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『ティーンエイジサンセット』(Hump Back)の音域

 こんにちは。今回はHump Backの『ティーンエイジサンセット』(2020)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『ティーンエイジサンセット』(Hump Back)、Teenage Sunset(Hump Back)
『ティーンエイジサンセット』(Hump Back)の音域







【地声最低音】mid2C(C3) 

hiA[ロ][オ]オックンローm2C[ルを]弾いた【Aメロ】


【地声最高音】hiD(D5)  ※全体で8回程度

★ティーンエイジサンセットhiCA[ティーンエイ]ジ]ChiD[サン[セ]ッ]トォ【サビ】
hiA[も][も][い]hiC[えん]が]あるhiDC[な]ら]【Dメロ】

hiC[ティーン] C[エイジ] C[サン] hiD[セ]ット【ラスト】
hiA[刃を]向けられhiDhiC[たっ]て恐][くは]ないぜ
★ユーモアには勝てhiDhiAhiC[やし]ない[さ]


【補足】hiAhiCを含むフレーズ一覧

hiA[スリーコ]ード エイトAhiA#[ビー[トに]乗]って【Aメロ】
★僕らの歌hiA[よ]どうか突き[抜]けておくれよ

★かhiA[な]しいま[ち]には虫が[湧き] 雨つ[づ]きティ[ー]シャツは生が[わ]【Bメロ】
★こんなhiA[と]きとなhiC[り][の][に]優しくでき[たら]とっ[ても]ステキね
★サラhiChiA[バ]と]もよ 旅立[つ][よ] [せ]いしゅんの[意][かんhiA#[が]え]ないで【サビ】

hiA[や]くそくなんてAhiA#[ひつ[よ]う]ないね【Dメロ】
★終わhiA#A[ら][い]hiC[う][た]をうたおう

 まず、『ティーンエイジサンセット』についてです。この楽曲は、2020年に3人組ロックバンドHump Backによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、現在未収録ですが、2021・
2022年にリリースされたライブDVDなどには収められて
おります。また、ストリーミングなどでも、Liveの模様が配信されております。この辺りは、ライブを中心とするバンドの姿勢がうかがえます。

 『ティーンエイジサンセット』はアップテンポのメロコア曲です。便宜上、AメロBメロサビという形はありますが、サビだけが盛り上がるというわけではなく、全体を通して元気のいいバンド曲となっております(その分、音域が高め)。また、Dメロではテンポが変わるなどし、そうした点も魅力的です。


 『ティーンエイジサンセット』の音域的な特徴についてです。同曲は女性の音域としては高め(もしくは「高い」)のレンジで歌メロが作られております。音域自体はそこまで広くないので、キー調整はしやすいです。
 同曲は、最高音自体が滅茶苦茶に高いというわけで貼りませんが、全体として高音寄りです。そのため、1曲を通して歌うと高音感があり、スタミナが求められます。




 最後に『ティーンエイジサンセット』の音域についてですが、【地声最低音】mid2C(C3)~【地声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域とし比べて高め(もしくは明確に「高い」)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid2CはAメロで登場します。mid2Cは一般的な女性の音域の範囲内ですが、女性曲の最低音としては高いです。このmid2C辺りが最低音となる女性曲は、「曲全体を通してキーが高め(要スタミナ)」となることが多いです。今回の『ティーンエイジサンセット』もそうした傾向が明確に見られます。

 次に、地声最高音hiDはサビなどを中心に登場します。登場回数は8回程度で、とりわけ楽曲の後半に多く見られます。このhiDは女性としては高めの音階であり、いずれもhiCとのコンボとなってます。そのため、一般的な音域の女性ははキーを下げた方が歌いやすそうです。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください。
 ちなみに、同曲を原曲キーで歌唱する場合、「標準より高めの音域~高音域が得意な女性」などが合いやすそうです。ただ、そうした方でも、全体的にhiA~hiCの頻度が高いため、スタミナが求められます


 『ティーンエイジサンセット』は低音域に余地があり、キー下げはしやすいです。同曲は音域自体は1オクターブ強とそこまで広くなく、キー調整の融通は利きやすいです。そのため、キー調整に抵抗が無いのであれば、練習曲としては比較的使いやすそうです。
 一方で、原曲の林萌々子さんのような歌唱を目指す場合は、やはり練習が必要となります。Hump Backは女性ボーカルの中でもロック寄りですので、ロックやパンクなどに慣れている方、低い声質の方などが合いやすそうです。

 『ティーンエイジサンセット』はアッパーなバンド曲であり、カラオケなどでも歌いやすそうです。Hump Backの他の曲でもそうですが、私は歌詞も非常に好きです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。

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コメント

  1. ぴたっくま より:

    Hump Backの曲は音域が狭く高めの音が頻出する曲ばかりな気がします、男性用の表記がないですが()個人的には男が歌っても割と合う気がしてました
    サブスク解禁しない姿勢とかもかっこいいですね

    • もりっしー より:

      分かります。
      Hump Backは結構ロックっぽいニュアンスなので
      男性が歌っても合いそうなんですよね。
      WANIMAやビーバーがカバーせんかな。

      サブスクでライブ音源(7曲くらいですが)だけ公開してる点は
      こだわりを感じさせられました。
      MCがちょっと入ってて、それも含め素敵です。