(2019/04/26)初投稿
(2019/10/01)加筆し、動画のリンクも加えました。
こんにちは。今回はthe pillowsの『Funny Bunny』(1999)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。the pillowsの楽曲を取り上げるのは当ブログでは初めてです。
『Funny Bunny』(the pillows)
【地声最低音】mid1D(D3)
(2019/10/01)加筆し、動画のリンクも加えました。
こんにちは。今回はthe pillowsの『Funny Bunny』(1999)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。the pillowsの楽曲を取り上げるのは当ブログでは初めてです。
『Funny Bunny』(the pillows)
【地声最低音】mid1D(D3)
★王様の声に 逆らって ばれちゃった夜 キミはm1D[わ]らっていた[ー]
【地声最高音】hiA(A4)
★かmid2F#[ぜ]のつ[よい]日[を] hiA[え][らん]で走ってきた(サビ)
【補足】
★そのスピードで 涙も乾くけm2E[ど](Bメロ)
★君のゆmid2F#[め]がか[なう]の[は] [だ]れかのおかげじゃないぜ
★目に浮かぶ 照れた後ろすがたに 会[い]た[い]な(ラストサビ直前)
まず、3人組ロックバンドthe pillowsについて簡単に説明します。the pillowsは1989年に結成されたロックバンドです。ジャンルとしてはオルタナティブロック、パワーポップなどに分類されます。誰もが知るような大ヒット作はありませんが、根強いファンを生んできたバンドです。個人的にはBUMP OF CHICKENなどはthe pillowsの影響を受けているように感じます。
さて、『Funny Bunny』についてです。この楽曲は1999年にthe pillowsによりリリースされたアルバム『HAPPY BIVOUAC』(ハッピービバーク)に収録されている楽曲です。アルバム曲ですが非常に人気の高い作品であり、ベストアルバムにも収録されました。トリビュートアルバムでは ELLEGARDENがこの曲をカバーしております。そのほかにも、アニメの「フリクリ」や「SKET DANCE」で使用され、更にはアイドルがカバーしたりもしています。the pillowsの中では知名度が高い1曲なのかもしれません。
まず、3人組ロックバンドthe pillowsについて簡単に説明します。the pillowsは1989年に結成されたロックバンドです。ジャンルとしてはオルタナティブロック、パワーポップなどに分類されます。誰もが知るような大ヒット作はありませんが、根強いファンを生んできたバンドです。個人的にはBUMP OF CHICKENなどはthe pillowsの影響を受けているように感じます。
さて、『Funny Bunny』についてです。この楽曲は1999年にthe pillowsによりリリースされたアルバム『HAPPY BIVOUAC』(ハッピービバーク)に収録されている楽曲です。アルバム曲ですが非常に人気の高い作品であり、ベストアルバムにも収録されました。トリビュートアルバムでは ELLEGARDENがこの曲をカバーしております。そのほかにも、アニメの「フリクリ」や「SKET DANCE」で使用され、更にはアイドルがカバーしたりもしています。the pillowsの中では知名度が高い1曲なのかもしれません。
『Funny Bunny』のサウンドについてですが、ギターを中心としたミディアムテンポのナンバーです。メロディーの構成としては【AメロBメロ×2⇒サビ⇒Bメロ⇒サビ】という構成です。必ずしもJ-POPでよく見られる形ではありません。
一方で、先に列挙しましたELLEGARDENのカバーについては【AメロBメロサビ×2⇒Bメロ⇒サビ】という構成で非常に分かりやすくなっております。テンポもアレンジも00年代を象徴するような疾走感あふれるギターロックに仕上がっておりますので、カラオケなどで歌う際は、ELLEGARDENバージョンの方が良いかもしれません。
歌詞についてですが、「君の夢が叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を 選んで走ってきた」というフレーズに象徴されると思います。非常に前向きで力強いメッセージです。私自身もthe pillowsの作品を初めて聴いた際に、強く印象に残った楽曲の一つでした。
個人的に好きなフレーズは先に挙げた箇所もそうですが、そのほかでは「王様の声に 逆らって ばれちゃった夜 キミは笑っていた」という冒頭のフレーズです。「君」というキャラクターの特徴が非常によく出た一文だと思います。夢や自由を求め、どこかひょうひょうとした姿が思い浮かびます。楽曲全体の世界観を作り上げる上で重要な役割を果たしていると思います。
さて、『Funny Bunny』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiA(A4) でメロディーが構成されております。最高音部がやや高いですが、この点については補足があります。
まず、地声最高音のhiAが目に付きます。各サビで1回ずつ登場します。この音階を地声で歌うのは大変なことです。ただ、サビ全体で一か所であるため、他の箇所が上手く歌いこなせていれば多少かすれたりしてもあまり目立たないと思います。
hiAを除くと、次に高い音階はmid2F#です。普段歌い慣れていないとつまずきやすい音階でもありますが、一般的な男性の音域の範囲内であります。努力すれば、形になってくると思います。このmid2F#辺りが滑らかに歌えるようになると、たとえhiAの箇所がぎこちなくなっても楽曲全体が非常に締まってきます。練習する際は、このmid2F#辺りに気をつけて練習してください。
先にも述べましたが、カラオケなどで歌う際は、原曲よりもELLEGARDENのバージョンの方がテンポが速く、サビも1回分多いため盛り上がりやすいかもしれません。キーについては原曲と同じです。そうした点も考慮に入れると良いと思います。
※先日、スポーツドリンクのアクエリアスのCMで、歌手のUruさんカバーする『Funny Bunny』がオンエアされました。音域としては原曲キー+6で地声最高音がhiD#になります。一般的な女性としては少し高いキーかもしれません。
先日解散されましたアイドルネッサンスも『Funny Bunny』を同じキーでカバーしています。こちらは公式動画がありますので、気になった方は参考にしてください。アイドルネッサンスは冒頭からサビが来ており、そこが原曲とは異なっております。