『 SHAKE！SHAKE！SHAKE！』(内田雄馬)
【地声最低音】mid1D(D3)
★m1G–G#[ルール]に] [囚わm1F#[れ]て]いたら【Aメロ】
★ちょっと不思議なくらいm1G[が] [おも]しm1F#[ろい]だろ
★見えてくm1G–m1F#[る[Brand] m2E[new] world！
☆m2F#–E[あし]た]またF#[歩]き]出せる m1D[Oh] Yeah【サビ】
★m1F[アチラ]コチ[ラs]mash up【2番Aメロ】
【地声最高音】hiA(A4) ※全体で8回程度
★m2F#[Shake] [ココロm2G–hiA地[ふ[る]わ]せ]たら【サビ】
【裏声最高音】hiA(A4) ※1番Aメロで登場
★つm2F裏[ま]らないアhiA裏–2G[ガ]らない]【1番Aメロ】
【補足】mid2F～mid2G#フレーズ一覧
★常識通m2F[り]、王道のセオ[リー]【Aメロ】
★m2G#地–G–F^[みん](な]で[い]っ])しょに
★どこか痺れてm2F[Spi]cy 毎日訪れるSurp[rise]【Bメロ】
★m2E[す]が[お]の[さら]に[うm2G地[らが]わ]
★m2F[そう] 解きF[放ってく]
★なんだかわからんアレまでm2F[mix] up【2番Aメロ】
★Tea m2F[cup]の中には甘いSy[rup]だけじゃ物足り[ない]でしょ
★m2F[そう]さ すりm2E[減って]しF[まっ]た]く[つも]【2番Bメロ】
まず、『SHAKE！SHAKE！SHAKE！』についてです。この楽曲は、２０２１年に男性声優・歌手の内田雄馬さんによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、同じ年に発売された『Equal』に初収録されました。
同曲は、阿呆トロさんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『怪病医ラムネ』のオープニングテーマとしてタイアップが付きました。内田さんは同アニメの主人公ラムネ役で主演を務めております。楽曲のリリースに伴いYouTube公式チャンネルで公開されたミュージックビデオは１８０万回を超える再生回数を記録しています（２０２５年１月現在）。
『SHAKE！SHAKE！SHAKE！』はアップテンポのバンド曲です。ホーンセクションが主体となったイントロなど全体的に明るくノリの良い楽曲になっています。歌メロはAメロ・Aメロ2・Bメロ・サビと展開します。2番はラップパートなども挿入されております。作詞・作曲・編曲は篠崎あやとさん、橘亮裕さんとの共同でなされました。
『SHAKE！SHAKE！SHAKE！』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高め（体感的には明確に「高い」）レンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲は全体的にノリがよく、中高音寄りの音域が断続的に続きます。最高音はhiA程度ですが、曲全体を通してmid2D～mid2F#辺りが多く、体感的に高く感じやすい曲であると私は分析しました。また、低音についても男性曲としては高く、その点でも「中高音域が得意な男性」の方がマッチしやすい曲といえます。
女性が同曲を歌唱する場合、通常は少しキーを上げた方が歌いやすいです。今回は低音域としてmid1F～mid1G辺りが要所要所で登場します。この辺りは女性曲としては低いレンジであり、通常はキーを上げた方がより声質が活きやすいと思います。一つの目安ですが、原曲キーから２～４つ程度上げてみてください。
最後に『SHAKE！SHAKE！SHAKE！』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)～【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Dはサビで登場します。このmid1Dについては大よそ男性の音域の範囲内です（登場回数も少ない）。このmid1D以外の中低音はmid1F～mid1G#辺りが登場します。男性曲の低音としてはやや高めな印象です。
次に、地声最高音hiAはサビを中心に登場します。登場回数は８回程度です。このhiAに次ぐ地声高音としてはmid2G#がピークとなる場面が全体で２回、mid2Gが６回登場します。加えて、mid2E～mid2F#辺りがかなり多いです。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから２～３つ程度下げてみてください。
『SHAKE！SHAKE！SHAKE！』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であればある程度自分の得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、低音なども含めると音域がそれなりに広いため、ビギナーだと一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
今回の楽曲は歌メロ自体は分かりやすく、リズムなども取りやすそうです。ただ、Bメロ⇒サビの場面で転調する箇所、Aメロの一部では若干音程に迷う可能性があります。比較的克服しやすいですが、音程を取るのが苦手な人などは注意してください。音域がマッチするのであれば、カラオケにもおススメです。
『SHAKE！SHAKE！SHAKE！』を原曲キーで歌唱する場合、mid2FからhiAといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はmid2F～mid2F#辺りの頻度が高く、見た目よりも高く感じやすい曲です。また、低音も一部低い音があるものの、全体でみると高めです。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意な男性)」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①全体的に元気よく、男性曲としては中高音寄り（低音も見た目より高め）
②原キーだと「高音域が得意（or非常に得意）な男性」などに合いそう
③メロがよく練習曲向きだが、ラップパートなど表現力は必要
④音域が合うのであれば、カラオケ向き
⑤女性は若干キーを上げた方が歌いやすそう