『色彩』(yama)、Shikisai(yama)
【地声最低音】mid2C(C4)
★かかりきりにm2C[なるん]だ 関心はまだ僕hiA[ら]【サビ】
★hiA[あぁ]間違っていm2C[な]い[ね] [喜]劇ばかりじゃC[ぁ]【Dメロ】
※【地声最高音】なども参照ください。
【地声最高音】hiC(C5) ※サビだけで8回
★きっとおhiA[と]な[は]そ[れ]らしhiC地[く]す]るので【サビ】
★落ちhiC–hiA[込]む]夜でさえ多[彩]でm2C[気まぐ]れなように【Aメロ】
【裏声最高音】hiD#(D#5) ※終盤で2回
★なhiA#–hiC#–hiD#裏[り[そこ[ない][で]あ[ふ]れた!【ラスト[転調₊1]】
★hiD#裏–hiC#[か]が]やhiB–C#[いてい[る]
【補足】hiA~hiC#を含むフレーズ
★じっとhiA–m2G[機]微[を]見[の]が]さ[ないA[で]【サビ】
★実はhiA–m2G[奇跡の]よ]うなま[い]にちを【Aメロ】
★心あたたかhiA-hiA#[で[あ]る]こと、笑うほど寂しいことm2G#[は]ないでしょう
★どのhiC[人]生も悪くm2G#[は]ないだろう【Bメロ】
★足跡や産まれたこhiA–hiA#[と[は]消[え]や]しない
★軽い冗談で傷がhiA[つい]てしまう 柔hiC–A[ら]か]なままでいい
★こhiC裏[こには]立っていhiA[な]いってこ[と] A#[あ]あ]【Dメロ】
★挿絵のhiC#裏[よう]hiB–hiA#[な]し[あ]わ]せを求めてい[る]C#裏[う]ぅぅ【ラスト[転調₊1]】
★こhiC#裏[の]hiB–hiA#[ま]ち[で当]た]り前に今
まず、『色彩』についてです。この楽曲は、2022年に女性歌手のyamaさんによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングルとしてリリースされ、11月上旬にはCDシングルとしてもリリースされました。
『色彩』は遠藤達哉さんの同名漫画を原作としたテレビアニメ『SPY×FAMILY』の第2クールエンディングテーマとして書き下ろされました。私自身も視聴しておりましたが、同曲は作詞作曲編曲をボカロPのくじらさんが担当されております。くじらさんは、yamaさんの出世作でもある『春を告げる』(過去記事)を担当しており、タイアップ曲としては初のコンビとなります。楽曲の質と人気アニメの注目度が相まって、『色彩』はyamaさんのYouTubeチャンネルで既に500万回を超える再生回数を記録、またストリーミングランキングなどでも上位に位置しております。
『色彩』はアップテンポのデジタルポップです。頭サビでメロが始まり、AメロBメロサビと展開します。1番サビ終了後は、Dメロ⇒ラストサビ⇒ラスト[転調し、キーが1つ上がる]と展開します。2番が無い分、演奏時間が3分程度と短く、非常に密度が濃い作品となっております。また、歌メロのテンポが非常に速いため、歌詞やメロ等はしっかり覚えておきたいです。
『色彩』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性曲としてはやや高め(もしくは高め)のレンジで歌メロが作られております。地声最高音自体はそこまで高くないのですが、楽曲全体を通して中高音域が多く登場するため、体力的にしんどくなりやすそうです。一方で、同曲は低音域がある分、キー下げはしやすいです。一般的な女性はキーを下げた方が歌いやすそうです。
ちなみに、男性が歌う場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。ただ、一般的な男性の場合は、キーを4つ程度上げて、オク下げで歌った方が調整が楽なのではないかと感じました。高音域が得意な人は、3~4つ程度下げてみてください(人によっては原キーでも歌唱可能だが、yamaさんのような表現になりにくそうです)。
最後に『色彩』の音域についてですが、【地声最低音】mid2C(C4)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域よりやや高め(もしくは「高め」)です。
まず、地声最低音mid2Cについては、サビやDメロ等で登場します。mid2Cというのは、女性曲の最低音としても高めであるため、相対的に高音域が高くなりがちです。今回の『色彩』も、中高音域の登場頻度が高めであり、スタミナなどが求められそうです。
次に、地声最高音hiCはサビを中心に登場します。今回は地声か裏声か判別しづらかったので、大よその回数ですが、サビだけでも8回程度登場します。先述のように、同曲はhiA~hiBといった中高音域も比較的多く、見た目よりも高音感があるのではないかと私は判断しました。そのため、一般的な女性は少しキーを下げてもよいのではないかと思います。
『色彩』は低音域に余地が多く、キー下げはしやすいです。同曲は音域自体はそこまで広いわけではありません。そのため、キー調整をすれば、ビギナー向けの調整も一応は可能になります。ただ、同曲は、音域面以外でも、息継ぎのしにくさ、歌メロのテンポの速さなどで難しい面があります。そのため、キー調整をするにしてもある程度歌い慣れた人向けの楽曲といえそうです。慣れない人はテンポを少し落として練習するのもよいと思います。
『色彩』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiC(裏声hiD#)といった音階をしっかり歌いこなせる力が求められます。今回はこれらのレンジの登場頻度が高いですので、見た目以上に難易度が高く、スタミナなども要求されそうです。そのため、「標準よりやや高め~高音域が得意な女性」などが原曲キーにマッチしやすそうです。繰り返しになりますが、同曲は歌メロが速いですので、歌詞やリズムなどはしっかり覚えおく必要があります。また、メロとメロの間隔が短く息継ぎを入れにくいため、「どこで息継ぎを入れるか」といったこともあからじめ整理しておくとよいです。
『色彩』はアップテンポのポップナンバーであり、カラオケなどでも歌いやすいと思います。また、個人的には歌詞も非常に好きだと感じました。興味を持たれた方はチャレンジしてみてください。
コメント
TOOBOEの『錠剤』とsyudouの『インザバックルーム』の音域調査をお願いしたいです。
よろしくお願いします!!
リストアップしておきます。
チェンソーマンのED曲ですね。
syudouさんの方は、ちょっと難しそうなところがあるので
もしかしたら時間がかかるかもです。