こんにちは。今回はレミオロメンの『粉雪』(2005)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回は自選曲です。今年は雪が少ないですので、願いも込めて雪の楽曲をいくつか取り上げていこうと考えました。レミオロメンは以前に『3月9日』を取り上げて以来、2回目の登場になります。

 なお、『粉雪』はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルでMVや音源がフル公開されておりません。替わりにreiken87さんがベースギターを演奏する動画を添付いたします。こちらであれば、フル尺で藤巻亮太さんのボーカルが確認できます。ご了承ください。


『粉雪』(レミオロメン)、Konayuki(Remioromen)


【地声最低音】mid1B(B3)  

★同じ時間を生きてなどいけm1B{な]


【地声最高音】hiA(A4)  ※サビ中心

★こhiA[な]m2G[ゆ]き ねえ 心m2F#[ま]G[で]F#[し]ろく
☆染m2G[め]hiA[ら]G[れ]m2F#[た][なら] G[アー]F#[アー]アーアー

※☆の「アーアーアーアー」は歌詞表記は無いですが、重要と考え記載しております。

【裏声最高音】hiA(A4) ※ラストサビで1回

★二人の孤独を包んで空m2G[に]hiA裏[か]G[え]F#[す]G[から]



【補足】mid2E等その他の注意箇所

☆些細な言い合いもなくて m2E[ラ]ラライ(Bメロ) 
★喜びも悲しみもm2E[虚し]いだけ

☆それでも僕は君のこと守り続けたい m2G#[Ah](ラストサビ)

※☆の一部は歌詞表記に無いですが、重要と考え記載しております。
『粉雪』(レミオロメン)









 まず、『粉雪』についてです。この楽曲は、2005年に3人組バンドのレミオロメンによりリリースされたシングル作品です。アルバム『HORIZON』、およびベストアルバムなどにも収録されております。この楽曲は、フジテレビ系のドラマ『1リットルの涙』の挿入歌として起用されたこともあり、大ヒットを記録しました。『3月9日』などとともに、レミオロメンを代表する楽曲の一つであります。

 『粉雪』はバンドサウンドを基調とした冬のナンバーです。作詞作曲は藤巻亮太さん、編曲はレミオロメンと小林武史さんにより行われています。ドラマの挿入歌ということもあり、ストリングスが用いられ、楽曲を盛り上げます。

 『粉雪』の音域的な特徴についてです。図に示すように、広めの音域で歌唱されており、キー調整などは行いにくいです。私個人の勝手なイメージなのですが、hiAの楽曲と言えば、この『粉雪』とサカナクションのアイデンティティが連想されます。【こhiA[な]m2G[ゆ]き】の部分です。そうした意味で、hiAという音階の一つの指標になる楽曲とも言えます。




 さて、『粉雪』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B3)~【地声最高音】hiA(A4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりもやや高いです。以下、見ていきます。

 まず、AメロBメロはややキーが低めであります。地声最低音mid1Bもここで登場します。楽曲では裏方に当たるような箇所ですが、丁寧に歌唱したいところです。

 さて、地声最高音hiAはサビの目立つ場面で登場します。【こhiA[な]m2G[ゆ]き】の部分です。先にも述べましたが、「hiA」と聞くと、この楽曲を思い浮かべる方も多いと思います。ここは地声でしっかり力強く歌唱したいところです。ただ、一般的には少し高いキーでもありますので、人によっては少し下げても良いと思います。

 『粉雪』は音域的には広めの楽曲であるため、キーの調整が行いにくいです。キーを下げるにしても2つ程度が目安になるのではないかと思います。その点において、普段歌い慣れていない人が歌唱したり、練習したりすることにはあまり向いていません。その点は留意しておいてください。

 以前、どこかで申し上げたかもしれませんが、ドラマや映画の主題歌は音域が広めになりやすいと私は考えております。作品を盛り上げるため、長年積み上げられてきた方法論なのかもしれません。しかし、歌の練習や、カラオケなどではハードルになりやすいです。普段歌い慣れていない人は、キーの高さだけでなく、音域の広さにも注目してみてもよいかもしれません。