なお、同曲は、MVが公式チャンネルなどでフル公開されておりません。よって、当ブログにおいても、ショートバージョンのMVを添付します。ご了承ください。
『Liar! Liar!』(B’z)
【地声最低音】mid2A#(A#3)
★m2F#[つっ]こんじゃうぞ m2A#[アクセ]ルF#[べっ]たり踏んでA#[ぇ]【Bメロ】
★大渋滞のせいじゃない こんなm2A#[ひ]どい頭痛
【地声最高音】hiD#(D#5) ※ラストサビで1回
★oh,liar,liar hiA#[だ]hiC#[れも]hiD#[が][li]ar【ラストサビ】
【補足】mid2G#~hiC#を含むフレーズ一覧
★歌いだしそうなひょうm2G#[じょ]う さらして【Aメロ】
★横切ってんm2G#[のは]m2F#[ぁ] [オマ]G#[エ]だろう
★m2F#[大]渋[滞]m2G#[の]hiA#[せい][じゃ][ない]【Bメロ】]
★m2F#[ど]こまでも [追い]詰めても [む]な[しい]m2G#[だけ]hiA#[ぇぇぇ]
★hiA#[You],m2G#–m2F#[liar,li][a]r A#[もう信じら][れない][や]【サビ】
★(なんてスッパイんだ) m2G#[オトナ]m2F#[の]hiA#[パ][ラ]ダイス
★(好きかキライか) hiA#[そ]hiC#[れだ]A#[け]m2G#[じゃ甘い]や
☆(好きかキライか) hiA#[そ]hiC#[れだ]G#[け]じゃあG#[まい]や
★(愛する人が) m2G#[ハッピーにな]りゃそhiA#[れ]m2G#でい]A#[いや]【ラストサビ】
★Baby,F#[do you] want the [truth?] Baby,[do you] want [it?]【アウトロ】
☆(好きかキライか) hiA#[そ]hiC#[れだ]G#[け]じゃあG#[まい]や
★(愛する人が) m2G#[ハッピーにな]りゃそhiA#[れ]m2G#でい]A#[いや]【ラストサビ】
★Baby,F#[do you] want the [truth?] Baby,[do you] want [it?]【アウトロ】
※☆の部分は稲葉さんライブの歌唱を参考にしたものです。
まず、『Liar! Liar!』 (ライアー ライアー)についてです。この楽曲は、1997年にロックユニット・B’zによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、『SURVIVE』に収録されました。同アルバムの先行シングル曲となり、ベストアルバムなどにも収められております。元メガデスのギタリスト・マーティ・フリードマンは同曲をきっかけに日本のロックに興味を持つようになったそうです。
『Liar! Liar!』はアップテンポのロックナンバーです。ハードロック色が強いのですが、打ち込みなども用いられております。演奏時間は3分半弱と短く、密度が濃いです。韻を踏んだサビの歌詞も特徴的であり、タイトルにもあるように、嘘の多い社会が風刺されております。私自身は恋の駆け引きのようにも感じられました。
『Liar! Liar!』の音域的な特徴についてです。同曲は、上述のように男声としては高いレンジになります。全体として高音寄りのレンジですので、高音を歌いこなす力ととともに、スタミナなども求められます。キーを調整するにしても歌い慣れた人向けの作品です。
ちなみに、CD音源はサビでコーラスが重ねてあるので、音域調査の際にはボーカル稲葉浩志さんのライブでの歌唱も参考にしました。その際、サビの歌唱のごく一部がCD音源と若干違う音程を取っているように感じました(【補足】参照)。この辺りは、再検討の余地があるかもしれませんが、いずれにしても難易度は高いです。
最後に『Liar! Liar!』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A#(A#3)~【地声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiD#はラストのサビで1回だけ登場します。これ以外では各サビで1回ずつhiC#も登場します。サビは中~高音が断続的に登場するため、相当しんどいです。一般的な男性の場合はキーを下げた方が歌いやすいです。目安として、原曲キーから3~4つ程度下げてみてください。
『Liar! Liar!』は音域自体はそこまで広くなく、キー調整はしやすいです。キー調整に抵抗がなければ、ビギナーが合いやすいレンジに設定することも可能だと思います。
ただ、楽曲を視聴してみても分かりますが、同曲はキーを調整したとしても、原曲のように歌いこなすには力量が求められます。その辺りも踏まえて、気長に取り組んでください。レンジ的には女性にチャレンジしやすいですので、高音域が得意な男性や、ロック系の曲が得意な女性にお奨めしたいです。
『Liar! Liar!』はB’zの作品でも難しめの楽曲としてよく列挙される1つでありますが、カラオケ等で歌いこなせると非常にカッコイイと思います。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
思ったより激高ではないんですねー、先日取り上げられたさまよえる蒼い弾丸にhiC#、hiD#少し追加した感じになってますね
の割には歌いづらい印象です
コメントありがとうございます。
確かに音程はでたらめに高くはないですね。
【hiA#[You],m2G#-m2F#[liar,li][a]r 】
みたいなm2F#~hiA#のフレーズが繰り返されるのが、
やはりしんどいのだと思います。
あと、稲葉さんの声量がやはり力強いですね。
音程以外の表現力も求められるのかもです。
サビはずっとmid2F#以上キープしている感じですよね、(メロもですが)
同アーティストの『ねがい』『コブシヲニギレ』『F・E・A・R』『煌めく人』『BURN-フメツノフェイス-』もリストアップお願いします。(正直言うと、B’zはリクエストがキリないくらいあるのですよね…)
自分もB’zは結構聴いていたので、リストの曲は全て分かります。
『ねがい』、『BURN』は有名ですが、
アルバム『Eleven』とか『Brotherhood』の収録曲も好きですね。
『煌めく人』は私も好きで、ちょっとニヤリとしたのですが
この中では少し手こずるかもです。
シングルやアルバム表題曲とかではなく、今回は単純に音域を知りたい曲を選びました。
90年代後半あたりのアルバムはそんな曲が多いですね。5曲も挙げたので相当ゆっくりでいいですのでお願いします(他のリクエストについても同様です)
了解です。