J-POPの音域を詳しく調べる

J-POPを中心にボーカルの音域(キー)をそこそこ詳しく、細かく調べていきます。最高音や最低音以外も表記してます。楽曲の感想なども述べています。

J-POPを中心に歌メロディーの音域を調べます。カラオケや歌ってみたなどに役立てて頂ければ幸いです。

『Get Wild』(TM NETWORK)の音域

 こんにちは。今回はTM NETWORKの『Get Wild』(1987)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲になります。


『Get Wild』(TM NETWORK)
『Get Wild』(TM NETWORK)









【地声最低音】mid2A(A3)  ※AメロとBメロ

★アスファルト タイm2E[ヤ]を切りm2A[つ]けな[がら](Aメロ)

※【補足】も参照

【地声最高音】mid2G(G4)  ※ラストのサビ[転調+1]で1回のみ

★ 傷ついたm2F[ゆ]m2G[め]F{を]F[り]もどすよ

※通常サビではmid2F#が最高音になります。


【補足】mid2D#mid2F#辺りの注意点

m2E[It's your] m2F#[pain] or E[my] F#[pain](Bメロ)
★何も こm2E[わ]くはm2A[な]

m2D#[Get wild] and tough D#[ひ]とりでは(通常サビ)
★解けm2D#[ないあ]m2E[い]D#[の]パズD#[ルを]抱いて

m2E[Get wild] and tough E[ひ]とりでは(ラストの転調[+1]サビ)
★ 解けm2E[ないあ]m2F[[い]E[の]パズE[ルを]抱いて


 まず、TM NETWORK(ティーエムネットワーク)について少し説明します。TM NETWORKは1983年に小室哲哉さんらによって結成された3人組の音楽ユニットです。3人は、元々SPEEDWAY(スピードウェイ)というロックバンドで活動し、メジャーデビューもしていましたが、新たな方向性を模索する形で、TM NETWORKが結成されました。ジャンルとしては、エレクトロニカ、シンセポップ、テクノ、ユーロビートなどに属します。
 TM NETWORKの音楽は、その後の日本のポップスシーンに多大なる影響を与えていきます。とりわけ、ユニットのリーダーであった小室哲哉さんは1990年代にプロデューサーとして、数々のヒット曲を世に送り出していき、デジタルポップシーンだけでなく、アニソン、後世のロックバンドなどにも大きな影響を与えました。CDの総売上枚数は1600万枚を超えております。

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 さて、『Get Wild』についてです。この楽曲は、1987年にリリースされたTM NETWORK10枚目のシングル作品です。TM NETWORKの代表的な作品の1つとして挙げられることが多いです。
 同曲は、テレビアニメ『シティーハンター』のエンディングテーマとなったことから、知名度が大きく上昇しました。また、アニソンとしても非常に人気の高い作品であり、80年代の作品でありながら、いまだに語られ続ける名曲でもあります。元々、同アニメのED曲としてオファーがあったらしく、イントロなどは『シティーハンター』を強く意識して作られております。

 『Get Wild』は疾走感のあるシンセポップです。図にも示すように、歌メロの音域自体は非常に狭いです。地声最高音自体はそこまで高くないのですが、逆に地声最低音がmid2Aと男性曲としては高いです。手を付けやすい作品だと私は分析しておりますが、同時に意外と持久力が要求されるという側面も持ち合わせております。また、ラストのサビ以外でも転調がされているので、しっかりとした音感が求められます。
 



 さて、『Get Wild』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】mid2G(G4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内であります。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音mid2Gについては、ラストのサビで1回だけ登場します。それ以外ではmid2F#がBメロと通常のサビで登場します。この辺りの音階は一般的な男性の音域の範囲内であります。ただ、図にも示すように、音域自体が広くないですので、中高音域が連続して登場する形になります。人によっては、少しキーを下げて歌唱した方が余裕が持てるかもしれません。

 先にも述べましたが、『Get Wild』は音域自体はかなり狭いです。しかし、男性の音域の範囲内でも高めの音が続きます。よって、原曲キーの場合は、意外と持久力が要求される作品であります。ただ、音域が狭い分、キー調整などの融通は非常に利きやすいです。

 『Get Wild』は一部音程が取り辛い場面などもありますが、カラオケの練習曲としては使いやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。



『証』(flumpool)の音域

 こんにちは。今回はflumpoolの『証』(2011)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『証』(flumpool)、Akashi
『証』(flumpool)









【地声最低音】mid1A#(A#2)  ※Aメロで1回

★上手く歩けm1B[ない] 遠ざかる君B[に](Aメロ)
★君は君のm1B[ゆ]m1A#[めを]B[ぉ]


【地声最高音】hiA(A4)  ※ラストサビ[転調+1]で2回

★溢れだすなm2G[みだ] hiA[ぬ]m2F[ぐう]頃(ラストサビ)

※通常サビではmid2G#が最高音


【裏声最高音】hiC(C5) ※ラストのサビで2回

★笑hiB裏[い合]hiC[え]m2E[た]こと(ラストサビ)
★絆m2E[をむ]hiA裏[ねに]hiB裏[秘め]hiC[ぇ]

※通常のサビではhiBが最高音


【補足】mid2Emid2Gの注意点

★歩みだす勇m2E[気]抱いて(Bメロ)

★君m2F[はもう]m2G[見]えない【ラストサビ[転調+1]】
★想うm2E[言]葉は“ありE[が]ぁとう”
★ぼm2E[く]m2F[も]E[あ]F[る]き出す



 まず、『証』(あかし)についてです。この楽曲は、2011年にロックバンドflumpool(フランプール)によりリリースされたシングル作品です。アルバム『experience』をはじめ、ベストアルバムに収録されております。
 『証』は第78回NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部の課題曲として制作された作品であります。NHK主催の合唱コンクールでは、2000年代後半頃から、ポップスのミュージシャンに作曲を依頼することが恒例となっておりアンジェラ・アキさんの『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』いきものがかりの『YELL』などが人気が高い印象です。『証』についても、公開されたMVが1600万回を超えており、人気の高さがうかがえます。

 さて、『証』についてですが、ピアノやストリングスなどが用いられたバラードソングです。歌メロについては、AメロBメロサビといった馴染みやすい形で作られており、ラストのサビで転調してキーが1つ上がります。
 音域的な特徴については、音域自体が広めであり、高音域はやや高めであります。NHKの合唱コンクール課題曲ということですが、オリジナル曲についてはキー調整などはしにくいと思います。難しい曲ではないですが、ビギナー向けとしては使いにくい印象です。



 さて、『証』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも少し高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAはラストのサビで2回だけ登場します。同曲はラストのサビで転調します。よって、通常のサビではmid2G#が最高音になります。
 この辺りは、一般的な男性の音域よりも少しだけ高いです。場合によってはキーを少し下げて歌唱してください。目安としては、原曲キーから1~2程度下げるとよいと思います(歌い慣れた人の場合)。

 『証』は音域自体が広めであり、キーの調整はしにくいです。歌い慣れた人向けの調整は何とか可能ですが、ビギナー向けの調整は難しいと私は分析しております。歌い慣れていない人などは別の曲と並行して練習してください。

 『証』は歌メロやリズムなどはそこまで難しいものではなく、歌い慣れた人であれば、比較的手を付けやすいです。Mr.Childrenやback number、スキマスイッチなどが歌える人であれば、原曲キーでもチャレンジしやすいと思います。



『エメラルド』(back number)の音域

 こんにちは。今回はback numberの『エメラルド』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『エメラルド』(back number)、Emerald(back number)
『エメラルド』(back number)









【地声最低音】mid1E(E3)  

m1E[そ]れでいて深いきE[ずを]残す(Aメロ)
★降り注ぐスパンコールの雨 m1E[よく]目を凝らせば(Bメロ)


【地声最高音】hiA(A4)  ※ラストサビ[転調+1]

★エメm2F[ラ]ルドのシャツのおhiA[く]m2G[で]F[き]らめく
m2G[夢見るぼ]m2F[く]G[の]hiA[せ]G[つ]F[な]さよ
m2F[と]m2G[ど]hiA[めを]F[指し]てよ A[oh] G[oh]

※通常のサビではmid2G#が最高音です。


【裏声最高音】hiB(B4) ※1番Aメロで2回

hiB裏[世界中]m2G#[の灯]ぁりG#裏[が](1番Aメロ)

※1番でしか登場しないフレーズです


【補足】mid2E(一部のみ)hiAの注意点

m2E[撫でるよ]りも丁寧E[に] (Aメロ)
※君のm2F#[6秒か]m2E[ん]のキス 

★僕の愛が吹m2F#[き]m2G#[こ]F#[ぼ]れた(Bメロ)
m2F#[泡だ]F#[ら]m2G#[え]hiA裏[る]G#[ね] G#[アー×2]

m2E[僕に聞こ]えないE[様に](Cメロ) 
★なm2F#[に]F#[つ]m2G#[ぶ]F#[や]いて

★生身m2E[の]m2F[き]E[み]の正体を(ラストサビ)

※のフレーズの後に登場するフェイクは最高音がm2G


 まず、『エメラルド』についてです。この楽曲は、2020年に3人組ロックバンドback numberによりリリースされたデジタルシングル作品です。現在のところ、フィジカルリリースの発表はありません。
 同曲は、東野圭吾さんの小説を原作としたテレビドラマ『危険なビーナス』のために書き下ろされた作品です。

 『エメラルド』はダンサブルなロックナンバーです。四つ打ちのリズムでノリが良いですが、マイナー調であり、どこか憂いや艶っぽさが演出されております。共同編曲として、back number以外に蔦谷好位置さんがアレンジを担当されております。ラストのサビでは転調が行われ、キーが1つ上がりますので、カラオケなどでは注意が必要です。




 さて、『エメラルド』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3) ~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAはラストのサビで登場します。同曲はラストのサビでキーが#1上がりますので、通常のサビではmid2G#が最高音となります。
 この辺りは一般的な男性の音域よりも少し高めです。場合によっては、キーを少し下げることも選択しても良いと思います。

 『エメラルド』は、back numberとしては比較的狭めのレンジで歌メロが作られております。音域自体は男声としてはやや高めですので、原キーの場合は意外と持久力が要求されるナンバーとも言えます。上述している音域は、mid2Eの部分がかなり省かれております。楽曲全体を通して、mid2E~mid2G#(ラストサビではhiA)あたりが多く登場します。
 『エメラルド』は音域がそこまで広くない分、キーの調整はしやすいです。低音域が少し辛くなるかもしれませんが、歌い慣れていない人向けのキー調整も可能なのではないかと思います。ただ、練習曲としてビギナーに強く薦められる程には歌いやすいわけではないです。もしキー調整しても歌いにくい場合は、別の曲と並行して練習してください。

 『エメラルド』は歌い慣れた人であれば、手を付けやすい作品なのではないか(キー調整込みで)と思います。ノリも良いですので、カラオケなどでも歌いやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみて下さい。



管理人プロフィール

もりっしー

北九州市近郊に在住するギター初心者。

「気になる歌の音域データ、感想」を述べていくブログです。

【好きなもの】音楽(特に80年代~のポストパンク、邦楽ロック)/漫画/地理/炭酸飲料

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