『空が鳴っている』(東京事変)、Sora ga Natteiru(Tokyo Jihen)
【地声最低音】mid1F#(F#3)
★m1G#[フ]リーウェー生命を揺らし[てく]m1F#[れ][るの?]【Aメロ】
【地声最高音】hiC(C5) ※曲全体で2回
★hiB[今なら僕らが]hiC[世]m2G#[界]一し[あ]わ[せ]に違[い]ない【サビ】
【補足】mid2G#~hiBを含むフレーズ一覧
★レコードの高周波音m2F#[凍り付]いていm2G#[る]【Aメロ】
★野放途きわまりない闇夜見上げれm2F#–m2G#[ば[い]ま[に] も【サビ前】
★はじけ飛びそうに熟れたほm2F#[し]m2G#[ぃ]
★hiB[すべてを手に入れる]hiA[瞬]m2G#[間]をご[らん!] 【サビ】
★m2G#[スロー]m2F#[モー]ション
★神さまおねm2G#[がい]です、G#[終わらせ]hiA[ない]hiB[で]
★神さまおねm2G#[がい]です、G#[終わらせ]hiA[ない]hiB[で]
まず、『空が鳴っている』(そらがなっている)についてです。この楽曲は、2011年に4人組ロックバンド東京事変によりリリースされたシングル作品です。『女の子は誰でも』との両A面シングルでリリースされました。アルバムとしては、同年リリースのアルバム『大発見』に収められております。シングル曲としては、バンドが2012年に一度解散しておりますので、当時としては東京事変最後のシングル曲となります(2020年に再結成し、配信でシングルリリースを行っております)。
『空が鳴っている』は椎名林檎さん自身が出演する江崎グリコの「キスミント」のCMソングとしてタイアップが付きました。CMでは本作とはアレンジ違いのナンバー『空が鳴っている〜深海版〜』もオンエアされております。
『空が鳴っている』はミドル~アップテンポのロックナンバーです。東京事変は椎名さん以外のメンバーが作曲に携わることも多く、本作はベーシストの亀田誠治さんが担当されております。亀田さんがバンドに提供してきた曲としては『閃光少女』が高い人気でありますが、それと比べるとやや暗い、荒涼とした印象のあるロック曲です。
歌メロについてはAメロ(Bメロ)サビといった形で作られておりますが、2コーラスで楽曲が終わるため、従前のJ-POPで見られるような終盤にかけての盛り上がりなど弱めになっております。ただ、そうした楽曲をシングル曲としてリリースできる点が、このバンドの凄さともいえると思います。
タイトルの『空が鳴っている』については、英題として『Reverberation』(残響)と付けられております。私自身は、「空が鳴っている」というのは、強風か荒天の類語かと思っていたのですが、この英題を見て、なるほどと感じました。
『空が鳴っている』の音域的な特徴についてです。同曲のボーカルは、女性の声域としては一般的なレンジで歌メロが歌唱されております。サビではhiB,hiA辺りが高音域として登場します。低音部分は若干低いです。声域的な面で見ると、比較的手を付けやすいレンジでありますが、椎名林檎さんのエッジの効いた尖ったボーカルは、歌い慣れていないとなかなか表現できないのではないかと思います。私なりのイメージですが、ロック系の曲を歌い慣れた高音域が得意な男性の方が合いやすいかもしれません。
最後に『空が鳴っている』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1F#については、Aメロで登場します。mid1G#とコンボになっているため、意外と低さを感じるかもしれません。高音域が得意な女性はキーを上げるのもよいです。
一方、地声最高音hiCについては、サビで登場します。登場回数としては2回、各サビで1回ずつです。これ以外では、【hiB[すべてを手に入れる]hiA[瞬]m2G#[間]をご[らん!]】に代表されるように、hiBが連続的に登場します。この辺りは一般的な女性の声域の範囲内ですが、歌い慣れていないとスムーズな発声が損なわれやすいです。少しずつ練習を重ねてください。場合によっては少しキーを下げてもよいかもです(高音域が得意な方は上げてもよいと思います)。
『空が鳴っている』は、低音の登場回数が意外と多く、キー下げの余地は少ないです。低音域があまり得意でない人はAメロなどで意外と低さを感じるのではないかと思います。もし、キー調整などを行っても難しいと感じる場合は、別の易しい曲と並行して練習してください。
『空が鳴っている』は歌メロのリズムなどはそこまで難しくありませんが、椎名さんのエッジの効いたボーカルはしっかり歌い慣れていないと難しいのではないかと思います。原曲のような声のガラガラ感を表現するのが難しいと感じる場合、代わりとして、やや低めの声色などで歌唱するのもよいのではないかと私は考えております。
同曲は、ロック色が強く、女性の声域としてもそこまで高くないので、高音域が得意な男性が歌唱しても合いやすいのではないかと私は分析しております。女性のみならず、男性も含め、興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
リクエストお答えいただいてありがとうございましたm(__)m
自分は都内住みなので緊急事態でカラオケ行けないのがすごく残念ですが、モチベ上がりました!
またお願いします!!
コメントありがとうございます。
コロナの感染者数がぶり返してきてますが
少しずつ日常に戻れたらと感じます。
また、何かリクエストがございましたらよろしくお願いします。