『Stay Gold』(BTS)

【地声最低音】mid1A#(A#2)
★m1D#–m1F[み]わ[く]的[な]Moon [Light]【Aメロ】
★m1D#[き]みの[も]と[へ] Hide m1C#[and] m1A#[Seek]
★忍m1D#[び]込ん[で]君のまぢ[か] 近づくの[さ] いつの間[にか]
★m1A#–C#[君]から] [目は]なせない] D#[No] C#[more]
★気づかれないm1D#–m1C#[よう[に]【2番Aメロ】
【地声最高音】hiA#(A#4) ※サビを中心に計13回
★hiA–hiA#–G#[Stay [Go]l]d A#–G#[Go]l]d【サビ】
★hiA[Stay] hiA#–G#–F#–F[Go]l]l]l]lld [手]に[入]れ[た]ぁくて
★(奇跡なら僕が見せて) G#–hiA#–F[あ[げ][る]ぅぅ[yeah]【Dメロ】
【裏声最高音】hiA#(A#4) ※イントロで登場
★2F[Ooh] oo[h] m2G#–hiA#–F[In a [world] where] you [feel] cold【イントロ】
【補足】その他の中高音域
★You gotta m2F[stay go]ld Oh baby m1C#[Yeah]【イントロ】
★m2G#裏–F#–F[と]け]いの] G#–F#[は]り]さえ]【Bメロ】
★Uh let m2F地–m2D#[it] glo]w F[oh oh] oh]
★m2G#地[Stay Gold] F–m2G#裏[ゆ[め]の[な]か[で]も]【サビ】
★m2G#–hiA地[Stay [Gold] F–hiA裏[さ[が]し[あ]て[る]よ]
★きm2F[み]に[ふ]れ[たm2G#地[く]て]
★m2F–D#[Stay] Gold [Stay] Gold [Stay] Go]ld
★m2F[Just] 2D#[close] your eyes なm2F地[に]も]言F[わ]な]い【Dメロ】
★m2G#–F[き]せ[き]ぃ[な]ら[ぼ]く[が]見[せ]て]
★m2F–m2D#[覗]き[見す]る [Moon] Light])【ラストAメロ[オク上]】
★m2F[離し]た[く]は[なm2G#裏[い]よ]ぉぉ [Stay] Gold [Uh] yeah
まず、『Stay Gold』についてです。この楽曲は、2020年に男性アイドルグループのBTSによりリリースされたシングル作品です。アルバム『MAP OF THE SOUL:7~THE JOURNEY~』の先行シングルとして発売されました。アルバムは、日本国内だけで100万枚以上のCDセールスを記録し、日本レコード協会よりミリオン認定がなされました。
『Stay Gold』はテレビ東京系ドラマ『らせんの迷宮〜DNA科学捜査〜』の主題歌としてタイアップが付きました。BTSは韓国初のアイドルですが、同曲は日本語を中心にリリースされた楽曲であり、そうした点も特徴的です。楽曲の質も相まって、同曲は配信部門で10万ダウンロードを記録、またストリーミングでも2億再生を突破し、日本レコード協会よりダブル・プラチナ認定がなされました。
『Stay Gold』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られています(ソロの場合)。一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲はAメロが中低音中心であり、Bメロサビと中高音域の割合が増えていきます。地声高音としてはhiA#やmid2G#などがよく見られ、男性の音域としては高いといえます。また、裏声が多用されるため、器用な地声と裏声の使い分けが不可欠になります。
同曲はグループ曲であるため、原曲は複数人のボーカルで歌唱されています。そのため、2人以上で歌唱すると余裕を持ちやすいといえます。複数人で歌唱する場合は、「標準的~やや高めの音域の男性」なども合う可能性があります。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌唱しやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~4つ程度上げてみてください。ただ、今回は音域が2オクターブと広いですので、歌える人が限定されるかもしれません。
最後に『Stay Gold』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#2)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1A#はAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内ですが、低めのレンジになります。そのため、「高音域が非常に得意な男性」などは場合によってはキーを上げた方が歌いやすいかもしれません(歌える人であれば原キーでもよい)。
次に、地声最高音hiA#はサビを中心に13回登場します。このhiA#に次ぐ地声高音としては、hiAがピークとなる場面が全体で6回、mid2G#が12回登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてださい。
※ちなみに、今回はラストサビの副旋律で裏声のフェイクが多く用いられております。そこではhiFやhiG#といった高い裏声高音が登場します。
『Stay Gold』は低音に若干の余地があり、キー下げは可能です。ただ、今回の楽曲は音域自体が広いため、歌いなれた人であっても一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
今回の楽曲はメロやリズム自体は比較的分かりやすいです。ただ、サビは歌メロが断続的に続くため、ソロだと息継ぎの余裕が持ちにくいです。1人で歌えなくもないですが、2人以上で歌唱した方がより余裕をもって歌唱することができます。テクニカルな要素も多く、練習曲としては悪くないですが、サビなどは息継ぎに注意したいです。
『Stay Gold』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiA#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はBメロサビなどでこれらが多く登場します。要所で裏声が多用されているため、器用な裏声発声は不可欠です。低音は男性の音域の範囲内ですが、低めな方です。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」が原曲キーに合いやすいと私は考えました(ソロの場合)。2人以上で歌唱するならば、「標準的~高めの音域の男性」なども視野に入ってくると想定してます。
ちなみに、男性の場合は、今回の『Stay Gold』の方がが『Butter』(過去記事)や『Dynamite』(過去記事)などと比べると取っつきやすいのではないかと想定してます(女性は声域的に2曲の方が合いそう)。
【まとめ】
①Aメロは中低音中心、Bメロサビと中高音が増える
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性」向け(1人の場合)
③2人以上で歌唱すると「標準的~高めの音域の男性」なども視野に入る
④裏声が多用されているため、器用な発声が不可欠
⑤メロは分かりやすい。ソロだとサビで息継ぎしにくい可能性があるので注意
コメント
お疲れ様です!キタニタツヤのちはるの音域調査お願いします!