『夢中』(BE:FIRST)

【地声最低音】mid1A#(A#2)
★ねぇ 言いかF–m1D#[け[た]【Aメロ】
★m1A#–D#–F[き]の]う]のD#[ご]めんも
★m1A#[う]ら側で泣い1F–m1D#[て[る] I [l[o]ve you], ye[a[h]D#
★m1A#–F[気]に]し[て]な[いっ]て[う]そ[は]つ[け]た[け1D#[ど]
★m1D#[好きが]募ってローラーコース[ターm1A#–C[ま]わっ]て]
★流れるほ1F–D#–m1C[し[う[ら]ら]か]な【Bメロ】
★m1C–D#[言]葉のつ]づきを贈るよ
★m1D#–m1A#[傍ら[に]さりげなく] [咲いた恋のC–A#[は[な]【2番Bメロ】
★ずっと一緒 D#–m1C[言[葉]は[い]ら[ない])よ
【地声最高音】hiA#(A#4) ※1番およびラストサビで計2回
★ずっとm2G#–G^-hiA#–G–F[会]い[た)[く]て]ぇ]【サビ】
【裏声最高音】hiA#(A#4) ※2番サビ
★ずっとm2G#裏–G^-hiA#–m2G地–F[会]い[た)[く]て]ぇ]【2番サビ】
【補足】その他の中高音域(mid2F~hiA#辺り)
☆hiA#地[Hey], look at me m2G裏–F[ba]by]【Bメロ(副旋律?)】
★君m2D#[に夢中] I say, I [love [you]m2F【サビ】
★m2G#地–G–F[ぼ]く]の]ひ[とみ]に[ずっG[といて]
★何2D#–m2F[万回[で]も] なm2G#-G[ま]え]を]呼F[ぶ]ぅよ]
★m2D#[Will] you s[tay with] me D#–F–m2G[fo[r[ever]
★m2D#[見惚]れ[る時間]が[もっ2F–m2G^[と[欲]し]いよ]【2番Aメロ】
★ここm2D#[ろに]君う[つる]たび [Make me] hot, hot
★D#–m2G–F[すぐ拭いに行くから[ぼ]く]を]G[呼ん]で]ぇ]【Dメロ】
※☆は区別しにくかったので、地声最高音の回数には加えてません
★ここm2D#[ろに]君う[つる]たび [Make me] hot, hot
★D#–m2G–F[すぐ拭いに行くから[ぼ]く]を]G[呼ん]で]ぇ]【Dメロ】
※☆は区別しにくかったので、地声最高音の回数には加えてません
まず、『夢中』についてです。この楽曲は、2025年にボーイズグループのBE:FIRSTによりリリースされたシングル作品です。作詞作曲編曲はSKY-HIさん・eillさん・Ryo’LEFTY’Miyataさんの共同でなされました。
同曲は、フジテレビ系のドラマ『波うららかに、めおと日和』の主題歌としてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、同曲はストリーミングランキングでも上位に入っており、BE:FIRSTとしては特に人気を獲得している楽曲の1つになっています。
『夢中』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高め(ソロで歌う場合は明確に「高い」)レンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいです(ただし今回は低音も低いのが難点)。
今回の楽曲はAメロBメロは中低音中心、サビ2番Aメロなどで中高音が連続する構成になっています。このため、音域が低音~高音まで広いです。中高音としてはmid2F~mid2G#辺りが多いため、中高音域が得意な人の方がマッチしやすいと想像されます。ただ、今回はボーカルグループの楽曲ということもあり、歌メロが断続的に続きます。息継ぎも大変そうなので、可能であれば、複数人で歌唱するのがよいと思います。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから4~5つ程度上げてみてください。ただ、今回は音域がかなり広いため、歌える人が限定されやすいです。そのため、裏声なども上手く駆使していきたいです。
最後に『夢中』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#2)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域としては、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1A#は1番Aメロや2番Bメロで登場します(後者が顕著)。この辺りは男性の音域の範囲内ですが、それなりに低音感があります。今回は1番AメロBメロ、2番Bメロ辺りで中低音が連続するため、低音域の歌唱も重要になります。特に「高音域が非常に得意な男性」などは慣れが必要かもしれません。
次に、地声最高音hiA#は1番サビとラストサビで計2回登場します。このhiA#に次ぐ地声高音としては、mid2G#がピークとなる場面が全体で12回、mid2Gが15回、mid2Fが24回登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。
今回は、2番サビについては、hiA#が裏声で歌われています。そのため、高音域が得意でない男性については、全てのサビのhiA#を裏声で統一してもよいかもしれません。
『夢中』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。ただ、今回の楽曲は音域がかなり広いため、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
今回の楽曲はメロやリズムは分かりやすいです。ただ、今回の楽曲は息継ぎなどがしにくいため、意識的にブレスを入れていきたいです。可能であれば、複数人で歌唱することも選択肢に入れてみてください。音域の広さと息継ぎの難しさから、練習曲としては少し使いにくい印象です。
『夢中』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~hiA#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビや2番Aメロ、Dメロでmid2D#~mid2G辺りが多いです。今回は息継ぎなどが大変であり、高音域などは少し余裕を持ちにくいです。低音域はABメロ辺りでmid1A#~mid1D#などが多いです。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」が原曲キーに合いやすいと私は考えました。ただ、高音域が得意であっても息継ぎが大変なことには変わりないので、可能であれば2人以上で歌唱した方がよいと私は想定しています。
【まとめ】
①音域がかなり広い。低音も高音もそれなりに多く登場する
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性」向け(1人で歌う場合)
③息継ぎしにくいため、1人だと体力的に辛くなりやすい
④可能であれば、2人以上で歌いたい
⑤メロやリズムなどは比較的分かりやすい