『栞のテーマ』(サザンオールスターズ)

【地声最低音】mid1A#(A#2)
★m1E–m1F[こ]い]は言m2D[葉]じゃなく【Bメロ】
★ね m2D{どうし]てなの [な]ぜに1F–m1E[泣[け]るF[ぅ]のぉF[ぉ]【Cメロ】
☆ひところのm1C–B[ア[ナ] m1A#–B[タ]に]戻る
★この時こそ大事m1E–m1D[な[Twi]ght-light-game
【地声最高音】mid2G(G4) ※15回程度
★彼女D–m2E[が[か]み]をゆm2G[び]ぃで【Aメロ】
★m2E[I] wonder if you can love me Oh No [O[h]m2G G[O]h] G[N]o]【Bメロ】
【補足】mid2D(一部略)~mid2Fを含むフレーズ一覧
★分けたm2F[だ]ぁけぇm1F[ぇ]【Aメロ】
★それm2E–m2D[が]シ[ビ]れ[る]し]ぐ[さ]ぁ
★だけを映m2E–D[し]て]いE[るの]ぉ]
★ふ2D–m2E[た[り]だ[けの]ぉ E–D–m2F–E[スト]ー][リ]ー]ー] yeah【Bメロ】
★つれないそぶりm1E–1F[の]Long]–m2E–D[brown]-hair]【Cメロ】
まず、『栞のテーマ』(しおりのテーマ)についてです。この楽曲は、1981年にロックバンド・サザンオールスターズによりリリースされたシングル作品です。同じ年に発売されたアルバム『ステレオ太陽族』からシングルカットされました。アルバムはその年の年間アルバムランキングでも13位にランクインするなど大きなヒットになりました。
さて、『栞のテーマ』は映画『モーニング・ムーンは粗雑に』の挿入歌となりました。その後もCMソングとして度々タイアップが付き、ベストアルバム『海のYeah!!』などにも収録されているため、知名度は高いのではないかと思います。カラオケランキングなどでも人気が高く、サザンの楽曲群でも上位にランクインしています。
『栞のテーマ』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては標準的(体感的にはやや高めのレンジ)で歌メロが作られています。原キーで歌唱可能な人も多いかもしれません、若干キーを下げた方が歌いやすいのではないかと私は想定しています。
今回の楽曲はABCメロから歌メロが作られていますが、ABメロは中高音が多いです。一方、Cメロについては一部低音域が連続する場面があります。そのため、音域自体は広めですが、どちらかといえば中高音寄りの曲だと私は分析しました。最高音がmid2G程度と標準的ですが、mid2D~mid2Eあたりがかなり多いため、「標準的な音域の男性」などは体力的に辛くなる可能性もあると考えてます。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから5~8つ程度上げてみてください。今回は全体でみると中高音寄りですが、音域は広いため、一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。そのため、上手く裏声を使うのも選択肢だと思います。
最後に『栞のテーマ』の音域についてですが、【地声最低音】mid1A#(A#2)~【地声最高音】mid2G(G4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(体感的にはやや高めか)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1A#はCメロで登場します。登場回数は3回程度です。この辺りは男性の音域の範囲内ですが、低めの声域です。今回は低音域が登場する場面がCメロに集中しており、ABメロは低音が高めであるので、その点で注意が必要です。
次に、地声最高音mid2GはABメロで計15回登場します。このmid2Gに次ぐ地声高音としてはmid2Fがピークとなる場面が全体で6回登場します。今回はABメロを中心にmid2E辺りも多い点や低音が高い点を考慮すると、見た目より高音が高いのではないかと私は推定しています。人によっては少しキーを下げた方が歌いやすい可能性があるため、その辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください(私としては原キーから1つ低い程度を想定しています)。
『栞のテーマ』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。ただ、今回の楽曲は音域が広めであるため、人によっては一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。場合によってはmid2Gの一部を裏声などで歌ってもよいかもしれません。また、ビギナーについてはABメロだけ練習するのもよいと思います。
今回の楽曲はメロディー自体は比較的わかりやすく、リズムなども取りやすそうです。音域の広さが克服できるのであれば練習曲やカラオケにもよいと思います。メロが活きたバラードですので、歌って気持ちの良い曲だと思います。
『栞のテーマ』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2Gといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は特に、ABメロで中高音が多いです。また、Cメロでは一部mid1A#~mid1Cが連続する場面があり、それなりに低音感があります(「高音域が非常に得意な男性」だと少し歌いにくいかも)。
こうした点を考慮すると、「標準よりやや高め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①ABメロは見た目より中高音寄り(Cメロの一部で低音が連続する)
②原キーだと「標準よりやや高め~高音域が得意な男性」に合いそう
③メロがよく、カラオケや練習曲向き
④Cメロの低音が連続するため、ビギナーはABメロを中心に練習するのもよいかも
コメント
おお、これがきましたか
カラオケで歌った際は程よい高さで歌いやすかった記憶がありましたがこうして見ると結構中高音寄りなんですね…
サザンは低いバンドと思われがちですが、そんなこともないよなぁと歌いながら思ってます
コメントありがとうございます
私もこれ何となく口ずさんだりしたことあるんですが
ABメロは高音寄りの男性でも結構歌いやすいんです
最近のJ-POPとと比べると高くなはいかもですが
決して低音寄りのバンドではないですね
ミセスのスマイロブドリーマの音域を調べていただけないでしょうか?
リストアップしておきます
リクエストありがとうございます