『二人のアカボシ』(キンモクセイ)、Futari no Akaboshi
【地声最低音】mid1F(F3) ※Aメロ
★またこm2E[れ]m2F#[か]ら始まるんm1F[だね]ぇ(Aメロ)
【地声最高音】hiA(A4) ※サビで登場
★m2F#[あ]m2G#[の]hiA[高速ど]G#[う][ろの]橋[ぃ]を(サビ)
【裏声最高音】hiA(A4) ※Bメロ(曲全体で3回)
★君とも離れることm2F#[に]hiA裏[な]m2G#[る]
【補足】mid2F#~mid2G#辺りの注意点
★またこm2E[れ]m2F#[か]ら始まるんm1F[だね]ぇ(Aメロ)
★たm2E[く]m2F#[さん 並][んだ](Bメロ)
★街m2E[の ホタ]ル達もm2F#裏[お]
★はm2E[じ]m2F#[まる 今日]E[に]負[け][て]
★駆m2F#[け抜けてき]みつれたまま【サビ】
★とm2F#[おくへと逃げ]m2G#[去っ][て]しま[おう]か
★なm2F#[つかしい メロ]m2G#[ディ]F#[ー]は(ラストサビ前)
まず、キンモクセイというバンドについて少し説明します。キンモクセイは1998年に結成、2001年にメジャーデビューした5人組のバンドです。ジャンルとしては、ニューミュージック、シティポップに属します。2002年にリリースされた『二人のアカボシ』がヒットを記録し、その年の紅白歌合戦にも出場しました。2008年には活動休止をし、2018年に活動を再開しました。
キンモクセイのよく知られている曲としては、今回取り上げる『二人のアカボシ』、『車線変更25時』、『さらば』(アニメ『あたしンち』のOP曲として知られております)などが挙げられます。個人的には、2005年にリリースされた『冬の磁石』も非常に好きであります。
フロントマンである伊藤俊吾さんがキーボード&ボーカルを担当しており、キーボードの存在感が強く出ております。ギターロックやミクスチャーなどが隆盛的だった00年代の人気バンドの中では、シティポップ感を持ったキンモクセイは特異的だったように思います。
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さて、『二人のアカボシ』についてです。この楽曲は、2002年にキンモクセイによりリリースされたシングル作品です。アルバム『音楽は素晴らしいものだ』や、ベストアルバムなどにも収録されております。タイアップなどはありませんが、ラジオ局などにより拡散され、同バンド最大のヒットを記録しました。
『二人のアカボシ』はマイナー調のポップナンバーです。歌メロについては、AメロBメロサビといった形で作られており、馴染みやすいと思います。男声としては少し高めのキーでありますので、一般的には少しキーを下げて歌唱した方が歌いやすいと思います。
さて、『二人のアカボシ』についてですが、【地声最低音】mid1F(F3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最高音hiAについてですが、サビで登場します。【★m2F#[あ]m2G#[の]hiA[高速ど]G#[う][ろの]橋[ぃ]を】とあるように、hiAが連続しますので、少ししんどいです。
一般的な男性の場合、キーを少し下げた方が歌いやすいと思います。原曲キーから2つ程度下げてみてみてください。
『二人のアカボシ』は音域自体は広くなく、キー調整の融通は利きやすいです。歌い慣れていない人向けの調整も可能なのではないかと思います。キー調整に抵抗が無いのであれば、練習曲としてお奨めです。
一方で、「音域自体が広くなく、音域がやや高め」という特徴を備えた曲でありますので、原曲キーの場合は、持久力が要求されます。その点は留意しておいてください。また、女性が歌唱するのにも向いていると思います。
『二人のアカボシ』はアップテンポなのですが、マイナー調ですので、カラオケで盛り上がるタイプの曲ではないかもしれません。ただ、シティ・ポップがリバイバルブームになり、キーボード主体のバンドが増える昨今では受け入れられやすい楽曲なのではないかと思います。私個人としても印象に残っているバンドですので、強くお奨めしたいです。
コメント
この曲は名曲ですよね!かなり好きな曲です。
>>1
コメントありがとうございます。
自分も凄く気に入ってます。
何気にサウンドも凄く良いのです。
この曲以外では『冬の磁石』という曲も
お奨めですね。
>>2
ありがとうございます。キンモクセイはこの曲と記事で言及されている「サラバ」しか知らないので聴いてみます!
>>3
『さらば』も有名ですね。
コメントありがとうございます。