『愛のメモリー』(松崎しげる)

【地声最低音】mid1F#(F#3)
★m2A[あな]たはまどろ[む]【Aメロ】
★m1F#–2A[天]使の] [よ]う[な] F#–G[そ]の]微] [笑]み[に]
【地声最高音】hiC(C5) ※ラストサビで2回
★m2G#–hiA#–hiC^[あ[な[た]は]お]G[し]えてくれる【ラストサビ[転調+1]】
【補足】その他の中高音域(mid2E~hiA#辺り)
★愛m2D[の] [あE–m2F#[ま[い]な[ご]りに【Aメロ】
★時m2D[は] [立m2E[ち]止]ま[ぁ]ぁ[ぁ]ぁ[ぁ]ぁ[ぁ]る
★時m2D[は] [立m2E[ち]止]ま[ぁ]ぁ[ぁ]ぁ[ぁ]ぁ[ぁ]る
★染めm2D[て] ゆ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]く
★うつm2D#–m2G–F[くしいじんせ[い]は]【ラストサビ[転調+1]】
★言m2F–hiA#–G[葉さえ置きわ[す]れ]
★満ち足りたふたm2G–F[り]を] [つ]つ[むG[よ]ぉ]G[ぉ]
★愛m2D[の] [あE–m2F#[ま[い]な[ご]りに【Aメロ】
★時m2D[は] [立m2E[ち]止]ま[ぁ]ぁ[ぁ]ぁ[ぁ]ぁ[ぁ]る
★時m2D[は] [立m2E[ち]止]ま[ぁ]ぁ[ぁ]ぁ[ぁ]ぁ[ぁ]る
★染めm2D[て] ゆ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]ぅ[ぅ]く
★うつm2D#–m2G–F[くしいじんせ[い]は]【ラストサビ[転調+1]】
★言m2F–hiA#–G[葉さえ置きわ[す]れ]
★満ち足りたふたm2G–F[り]を] [つ]つ[むG[よ]ぉ]G[ぉ]
まず、『愛のメモリー』についてです。この楽曲は、1977年に男性歌手の松崎しげるさんによりリリースされたシングル作品です。同氏の代表的な楽曲であり、80万枚を超えるレコードセールスを記録しました(1977年度年間18位)。作詞はたかたかしさん、作曲・編曲は馬飼野康二さんによりなされました。
『愛のメモリー』の音域的な特徴についてです。同曲は、男性の音域としては高い(一部は「かなり高い」)レンジで歌メロが作られています。一般的な男性はキーを下げた方が歌いやすいです。
今回の楽曲は特にサビで中高音が多いです(ラストサビでは転調し、キーも1つ上がる)。Aメロはしっとりしたニュアンスですが、決して低くはなくmid2D~mid2F#が多いです(特にmid2Dは頻出)。低音も男性曲としては高いため、「中高音寄りの声域の男性」にマッチしやすいと私は分析しました。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた歌いやすいです。同曲は女性歌手の島津亜矢さんが原曲より2つ高いキー(mid1G#~hiD)でカバーしています。この辺りが一つの目安になると思います(中高音寄りの人はもっと上げてもよいかも)。「中低音寄りの声域の女性」だと原キーがマッチする可能性もあります(「標準より低めの音域の女性」など)。
最後に『愛のメモリー』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiC(C5)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1F#はAメロで登場します。登場回数は計8回程度です。mid1F#は男性の音域としては高い低音であり、そうした点でも中高音寄りの声域だといえます。
次に、地声最高音hiCはラストサビで計2回登場します。このhiCに次ぐ地声高音としては、hiBがピークとなる場面が計1回、hiA#が4回、hiAが2回、mid2Gが10回、mid2F#が9回登場します。こうした傾向から、男性の音域としては高く、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから4~5つ程度下げてみてください。
ちなみに、同曲をカバーした男性歌手では、秋川雅史さんが原キー♭3(mid1D#~hiA)、及川光博さんが♭5(mid1C#~mid2G)で歌唱しています。この辺りも参考になると思います。
『愛のメモリー』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回は音域がそれなりに広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。慣れないうちは、「サビだけ練習する」など工夫してもよいかもしれません。
今回の楽曲は、メロやリズムは比較的分かりやすいです。音域がマッチするのであれば、練習曲やカラオケにもおススメです。力量は問われますが、バラード曲であり、歌いこなせると気持ちよさそうです。
『愛のメモリー』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~hiCといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はサビを中心に中高音が多いです。Aメロについてもmid2D辺りがかなり多く、低音も高いため、全体的に中高音に寄っています。
こうした要素を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」が原曲キーにマッチしやすいと私は分析しました。
【まとめ】
①Aメロは落ち着いていて、サビで盛り上がる(低音は見た目ほど低くはない)
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性向け
③キー調整は可能だが、音域がやや広い(ビギナーなどは注意)
④バラードで歌が映える。力量は問われるが、練習曲やカラオケ向き