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『星丘公園』(Hump Back)の音域

こんにちは。今回はHump Backの『星丘公園』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『星丘公園』(Hump Back)、Hoshioka Kouen(Hump Back)
『星丘公園』(Hump Back)の音域






【地声最低音】mid2C(C4) 

★イチニのサンでm2C[日が]暮れて【サビ】
★永遠なんm2C[て何]処にも無[いん]だろhiA[ぉ]

【地声最高音】hiD(D5)  ※曲全体で5回

★ぼhiD[く]hiC[は]hiA[飛][な][い][い]【サビ】
★うhiD[た]hiC[を]hiA[う]A[お]C[う]A[ぅ][ぅ]【ラストサビ】


【補足】hiA(一部略)hiCを含むフレーズ一覧

hiA[君が泣い]た夜hiC[に]ぃロックンロールが死んA[で]しまった【サビ】
★イチニのサンで日が暮れて 明日になればわhiA[すれてしまう]m2G[の]
★もう 時m2G[間が]hiA[止][ま]ればG[良]

★きhiA[の]うなん[て]A[おい昔]hiA#[ば]A[なし]だろ【Aメロ】

 まず、『星丘公園』(ほしおかこうえん)についてです。この楽曲は、2017年に3人組ロックバンドHump Back(ハンプ・バック)によりリリースされたミニアルバム『hanamuke』に収録されております。アルバムの1曲目に収録されており、発売前にMVも公開されております。同アルバムのリード曲にあたります。2021年5月現在、750万回もの再生回数を記録しており、人気も高いです。
 ちなみに、『星丘公園』の読み方については、大阪府枚方市に星丘(ほしがおか)という地名があるために読み方が交錯しておりましたが、「ほしおかこうえん」で間違いないようです。

 さて、『星丘公園』についてですが、アッパーなロックナンバーです。歌メロについてもサビAメロCメロといった展開であり、非常にシンプルです。歌唱難易度はともかく、メロも覚えやすく、カラオケなどでも歌いやすいのではないかと思います。私自身は、歌詞も非常によく、耳に残りました。過去に取り上げた作品も含め、Hump Backの歌詞は私には非常に刺さります。

 『星丘公園』の音域的な特徴についてです。この楽曲は、女性としてはやや高めのレンジで作られております。また、音域自体が狭いため、高めの中高音域が頻出します。このレンジが合う人には楽しく歌えるのですが、一般的には持久力が要求される楽曲でもあると思います。


 最後に、『星丘公園』の音域についてですが、【地声最低音】mid2C(C4)~【地声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりもやや高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiDについては、各サビで1回ずつ登場します。曲全体で5回程度です。この辺りは一般的な女性の音域よりも若干高いです。場合によっては、キーを下げることも選択肢に入れておいてください。目安として、原曲キーから1~2つ程度下げると合いやすいと思います(♭1~2)。

 『星丘公園』は音域自体は広くなく、キー調整もしやすいです。キー調整に抵抗が無ければ、歌い慣れた人はもちろん、ビギナー向けの調整も可能だと思います。歌メロ自体もストレートで親しみやすく、練習曲としても使いやすいと思います。

 『星丘公園』は①女性としてはやや高めのレンジ、②音域が広くないといった特徴を備えております。そのため、原曲キーの場合は、中高音域の登場頻度が高く、一般的には持久力も要求されます。その点は留意しておいてください。反面、このレンジが合いやすい人の場合は、非常に楽しく歌える楽曲だと思います。

 ちなみに、高音域が苦手で、地声最高音がmid2Eくらいの男性は、同曲を1オクターブ下げて歌ってもよいかもしれません。歌詞についても、性差を問わないので、歌いやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。 

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