『黄金魂』(湘南乃風)
【地声最低音】mid1G#(G#3)
★m2A#[蹴や]ぶれ!! そのとm2F[びら]【イントロ】
★m2A#[社]会に踏みつけら[れ] [周]りを気にしてm1G#[ぇ]【Aメロ】
★m1G#[踏]み[出]せ[な]い[の]は[おm2F–F#[となに[な]っ]たからか
★笑顔と泣き顔にm1G#–m2A#[や]くそ[く]) 2F–m2F#[強く[な]る[か]ら])【Bメロ】
★m1G#–m2A#[自]分らしく] [生]きているのか?【2番Aメロ】
【地声最高音】hiA#(A#4) ※全体で4回
★ F–m2G#–hiA#[プ[ライ[ド][など投げG#–A#[打っ[て]【イントロ】
★hiA#–hiA[Dead or] Ali[ve]
★ゆっくりだってm2F–hiA#[いいんだあ[りのままで]【2番Bメロ】
【補足】mid2F~mid2G#を含むフレーズ一覧
★m2F[勝つまで] 立ち上D#–F[が[れ] 上[がF[れ] お[そ]れ[ず]に[前]へ【サビ】
★(走れ 走れ) ぶっ倒れるm2G#-F[ま]で]
★いm2D#[ま]より[ま]し[か] [賭]けて[み]ろm2F#–F[い]ま]
★m2F–m2D#[どう]せ]上手くいF[かな]い]さ【Aメロ】
★(鏡に映る姿に)中指をm2G#[立て]ぇ
★m2F[き]のう[ふ]と ゆ[め]を見[た]よ【Bメロ】
★m2F–m2F#[辛さを知る[こ]と] 掴[みかけた幸せを守るため]
★こm2D#[れが絶対]なんてm2E[絶対ねぇ]【2番Aメロ】
★だからm2F[生きて] [生きて] [生きて] [必死で!]
★2F[まだまだ足りねぇのに諦めてんじゃねぇもっと]踏んm2G#[張]れ]【2番Bメロ】
★わm2D#–m2F[が[ま]ま]に生[き]る[こ]と[は]【Dメロ】
★たm2F[た]か[う]も[ゆ]う[き] [じm2F#–m2G#[っと座ってねぇ[で]
まず、『黄金魂』(おうごんソウル)についてです。この楽曲は、2008年にレゲエユニット・湘南乃風によりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては翌年に発売された『湘南乃風〜JOKER〜』に初収録されました。同アルバムには、『睡蓮歌』、『恋時雨』などのシングルが収められています。アルバムは、25万枚以上のCDヒットを記録し、日本レコード協会よりプラチナ認定がなされました。
『黄金魂』はドラマ『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』主題歌としてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、同曲は10万枚を超えるCDヒットを記録しました。同曲は、その後スポーツ中継などのイメージソングなどでもタイアップが付きました。作詞は湘南乃風、作曲編曲は湘南乃風とsoundbreakersによりなされました。soundbreakersは『純恋歌』(過去記事)などの制作にも携わっており、湘南乃風と縁の深い作編曲家です。
『黄金魂』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高め(体感的には明確に「高い」)レンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
同曲は最低音がmid1G#であり、男声曲としては低音が高いです。こうした点から中高音域が多く登場します(mid2F等の音階が多い)。こうした点を考慮すると、「高音域が得意な男性」などに歌いやすい曲であるといえます。発声はいずれも地声ベースであり、裏声などは少ないです。
女性が同曲を歌唱する場合、通常は少しキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから1~3つ程度上げてみてください。今回は低音が高いため、一般的な女性が原曲キーで歌えなくもない声域です。「標準より低め~やや低めの音域の女性」などは原曲キーで歌唱するのも合うかもしれません。
最後に『黄金魂』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1G#はAメロ等で登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、mid1G#が最低音となる男性曲は、かなり高い確率で「一般的な男性にとってはキーが高い曲」となります。今回の『黄金魂』についても明確にそうした傾向が見られます。
次に、地声最高音hiA#はイントロや2番Bメロで登場します。登場回数は4回程度です。このhiA#に次ぐ地声高音としては、mid2G#がピークとなる場面が全体で12回程度登場します。今回は全体的にmid2Fなどの中高音も多いため、体感的にもかなり高く、一般的にはキーを下げた方が歌いやすそうです。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
『黄金魂』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。今回は音域がそこまで広くないため、ビギナー向けの調整も可能そうです。ただ、多くのキー調整が必要になるため、人によっては違和感を覚えやすいかもしれません。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすそうです。ただ、歌メロが比較的速いため、歌詞などはしっかり覚えておいた方が良さそうです。また、歌メロが断続的に続いて息継ぎが大変そうな場面もあります。そのため、「どこで息継ぎを入れるか」「どこで妥協をするか」などを考えておいてもよいかもしれません。原曲のように複数人で歌うと余裕を持ちやすいです。
『黄金魂』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiA#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体を通してmid2F等が非常に多く、mid2G#~hiA#等も見られます。また、低音域も男性曲としては高いため、相対的に「中高音域が得意な人」に合いやすい曲です。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。また、「標準より低めの音域の女性」なども原キーがマッチする可能性があります。
【まとめ】
①全体的に中高音寄りの曲(音域は広くない)
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などに合いそう
③「標準より低めの音域の女性」も合うかも(一般的には少しキーを上げた方が合う)
④息継ぎしにくそうな場面があるので注意
⑤カラオケなどに合いそう。複数人で歌うのもよいかも
コメント
リクエストに応えて頂きありがとうございます!
これは1人で歌い切るのは相当大変ですね笑
コメント見逃してました
複数人で歌った方が余裕を持ちやすいですね
もう16年前の曲ですが、最近の曲はこの傾向が強くなってます