『BURN-フメツノフェイス-』(B’z)
【地声最低音】mid2A(A3)
★欲望がm2A[か]なしみを 招いてhiA[し]m2G[ま]うというなら【Aメロ】
★何もかm2A[も捨]てるのが 幸せhiA[で]m2G[しょ]う[か]A[ぁぁ][ぁぁ]
【地声最高音】hiC#(C#5) ※曲全体で1回
★hiC#[BURN] hiC[BURN] hiB[BURN] m2G[BURN] BURN【アウトロ】
【補足】mid2G(一部略)~hiBを含むフレーズ一覧
★最期はどうなm2G[っ]てい[た]hiA[い][か] A[ちょっ][と]想ってみる【Aメロ】
★m2G[わた]hiA[し]hiB[のえ][い]えんど。m2F#[そん][な]hiA[のが]あるなら【Bメロ】
★(それは他人の)心m2G[が決]m2F#[め][る]hiA[こ]と
★フm2G[メ]hiA[ツ]hiA#[ノ]hiB[フェイス]【サビ】
まず、地声最低音mid2AについてはAメロで登場します。この辺りの音階を発声すること自体はそこまで難しくないのではないかと思います。
一方、「地声最低音がmid2AのJ-POP男性曲」の場合、高い確率で「一般的な男性にとってはキーの高い曲」となります。B’zは高音域が高い歌手としてよく知られておりますが、この『BURN-フメツノフェイス-』に関しては、その特徴が最低音という観点からも認識できます。
一方で、地声最高音hiC#については、楽曲の終盤で1回だけ登場します。登場回数としてはそこまで多くありません。ただ、上述のように、同曲は最高音に次ぐ高音としてhiB辺りが非常に多く登場します(正確な数は数えておりませんが、少なくとも曲全体で20回以上は登場します)。そのため、一般的にはキーを下げた方が歌唱しやすいです。
『BURN-フメツノフェイス-』は低音部分に余裕があり、キー調整などは行いやすいです。一方で、同曲は、稲葉浩志さんの力強いハイトーンが特徴的であります。よって、キーを下げるにしても、原曲に近い表現を目指す場合はしっかりと歌い慣れておく必要があります。
また、同曲は、Bメロ~サビにかけて音程がやや取りづらい部分があります。そのため、しっかり聴き込んでおく必要があります。音域面でもそうですが、メロの音程の取りづらさなども含め、難易度としては高い作品であると私は分析しております。
同曲を原曲キーで歌唱する場合、登場回数の多いhiB辺りがしっかり歌いこなせることが求められます。また、同曲は曲全体を通して、ほぼすべてのフレーズにhiA以上の音階が含まれております。そのため、高音域を1曲しっかり歌いこなすスタミナも必要不可欠であります。
よって、原曲キーの場合は、高音域が非常に得意な男性向けの作品といえます。また、声域的には女性のほうが合いやすいです。声色的に難しい部分もあるかもしれませんが、ロック曲などが得意な女性はチャレンジしやすいと思います。
『BURN-フメツノフェイス-』はノリの良いロック曲であり、カラオケなどでも歌いやすいです。難易度は高い作品ですが、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
★フm2G[メ]hiA[ツ]hiA#[ノ]hiB[フェイス]【サビ】
★せめm2G[て]あhiB[な]hiA[た][の][な]か[で]A[は]
★いつまm2G[で]hiA#[も]hiA[か][が]hiB[やい][て]い[た]B[い]
★hiB[BURN] hiA#[BURN] hiA[BURN] m2G[BURN] BURN
★誰もかhiA[れ]m2G[も]こ[の]星[も]【ラストサビ】
★最高の残m2G#[像]m2G[1]コhiA[おいて]hiC[くよ]A[ぉ]
★hiB[せ]めm2G[て](あなたの中では)
★hiB[BURN] hiA#[BURN] hiA[BURN] BURN BURN BURN A[BURN] A#[BURN] B[BURN]
★hiB[せ]hiA[め]てA[あ]なA[た]B[の]なか…【アウトロ】
※イントロのフェイクはhiF
まず、『BURN-フメツノフェイス-』(バーン フメツノフェイス)についてです。この楽曲は、2008年に2人組ロックユニットB’zによりリリースされたシングル作品です。売上としては、日本レコード協会よりゴールド認定(10万枚)がなされており、週間ランキングでも1位を記録しております。
同曲は、オリジナルアルバムには収録されず、『B’z The Best “ULTRA Treasure”』、『B’z The Best XXV 1999-2012』といったベストアルバムやシングルコレクションに収められました。B’zは、シングル曲の中でもフルアルバムに収録されない作品が時折見られます。
『BURN-フメツノフェイス-』は化粧品会社のCMソングとして書き下ろされました。KOSE(コーセー)の側からの要望もあり、ブランドのキャッチコピー 「不滅のフェイス」がそのまま歌詞フレーズ、タイトルとして使われております。私自身もリリース当時のコマーシャルが何となくですが記憶にあります。
ちなみに、ロックバンド・クリープハイプの『憂、燦々』(過去記事)という楽曲も、資生堂のスキンケアブランドのCMのために書き下ろされ、その際に「You Sun Sun (ゆうさんさん)」というフレーズが指定されたそうです。こうしたエピソードは、タイアップやそれに対するミュージシャン側の取り組みが垣間見えて面白いと感じます。
さて、『BURN-フメツノフェイス-』はアップテンポのバンドナンバーです。イントロのギターリフなどが非常に印象的です。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られております。ラストのサビは、最初は半音下がった歌メロで始まり、途中で通常サビと同じキーに戻ります。
ラストサビのこうした展開は時々見られ、B’zでいうと『ONE』という作品が近い展開をしていたと記憶しております。また、DAIGOさんの所属するバンドBREAKERZ(ブレイカーズ)の『Miss Mystery』、ボカロ曲では『からくりピエロ』(過去記事)という作品が、近似した展開をしております。
歌詞については、タイアップにもなった「フメツノフェイス」というフレーズとともに、「BURN BURN BURN」というサビの言葉も非常に耳に残ります。個人的には、歌い出しに【欲望が悲しみを 招いてしまうというなら 何もかも捨てるのが 幸せでしょうか?】というフレーズも好きです。
B’zは日本を代表するハードロックバンドですが、詞を務める稲葉浩志さんによる言葉選びなども非常に秀逸だと感じます。B’zというと、松本孝弘さんのギタープレイや稲葉さんのボーカルなどがしばしば語られますが、私個人としては、稲葉さんの歌詞などにも着目すると面白いのではないかと思います。
『BURN-フメツノフェイス-』の声域的な特徴についてです。この楽曲は、一般的な男性としてはかなり高いレンジで歌メロが作られております。キー下げは可能ですが、ボーカル稲葉浩志さんのようなロック色の強い表現をするためにはしっかり歌い慣れておく必要があります。声域的には女性の方が歌いやすいといえます。
最後に『BURN-フメツノフェイス-』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べるとかなり高いです。以下、見ていきます。
★いつまm2G[で]hiA#[も]hiA[か][が]hiB[やい][て]い[た]B[い]
★hiB[BURN] hiA#[BURN] hiA[BURN] m2G[BURN] BURN
★誰もかhiA[れ]m2G[も]こ[の]星[も]【ラストサビ】
★最高の残m2G#[像]m2G[1]コhiA[おいて]hiC[くよ]A[ぉ]
★hiB[せ]めm2G[て](あなたの中では)
★hiB[BURN] hiA#[BURN] hiA[BURN] BURN BURN BURN A[BURN] A#[BURN] B[BURN]
★hiB[せ]hiA[め]てA[あ]なA[た]B[の]なか…【アウトロ】
※イントロのフェイクはhiF
まず、『BURN-フメツノフェイス-』(バーン フメツノフェイス)についてです。この楽曲は、2008年に2人組ロックユニットB’zによりリリースされたシングル作品です。売上としては、日本レコード協会よりゴールド認定(10万枚)がなされており、週間ランキングでも1位を記録しております。
同曲は、オリジナルアルバムには収録されず、『B’z The Best “ULTRA Treasure”』、『B’z The Best XXV 1999-2012』といったベストアルバムやシングルコレクションに収められました。B’zは、シングル曲の中でもフルアルバムに収録されない作品が時折見られます。
『BURN-フメツノフェイス-』は化粧品会社のCMソングとして書き下ろされました。KOSE(コーセー)の側からの要望もあり、ブランドのキャッチコピー 「不滅のフェイス」がそのまま歌詞フレーズ、タイトルとして使われております。私自身もリリース当時のコマーシャルが何となくですが記憶にあります。
ちなみに、ロックバンド・クリープハイプの『憂、燦々』(過去記事)という楽曲も、資生堂のスキンケアブランドのCMのために書き下ろされ、その際に「You Sun Sun (ゆうさんさん)」というフレーズが指定されたそうです。こうしたエピソードは、タイアップやそれに対するミュージシャン側の取り組みが垣間見えて面白いと感じます。
さて、『BURN-フメツノフェイス-』はアップテンポのバンドナンバーです。イントロのギターリフなどが非常に印象的です。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られております。ラストのサビは、最初は半音下がった歌メロで始まり、途中で通常サビと同じキーに戻ります。
ラストサビのこうした展開は時々見られ、B’zでいうと『ONE』という作品が近い展開をしていたと記憶しております。また、DAIGOさんの所属するバンドBREAKERZ(ブレイカーズ)の『Miss Mystery』、ボカロ曲では『からくりピエロ』(過去記事)という作品が、近似した展開をしております。
歌詞については、タイアップにもなった「フメツノフェイス」というフレーズとともに、「BURN BURN BURN」というサビの言葉も非常に耳に残ります。個人的には、歌い出しに【欲望が悲しみを 招いてしまうというなら 何もかも捨てるのが 幸せでしょうか?】というフレーズも好きです。
B’zは日本を代表するハードロックバンドですが、詞を務める稲葉浩志さんによる言葉選びなども非常に秀逸だと感じます。B’zというと、松本孝弘さんのギタープレイや稲葉さんのボーカルなどがしばしば語られますが、私個人としては、稲葉さんの歌詞などにも着目すると面白いのではないかと思います。
『BURN-フメツノフェイス-』の声域的な特徴についてです。この楽曲は、一般的な男性としてはかなり高いレンジで歌メロが作られております。キー下げは可能ですが、ボーカル稲葉浩志さんのようなロック色の強い表現をするためにはしっかり歌い慣れておく必要があります。声域的には女性の方が歌いやすいといえます。
最後に『BURN-フメツノフェイス-』の音域についてですが、【地声最低音】mid2A(A3)~【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べるとかなり高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid2AについてはAメロで登場します。この辺りの音階を発声すること自体はそこまで難しくないのではないかと思います。
一方、「地声最低音がmid2AのJ-POP男性曲」の場合、高い確率で「一般的な男性にとってはキーの高い曲」となります。B’zは高音域が高い歌手としてよく知られておりますが、この『BURN-フメツノフェイス-』に関しては、その特徴が最低音という観点からも認識できます。
一方で、地声最高音hiC#については、楽曲の終盤で1回だけ登場します。登場回数としてはそこまで多くありません。ただ、上述のように、同曲は最高音に次ぐ高音としてhiB辺りが非常に多く登場します(正確な数は数えておりませんが、少なくとも曲全体で20回以上は登場します)。そのため、一般的にはキーを下げた方が歌唱しやすいです。
『BURN-フメツノフェイス-』は低音部分に余裕があり、キー調整などは行いやすいです。一方で、同曲は、稲葉浩志さんの力強いハイトーンが特徴的であります。よって、キーを下げるにしても、原曲に近い表現を目指す場合はしっかりと歌い慣れておく必要があります。
また、同曲は、Bメロ~サビにかけて音程がやや取りづらい部分があります。そのため、しっかり聴き込んでおく必要があります。音域面でもそうですが、メロの音程の取りづらさなども含め、難易度としては高い作品であると私は分析しております。
同曲を原曲キーで歌唱する場合、登場回数の多いhiB辺りがしっかり歌いこなせることが求められます。また、同曲は曲全体を通して、ほぼすべてのフレーズにhiA以上の音階が含まれております。そのため、高音域を1曲しっかり歌いこなすスタミナも必要不可欠であります。
よって、原曲キーの場合は、高音域が非常に得意な男性向けの作品といえます。また、声域的には女性のほうが合いやすいです。声色的に難しい部分もあるかもしれませんが、ロック曲などが得意な女性はチャレンジしやすいと思います。
『BURN-フメツノフェイス-』はノリの良いロック曲であり、カラオケなどでも歌いやすいです。難易度は高い作品ですが、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
最高音は少ないけどhiBが乱舞するという点で、衝動とかと同じようなしんどさですよね、さっき歌いましたがマジで体力勝負の塊みたいな曲だと思いました
すみません。返事が遅れました。
ホントにhiB多かったですね。
後で数えてみても良いかもしれません。
今回のような類の難しさが分かると、やはりブログのやりがいを感じます。
全く関係ない案件ですが、UVERのリクエスト、GOLDではなく、『バーベル』と『一滴の影響』に変更させて欲しいです
了解です。GOLDはまだ調査してませんので
変更は容易です。
ぴたっくまさんのリクエスト曲がいくつか
完了してますので、近いうちに記事になると思います。
ちなみに、バーベルの方は、もしかしたらラップパートが苦戦するかもです。