こんにちは。今回はfripSideの『Hesitation Snow』(2012)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。

 なお、『Hesitation Snow』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源が公開されておりません。よって、当ブログにおいても動画は添付致しません。ご了承ください。


『Hesitation Snow』(fripSide)


【地声最低音】mid1G#(G#3)  

m1G#[季]節は既に暗く冷たく 温もり求めた心(Bメロ)


【地声最高音】hiE(E5)  ※転調後のサビで1回

★調和のhiB[い]hiC[と] hiD[手]hiE地[繰]D[り]C[寄]B[せ]


※地声か裏声か判別し辛い声質なのですが、ライブ映像などを拝見する限りここは地声でした

【裏声最高音】hiF#(F#5) ※転調サビ直前

★世界じゅうhiB[が い]hiC#[ろ]B[を]C#[無]hiF#裏[く]hiE[し]hiD#[てい]B地[く]


【補足】hiA(一部のみ)hiE辺りの注意箇所

★はかhiA[な]い欠片 舞い散る その光 す[べ]て照らし(冒頭)
★想い示hiA[せない]hiB[ま]ま 冷たい無情が絡まhiB[る](サビ前)
hiC#[も]hiB[う 気]hiD#[づ]hiE[い]D#[てい]C#[た](ラストサビ直前)

★狂ってhiB[い]hiC[る て]B[い]C[ぎ]B[が]今 (転調後サビ)
hiC[じゅん]hiD[す]C[い]D[な]E[眼は]
hiE[ぼ]hiD[く]hiC[を 見透]D[か]C[て あや]D[つ]ってた

hiC[は]hiD[か]hiE[な]い欠片 舞いC[散]る(ラスト)
☆そのひかhiC[り] hiD[す]hiE[べ]て照らし みちC[び]D[き]合う


※☆の部分は冒頭のフレーズが転調しています。
『Hesitation Snow』(fripSide)









 まず、『Hesitation Snow』(ヘジテイション・スノー)についてです。この楽曲は、2012年にリリースされたPCゲームのオープニングテーマとして発表され、サウンドトラックなどにも収録されました。fripSideの作品としては、2015年に『fripSide PC game compilation vol.2』というコンピレーションアルバムに収録されています

 『Hesitation Snow』はエレクトロニカ、シンセポップの要素を持ったポップな楽曲です。Wikipediaでも記述されていますが、小室哲哉さんや浅倉大介さんらを筆頭に築き上げてきたデジタル色の強いポップスです。私自身fripSideの作品を多く知っているわけでは無いですが、この『Hesitation Snow』はシングル作品としてリリースしても良かったのではないかと思えるほどの広がりを持った楽曲だと考えました。

 さて、『Hesitation Snow』のボーカル音域の特徴についてです。この楽曲は要所要所で転調が行われている作品ですが、カラオケなどで意識すべき点は、ラストのサビで転調が行われている点です。ここでキーが1つ上がります。
 『Hesitation Snow』は女性の音域としてはやや高めであり、その点で少しハードルが高いとも言えます。



 最後に、『Hesitation Snow』の音域についてですが、地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiE(E5)、【裏声最高音】hiF#(F#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりも高いです。以下、見ていきます。

 まず、裏声の最高音hiF#についてですが、これはラストのサビでは無く、転調前のサビフレーズで登場します。この辺は、気付きにくい点ですので注意が必要です。

 一方、地声最高音のhiEはラストのサビで登場します。原曲キーで歌唱する場合、このhiE場面は裏声気味でもよいかもしれませんが、その周りで登場するhiDなどは確実に地声で発声したいところです。一方、通常のサビではhiD#を地声で発声していますので、最低でもhiD,hiD#といった音階を地声で歌唱できると安定してくると思います。

 このように、『Hesitation Snow』は一般的には高音域がやや高めです。一般的な女性が歌唱する場合、原曲キーから2~3程度下げると地声最高音がhiD,hiC#辺りに設定されて、歌いやすくなると思います。ただ、普段地声が低い方などは、もっとキーを下げるなどした方が良いかもしれません。普段歌い慣れていない人には、やはりハードルが高いので、練習を重ねる必要があります。

 『Hesitation Snow』は音域的には低音部に少し余裕がありますので、キーを下げる余地が少しあります。ただ、大きくキーを下げると逆に低音部が辛くなりますので、その点は留意しておいてください。