※なお、当ブログがこれまでに取り上げたミセスの作品については、以下をご参照ください。『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)。
『Theater』(Mrs. GREEN APPLE)

【地声最低音】mid1D(D3) ※かなり聞き取りにくい
★m1G[目]をm2E[閉]じれば2A–m1G[も[う]【Aメロ[転調-3]】
★m1G–2A[澄]ん]だそ1G–m1F#^[うげ[ん]で]
☆m1D[い]ましm2D#[か]届かない声も【2番Aメロ】
★m2D[は]なせ1G[ば] 1G–m1E[いい[ん]で]しょう【2番Aメロ[転調-3]】
【地声最高音】hiB(B4) ※ラスサビで3回程度
★はE–m2F#地[る[か]とhiA地[お]hiC#裏–hiD[い[未]hiB地–A[ら]ぃで]【ラスサビ[転調+4]】
【裏声最高音】hiD(D5) ※ラスサビで登場
※【地声最高音】の欄を参照してください
【補足】mid2F~hiB辺りを含むフレーズ一覧
★電m2G–F–D#[車]に]揺]られて【Aメロ】
★あこm2D#–D[が]れ]m2A[焦]が[れ]て
★連m1G[なる] [れm2G–D#[きし]を見た]ぁ【Aメロ[転調-3]】
★遥かとm2F–hiA–hiA#地–G[お[い[未]来]で]【通常サビ】
★m2F–D#[ぼ]く]は空飛ぶくm1F[る]まに乗ってる2A[ん]だ
★m2G裏[な]にm2E地–D[か]ら]【2番Aメロ】
★m2D[振]り1G[向]けばそ[こE–m2F#地–m2G裏–hiA[に[は[た[だ]【Cメロ】
★hiA裏–hiB[白[く]m2G–A–F#–G[ま[ぶ]し[く]
★E–F#–m2G地[あ[た[た]か]い]場[所]
★流れゆくえいぞE–F#–2G–hiA地[う[は[ま[た]
★1G[な]が2A–G[れ[ゆ]くじだ]いE–m2F#[の[な]かhiA地[で]
★(出逢えた)hiA地–F#–m2G[こ]と[が])め[いG[シ]ー]ンだと[ぉG[ぉ]
★hiA地–m2G–F#–E[ぼ]く]は]そ]ら[飛F#[ぶ]車に[乗F#[っ]て[る]んだ【ラスサビ[転調+4]】★電m2G–F–D#[車]に]揺]られて【Aメロ】
★あこm2D#–D[が]れ]m2A[焦]が[れ]て
★連m1G[なる] [れm2G–D#[きし]を見た]ぁ【Aメロ[転調-3]】
★遥かとm2F–hiA–hiA#地–G[お[い[未]来]で]【通常サビ】
★m2F–D#[ぼ]く]は空飛ぶくm1F[る]まに乗ってる2A[ん]だ
★m2G裏[な]にm2E地–D[か]ら]【2番Aメロ】
★m2D[振]り1G[向]けばそ[こE–m2F#地–m2G裏–hiA[に[は[た[だ]【Cメロ】
★hiA裏–hiB[白[く]m2G–A–F#–G[ま[ぶ]し[く]
★E–F#–m2G地[あ[た[た]か]い]場[所]
★流れゆくえいぞE–F#–2G–hiA地[う[は[ま[た]
★1G[な]が2A–G[れ[ゆ]くじだ]いE–m2F#[の[な]かhiA地[で]
★(出逢えた)hiA地–F#–m2G[こ]と[が])め[いG[シ]ー]ンだと[ぉG[ぉ]
★何かしら次に繋いでm2F#[手]をE[取]りhiA地–G–F#[合]ぁ]ぁ]ぁ]う
まず、『Theater』についてです。この楽曲は2020年によりロックバンドMrs. GREEN APPLEによりリリースされたアルバム『5』に収録されています。同アルバムは、メジャーデビュー5周年を記念して制作されたベストアルバムであり、『Theater』はアルバムのために書き下ろされました。この楽曲のMV公開を最後にフェーズ1を完結しており(その後約1年8ヶ月間の活動休止)、そうした点でも記念すべき作品だと思います。
『Theater』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高め(もしくは明確に「高い」)レンジで歌メロが作られています。一般的にはキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲は中高音としてはmid2F#~hiA辺りが多く、Aメロ~サビまで広く登場します。一方、中低音についてはmid1G辺りが多く、男性としてはやや高いと想定しています。こうした傾向から、男性曲ととしては中高音寄りであり、「標準より高めの声域の男性」に向きやすいと私は分析しました。
ちなみに、ボーカルの大森元貴さんは器用な裏声発声が特徴的ですが、今回はCメロやラストサビで顕著に見られます。「Cメロは最初は裏声の割合が多く、少しずつ地声感が強くなる」ため、そうした微妙な歌唱表現の違いにも注目したいです。
ちなみに、今回の楽曲は要所要所で転調がなされており、回数だけを見ると、『天国』(過去記事)よりも多いです。そうした視点で同曲を視聴してみるのも面白いかもしれません。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから1~4つ程度上げてみてください。ちなみに、今回は低音は見た目ほど低くないため、「標準より低めの音域の女性(男声域に近似するような人)」の一部は原キーでもマッチするかもしれません。
最後に『Theater』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3)~【地声最高音】hiB(B4)、【裏声最高音】hiD(D5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性音域と比べ、高め(もしくは明確に「高い」です)。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Dは2番Aメロで登場します。ただ、このmid1Dについてはかなり聞き取りにくいため、あまり厳密な音程にこだわらなくてもよいと私は分析しています(音域を分析してるサイトでも意見が分かれている)。
このmid1Dに次ぐ低音としては、mid1Eやmid1F#が登場します(回数は少ない)。mid1Eについては比較的聞き取りやすいので、大体mid1E辺りが歌えると低音は形になりやすいと私は分析しています。こうした傾向から、男性の音域としては高めの低音であると想定しています(「女性器に近似する高音男性」などは少しキーを上げてもよいかも)。
次に、地声最高音hiBはラストサビで計3回登場します。このhiBに次ぐ地声高音としてはhiAがピークとなる場面が全体で11回、mid2Gが10回、mid2F#が14回、mid2Fが4回登場します。こうした傾向から、男性の音域としては高めであり、通常はキーを下げた方が歌いやすいと私は分析しています。一つの目安ですが、原曲キーから3~5つ程度下げてみてください。
『Theater』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります(Cメロで裏声が登場するところも少しムズイかも)。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。Cメロやラスサビでは裏声と地声の往来が目立つため、裏声の練習にもよいと思います。また、今回の楽曲は転調が多いため、キー調整などをした際は、音程に迷いやすくなる可能性もあります(他はそうでもないが、Cメロのところは注意)。そうした点は留意しておいてください。
『Theater』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiB(裏声はhiDまで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体でみると、mid2F~hiA辺りが多く、ラストサビでhiBが地声高音として登場します。低音も見た目ほどは低くなく、男性曲としてはやや高めです。一方、1番サビ終了後に29秒程度、2番サビ終了後に20秒程度間奏があるため、その点で少し負担が軽減されます。
こうした点を考慮すると、「標準より高め(or高音域が得意)~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。
【まとめ】
①男性曲としては中高音寄りで、低音も見た目よりは高い印象
②原キーだと「標準より高め(or高音域が得意)~非常に得意な男性」向け
③メロ等は分かりやすい。音域が合うなら練習曲向き
④転調が多いため、キー調整するときは少し注意したい(Cメロの最初など)
⑤裏声は後半で増えていく。Cメロは地声と裏声の切り替えが細かい
※なお、当ブログがこれまでに取り上げたミセスの作品については、以下をご参照ください。『Mrs. GREEN APPLE』の音域一覧(まとめ)。