し]A#[は](サビ)
hiA#[どん]hiA[な]m2G[み]m2F[ら]いのm1F[アス]m2F[ファ]ルト
 m1F[踏]みしめていm2G[くん]m2F#[だろう]
m2F[ぼや]けてF[る]m2G[り]m2G#[そう]G[ぞ]F#[う]G[も]
hiA#[いつ]hiA[かきっ]A#[と] 
★まばm2F[ゆ]m2G[い]F[ひか]hiA[り] (ラスト)


 まず、『パラボラ』についてです。この楽曲は、2020年に4人組ロックバンドOfficial髭男dismによりリリースされた配信シングル作品です。今のところ、フィジカルでのリリースはありません。
 『パラボラ』はアサヒ飲料のブランド『カルピスウォーター』のCMソングとして書き下ろされました。夏らしさや夢などを想起させるサウンド、歌詞になっております。

 『パラボラ』は夏らしさなどを想起させる爽やかなミディアムナンバーです。サビの途中から四つ打ちのリズムに代わり、ゆったりとした歌メロでありながら、どこかリズミカルな印象があります。

 歌メロについては、AメロBメロサビという馴染みやすい形で作られております。音域的な特徴として、私自身が感じたのは、地声最低音であるmid1Fが楽曲全体を通して多く登場する点です。
 ヒゲダン藤原聡さんは空に突き抜けるような高音域が印象的です。一方で、mid1Fなど低音部分が多く登場することで、サビに歌詞にある【互い違いに歩き出した僕の両足は】のような、地面を踏みしめて一歩一歩進んでいくイメージを作り上げているのではないかと私は考えております。
 タイトルの『パラボラ』とは「放物線」を意味しますが、歌詞の中にはいずれも登場しません。ただ、サウンドや藤原さんのボーカルには「青い空」や、「空を突き抜ける飛行機雲」などを想起させられます。
 「大地と空が上手くバランスよく合わさった」ような作りになっているのではないかと思います。



 さて、『パラボラ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1Fについてです。この音階はAメロBメロだけでなく、サビなどにも多く登場します。ヒゲダンの作品はボーカルの高音域が印象的ですが、この楽曲ではそれだけでなく、低音部分をしっかり意識していくことも重要です。

 さて、地声最高音hiCについてはサビで登場します。登場回数としては、各サビで1回ずつとそこまで多くはありません。ただ、サビはmid1F~hiCまで広い音域が使われておりますので、その点で難易度が高いように感じます。
 hiCは一般的な男性にとっては高い音階ですので、キーを下げることも選択肢に入れてください。原曲キーから4つ下げて、mid2G#辺りを最高音に設定するのが一つの目安になるのではないかと思います。

 『パラボラ』は音域自体はめちゃくちゃ広いわけではなく、低音部分に余裕があります。よって、キーを下げて練習することも可能です。ただ、この楽曲では地声最低音が多く登場します。よって、キーを下げすぎると低音部分が歌いにくく感じるかもしれません。その点は留意しておいてください。
 ある程度歌い慣れた人であれば、キーを調整すれば対処しうるのではないかと思います。原曲キーで歌唱するのであれば、当然難易度が高いです。



『思い出は奇麗で』(Aimer)の音域

 こんにちは。今回はAimerさんの『思い出は奇麗で』(2018)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。

 なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源がフル公開されておりません。添付されている公式動画は2番を省略した1番とCメロサビに編集された動画にになります。ご了承ください。


『思い出は奇麗で』(Aimer)、Omoide ha Kirei de

『思い出は奇麗で』(Aimer)










【地声最低音】mid1G(G3)  

m1G[し]ろい靴が泥だらけでも(Aメロ) 
★あなたの呼m2G[ぶ]声 夕飯のにおいと伸びてゆくm1G[影]


【地声最高音】hiC(C5)  ※サビおよびCメロで登場

★おhiA[も]hiB[い]hiC[出]A{は きれ]B[い]だ(サビ)
★あこhiA[がれ]hiC[あっ]hiB[た]

hiB[そば]hiC[に]B[い]hiA[れた]なら(Cメロ)
★何をつC[た]B[えた]A[ろう]


【補足】mid2G(一部略)hiBの注意箇所

★公m2G[園のブラ]ァンコ 秘密の子猫(Aメロ)
★日暮m2G[れまで]hiA[あ]hiB[そ]んで
m2G[あなたゆ]hiA[ず]りのG[癖](サビ)
m2G[あ]と少しG[だ]hiA[でも]hiB[ぉ](Cメロ)



 まず、『思い出は奇麗で』についてです。この楽曲は、2018年に女性歌手のAimer(エメ)さんによりリリースされたシングル作品です。『Black Bird/Tiny Dancers/思い出は奇麗で』というトリプルA面でリリースされております。その後、アルバム『Sun Dance & Penny Rain』に収録されました。キヤノンのCMソングとしてタイアップが付きました。

 『思い出は奇麗で』はミディアムテンポのポップソングです。作詞はAimerさんが行い、作曲は作曲:飛内将大さん、編曲は玉井健二さんと百田留衣さんによりなされています。Aimerさんの作品ではお馴染みのメンバーになります。
 同曲は、歌詞が父への感謝を歌ったものになっており、父の日や結婚披露宴などの場面を想起させられます。MVはアニメで製作されており、父との思い出が描かれております。Aimerさんはミュージシャンを志すうえで、バンドでベーシストをしていた父の影響も大きかったのではないかと考えられます。
 
 『思い出は奇麗で』の歌メロおよび音域についてです。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られており、多くの人にとっては馴染みやすいのではないかと思います。音域については、女性の声域の範囲内といえますが、歌い慣れていない人の場合は、高音部分がスムーズに発声できるかが課題になりやすいのではないかと思います。逆に歌い慣れた人の場合は、ある程度手を付けやすいと思います。
 





 さて、『思い出は奇麗で』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3) ~【地声最高音】hiC(C5) で歌メロディーが構成されております。おおよそ、一般的な女性の音域の範囲内といえます。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiCはサビとCメロを中心に登場します。滅茶苦茶に高い音階ではないですが、場面ごとにhiCやhiBが何度も登場しますので、持久力が要求されると思います。慣れないうちはキーを少し下げても良いかもしれません(高音域が苦手な人はキーを下げてください)。hiC,hiB,hiA辺りの音階を安定的に歌唱できるか試される楽曲といえると思います。
 ある程度、メロディーに自信が付いたら、Aimerさんの表現などにも挑戦してみてください。

 『思い出は奇麗で』は音域自体は、それなりに広めであります。キーの調整は可能でありますが、下げすぎると低音部分が少し歌いにくくなるかもしれません。キー調整してみても歌いにくいと感じた場合は、別の曲を練習曲にするのも選択肢だと思います。そのうえで、改めてこの曲にチャレンジしてみてください。

 『思い出は奇麗で』は歌メロ自体はポップであり、歌いやすいのではないかとと思います(Aimerさんの表現を再現するのは当然難しいです)。興味を持たれた方はカラオケなどで歌唱してみてください。



管理人プロフィール

もりっしー

北九州市近郊に在住するギター初心者。

「気になる歌の音域データ、感想」を述べていくブログです。

【好きなもの】音楽(特に80年代~のポストパンク、邦楽ロック)/漫画/地理/炭酸飲料

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