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『空と君のあいだに』( 中島みゆき ) の 音域

こんにちは。今回は中島みゆきさんの『空と君のあいだに』(1994)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『空と君のあいだに』(中島みゆき)
『空と君とのあいだに』(中島みゆき)の音域







【地声最低音】mid1F#(F#3) 

m2F#m2E[孤独な]人][つけF#[こ]むようm1F#[な]ことはF#[言え]な]くて【Aメロ】


【地声最高音】hiB(B4) ※全体で10回程度

★君が笑m2G#hiAhiB[っ[てく[ぅ]れる]なら]【サビ】
m2G#hiBhiA[ぼ[く]はあ]くに]でもなる


【補足】mid2F#hiAを含むフレーズ一覧

★僕はhiAm2G#F#[ポ]プ]ラ]AG#[の]え]だ]にな[る]【Aメロ】
★ここにいm2F#m2E[るよ]ぉ] [愛]はまだ【Bメロ】
★ここにいるm2F#[よ] F#F^-m2G#[いつ][で[も]
★そm2F#[ら]とき[みm2G#hiA地[と[のあ]いだ]には]【サビ】
★今日も冷m2Em2F#[た[い]雨が]降る

 まず、『空と君のあいだに』についてです。この楽曲は、1994年に女性シンガーソングライターの中島みゆきさんによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、1996年のベストアルバム『大吟醸』に初収録されました。
 ちなみに、同曲は1994年のオリジナルアルバム『LOVE OR NOTHING』(ラヴ・オア・ナッシング)にも収録されております。ただ、このアルバムに収録されているバージョンは、シングルとはアレンジが大きく異なっており、歌メロの音域も違いがあります。そのため、一般的によく知られるシングルバージョンに興味をお持ちの方は、中島さんのベストアルバムを参照するとよいと思います。今回もシングルバージョンを中心に音域分析していきます。


 さて、『空と君のあいだに』は安達祐実さん主演のドラマ『家なき子』の主題歌として書き下ろされました。同ドラマは、劇中の台詞が流行語大賞に選ばれるなど社会的なヒットを記録します。
 ドラマの高視聴率に伴い、『空と君のあいだに』にも注目が集まっていきます。人気曲『ファイト』との両A面となったCDシングルは150万枚近いヒットを記録し、日本レコード協会よりミリオン認定がなされました。2023年9月現在、中島さんのCDシングルとしては最大のヒット曲です(ちなみに2位は『地上の星/ヘッドライト・テールライト』)。


 『空と君のあいだに』はマイナー調のミドルナンバーです。歌メロはAメロBメロサビと親しみやすい展開をします。全体的にメロディアスであり、何度か聴いているうちに自然と口ずさめるようになるのではないかと思います。また、個人的には歌詞が非常によいと感じました。作詞作曲は中島みゆきさん、編曲は瀬尾一三さんによりなされました。

 『空と君のあいだに』の音域的な特徴についてです。同曲は大よそ一般的な女性の音域の範囲内で歌メロが作られております。そのため、一般的な音域の女性は原曲キーでの歌唱も可能そうです。反面、高音域が得意な女性などはキーを上げた方が歌いやすい可能性もあります。

 ちなみに、男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。過去に同曲をカバーした槇原敬之さんは原曲キーから1つ低いキー(男性としては高い)、河村隆一さんは4つ低いキー(男性としては標準的)で歌唱されております。大よそその辺りが1つの目安になると思います。今回の楽曲は、「高音域が非常に得意な男性」であれば原曲キーでの歌唱も可能かもしれません。



 最後に『空と君のあいだに』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1F#はAメロで登場します。登場回数は2回程度です。この辺りは女性の音域の範囲内ですが、高音域が得意な女性だと若干歌いにくい可能性もあります。そうした方は、キー上げをしてもよいと多みます。女性歌手だとMs.OOJA(ミス・オオジャ)さんが原曲キーから2つ高いキーで歌唱されております。


 次に、地声最高音hiBはサビで登場します。登場回数は10回程度です。この辺りは女性の音域の範囲内です。hiB辺りは歌い慣れていない人だとスムーズな発声が損なわれやすいです。ただ、比較的克服しやすい音階でもありますので、少しずつ練習を重ねてください。歌い慣れていない女性は少しキーを下げて歌唱するのも選択肢です。また、Aメロなどは、裏声などを上手く駆使してもよいと思います。


 『空と君のあいだに』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。今回は最高音もそこまで高くないため、ビギナーなどの練習曲にも合うのではないかと思います。一方、今回の楽曲は音域が若干広いため、場合によっては別の易しめの曲と並行して練習してください。
 今回の楽曲はメロディー自体は分かりやすく、リズムもそこまで難しくありません。そうした点でも練習曲には向きやすそうです。一方、歌詞やメロディーがやや暗いため、その辺りが気になるという人もおられるかもしれません(私は好きですが)。

 『空と君のあいだに』を原曲キーで歌唱する場合、mid2G#~hiBといった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。この辺りは女性の音域の範囲内です。一方、「高音域が非常に得意な女性」だと、もしかしたら少し低いと感じる部分があるかもしれません。
 こうしたことを踏まえると、「標準よりやや低め~ある程度高音域が得意な女性」辺りが原曲キーにマッチしやすいと私は判断しました。



【まとめ】

①標準的な音域の女性でも原キーが合う(標準よりやや低め~ある程度高音域が得意な女性)
②メロディーも覚えやすく、練習曲向き
③歌詞やメロがやや暗いため、その辺りが気になる人はいるかも(個人的には好きです)

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コメント

  1. 名無し より:

    間違いやすいですが、タイトルは「空と君のあいだに」ですね。

    • もりっしー より:

      重要な指摘ありがとうございます。
      全部間違ってるので、後ほど修正しておきます。

      • 名無し より:

        ありがとうございます。
        修正お疲れ様です。

        • もりっしー より:

          画像の方は修正してませんが、この辺りはご愛嬌だと思っていただければ幸いです。
          ご指摘ありがとうございました。私自身もずっと勘違いしていたので助かりました。