『STORM』(LUNA SEA)
【地声最低音】mid1C#(C#3)
★と m1C#[目]を覚ました 真夜中の【Aメロ】
★m1C#[プ]m1D#[ラ]チD#[ナ] の光の中
★Kiss me in the Stor[my]m1C#【サビ】
【地声最高音】mid2F#(F#4)
★What will m2E[it] m2F#[take] E–F#[for you]E【ラストサビ】
【補足】mid2D#~mid2Eを含むフレーズ一覧
★m2D#[そう]m2E[抱]D#[き]合って【サビ】
★m2D#[そう]m2E[抱]D#[き]合って【サビ】
★たD#[し]E[か]D#[め]合って
まず、LUNA SEA(ルナシー)について少し説明します。LUNA SEAは1989年に結成、1992年にメジャーデビューしたロックバンドです。ジャンルとしては、ハードロック、プログレッシブロックなどにあたります。2000年に解散を宣言しておりましたが、2010年に活動を再開しております。ちなみに、ギターのSUGIZOさんは、2009年よりX JAPANのギタリストとしても活躍しております。
LUNA SEAの知名度の高い作品としては、『ROSIER』、『DESIRE』、『END OF SORROW』などが挙げられます。また、今回取り上げる『STORM』も有名ですし、『I for You』は人気ドラマの主題歌として、テレビなどでも広く流れました。私自身はシューゲイザー色のある『gravity』という曲も好きです。GLAYやL’Arc-en-Cielなどとともに、1990年代を中心に大きくヒットしたヴィジュアル系ロックバンドの1つで、下の世代にも大きな影響を与えました。
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さて、『STORM』についてです。この楽曲は、1998年にLUNA SEAによりリリースされたシングル作品です。アルバム『SHINE』などに収録されております。
LUNA SEAのボーカルRYUICHIさんが、ソロ河村隆一として1997年に記録的なヒットを生み出したのち、バンド活動を再開して初のシングルになります。そうしたこともあってか、同バンドの最大のヒット曲となりました(もちろん楽曲自体も素晴らしいです)。
『STORM』はアップテンポのロックナンバーです。歌メロについては1番(Aメロ・サビ)とラストサビしかないシンプルな作りですが、演奏時間が5分程度あります。ボーカルのみならず、バンドの演奏にも注目したいです。
さて、『STORM』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C#(C#3)~【地声最高音】mid2F#(F#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。
まず、地声最高音mid2F#はラストのサビで1回だけ登場します。登場回数としては少ないです。また、サビはmid2D#やmid2Eなど、ロック曲として低めのキーで歌メロが展開されます。LUNA SEAや河村隆一さんの楽曲全てがこうした楽曲ばかりというわけではないですが、最近の男性曲よりはかなり手を付けやすいキーです。人によってはキーを調整してもよいと思います。
『STORM』は音域自体もそこまで広くなく、キー調整もしやすいのではないかと思います。私なりの経験なのですが、高音域が得意な人はAメロ辺りはかなり低く感じるかもしれません。逆に、高音域が苦手な人は意外と手を付けやすいかもです。
ただ、キーが低いからといって、簡単が楽曲というわけではなく、ミックスボイスなどを使い、しっかり歌いこなさなければ、原曲の雰囲気は表現しづらいです。ボーカルのRYUICHIさんは独特な発声なのですが、歌声を学ぶ上でも参考になりやすいです。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
LUNA SEA来ましたか…
この歌は見た目以上に低いですね(low近いと思ってました)、高音よりの男性だと全体的にかなりボソボソになってしまう音域であると思います、自分もほとんどマイクに乗らないような声量になりますね
>>1
この曲、自分も少し低くて歌いにくいんですよね。
ただ、河村隆一さんの発声って特徴的なので
上手く掴めれば、ミックスボイスとかの手助けになるかもと思い、
今回取り上げました。
イエモンの曲とどちらを取り上げるか迷いました。
>>2
イエモンはルナシーより低音が高めで結構音域狭いですよね
本末転倒ですがLUNA SEAは歌うより聞いてなんぼのバンドって思ってますw
>>3
ホントにLUNA SEAはカッコいいですよね。
歌えなくても、ただ聴いてるだけで楽しいです。