『はしりがき』(マカロニえんぴつ)、Hashiri Gaki(Macaroni Enpitsu)
【地声最低音】mid1F(F3)
★m1F[イ]メージは超えられないのさ【Aメロ】
※あまりこだわらなくていいです。mid1G辺りを低音の基準に置いてもよい
【地声最高音】hiC(C5) ※曲全体で2回
★まだ あhiA#–hiA[な]た[に]hiC地[は]A#[自分]を愛して【サビ】
【裏声最高音】hiD#(D#5) ※曲全体で2回
★hiD[あ]hiC[い]hiD#[し]hiA#地[て]いてほしいだけなの[です]【サビ】
【補足】mid2G~hiA#を含むフレーズ一覧
★だからm2G[こ]m2F[そ は]し[る]のだ 振m1F#[り]返らず【Aメロ】
★語m2F–m2G[り[合っ]た[と]も]たちも 大人しくなれ[たお]となたちも【Bメロ】
★ただ無駄hiA#–hiA[を]あ[い]m2F[す]の[だ!] [生]m2F#[き]止まらない【サビ】
★m2G[素]直にhiA[な]hiA#[れ]ずごA#–A[めん]ね]
★m2G[そう 掛け替え]m2F[の]ない日G[々][は掛]けち[が]いいだらけだ【ラストサビ後半】
★m2G[もう 買えな]いモ[ノ]のhiA#[方]hiA[が][欲]しい歳ごG[ろ]A[に]
★おm2G[ぼ]m2F[えた]数[だけ 分]か[ら]ないことだら[け]
★m2G[あた]hiA[まの]hiA#[な]かは騒がしく踊る
まず、『はしりがき』についてです。この楽曲は、2021年に4人組ロックバンド・マカロニえんぴつによりリリースされたシングル作品です。マカロニえんぴつとしては、メジャーデビュー後初のCDシングルとなります。新曲ということもあり、現在アルバムには未収録です。
『はしりがき』は、アニメ映画『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』の主題歌として書き下ろされました(意図したわけではありませんが、本日7月30日が公開初日のようです)。クレヨンしんちゃんの映画は、これまでにSEKAI NO OWARIの『RPG』(過去記事)やあいみょんさんの『ハルノヒ』(過去記事)、ケツメイシの『友よ 〜 この先もずっと…』といった人気曲が生み出されており、多くの若手ミュージシャンが起用される傾向にあります。
『はしりがき』はアップテンポのバンドナンバーです。ピアノがジャズ、AメロとAメロの間奏のギターサウンドがドゥーワップをイメージさせ、ロックバンドでありながら多彩なアレンジがされております。歌メロはAメロBメロサビといった形で作られております。楽曲の終盤では、通常のサビとは違う大サビのような展開がなされております。この大サビのような構成は、『恋人ごっこ』(過去記事)等でも見られました。演奏時間が3分超でありながら、非常に密度が濃い展開になっております。
『はしりがき』の音域的な特徴についてです。同曲は、男声としては高めのレンジで歌メロが作られております。AメロBメロ辺りでもmid2F,mid2G等が登場し、全体として中高音域が多く要求される楽曲です。キー調整は可能です。私なりの印象ですが、声がやや低めの女性は原曲キーでも歌いやすいかもです。
最後に『はしりがき』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Fについてです。ここは、あまりこだわらなくてもよいと思います。mid1G辺りを低音の基準にしても違和感は少ないです。低音が苦手な女性などは検討してみてください。
一方、地声最高音hiCについては、各サビで1回ずつ、曲全体で2回登場します。また、同曲は、サビやラストのサビでhiA#が登場します。このhiA#はhiAとのコンボになっております。この辺りは一般的な男性の声域としては高めですので、原曲キーから2~3つ程度さげてみてください(♭2~♭3)。
『はしりがき』は低音部分に余裕があり、キー調整の融通は利きやすいです。歌い慣れた人であれば、自分の得意なレンジに調整することは可能だと思います。一方、ビギナーなどにも調整は可能だと思いますが、同曲はリズムが取りにくい部分などがあります。人によっては歌いにくく感じるかもしれません。その辺りは留意しておいてください。
私なりの印象ですが、マカえんの曲に関しては、「キー調整込み」で考えると、『恋人ごっこ』(過去記事)、『青春と一瞬』(過去記事)といった楽曲が比較的取っ付きやすいです。『はしりがき』が難しいと感じられた方は、こちらも検討してみてください。
同曲を原曲キーで歌唱する場合、目安としてですが、このhiA-hiA#辺りが上手く攻略できると形になりやすいです。また、先にも述べましたが、曲全体を通してmid2F~mid2G辺りも多く登場します。そのため、中高音域が安定的に歌えることも大切であり、スタミナも要求されます。そのあたりも踏まえて練習に励んでください。原キーの場合は、ある程度高音域が得意な人向けの楽曲と言えます。また、最低音が高めですので、女性などもチャンレジしやすいです。
『はしりがき』は男声としてはキーが高めであります。ただ、演奏時間も3分程度であり、アップテンポのバンドナンバーですので、カラオケなどでも歌いやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
今まさに見たいものでした!リクエストしたものではないですけどありがとうございます!
コメントありがとうございます。
私自身も気になっていた曲ですが
別の方がリクエスト下さったので、少しずつタイミングをうかがっておりました。
クレヨンさんの知りたいタイミングで記事に出来て良かったです。
参考になれば幸いです。
リクエストした者です。
さっそくの記事化、ありがとうございます!
参考にさせていただきます。
ありがとうございます。
結構高いのですが、参考になれば幸いです。
いい曲ですよね。