J-POPの音域を詳しく調べる

J-POPを中心にボーカルの音域(キー)をそこそこ詳しく、細かく調べていきます。最高音や最低音以外も表記してます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

ゆず

『桜木町』(ゆず)の音域

(2020/11/26)最高音の場面に一部ミスがありましたので、修正しました。

 こんにちは。今回はゆずの『桜木町』(2004)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。


『桜木町』(ゆず)、Sakuragichou(Yuzu)
『桜木町』(ゆず)









【地声最低音】mid1F(F3)  

★あの日の約束はもう 叶わない夜空のm1F[ほ]し(Aメロ)
★気づいた時はいつもおいてけぼりにm1F[な]って[た]
m1F[きせ]つ変わり今も君の事 想い出してしまうm1F[け]れど(Bメロ)


【地声最高音】hiC(C5)  ※曲全体で16回

★さよなhiA[ら] hiC[も]A[う] 【サビ】
★待ち合わせ場所いつhiC[も]hiA[の] 
★さhiA-hiA#[く[ら][ちょ]う]に きhiA#[みは]hiC[も]A#[う]A[来]ない


【裏声最高音】hiC(C5) ※Cメロで1回

★あの日の二人がそこhiA[に]はいhiC裏[る]


【補足】hiAhiA#の注意点

★ 今日も街に溶けてm2F[行]m2G[く](Bメロ・サビ前)

★あhiA-hiA#[[ら][い]あし[た]]歩き出A[し](サビ)

★変わり続けてhiA[く] 見慣れてたA[ま]hiA#[ち]A[な]みも(Cメロ)


 まず、『桜木町』についてです。この楽曲は2004年にフォークデュオゆずによりリリースされたシングル作品です。アルバム『1 〜ONE〜』をはじめ、ベストアルバム等にも収録されています。
 楽曲の舞台となった桜木町駅は、ゆずが学生時代やストリート時代を過ごした場所でもあります。旧東急東横線の桜木町駅廃止に伴い、思い出などを描いた曲として制作されました。MVには女優の石原さとみさんが出演しており、結婚発表のタイミングでゆずの公式チャンネルでMVが公開されました。

 『桜木町』はミディアムテンポのポップナンバーで、恋人との別れが歌われております。編曲は、松任谷正隆さんが担当しております。ゆずはこの曲以前は、プロデューサー寺岡呼人(JUN SKY WALKER(S)所属)さんとタッグを組んできましたが、初の外部の編曲家になります。

 『桜木町』の音域についてですが、男性には非常に高いレンジであり、高音担当の岩沢厚治さんのボーカルが非常に活きております。hiCが曲全体で15回以上登場しますので、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。



 さて、『桜木町』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見てきます。

 まず、地声最高音hiCはサビで登場します。登場回数は16回で、かなり多めです。この辺りは一般的な男性の音域よりも高く、回数も尋常ではないので、キーを下げた方が歌いやすいです。一般的な男性の場合、原曲キーから4~5つ程度を目安に下げてみてください。また、デュオの楽曲ですので、2人で歌唱するのも良いと思います。

 『桜木町』は低音部分に余裕がありますので、キーの調整は可能です。ただ、歌い慣れていない人向けの調整は、やや行いにくいかもしれません。その点は留意しておいてください。ゆずは他に歌いやすい曲があると思いますので、そちらと並行して練習すると良いと思います。

 『桜木町』はゆずの作品の中でも岩沢さんの高音域が活きている楽曲の1つであります。原曲キーの場合は女性の方が歌いやすいかもしれません。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。



『夏色』(ゆず)の音域

(2020/07/18)初投稿
(2020/08/27)Bメロ冒頭にミスがありましたので修正しました(hiChiB)。

 こんにちは。今回はゆずの『夏色』(1998)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。自選曲です。

 なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。代わりの動画として、小学生のドラムこっしーさんの演奏動画を添付します。


『夏色』(ゆず)、Natsuiro(Yuzu)
『夏色』(ゆず)









【地声最低音】mid2A#(A#3)  

m2G[駐車場の]ネコはm2A#[アク]G[ビをし]hiA#[な]G[がら]


【地声最高音】hiC(C5)  ※登場回数多いです

★染m2G[め]hiA#[て]hiC[ゆ]A#[く]G[か]ら(Bメロ)
hiA#[この長]hiC[い]A#[な]m2G[が]い下りざG[かを]ぉ(サビ)
hiA#[少しでもそばにい]hiC[るよ]A#[ぉ](Cメロ)

※mid2Gについては一部のみ記載してます


【補足】mid2GhiBの注意点

m2G[今日もい]ちにちを過G[ごし]G[ゆく]ぅ(Aメロ)
★大hiA#[き]hiB[な]五時半の夕やけ(Bメロ)
 m2G[こ]hiB[ど][ものこ]ろとお[な]じように(Bメロ)

★ブm2G[レ]hiA#[ー]G[キ]いっぱい握G[り]しめて (サビ)
★ゆっm2G[く]りゆっG[く]り下ってく

m2G#[いつか君のなみ]m2G[だ]G#[が](Cメロ) 
hiA[何もしてあげられないけど]


 まず、『夏色』についてです。この楽曲は、1998年に2人組デュオゆずによりリリースされたシングル作品です。記念すべきデビューシングルであり、ゆずの代表的な作品の1つです。アルバム『ゆず一家』を始め、ベストアルバムにも収録されています。

 『夏色』はアコースティックギターを基調としたポップソングです。今ではこうしたテンポの曲も当たり前になりましたが、当時としてはかなり歌メロのテンポが速いです。また、高音担当の岩沢厚治さんがメインボーカルを務めるということもあり、男性曲としてはキーがかなり高いです(キー調整は利きやすいです)。夏らしい作品です。




 さて、『夏色』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3)~【地声最高音】hiC(C5) で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもかなり高いです。以下、見ていきます。

 『夏色』は上述のように、hiA#,mid2Gといった高めの音が冒頭からいきなり登場します。最高音hiCですが、そこを除いても楽曲全体として高めの音階が連続して登場します。一般的な男性の場合は、原曲キーから4つ程度下げた方が歌唱しやすいと思います。

 『夏色』は音域自体は広くなく、キー調整はしやすいです。キーを大きく調整すれば歌い慣れていない人向けの調整もできると思います。
 一方で、歌メロのテンポが速めであり、AメロとBメロ【見せたいものがあるんだ 大きな五時半の夕焼け】に境目が無いです。こうした点がやや練習曲としては不向きです。ただ、私個人としてはお奨めしたい1曲ではあります。キー調整に抵抗の無い方は、チャレンジしてみてください。

 高音域が得意な方は原曲キーで歌唱してもよいです。原曲キーの場合、一般的には非常に高難易度です。





『with you』(ゆず)の音域 

 こんにちは。今回はゆずの『with you』(2012)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。当ブログでゆずを取り上げるのは、今回が初めてとなります。


『with you』(ゆず)、with you(Yuzu)

『with you』(ゆず)










【地声最低音】mid1E(E3)  

m1E[こ]うして僕らが 出会えたキセキを(Aメロ)


【地声最高音】hiD(D5)  

★かhiC#[が]hiD[や]C#[く]hiB[た]hiA[め](ラストサビ)

※ラストサビに登場し、曲全体で2か所


【裏声最高音】hiE(E5) ※サビで登場

hiD[with] hiC#[you] [uh] hiE[uh] [uh] [uh] hiA[uh] 

※便宜上【uh uh uh】で表現しています


【補足】hiAhiD辺りの注意箇所

hiA[きっとい][か ゆ]hiB[め]A[をつ][む]B[そ][日ま]hiC#裏[で](サビ)
★(信じてくれた君の為に 何度でも) hiB[何度]hiA[でも]
★ひhiA[とりじゃない 心]hiB[の]A[な]か 
hiB[どんな]hiC#[と]B[き]hiA[も] hiD裏[with] C#[you]

★つhiA[よ]hiB[く 今を]hiC#裏[ぉ]B[生]C#[き]B[て]A[ゆく](ラストサビ)



 まず、ゆずについて少し説明します。ゆずは北川悠仁さんと岩沢厚治さんによる2人組の音楽ユニットです。初期の頃はフォークデュオとして注目され、アコギを基調としたアレンジが中心でした。最近はポップスを含め、幅広いアレンジがなされています。多くのヒット曲を持つ彼らですが、『夏色』、『飛べない鳥』、『栄光の架橋』、『虹』などがよく知られているのではないかと思います。国民的なデュオです。
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 さて、『with you』についてです。この楽曲は、2012年に2人組音楽ユニットゆずによりリリースされたシングル作品です。アルバム『LAND』やベストアルバムにも収録されております。この楽曲は、生命保険会社・日本生命のCMソングとして書き下ろされた作品で、フィギュアスケートの浅田真央さんなどスポーツ選手が登場し、非常に知られることとなりました。ゆずは日本生命のCMソングでのヒット曲も多いです。
 
 さて、『with you』はストリングスなどが大々的に用いられたポップソングです。編曲には蔦谷好位置さんが関わっております。同曲のイントロは、バッハの無伴奏チェロ組曲1番『プレリュード(前奏曲)』がモチーフになっております。同曲は、J・S・バッハの作品でも非常に知られているものの1つだと思います。興味を持たれた方はこちをどうぞ⇒(wikipediaより『無伴奏チェロ組曲) 
 
 さて、『with you』の音域的な特徴についてです。この楽曲は、「キーが高い」といわれるゆずの作品の中でも、特に高いの作品の1つなのではないかと思います。低音部分に余裕がありますので、キーの調整は可能ですが、音域自体が広めですので、歌い慣れた人向けの作品といえると思います。



 さて、『with you』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiDはラストのサビで2回登場します。それ以外ではhiC#が高いところです。通常のサビではhiC#が最高音になります。
 この辺りは一般的な男性の音域に比べて高いです。一般的にはキーを下げた方が歌いやすいのではないかと思います。目安としては原曲キーから5つ程度下げると良いのではないかと思います。

『with you』は低音部分に余裕があり、キーの調整は可能です。 ただ、音域自体が広めなので、高音部分が歌いやすくなると、逆に低音部分が歌いにくくなる可能性があります。ある程度歌い慣れた人向けの作品といえます。

 普段歌い慣れていない人は、別の曲で歌い慣れた上で同曲にチャレンジするのが良いのではないかと思います。ゆずの人気作の中には、この『with you』よりも練習曲に適したものが見つかると思います。

 例えば、初期の代表曲『夏色』は最高音がhiCとキーが非常に高いです。ただ、音域自体は広くないため、キー調整すると歌い易くなります(原曲キーは当然難しい)。
 注意すべき点としては、『栄光への架橋』です。同曲は、最高音がhiAですので、原曲キーの難易度は『夏色』程ではないと思います。ただ音域が広いため、キー調整の融通は利きにくいです。歌い慣れていない人にはあまり向かない可能性があります。今後、ゆずの人気作についても詳しく取り上げても良いかもしれません。



管理人プロフィール

もりっしー

北九州市近郊に在住するギター初心者。

「気になる歌の音域データ、感想」を述べていくブログです。

【好きなもの】音楽(特に80年代~のポストパンク、邦楽ロック)/漫画/地理/炭酸飲料

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