『恋の予感』(安全地帯)
【地声最低音】mid1C#(C#3)
★m1D#[な]ぜ な1D#[ぜ] m1C#-D#[あ]な]たは【Aメロ】
★m1F–D#[だ[れ]か[を]待っ]ても D#–m1C#[ど[ん]なに[待]っ]ても【Cメロ】
【地声最高音】mid2G#(G#4) ※全体で4回程度
★恋の予感が たm2D#[だ] m2G#–F#–F[かけ]ぬ]け]る]だけ【Bメロ[or サビ]】
【補足】mid2D#~mid2F#を含むフレーズ一覧
★きれm2C#[い]になりm1F[た]いの?【Aメロ】
★その目を誰もが 見つm2C#[め]てくれm2D#[な]い]の?
★m1F[よ]るは気m2F–m2F#–D#[ま[ま]に] あ[なF[た]を躍[ら]せるだけ【Bメロ】
★あm2C#[な]たm2D#[は] C#–D#[こ[ん]やも【Cメロ】
まず、『恋の予感』についてです。この楽曲は、1984年にロックバンド安全地帯によりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年にリリースされたフルアルバム『安全地帯III〜抱きしめたい』に収録されました。同アルバムはカセットとLPを合わせて、約80万枚のセールスを記録しました。
さて、『恋の予感』は安全地帯の7枚目のシングルとして発表され、約43万枚のセールスを記録しました。バンドとしては、『「ワインレッドの心』『悲しみにさよなら』に次ぐ3番目の売上枚数であり、今も愛される代表的な楽曲の1つといえます。また、日本はさることながら、中国などでもカバーされております。
『恋の予感』はミドルテンポのシリアスな作品です。ピアノやストリングスが際立つ作品であり、全体としてしっとりしたニュアンスがあります。歌メロはAメロとサビ(もしくはBメロ)Cメロからなり、シンプルです。
同曲は作詞を男性シンガーソングライターの井上陽水さんが担当しており、その点も話題となりました。井上さんはバンドの代表曲である『ワインレッドの心』の作詞にも携わっております。作曲はボーカルの玉置浩二さん、編曲は星勝さんによりなされました。
『恋の予感』の音域的な特徴についてです。同曲は一般的な男性の音域の範囲内(もしくはやや高め)で歌メロが作られております。原キーで歌唱可能な人も多いと想定していますが、場合によってはキーを調整するのもよさそうです。
同曲はAメロとCメロの一部でmid1C#,mid1D#といった低音が多く登場します。一方、mid2Fなどの中高音はサビで複数回ずつ見られます。こうしたことから大よそ標準的(orやや高め)であると判断しました(やや中高音には寄っています)。ちなみに、過去同曲をカバーしてる男性を見るとキーを下げている方もおられます。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。過去に同曲をカバーした女性は原曲キーから4つ程度上げる(mid1F~hiCに調整されます)人が多いようですので、その辺りが一つの目安になると思います。
最後に『恋の予感』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】mid2G#(G#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(もしくはやや高め)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1C#はAメロやCメロで登場します。今回はmid1D#とコンボになっており回数も多いため、低音域が苦手な人だと少し低く感じやすいかもしれません。「高音域が得意な男性」などはキーを上げるのもよさそうです。
次に、地声最高音mid2G#はサビで登場します。登場回数は4回程度です。このmid2G#は男性の音域としてはやや高く、人によっては歌い慣れた人でも難しい場合があります。原きいーが合う人も多いかもしれませんが、場合によっては少しキーを下げるのもよいです。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。ちなみに、井上陽水さんは原曲より1つ、河村隆一さんは2つ低いキーで歌唱されております。
『恋の予感』は低音域に余地があり、キー下げが可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲は音域が意外と広いため、人によっては一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
同曲のメロディーは、おおよそシンプルで覚えやすいです。また、テンポなども速くなく、音域が合う人であればカラオケなどにも向きやすいのではないかと私は判断しました。ボーカルの玉置浩二さんは歌唱力に定評のある歌手としてよく知られます。そのため、玉置さんの歌唱表現なども参考にしてみるとよいと思います。
『恋の予感』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D#~mid2G#といった中高音域をしっかり歌いこなせることが求められます。今回はmid2D#辺りが比較的多く、サビを中心にmid2F~mid2G#などが複数回登場します(各々、ピークとなる場面が4回ずつ)。
こうしたことを踏まえると、「標準よりやや高め~ある程度高音域が得意な男性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①AメロCメロは比較的低い場面があるが、全体的にはやや中高音寄り
②原キーだと「標準よりやや高め~ある程度高音域が得意な男性」などに合いそう
③メロはシンプルかつ覚えやすい(音域は意外と広め)
④玉置さんの歌唱表現なども参考にしてみるとよい
コメント
意外とこの曲原キーで歌っている方が少ないように見受けられます。
自分でも歌えるのでそんなに高くないのかなと思いきや意外と中高音寄りなんですね…
名無しさんありがとうございます。
意外と原キーで歌う人少ないんですね。知らなかったです。
西暦2000年以前の曲は、DAMだと「原曲キー」ではなく
一般的な音域に近づけた「標準キー」というのが多いですよね。
そうしたものの影響かもしれません。
中高音寄りですがmidd2D#辺りが多いので、ある程度歌い慣れている人だと
安定しやすいと思います。
今回初めてしっかり聴いたのですが、すごくいい曲でした。
ゴダイゴの「銀河鉄道999」も下げて歌唱されている方が多いイメージありますね。あちらは結構キー中高音寄りなので納得はできますが。
本当に滅茶苦茶いい曲ですよねこれ。
昔の恋愛ソングの中では個人的にこの曲を推しています。
Saucy Dogの「夢見るスーパーマン」の音域お願いします
リストアップしておきます。
自選曲にしようか迷っていたのです。