こんにちは。今回はMrs.GREEN APPLEの『WanteD! WanteD!』(2017)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。


『WanteD! WanteD!』(Mrs.GREEN APPLE)


【地声最低音】mid1E(E3)  ※1番2番のAメロで登場

★傷ついたから 「あぁm1E[もう]辞めだ」


【地声最高音】hiA(A4)  ※サビで頻出します

☆ウォーhiA[オー]m2G[オー] A[WAN-]G[-TED]! WANTED! 
hiC裏[ぼ]hiB[く]hiA地[ら]m2G[の]m2F[行]き先は

※☆部分は歌詞表記されていませんが、重要なので記載しております

【裏声最高音】hiF(F5) ※サビで登場

hiC裏[じ]hiB[ぶ]hiA[ん]のよhiF[わ]hiE[さ]hiD[か]C[ら]




【補足】mid2E(一部のみ)hiCの注意箇所

★やhiA裏[る]m2G[気]hiC[捥]hiA[が]G[れ]て (Aメロ)

★グチャm2E[グ]チャ絵の具でいろE[ど]って(2番Bメロ)
m2E[な][か][せ][に]m2F[し]m2G[て] (Cメロ)
★遊べるのは今だm2F[け]m2E[な]んだ
★すm2F[こしず]つ気づいてゆけばいい?

『WanteD! WantedD!』(Mrs.GREEN APPLE)









 まず、『WanteD! WanteD!』についてです。この楽曲は、2017年に5人組バンドMrs.GREEN APPLEによりリリースされたシングル作品です。この楽曲は、テレビドラマ『僕たちがやりました』のために書き下ろされました。アルバム『ENSEMBLE』(アンサンブル)に収録されています。
 『WanteD! WanteD!』はシングル発売後にMVが公開され、2020年3月現在、3000万回以上の再生回数を記録しています。ミセスの作品の中でも人気の高い一曲と言えます。

 『WanteD! WanteD!』はアップテンポのバンド曲です。ミセスの作品は、比較的短めの演奏時間の中に速い展開で濃い密度の楽曲が作られているのが特徴でもあります。近作では、『Attitude』や『ロマンチシズム』などで顕著です。その特徴は、この『WanteD! WanteD!』にも反映されております。また、歌メロについても、地声と裏声を行ったり来たりするような大森さんらしいボーカルも顕著に表れております。

 『WanteD! WanteD!』の音域についてです。裏声が非常に高いのですが、地声に関してはhiA程度で抑えられており、ミセスの作品の中では手を付けやすい部類なのではないかと思います。ただ、サビでは【ウォーhiA[オー]m2G[オー] A[WAN-]G[-TED]! WANTED! 】のフレーズが多く登場するため、hiA辺りを安定的に歌唱する持久力が要求されます。音域全体でみると、低音部分に余裕があり、ある程度であればキーの調整も行いやすいです。




 さて、『WanteD! WanteD!』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiF(F5)で歌メロディーが構成されております。地声については一般的な男性の音域よりも少し高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiAはサビを中心に登場します。地声最高音hiAというのはミセスの作品の中では比較的手を付けやすい高さです。ただ、サビでは【ウォーhiA[オー]m2G[オー] A[WAN-]G[-TED]! WANTED! 】と同じようなメロディーが何度も登場するので、持久力は要求されます。
 hiAは一般的な男性にとっては少し高いですので、キーを下げても良いと思います。原曲キーから2つ程度下げて、mid2G辺りに設定するの良いのではないかと思います。

 AメロBメロ辺りに関しては、地声については大体mid2Eくらいまでの高さですので、克服しやすいのではないかと思います。

 裏声最高音はhiFはサビで登場します。裏声は比較的努力が報われやすいのですが、いきなりhiFが高いレベルで歌いこなせる人は少ないと思います。初めは少し擦れたりしても良いと思いますので、少しずつ精度を高めていってください。

 『WanteD! WanteD!』は低音部分に余裕がありますので、キーの調整はある程度は可能です。例えば、普段歌い慣れていない人向けに低く設定することも可能と言えば可能だと思います。
 ただ一方で、先にも述べましたように、裏声と地声を行ったり来たりするようなボーカルは歌い慣れていない人には難易度が非常に高いです。キーの調整は融通が利きやすいが、初心者向けの曲とは言い難い面も多いです。その点は留意しておいてください。

 『WanteD! WanteD!』はアップテンポでポップ色が強く、また演奏時間も短く、カラオケなどでも歌いやすいと思います。先にも述べましたように、ミセスの作品の中では手をけ付けやすい部分も多いです。興味を持たれた方はチャレンジしてみても良いのではないかと思います。