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『ふたつの世界』(くるり)の音域 / アニメ『境界のRINNE』ED曲

こんにちは。今回はくるりの『ふたつの世界』(2015)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『ふたつの世界』(くるり)
『ふたつの世界』(くるり)の音域







【地声最低音】mid1B(B2) ※全体で12回

m1DF#[き]み]がきらいで2C#m2D[も[愛]1F#[し]てる【Aメロ】
☆どうEm1D[しよう[も][いDm1B[ほ[ど][に]
☆唇1Dm1B[からこぼ[れそお][ぉ]【Bメロ】
☆消えてしm1Em1D[ま[う] m1BD[き]っ]と]
m1B[気付]1DE[な]い]


【地声最高音】mid2F#(F#4) ※サビで6回

★こm1E[こ]m1D[が]m2D[ちょっ]と近[づEm2F#^[い[ても]ぉ]【サビ】


【補足】中高音(mid2C#mid2D)と中低音(mid1C#mid1D)

Dm1C#^-E[あ[い]の]か]けら流れC#m2D[ぼ[し]の]よう【Bメロ】
m1Dm2DC#^[わ[す]れ][いD[で]【サビ】
m2C#[生]まれ変わm1E[る] m1D[と][がD[き]て]
m2DC#[昨日]の]君の[まD[ま]

 まず、『ふたつの世界』についてです。この楽曲は、2015年にロックバンドくるりによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2016年に発売されたくるりのオールタイムベスト・アルバム『くるりの20回転』に初収録されました。同曲は、高橋留美子さんの同名漫画を原作としたテレビアニメ「境界のRINNE」の第1シリーズ後期エンディングテーマとして書き下ろされました。そうしたこともあり、アニメを見ていた人にとっては特に思い入れの強い作品かもしれません。


 『ふたつの世界』の音域的な特徴についてです。同曲は男性音域の範囲内(J-POP男性曲としてはやや中低音寄り)で歌メロが作られています。一般的な音域の男性が原曲キーで歌唱しやすい楽曲です。
 今回の楽曲はmid2E~mid2F#等の中高音はサビの一部で限定的に登場します。反面、mid1B~mid1E辺りが多いため、全体的に軽快な曲でありながら、中低音の発声も重要になる曲です。一般的な音域の男性が歌いやすい反面、近年カラオケで人気のある高音曲などが得意な人にとっては原キーだと歌いにくい可能性があります。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから6~10つ程度上げてみてください(もしくは2~6つ下げて、1オクターブ上のレンジを歌唱する)。今回は音域がそれなりに広いため、その点で力量が問われます(どちらかといえば低音の方が頻度が高い)。



 最後に『ふたつの世界』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】mid2F#(F#4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(やや中低音寄り)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1BはAメロやBメロで計12回登場します。この他の低音としては、mid1Dが谷となる場面が34回と多いです(mid1C#は2回なので、若干負担が少ない)。こうした点を考慮すると、男性の音域の範囲内といえますが、J-POP男性曲の中ではやや中低音が多い曲であると私は分析しました。「高音域が得意な男性」などはいくらかキーを上げた方が歌いやすい可能性があります。

 次に、地声最高音mid2F#はサビで計6回登場します。このmid2F#に次ぐ地声高音としてはmid2Dがピークとなる場面が全体で26回登場します。こうした点を考慮すると、大よそ男性の音域の範囲内(やや低め)であると私は分析しました。 一般的な音域の男性は原キーで歌唱しうる曲ですが、人によってはキー調整を視野に入れてもよいと思います。


 『ふたつの世界』は低音や高音に余地があり、キー調整は可能です。歌い慣れた人であれば、自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲は音域がそれなり広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。特に、今回は中低音が多いため、そうした練習にもよいと思います。

 『ふたつの世界』を原曲キーで歌唱する場合、mid2C#~mid2F#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はmid2C#やmid2D辺りが比較的多く、mid2E~mid2F#が登場する場面がサビに限定されます。低音はおおよそ標準的の範囲内ですが、mid1B~mid1D辺りが多く、最近のJ-POP男性曲としては低音感があります。
 こうした点を考慮すると、「標準よりやや低め~やや高めの音域の男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。


【まとめ】

①軽快でノリのよい曲だが、中低音も目立つので注意
②原キーだと「標準よりやや低め~やや高めの音域の男性」向け
③高音が得意な人だとキーを上げた方がよいかも
④メロやリズムは分かりやすい。カラオケや練習曲向き

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