(2021/09/21)公式チャンネルでMVが公開されましたので、添付いたします。
(2020/01/28)mid2E,mid2F等の音階も含め、記載しました。
(2019/03/06)初投稿
こんにちは。今回はレミオロメンの『3月9日』(2004)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。
『3月9日』(レミオロメン)
【地声最低音】mid1C(C3) ※サビで登場
★m1F[な]がれる季m1E–m1D–F[節の[真]ん]中で【Aメロ】
★m1F[ふ]と日のなm1E[がさを]感じ[ます]
★m1F–m1E[3[が]つ[の]か]ぜにm1F[想いをの]せ[て]【Bメロ】
☆m1E[あ]な[た]に[と]ってわた[しも] m1C–m1D[そう]で]あ[り]たい【サビ】
【地声最高音】mid2G(G4) ※全体で7回程度(アウトロ除く)
★m2F–m2E[ま]ぶ]たm2G[の]裏に]い[るm2G–F[こ]とで]【サビ】
★この先も隣でそっとm2D–m2G–F[微[笑]んで]【ラストサビ前】
【補足】mid2D(一部略)~mid2Gを含むフレーズ一覧
★m2F–E[ひ]と]みm2D[を]閉じればあ[な]たが【サビ】
★m2F–E[ラー]ラ[ラ]ラー] [ラm2G–F[ラー]ラ]ラ]ラー【アウトロ】
★m2F–E[ラー]ラ[ラ]ラー] [ラm2G–F[ラー]ラ]ラF[ラー]
まず、『3月9日』についてです。この楽曲は、2004年にロックバンド・レミオロメンによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年に発表された『ether [エーテル]』に初収録されました。同アルバムには、『モラトリアム』、『アカシア』、『南風』(過去記事)といったシングルが収められております。アルバムは、最終的に40万枚を超えるヒットを記録しました。
さて、『3月9日』は元々はメンバーの友人の結婚を祝う目的で制作されました。その後、2005年に放送されたテレビドラマ『1リットルの涙』の挿入歌と使用され、主題歌の『粉雪』(過去記事)とともに非常に知名度が上昇しました。こうした経緯もあってか、現在は卒業を祝う楽曲として定着しております。
『3月9日』はスローなバンド曲です。低音中心のAメロBメロが2回続いたのちに、中高音が多いサビへと展開します。そうしたこともあり、全体として低音域の割合が高い楽曲であり、その辺りが歌う際のカギにもなります。作詞作曲はボーカルの藤巻亮太さん、編曲はレミオロメンと小林武史さんによりなされました。小林武史さんはレミオロメンとは縁が深く、多くの人気曲のアレンジに携わっております。
『3月9日』の音域的な特徴についてです。同曲はおおよそ一般的な男性の音域の範囲内(もしくは「やや高め」)で歌メロが作られております。そのため、原曲キーがマッチする人も一定数おられるのではないかと思います。
同曲はAメロBメロではmid1D~mid1Fといった中低音が非常に多く見られます。登場回数が多いため、見た目以上に低音感があります。そのため、高音域が得意な男性などは少し歌いにくいかもしれません。逆に、サビの中高音では、mid2Fなどがロングトーンで登場します。そのため、最高音はmid2G程度ですが、人によっては少し高く感じる可能性もあります。私個人としては、「標準よりやや高め」位に男性の方が余裕を持ちやすいのではないかと推測しております。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。過去に同曲を歌唱した女性歌手は、大体原キー+5~8のレンジで歌唱しているため、この辺りが1つの目安になると思います。ただ、音域が低音~高音まで広いため、力量が求められます。
最後に『3月9日』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3)~【地声最高音】mid2G(G4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(もしくはやや高め)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Cはサビを中心に登場します。登場回数は4回程度です。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、今回はmid1D~mid1F辺りの頻度が非常に高いため、見た目の音域以上に低音感があります。そのため、「高音域が得意な男性」などはキーを上げるのもよさそうです。
次に、地声最高音mid2Gはサビで登場します。登場回数は全体で7回程度です(アウトロは除く)。このmid2Gに次ぐ地声高音としては、mid2Fがピークとなる場面が全体で9回程度登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、今回はサビを中心にロングトーンが多いため、「標準的 or 標準よりやや高め」だと私は判断しました。原曲キーがマッチする人も多いかもしれませんが、人によってはキーを下げるのもよいと思います。
『3月9日』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広いです。そのため、ビギナーだと一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。キー調整をしても難しいと感じた場合は、別の易しめの曲と並行して練習を重ねてください。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすいです。ただ、スローな楽曲であり、サビはロングトーンが多いです。そうした点で、慣れない人は少し歌いにくく感じられるかもしれません(通常はミドルテンポの曲などが歌いやすい)。
『3月9日』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2Gといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はサビやアウトロを中心にこれらが登場します。また、同曲は低音域が多く、AメロBメロで多いです(サビでも登場する)。こうしたこともあり、低音域についても重要性が高い曲です。
こうしたことを踏まえると、「標準(orやや高め)~ある程度高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。逆に、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などはキーを上げた方がより声質が活きるのではないかと推測しております。
【まとめ】
①AメロBメロは中低音中心、中高音はサビで登場する(音域は広め)
②全体的に低音の比率が高く、重要度も高い
③高音は標準的だが、ロングトーンが多い(慣れないと少し歌いにくいかも)
④メロは覚えやすい
まず、『3月9日』についてです。この楽曲は、2004年にロックバンド・レミオロメンによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、翌年に発表された『ether [エーテル]』に初収録されました。同アルバムには、『モラトリアム』、『アカシア』、『南風』(過去記事)といったシングルが収められております。アルバムは、最終的に40万枚を超えるヒットを記録しました。
さて、『3月9日』は元々はメンバーの友人の結婚を祝う目的で制作されました。その後、2005年に放送されたテレビドラマ『1リットルの涙』の挿入歌と使用され、主題歌の『粉雪』(過去記事)とともに非常に知名度が上昇しました。こうした経緯もあってか、現在は卒業を祝う楽曲として定着しております。
『3月9日』はスローなバンド曲です。低音中心のAメロBメロが2回続いたのちに、中高音が多いサビへと展開します。そうしたこともあり、全体として低音域の割合が高い楽曲であり、その辺りが歌う際のカギにもなります。作詞作曲はボーカルの藤巻亮太さん、編曲はレミオロメンと小林武史さんによりなされました。小林武史さんはレミオロメンとは縁が深く、多くの人気曲のアレンジに携わっております。
『3月9日』の音域的な特徴についてです。同曲はおおよそ一般的な男性の音域の範囲内(もしくは「やや高め」)で歌メロが作られております。そのため、原曲キーがマッチする人も一定数おられるのではないかと思います。
同曲はAメロBメロではmid1D~mid1Fといった中低音が非常に多く見られます。登場回数が多いため、見た目以上に低音感があります。そのため、高音域が得意な男性などは少し歌いにくいかもしれません。逆に、サビの中高音では、mid2Fなどがロングトーンで登場します。そのため、最高音はmid2G程度ですが、人によっては少し高く感じる可能性もあります。私個人としては、「標準よりやや高め」位に男性の方が余裕を持ちやすいのではないかと推測しております。
ちなみに、女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。過去に同曲を歌唱した女性歌手は、大体原キー+5~8のレンジで歌唱しているため、この辺りが1つの目安になると思います。ただ、音域が低音~高音まで広いため、力量が求められます。
最後に『3月9日』の音域についてですが、【地声最低音】mid1C(C3)~【地声最高音】mid2G(G4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域の範囲内(もしくはやや高め)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Cはサビを中心に登場します。登場回数は4回程度です。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、今回はmid1D~mid1F辺りの頻度が非常に高いため、見た目の音域以上に低音感があります。そのため、「高音域が得意な男性」などはキーを上げるのもよさそうです。
次に、地声最高音mid2Gはサビで登場します。登場回数は全体で7回程度です(アウトロは除く)。このmid2Gに次ぐ地声高音としては、mid2Fがピークとなる場面が全体で9回程度登場します。この辺りは男性の音域の範囲内です。ただ、今回はサビを中心にロングトーンが多いため、「標準的 or 標準よりやや高め」だと私は判断しました。原曲キーがマッチする人も多いかもしれませんが、人によってはキーを下げるのもよいと思います。
『3月9日』は低音域に若干の余地があり、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分の得意なレンジに調整することができると思います。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広いです。そのため、ビギナーだと一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。キー調整をしても難しいと感じた場合は、別の易しめの曲と並行して練習を重ねてください。
同曲はメロディー自体は比較的わかりやすいです。ただ、スローな楽曲であり、サビはロングトーンが多いです。そうした点で、慣れない人は少し歌いにくく感じられるかもしれません(通常はミドルテンポの曲などが歌いやすい)。
『3月9日』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2Gといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はサビやアウトロを中心にこれらが登場します。また、同曲は低音域が多く、AメロBメロで多いです(サビでも登場する)。こうしたこともあり、低音域についても重要性が高い曲です。
こうしたことを踏まえると、「標準(orやや高め)~ある程度高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。逆に、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などはキーを上げた方がより声質が活きるのではないかと推測しております。
【まとめ】
①AメロBメロは中低音中心、中高音はサビで登場する(音域は広め)
②全体的に低音の比率が高く、重要度も高い
③高音は標準的だが、ロングトーンが多い(慣れないと少し歌いにくいかも)
④メロは覚えやすい