『MR.LONELY』(玉置浩二)

【地声最低音】lowG(G2) ※全体で1回(やや分かりにくい)
★こんなm1D[ぼ]く[で]m1C[も]【Aメロ】
★m1A–C–D[や]れ]る] C–D^[こ]と[が]) [あ]る
★頑張って ダm1D–m1C[メ[で]な]やんm1C#[で]
★汗ながして できm1D–m1C[な[くっ]て]
★バm1D[カ]ぁ[なm1C[ぁ]【Bメロ】
★m1C–D[や]つ[だ]っ[て]わ[ら]われ])たって
★野にD-m1C[咲[く] [は]なのよう[にC[ぃ]【サビ】
☆lowG–m1D[む]く]われ[なC[い] ことが【ラストBメロ】
【地声最高音】mid2F(F4) ※全体で1回
★どんなm2F地–G裏–m2G#^[と[き[で]も]【ラストサビ】
【裏声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で1回
★どんなm2F地–G裏–m2G#^[と[き[で]も]【ラストサビ】
【補足】mid2D~hiA辺りを含むフレーズ一覧
★m2G裏[Oh] E[Oh] D[Oh] Oh【イントロ】
★涙m2C–m2D[こ[ら]え]て【Bメロ】
☆hiA[Wow] m2G[oh] E[oh] G[oh] [oh]h (※参考)【サビ前】
★m1E[何]も2C–m2D[ない[け]ど]【サビ】
★元m2C地–m2F裏–m2E地[気[でぇぇ]い]ぃる] 2D[か]ぁら]
※☆は歌詞未表記&ライブで歌われることも少ないので、最高音から除外
★m2G裏[Oh] E[Oh] D[Oh] Oh【イントロ】
★涙m2C–m2D[こ[ら]え]て【Bメロ】
☆hiA[Wow] m2G[oh] E[oh] G[oh] [oh]h (※参考)【サビ前】
★m1E[何]も2C–m2D[ない[け]ど]【サビ】
★元m2C地–m2F裏–m2E地[気[でぇぇ]い]ぃる] 2D[か]ぁら]
※☆は歌詞未表記&ライブで歌われることも少ないので、最高音から除外
まず、『MR.LONELY』についてです。この楽曲は、1997年に男性シンガーソングライターの玉置浩二さんによりリリースされたシングル作品です。同曲は、テレビドラマ『こんな恋のはなし』の主題歌としてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、同曲は25万枚以上のCDセールスを記録しました。また、ライブでのよく演奏されるなど人気の高い1曲です。
『MR.LONELY』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域の範囲内(J-POP男性曲としては低め~やや低め)のレンジで歌メロが作られています。一般的な音域の男性が原曲キーで歌唱しうる楽曲です。
今回の楽曲は地声の中高音としてはmid2C~mid2F辺りが登場します。mid2Fの回数は少なく、J-POPの男性曲としては中高音が控えめになっています。一方、低音域はmid1A~mid1D辺りがよく登場します。滅茶苦茶に低いわけではないですが、「中高音域が得意な男性」だと若干歌いにくいと感じる可能性もあります。こうした傾向から、「中低音寄りの声域の男性(一般的な音域の男性も含む)」などに合いやすい曲であると私は分析しています。回数は多くないものの、要所で裏声も登場するため注意したいです。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから6~9つ程度上げてみてください(もしくはキーを3~6つ程度下げて、1オクターブ上のレンジを歌う)。実質的な音域を考慮すると、女性でも歌唱しうると私は考えています(歌詞なども性差を問わない)が、キー調整が少し面倒なので、その点が1つのハードルになります。
最後に『MR.LONELY』の音域についてですが、【地声最低音】lowG(G2)~【地声最高音】mid2F(F4)、【裏声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性音域の範囲内です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音lowGはラストサビ前のBメロで登場します。ただ、今回は歌い出しの瞬間的な音であり、注意しないと聞き落としそうな場面です。歌えることに越したことはないですが、あまり音程を気にせずに歌うというのも個人的にはよいと考えています。低音については、大体mid1Aくらいまで歌えると形になりやすいです。今回は低音域としてはmid1C~mid1D辺りがかなり多いため、「高音域が非常に得意な男性」などは少しキーを上げてもよいかもしれません。
次に、地声最高音mid2Fはラストサビで1回登場します。このmid2Fに次ぐ地声高音としてはmid2Eがピークとなる場面が全体で1回、mid2Dが18回登場します。こうした点を考慮すると、おおよそ一般的な音域の男性が原曲キーで歌唱しうる楽曲であると私は分析しています。
『MR.LONELY』は中高音に若干の余地があり、キー上げが可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ビギナー向けの調整も一応だと思いますが、一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。また、キー調整をしたからといって、ただちに原曲のような歌唱が出来るわけではないので、弛まぬ練習を心掛けたいです(表現力がかなり問われる)。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。玉置浩二さんは歌唱表現に定評があるため、余裕のある方は、そうした細かい表現なども参考にしたいです。
ちなみに、同曲は2008年にBank Bandがカバーしており、ボーカルの桜井和寿さんは原曲キーから2つキーを上げて歌唱しています。中高音寄りの人はこちらのカバーも参考になると思います。余談ですが、『MR.LONELY』というタイトルは、桜井さんも所属するMr.Childrenから影響を受けたそうです。
『MR.LONELY』を原曲キーで歌唱する場合、mid2C~mid2F(裏声はmid2F~mid2G#辺り)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は中高音はサビとその周辺で登場しますが、mid2E以上の地声高音の回数は少なめです。低音はmid1C辺りが全体的に多く、標準的の範囲内です(最近のJ-POP男性曲と比べると中低音が多い部類)。
こうした点を考慮すると、「標準より(やや)低め~標準より高めの音域の男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が得意な男性」なども原曲キーで歌唱しうると思いますが、人によっては少しキーを上げてもよいと思います。その辺りは実際に歌唱して、各々微調整を加えてください。
【まとめ】
①サビで中高音が登場するが、全体としては中低音が多い曲
②原キーだと「標準より(やや)低め~標準より高めの音域の男性」向け
③裏声は少ないが、要所で登場するので注意
④メロがよく練習曲にもよい
⑤キー調整をすれば女性も歌える(ただキー調整が少しめんどい)