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『恋人ごっこ』(マカロニえんぴつ)の音域

こんにちは。今回はマカロニえんぴつの『恋人ごっこ』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『恋人ごっこ』(マカロニえんぴつ)、Koibito Gokko(Macaroni Enpitsu)
『恋人ごっこ』(マカロニえんぴつ)









【地声最低音】mid1F(F3) 

m1F#[どう]にもならないふたm1G#[りだ]【Aメロ】


【地声最高音】hiA#(A#4)  

★もういhiA#地[ち]m2G#[どあ]hiC#裏[な]hiC[た]C#裏[と]【ラストサビ後半】

※曲全体で2回


【裏声最高音】hiC#(C#5) 

★もういhiA#地[ち]m2G#[どあ]hiC#裏[な]hiC[た]C#裏[と]【ラストサビ後半】

※曲全体で2か所


【補足】mid2Fmid2G#を含むフレーズ一覧

★「m2F[ねえ]、もう一度だF[け]」をm2F#[何]F[回]もやろう【サビ】

★恋人ごっこでm2F#[いい]m2F[か]【Aメロ】
★余計な荷物m2F[に]m2F#[気付]F[く]のは【Bメロ】
★忘れていいのm2F[は] m2F#[い]m2G#[つ]からF[で]  
m2F[わ]F[れ]たいのはいつまでだ?

m2F#[恋]m2G#[をし]てみたい【ラストサビ】

★裸m2F[や 撫で][た]や、キスやF[か]わかな[い][み]【ラストサビ後半】
m2G#[きっ]m2F[ともっ]ともっとちゃんF[と] 
m2F[少]m2F#[し]m2G#[ず]つ諦める
m2G#[た]m2F#[だ]m2F[い]ま さよなら



 まず、『恋人ごっこ』についてです。この楽曲は、2020年にロックバンド・マカロニえんぴつによりリリースされたシングル作品です。配信シングルとしてリリースされ、同年に発売されたフルアルバム『hope』に収録されております。
 同曲は、音楽ストリーミングサービスSpotifyのCMソングとして話題を呼びました。YouTubeで公開されたMVは2021年2月現在、1600万回を超えております。マカロニえんぴつとしても特に人気の高い作品の1つであります。
 
 『恋人ごっこ』はミディアムテンポのバンドナンバーです。全体として軽やかなアレンジですが、ラストでは楽曲の色合いが変化しロック色が強くなります。サビを中心にストリングスが用いられている点も特徴的です。私自身は、テンポやストリングスの使い方、楽曲の雰囲気などに、英国のロックバンドOASISの『Whatever』を想起させられました。『Whatever』は日本のテレビCMなどでも頻繁に使われており、聴いたことのある人も多いのではないかと思います。
 


 さて、『恋人ごっこ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiA#は楽曲の終盤で2回登場します。回数としては少なめです。また、同じく楽曲のラストではmid2G#が多く登場します。この辺りは、男性の音域よりも少し高めですので、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
 原曲キーの場合は、Mr.Childrenやback number、ポルノグラフィティなどが歌える人はチャレンジしやすいと思います。

 同曲は、サビAメロBメロといった形で作られており、終盤にラストサビのロックパートが付加されます。ラストサビ以外の部分では、上述のようにmid2F#辺りが多く登場します。よって、AメロBメロサビ辺りではmid2F#、ラストサビではmid2G#,hiA#辺りが歌いこなせるかが試されます。mid2F#辺りを課題にしている人は、ラストサビ以外の部分(AメロBメロサビ)を練習に使ってもよいと思います。

 『恋人ごっこ』は音域自体はそこまで広くなく、キー調整などの融通は利きやすいです。裏声などが登場するので若干難しい部分もありますが、歌い慣れていない人向けのキー調整も可能だと思います。キー調整も含めると、練習曲としてはまあまあ使いやすいのではないかと私は分析しております。

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コメント

  1. 鉛筆 より:

    リクエスト答えてくれてありがとうございます!
    詳しく知れました!

  2. もりっしー(ブログ管理人) より:

    >>1
    コメントありがとうございます。
    大体、mid2F位まで表記してあるので
    参考になれば幸いです。