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『恋におちて -Fall in love-』(小林明子)の音域

こんにちは。今回は小林明子さんの『恋におちて -Fall in love-』(1985)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『恋におちて -Fall in love-』
『恋におちて -Fall in love-』(小林明子)の音域







【地声最低音】mid1G#(G#3) ※全体で18回程度

m1G#2A#[も]し]もね2Fm2G#[が[いが]【Aメロ】
m2F-m2G#[吐息を[し]ろ[い] m1G#2A#[バ]ラ]に 変えてF[ぇ]
m1G#m2F[あ]なたを]G#[お]もい]ながら
2A#[とき]めくm1G#[恋]【サビ】

【地声最高音】hiA#(A#4) ※Aメロ

★(もしも願いが)hiA#地[か]なうなm2F[ぁら]【Aメロ】
m2G#hiA#^-F#[部屋[じゅ]うにか]ざ]G#[り]ましょう


【裏声最高音】hiC#(C#5) ※サビで登場

2A#[ダイ]ヤル回して手を止m2F地hiC#裏L[め[た]【サビ】
m2A#[I’m] jus[t a]m2F地 G#裏hiC#F地[wo[ma]a]an


【補足】その他の中高音域(mid2Fmid2G#辺り)

FF#m2G#[Da[ring,[I wan]t you逢いた[く][ぇ]【サビ】
★駆m2F#F[け]出]しそ[うF#[な]ぁ]

 まず、『恋におちて -Fall in love-』についてです。この楽曲は、1985年に女性シンガーソングライターの小林明子さんによりリリースされたシングル作品です。作詞は湯川れい子さん、作曲は小林明子さん、編曲は萩田光雄さんによりなされました。
 同曲は、小林さんのデビューシングルであり、テレビドラマ『金曜日の妻たちへIII・恋におちて』の主題歌としてタイアップが付きました。楽曲の質も相まって、100万枚を超えるレコード・カセットの売上を記録し、年間チャートで3位にランクインしました。また、2010年には配信部門でも10万ダウンロードを達成し、日本レコード協会よりゴールド認定がなされています。こうしたロングヒット傾向から、同氏の代表的な楽曲の1つといえます。


 『恋におちて -Fall in love-』の音域的な特徴についてです。同曲はおおよそ標準的な女性の音域の範囲内で歌メロが作られています。一般的な音域の女性が原曲キーで歌唱しうる楽曲ですが、人によっては少しキーを上下させてもよいと思います。
 今回の楽曲はAメロとサビから歌メロが構成されます。通常サビが盛り上がり、それに伴い中高音が多く登場することが多いですが、今回の楽曲は必ずしもそうではなく、サビの地声高音がそこまで高くありません。低音はmid1G#と標準的ですが回数がやや多いため、人によっては少し低く感じる可能性もあります。こうしたことからおおよそ女性の音域の範囲内といえますが、地声最高音がhiA#であるため、「中高音寄りの声域の女性」ては少しキーを上げてもよいかもしれません。

 男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから2~5つ程度下げてみてください。同曲は、2007年に徳永英明さんがカバーして、大きな話題を呼びました。德永さんは原曲より3つ低いキーで歌唱しております(男声としてはやや高めな印象)。この辺りも1つの参考になると思います。
 ちなみに、「女声域に近似するような高音男性」だと原曲キーで歌唱しうるかもしれませんが、それでも若干キーを下げた方がより安定すると私は分析しています。



 最後に『恋におちて -Fall in love-』の音域についてですが、【地声最低音】mid1G#(G#3)~【地声最高音】hiA#(A#4)、【裏声最高音】hiC#(C#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域の範囲内(最近のJ-POPと比べると、高音がやや控えめ)です。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1G#はAメロやサビで計18回登場します。この辺りは女性の音域の範囲内です。ただ、今回は回数が多いため、「中高音寄りの声域の女性」などは少しキーを上げてもよいかもしれません。

 次に、地声最高音hiA#はAメロで計4回登場します。このhiA#に次ぐ地声高音としてはmid2G#がピークとなる場面が全体で16回、mid2F#が12回登場します。こうした点を考慮すると、おおよそ一般的な女性の音域の範囲内といえます。ただ、「標準より低めの音域の女性(男声域と近似するような)」 の場合は、若干歌いにくい可能性があるため、場合によっては少しキーを下げてみてください。


 『恋におちて -Fall in love-』は音域がそこまで広くないため、キー調整は可能であり、歌い慣れた人はもちろんビギナー向けの調整も可能であると私は分析しています。ただ、キー調整をしたからといって、ただちに小林明子さんのような歌唱が出来るわけではないので、弛まぬ練習を心掛けたいです。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです。音域がマッチするのであれば練習曲やカラオケにもおススメです。全体的にメロがよいスロー曲であり、歌のよさが映えます(ただ、その分力量もも問われる)。落ち着いた作品であるため、声を張り過ぎないように注意したいです。

 『恋におちて -Fall in love-』を原曲キーで歌唱する場合、mid2F~hiA#(裏声はhiC#まで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回は全体的にこれらが登場しますが、J-POPの女性曲としては高音がやや控えめです。低音についてはmid1G#と標準的ですが、回数が多いため若干低音感があります。
 こうした点を考慮すると、「標準より(やや)低め~高めの音域の女性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。「高音域が得意(or非常に得意)な女性」も原キーで歌唱しうると思いますが、人によっては少しキーを上げた方がより歌いやすい可能性があります。その辺りは実際に歌唱して、微調整を加えてください。


【まとめ】

①女性の音域の範囲内だが、最近の曲と比べると高音がやや控えめ
②原キーだと「標準より(やや)低め~高めの音域の女性」向け
③キー調整しやすい。ビギナー向けの調整も可能
④メロがよいスロー曲で、カラオケ向き(力量は問われる)
⑤落ち着いた作品であるため、声を張り過ぎないように注意したい

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