なお、同曲はアーティストおよびレーベルの公式チャンネルではMVなどが公開されておりません。よって、当ブログにおいても動画の添付は致しません。
『くじら12号』(JUDY AND MARY)
【地声最低音】mid1G(G3)
★こm2A–m1G#[んど[こ]そ] 手G#–m1G[に入[れ]たい]【Aメロ】
【地声最高音】hiE(E5) ※ラストサビで1回
★きっとhiD–C[眩しす]ぎ]て D–hiE地[見え[え]ない]【ラストサビ】
【裏声最高音】hiE(E5) ※ラストサビで1回
★太陽が目hiC[覚]めたら あのhiD地–C[ふ]ね]で行[こhiE裏[う] E裏[Uh] D[Ye]ah!]【ラストサビ】
【補足】hiA(一部略)~hiDを含むフレーズ一覧
★m2G–hiA[クラッカーとチーズと[ワ]イン[で]【Aメロ】
★黄金色の旅人m2G[が] hiC–hiB[待]っ[てる])【Bメロ】
★もB–hiCの[が]た]り2G#[へ] [いC–hiD地[そ[ごう]
★太陽が目hiC–hiB[覚]め[たら] あ[のhiD–C–B^[ふ]ね]で行[こ]う【サビ】
★よhiC–A[りそっ]て] hiD–C-B[雪解け]を]泳]ぐ] D–C[くじらみ]た]いな]ぁ
★きっhiC[と] hiD–C–B[眩しす]ぎ]る]D–C[ガラスの]と]び[ら]
★まるで小m2A[さ]な石ころみたいよ hiA–m2G[Wo]w]【ラストBメロ】
まず、『くじら12号』についてです。この楽曲は、1997年にロックバンドJUDY AND MARYによりリリースされたシングル作品です。アルバム『THE POWER SOURCE』(ザ・パワー・ソース)に先行シングルとして発売されました。アルバムには、『そばかす』(過去記事)、『ラブリーベイベー』、『クラシック』などのシングル曲が収められております。アルバムは、200万枚を超えるヒットを記録し、日本レコード協会より2ミリオン認定がなされました(同年の年間アルバム売上ランキング4位)。
さて、『くじら12号』はアルバムの先行シングルとして発表され、45万枚程度のCDセールスを記録しました(綿毛さんのツイートから引用)。また、2015年には配信部門でも10万ダウンロードを獲得し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされております。こうしたロングヒット傾向から、JUDY AND MARYの代表的なシングル曲の1つといえます。
『くじら12号』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲はサビ及びのその周辺でhiB~hiDといった中高音域が頻出します。一方、低音域も見られるものの、ABメロでもそれなりに中高音が登場します。そのため、音域自体は広めですが、どちらかといえば中高音に寄った曲です。発声はいずれも地声ベースで裏声は少なめです。
ちなみに、男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。ただ、一般的な男性の場合、今回は「キーを3~4つ上げて、1オクターブ下を歌う」方が分かりやすいかもしれません(分かりにくい場合は、キーを8~9つ下げる)。「高音域が非常に得意な男性」についても、今回の曲を原キーで歌うのは非常に大変ですので、キーを下げを推奨します。
最後に『くじら12号』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiE(E5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Gについては、Bメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内ですが、高音域が非常に得意な女性だと若干低く感じられるかもしれません。ただ、登場回数は2回程度ですので、原キーで頑張ってみるのもよいと思います(キーを上げるのもよい)。
次に、地声最高音hiEはラストサビで登場します。登場回数は1回のみです。このhiEに次ぐ地声高音としては、hiDがピークとなる場面が全体で14回程度見られます(今回はサビが2番までしかない)。こうしたことから、女性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください。
『くじら12号』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広いため、ビギナーにとっては一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
同曲のメロは全体的に親しみやすいですが、一部音程が取りにくそうな場面もあります(Bメロ終盤やサビの終わりなど)。今回の楽曲は比較的克服しやすいと思いますが、音程を取るのが難しく感じた時は、歌メロを楽器で確認するなどしてみるのもよいと思います。
『くじら12号』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiD(終盤はhiE)といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はBメロやサビでhiB~hiDが頻出するため、高音感があります。一方、低音はmid1G辺りが2回程度見られます。
こうしたことを踏まえると、「高音域が得意(or非常に得意)な女性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。今回の楽曲は女声域としては高いですが、高音が伸びやかですので、歌いこなせると非常に気持ちよさそうでもあります。
【まとめ】
①Aメロは一部低い場面もある。Bメロ後半~サビは全体的に高い
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な女性」に合いそう
③一部音程が取りにくそうな場面があるが、メロは分かりやすい
④サビは開放感があるので、歌いこなせると気持ちよさそう
まず、『くじら12号』についてです。この楽曲は、1997年にロックバンドJUDY AND MARYによりリリースされたシングル作品です。アルバム『THE POWER SOURCE』(ザ・パワー・ソース)に先行シングルとして発売されました。アルバムには、『そばかす』(過去記事)、『ラブリーベイベー』、『クラシック』などのシングル曲が収められております。アルバムは、200万枚を超えるヒットを記録し、日本レコード協会より2ミリオン認定がなされました(同年の年間アルバム売上ランキング4位)。
さて、『くじら12号』はアルバムの先行シングルとして発表され、45万枚程度のCDセールスを記録しました(綿毛さんのツイートから引用)。また、2015年には配信部門でも10万ダウンロードを獲得し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされております。こうしたロングヒット傾向から、JUDY AND MARYの代表的なシングル曲の1つといえます。
『くじら12号』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高いレンジで歌メロが作られております。低音域に余地があるため、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと思います。
同曲はサビ及びのその周辺でhiB~hiDといった中高音域が頻出します。一方、低音域も見られるものの、ABメロでもそれなりに中高音が登場します。そのため、音域自体は広めですが、どちらかといえば中高音に寄った曲です。発声はいずれも地声ベースで裏声は少なめです。
ちなみに、男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。ただ、一般的な男性の場合、今回は「キーを3~4つ上げて、1オクターブ下を歌う」方が分かりやすいかもしれません(分かりにくい場合は、キーを8~9つ下げる)。「高音域が非常に得意な男性」についても、今回の曲を原キーで歌うのは非常に大変ですので、キーを下げを推奨します。
最後に『くじら12号』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G(G3)~【地声最高音】hiE(E5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1Gについては、Bメロで登場します。この辺りは女性の音域の範囲内ですが、高音域が非常に得意な女性だと若干低く感じられるかもしれません。ただ、登場回数は2回程度ですので、原キーで頑張ってみるのもよいと思います(キーを上げるのもよい)。
次に、地声最高音hiEはラストサビで登場します。登場回数は1回のみです。このhiEに次ぐ地声高音としては、hiDがピークとなる場面が全体で14回程度見られます(今回はサビが2番までしかない)。こうしたことから、女性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2つ程度下げてみてください。
『くじら12号』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であれば、ある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、今回の楽曲は音域がそれなりに広いため、ビギナーにとっては一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
同曲のメロは全体的に親しみやすいですが、一部音程が取りにくそうな場面もあります(Bメロ終盤やサビの終わりなど)。今回の楽曲は比較的克服しやすいと思いますが、音程を取るのが難しく感じた時は、歌メロを楽器で確認するなどしてみるのもよいと思います。
『くじら12号』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiD(終盤はhiE)といった中高音域をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はBメロやサビでhiB~hiDが頻出するため、高音感があります。一方、低音はmid1G辺りが2回程度見られます。
こうしたことを踏まえると、「高音域が得意(or非常に得意)な女性」が原曲キーに合いやすいと私は判断しました。今回の楽曲は女声域としては高いですが、高音が伸びやかですので、歌いこなせると非常に気持ちよさそうでもあります。
【まとめ】
①Aメロは一部低い場面もある。Bメロ後半~サビは全体的に高い
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な女性」に合いそう
③一部音程が取りにくそうな場面があるが、メロは分かりやすい
④サビは開放感があるので、歌いこなせると気持ちよさそう
コメント
リクエストに応えて頂きありがとうございます!
この曲名の意味を調べると、サッカーの日本代表の応援歌という意味があると知り、比喩表現の上手さに驚きました!
コメントありがとうございます。
そういう意味があったんですね!
確かに時期的にW杯予選の時期ですよね。
応援歌という解釈で今度聴いてみます。