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『未来は僕等の手の中』(THE BLUE HEARTS)の音域

こんにちは。今回はTHE BLUE HEARTSの『未来は僕等の手の中』(1987)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されていません。そのため、当ブログでも動画の添付はありません。


『未来は僕等の手の中』(THE BLUE HEARTS)
『未来は僕等の手の中』(THE BLUE HEARTS)の音域







【地声最低音】mid2A(A3) ※全体で40回と多い

m2C#[つ]m2A[が空]C#[はりつい]2A[ら]【Aメロ】
m2C#[きの]うはくm2A[だ][けてm2E[い]く]【Bメロ】
m2A[僕等何かをは]m2C[じめ][う]
m2C#[未来は]僕等の[手の]m2A[か]


【地声最高音】mid2F#(F#4) ※全体で12回

m2F#E[あま]りにも][つぜF#[ん]【Bメロ】


 まず、『未来は僕等の手の中』についてです。この楽曲は、1987年にロックバンド・THE BLUE HEARTSによりリリースされたアルバム『THE BLUE HEARTS』の1曲目に収録されています。全体的に荒々しいパンクロック曲であり、デビュー前からライブで披露されていました。
 同曲は、2011年のアニメ『逆境無頼カイジ』の第2期の最終話エンディングテーマとして、主人公カイジの声を担当した萩原聖人さんがカバーしています(【カイジwithレッどぼんチリーず】名義)。アニメを見たことがある人にはお馴染みかもしれません。ちなみに、カイジ自身もアニメ作中でTHE HIGH-LOWSのTシャツを着ており、そうした点でも親和性があります(甲本ヒロトさんと真島昌利さんがブルーハーツのあとに結成していたバンドです)。


 『未来は僕等の手の中』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域の範囲内(体感的にはやや高めかも)のレンジで歌メロが作られています。一般的な男性が原曲キーで歌唱しうる曲ですが、人によっては少しキーを下げてもよいかもしれません。
 今回の楽曲は地声最高音がmid2F#程度であり、大よそ標準的な中高音です。一方で、今回は低音が男性曲としては高いため、その点で見た目より高音感がある可能性があります。そのため、標準的なレンジではあるものの、中高音寄りの男性の方がより歌いやすいのではないかと私は考えています。そのため、もし原キーで体力的に辛いと感じた場合は、キーを下げてもよいと思います。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~6つ程度上げてみてください。今回は低音が高いため、人によっては原キーで歌唱することも可能ですが、女性の得意な高音域を考慮すると、いくらかキーを上げた方がより歌いやすいと私は分析しています。



 最後に『未来は僕等の手の中』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】mid2F#(F#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(体感的にはやや高いかも)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid2Aは全体的に登場します。登場回数も40回と多いです。ただ、このmid2Aは男性曲としてはかなり高い低音です(女性でも歌えなくもないレンジ)。

 次に、地声最高音mid2F#は12回登場します。このmid2F#に次ぐ地声高音としては、mid2Eがピークとなる場面が計3回登場します。こうした点を考慮すると、大よそ標準的な男性の音域の範囲内です。ただ、先述のように低音が高い分、体力的に辛くなる人もおられると思います。そのため、場合によってはキーを下げるのも選択肢です。


 『未来は僕等の手の中』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。今回の楽曲は音域が狭いため、キー調整しやすいです。そのため、歌い慣れた人はもちろん、ビギナー向けの調整も可能だと私は分析しています。ただ、キー調整をしたからといってただちに甲本ヒロトさんのような歌唱が出来るわけではないので、弛まぬ練習を心掛けたいです。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的分かりやすいです。音域がマッチするのであれば、練習曲やカラオケにもよいと思います。個人的には、先述の萩原聖人さんのカバーも素晴らしいので、そちらも参考になりそうです(ちなみに、サブスクでは萩原さんのカバーバージョンが配信されています)。

 『未来は僕等の手の中』を原曲キーで歌唱する場合、mid2C#~mid2F#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体的にmid2C#が多く、Bメロでmid2F#やmid2Eが登場します。また、低音が高いため、見た目より高く感じやすい可能性があります。反面、2番サビ後に32秒の間奏があるため、その分負担は軽減されます。
 こうした点を考慮すると、「標準的(orやや高め)~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は分析しました。


【まとめ】

①最高音は高くないが、低音が高い分、見た目より高音感があるかも
②原キーだと「標準的(orやや高め)~高音域が非常に得意な男性」向け
③メロは比較的分かりやすい。カラオケや練習曲にもよい
④音域が狭く、ビギナー向けの調整も可能(ただ力量は必要)
⑤萩原聖人さんのカバーなども参考にしてもよいかも(こちらはサブスクで配信中)

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