2019年2月13日発売【アルバム『瞬間的シックスセンス』収録】
【地声最低音】mid1G(G3)
★譲「り」きれない思い出ばかりで
★恋をしたから あ「な」たを知れた
【地声最高音】hiB(B4) ※曲全体で1回
★1人歩く影([か]げ)に貴方を求めて
※上記のフレーズ以外では曲全体を通して、hiAが頻出します。以下
★いい加減に諦めな「さ」いなんて
★さらに言えば私はあ「な」たを 貴方が思う以上に大好きで
★好きで 好きで 好きで 今 とても辛いのです
etc【裏声最高音】hiC(C5) ※曲全体で1回
★1人歩[く]影(かげ)に貴方を求めて
【フェイク】 hiD(D5)
★寂しさも苦しさも 恋しさも愛しさも すべて ha~ [ha~~] hiC,hiD
こんにちは。今回はあいみょんさんの『恋をしたから』(2019)を取り上げたいと思います。この楽曲は、2019年の2月に発売されたアルバム『瞬間的シックスセンス』に収録されています。よろしくお願いします。
あいみょんさんの音域について、当ブログでは、これまでに、、、、 、『貴方解剖純愛歌 〜死ね〜』、『生きていたんだよな』、『GOOD NIGHT BABY』、『夢追いベンガル』、『ふたりの世界』、『○○ちゃん』、『ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌』、『恋をしたから』、『プレゼント』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。
さて、『恋をしたから』についてですが、アコースティックギターをベースに非常にシンプルなアレンジで作られた楽曲です。メロディーや歌詞については私はRADWIMPSの影響を強く受けているように感じました。
たとえば、冒頭の「忘れられないものなどなくて 譲りきれない思い出ばかりで いい加減に諦めなさいなんて 簡単に言わないで」といったフレーズは韻を踏みつつ、畳みかけるような節回しです。
RADWIMPSの近作『そっけない』(2018)では「こっち向いてよ こっちおいでよ いい加減もう諦めなよ」などといったフレーズが登場します。こちらも畳みかけるような韻を踏んだフレーズですし、また「諦めなよ」という言葉も出てきます。RADWIMPSは2018年に『泣き出しそうだよfeat.あいみょん』でコラボレーションしておりますので、あいみょんさんも自身の作品に何かしらの影響を受けているのかもしれません。
一方で、両者の違いもあります。RADWIMPSの『そっけない』では強く相手に迫る歌詞が印象的です。例えば以下の歌詞などです。
★何でそんなに 素っ気ないのさ そっぽ向いてさ 君の方から誘ったくせに 俺じゃないなら早く言ってよ そんなに暇じゃないんだ
こんにちは。今回はあいみょんさんの『恋をしたから』(2019)を取り上げたいと思います。この楽曲は、2019年の2月に発売されたアルバム『瞬間的シックスセンス』に収録されています。よろしくお願いします。
あいみょんさんの音域について、当ブログでは、これまでに、、、、 、『貴方解剖純愛歌 〜死ね〜』、『生きていたんだよな』、『GOOD NIGHT BABY』、『夢追いベンガル』、『ふたりの世界』、『○○ちゃん』、『ナウなヤングにバカウケするのは当たり前だのクラッ歌』、『恋をしたから』、『プレゼント』を取り上げています。興味を持たれた方は参考にどうぞ。
さて、『恋をしたから』についてですが、アコースティックギターをベースに非常にシンプルなアレンジで作られた楽曲です。メロディーや歌詞については私はRADWIMPSの影響を強く受けているように感じました。
たとえば、冒頭の「忘れられないものなどなくて 譲りきれない思い出ばかりで いい加減に諦めなさいなんて 簡単に言わないで」といったフレーズは韻を踏みつつ、畳みかけるような節回しです。
RADWIMPSの近作『そっけない』(2018)では「こっち向いてよ こっちおいでよ いい加減もう諦めなよ」などといったフレーズが登場します。こちらも畳みかけるような韻を踏んだフレーズですし、また「諦めなよ」という言葉も出てきます。RADWIMPSは2018年に『泣き出しそうだよfeat.あいみょん』でコラボレーションしておりますので、あいみょんさんも自身の作品に何かしらの影響を受けているのかもしれません。
一方で、両者の違いもあります。RADWIMPSの『そっけない』では強く相手に迫る歌詞が印象的です。例えば以下の歌詞などです。
★何でそんなに 素っ気ないのさ そっぽ向いてさ 君の方から誘ったくせに 俺じゃないなら早く言ってよ そんなに暇じゃないんだ
★もっと近くで もっと側で この視界からはみ出るくらいに 君だけで僕を満たしたいの
逆にあいみょんさんの『恋をしたから』においては非常に「弱弱しさ、切なさ」を感じます。恋の苦しさで夕日に溶けてしまいそうな姿が映し出されます。
そうした「恋をしたときの弱さ、切なさ」の一面はあいみょんさんの声色にも明確に表れています。あいみょんさんの声質は非常に力強く、頼りがいのあるような印象を受けることも多いですが、この『恋をしたから』では高音域でも力強さよりも切なさが強調されています。、 等の発声とは明らかに違います。カラオケなどでこの歌を歌う際は、そうした弱さや切なさに気を配ると良いと思います。
逆にあいみょんさんの『恋をしたから』においては非常に「弱弱しさ、切なさ」を感じます。恋の苦しさで夕日に溶けてしまいそうな姿が映し出されます。
そうした「恋をしたときの弱さ、切なさ」の一面はあいみょんさんの声色にも明確に表れています。あいみょんさんの声質は非常に力強く、頼りがいのあるような印象を受けることも多いですが、この『恋をしたから』では高音域でも力強さよりも切なさが強調されています。、 等の発声とは明らかに違います。カラオケなどでこの歌を歌う際は、そうした弱さや切なさに気を配ると良いと思います。
さて、『恋をしたから』の音域についてですが、地声最低音 mid1G(G3)~地声最高音hiB(B4)、裏声最高音 hiC(C5)、フェイクhiD(D5)といったメロディーになっております。曲の中で1か所、hiC(C5)やhiD(D5)を駆使したポイントがありますが、どちらも裏声ですので、難易度は高いわけではありません。
また、地声の最高音であるhiB(B4)についても、裏声で発声してもあまり問題ないと思います。これは曲のレビューで言及しましたが、『恋をしたから』は「弱さ、切なさ」に重きを置いた作品だからです。あいみょんさんの歌唱も弱さが強調されています。
曲全体を通して、hiA(A4)が頻出しますので、歌い慣れていない人は少し苦労するかもしれません。ただ、楽曲自体のハードルは高くないので、チャレンジして損はない、努力すれば結果が付きやすい作品だと思います。難易度としては、あいみょんさんの楽曲ではかなり手をつけやすいです。
ちなみにこの楽曲は高音域の得意な男性であれば原曲キーでチャレンジできる作品だと思います。『恋をしたから』は男性目線で描かれた作品ではないですが、男性が歌っても違和感が無いと思います。一般的な音域の男性が歌う場合は、キーを3つ程度下げる(♭3)と良いと思います。