『その向こうへ』(10-FEET),Sono Mukou he(10-FEET)
【地声最低音】mid1F(F3)
★描き続けて擦り切m1F[れた]m1G[ね]がいは【Aメロ】
★とっくm2E[に]m2F[消]E[え]たけど歩m1F[いて]m1G[みた][ぁ]
【地声最高音】hiA#(A#4) ※サビで頻出です
★hiA#{そ]hiA[の]m2G[向]A#[こ]A{うへ] A#{そ][の][向][こ][うへ]【サビ】
【補足】mid2E~mid2Fを含むフレーズ一覧
★m2F[カーテ]m2E[ン]のE[す]きま 灰色の朝が【Aメロ】
★m2F[カーテ]m2E[ン]のE[す]きま 灰色の朝が【Aメロ】
★m2F[さよなら]も[醜さ]も [清らか]な卑しさも【Bメロ】
★m2F[わ]m2E[か][れ]も[き][お][く]も[そ][の][き]よ[ら][か][さ]も【サビ】
☆(君の声も その想いも)hiC [yeah]
※☆のフレーズは曲全体で2回登場します。場合によっては、このhiCを最高音としてもよいかもしれません。
まず、10-FEET(テンフィート)についてです。10-FEETは1997年に結成、2003年にメジャーデビューした3人組ロックバンドです。ジャンルとしては、メロディック・ハードコア、パンク・ロックなどに属しましす。バンド名の10-FEETはおよそ3メートルであり、「届きそうで届かないくらいの距離」といった意味があるそうです。
10-FEETの人気曲としては、インディーズ時代の楽曲『RIVER』、今回取り上げる『その向こうへ』、『2%』、『super stomper』、『蜃気楼』などが挙げられます。私自身は、2019年の『ハローフィクサー』なども耳に残っております。
10-FEETはライブのパフォーマンスも非常に定評があり、フェスではメインステージでトリを飾ることもあります。最近では、このゴールデンウィーク期間で行われているVIVA LA ROCKにも出演しているようです。
さて、『その向こうへ』についてです。この楽曲は、2011年に3人組ロックバンド10-FEETによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2012年の『thread』(スレッド)に収められております。同曲や10-FEETのYouTubeでの再生回数、配信の人気ランキング、カラオケランキングなどでもそれぞれ上位に入っており、同バンドでも人気の高い1曲であると思います。また、京都出身ということもあってか、メンバー3人が舞妓の姿に扮するMVも印象的です。
『その向こうへ』はアップテンポのメロコアナンバーです。Aメロなどはスカっぽいアレンジになっております。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られており、親しみやすく、メロ自体も分かりやすい印象です。一方で、ボーカルの発声については、とりわけサビの力強さが特徴的であります。この辺りは、特に歌い慣れていないと難しい部分かもしれません。
『その向こうへ』の音域的な特徴についてです。同曲は、一般的な男性の音域よりも高めであり、とりわけサビがパワフルです。一方で、がなり過ぎると聴きづらくなりますので、絶妙なバランスが必要になります。低音部分に余裕があるため、キー調整は可能ですが、原曲のような表現をするには努力が必要になります。
さて、『その向こうへ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiA#(A#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見てきます。
まず、地声最高音hiA#についてですが、サビで多く登場します。場面としては15回程度です。この辺りは、一般的な男性の音域よりも高めであり、登場回数も多いです。一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと思います。原曲キーから2~3つ程度を目安に下げてみてください(♭2~3)。
『その向こうへ』は音域自体はそこまで広くなく、キー調整はしやすいです。歌い慣れていない人向けの調整も可能だとは思いますが、一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
同曲は、サビの歌声が力強く、その辺りを再現するのが非常に大変なのではないかと思います。がなり過ぎず、かといって弱弱しくない絶妙な発声が求められます。その辺りは、自分の声をレコーダーなどで確認しながら、歌ってみるのもよいです。
『その向こうへ』は原曲キーの場合は、高めの音を持続的に歌いこなす必要があり、少し難しめになります。最近は、こうしたロックらしい歌声のボーカルも少し減ってる印象ですが、カラオケやライブ等で歌いこなせると非常にカッコよく、私自身も耳に強く残っている楽曲です。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
リクエストに答えていただきありがとうございます。
ずっと最高hiAだと思ってました…大きな勘違いしてました、 サビの『yeah』というフェイクの高さは分かりますか?
コメントありがとうございます。
フェイクの部分は今確認したら、hiCでした。
『その』の部分はhiA[その]でも違和感ないと思います。
ありがとうございます、hiC…普通にかなり高いんですね…びっくりです、ハイトーンと言えるレベルですね
声質としても相当パワフルですよね。
フェイク部分は外せないくらい重要だと思うので実質最高音はhiCと言ってもいいですね
のちほど、書き加えておきます。