『織姫とBABY feat. 汐れいら』(ねぐせ。)

【地声最低音】mid1E(E3)
★m2A[意地悪攻撃は]もう[やめて]【Aメロ】
★m2A–m1F#[わ[た]しを犬にし]ないで
★m1E–m1F#–2A^[恋]び]と[も])いいんじゃ[ない]【Bメロ】
★m1E[お]こってm2A–E[泣い[て]ぎゅし[て]
★m1E–F#[寂]し]さ[に]強い僕らじゃm2D[ない]からさ【サビ】
★いm2E–D{つ]か]は[い]つか2A[は] 2A–m1F#[一緒[に]暮ら]そうA[ね]
【地声最高音】hiC#(C#5) ※全体で9回(男性はmid2F#が地声最高音)
★おりひhiA[め]とhiB–hiC#地[BA[BY]【サビ】
★ひとぼhiA[し]とhiB–hiC#^[ばい[びー] し]て]
★こっhiA–B–hiC#^[ち([向[い]て[ダー][リン]【Dメロ】
【補足】その他の中高音(男性パート含む)
★m2E–m2F#[好きです次逢って[くだ]さい]【Aメロ】
★m2E–hiA裏[一年[後]なんて言わない]でぇ
★m2E–m2F#地[好きです付き合って[くだ]さい]【男性の地声最高音]】
★m2E[いいん]じゃない【Bメロ】
★おhiA地[こっ]て[泣い]てhiB地[ぎゅし]て]
★まm2E–D[た]ぎ])ん[が]で[待]ち[合]わせようよhiA裏[チャ]ーミング【サビ】
★ぼm2E[く]はD–E[ほ[し] E[君]が[つE[き]
★よhiA地–2G#–F#[る]が]終]わ[っG#–A地[て[も]【Dメロ】
★m2E[ダー]リン [ダー]リン hiA–2G#-F#[ダー]リ]ィィ]ン]
★m2E–m2F#[好きです次逢って[くだ]さい]【Aメロ】
★m2E–hiA裏[一年[後]なんて言わない]でぇ
★m2E–m2F#地[好きです付き合って[くだ]さい]【男性の地声最高音]】
★m2E[いいん]じゃない【Bメロ】
★おhiA地[こっ]て[泣い]てhiB地[ぎゅし]て]
★まm2E–D[た]ぎ])ん[が]で[待]ち[合]わせようよhiA裏[チャ]ーミング【サビ】
★ぼm2E[く]はD–E[ほ[し] E[君]が[つE[き]
★よhiA地–2G#–F#[る]が]終]わ[っG#–A地[て[も]【Dメロ】
★m2E[ダー]リン [ダー]リン hiA–2G#-F#[ダー]リ]ィィ]ン]
まず、『織姫とBABY feat. 汐れいら』についてです。この楽曲は、ロックバンド・ねぐせ。によりリリースされたシングル作品です。同曲は、汐れいらさんとのコラボ曲であり、男女のツインボーカルで歌われています。Tik TokなどのSNSをきっかけに広く浸透し、2025年10月現在のストリーミングランキングでも上位にチャートインし続けています。
『織姫とBABY feat. 汐れいら』の音域的な特徴についてです。同曲は男女のツインボーカルであり、女性は広い音域で歌メロが作られています。男性については標準的なンレンジですが、発声のニュアンスなど考慮すると高めな印象です。
今回の楽曲は、女性についてはmid1Eなどの低音が多いため、女性曲としては低音が歌いにくい曲です(低音が得意でないとかなり歌いにくいです)。中高音については、hiA~hiC#などが登場し、標準的かやや高めといったところです。中高音が得意でない方は裏声を上手く使いこなすのもよいかもしれません。
一方、男性については大よそ一般的な音域です。ただ、低音はそこまで低くなく、mid2Eやmid2F#などは比較的柔らかな発声で歌われています。そのため、「やや高め~高い音域の男性」の方が合いやすいと私は想定しています。ただ、音域自体は一般的な範囲内ですので、標準的な音域の男性でも歌唱することは可能だと思います。
最後に『織姫とBABY feat. 汐れいら』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、広めです。男性の音域としては標準的(ニュアンスとしてはやや高め~高め)です。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1EはAメロ~サビまで広く登場します。この辺りは女性の音域としてはかなり低いです。ただ、発声が不可能というほど低いわけではないので、しっかり練習しておきたいです。とはいえ、「高音域が非常に得意な女性」などはキーを上げた方がよいと思います。男性に関しては、音域の範囲内です。
次に、地声最高音hiC#はサビやDメロで計9回登場します。このhiC#に次ぐ地声高音としては、hiAがピークとなる場面が全体で13回程度登場します。こうした点を考慮すると、大よそ女性の音域の範囲内、もしくはやや高めです(ちなみに、副旋律まで考慮すると、裏声最高音としてhiEが登場する)。
今回はキーを下げる余地がほとんどありません。そのため、高音域が苦手な人などはサビで登場するhiC#は「裏声」を上手く駆使して歌ってもよいかもしれません。一方、DメロのhiC#については1つの見せ場でもありますので、地声感のある歌唱を心掛けたいです。
男性パートの地声最高音はmid2F#です(裏声最高音はhiA)。こちらは男性の音域の範囲内です。ただ、ボーカルのりょたちさんは柔らかいニュアンスでmid2Eやmid2F#を歌唱されています。そのため、一般的な音域の男性でも歌唱可能ですが、中高音域が得意な男性の方が原曲ようなニュアンスに近づきやすいと私は推測しています。
『織姫とBABY feat. 汐れいら』は低音が低く、キーを下げる余地はあまりありません。今回は音域自体がかなり広いため、歌い慣れた人であっても一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。音域の広さが1つのネックになる曲です。
今回の楽曲はメロやリズムなどは分かりやすいです。そのため、音域が合うのであれば、練習曲などもにもおススメです。ただ、原曲では2人で歌唱しているため、可能であれば2人以上で歌った方が安定しやすいと思います。
『織姫とBABY feat. 汐れいら』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F#~hiC#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はAメロとBメロはmid2F#辺りが多く、サビとその周辺でhiA~hiC#などが登場します。低音については、mid1E辺りが多く、女性だと結構しんどいです。
こうした点を考慮すると、女性は「標準よりやや低め~高めの音域の女性」、男性は「標準よりやや低め~高音域が得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は考えました。今回は男性と女性でのカバーですが、同性同士でカバーするのもよいかもしれません。
【まとめ】
①男女のツインボーカル。女声は音域が広く、特に低音がきつい
②女性だと「標準よりやや低め~高めの音域の女性」が原キーに合いそう
③男性は「標準よりやや低め~高音域が得意な男性」などが合いそう
④メロやリズム自体は比較的分かりやすい
⑤音域が合うなら練習曲におススメ。可能であれば2人で歌った方が安定する