(2019/10/06)初投稿
(2020/02/11)地声最低音の表記ミスがありましたので、画像と共に修正しました。

 こんにちは。今回はMrs.GREEN APPLEの『ロマンチシズム』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。
 なお、今回は地声最低音について少々自信がありませんので、参考程度にしておいてください。


『ロマンチシズム』(Mrs.GREEN APPLE)、Romanticism


【地声最低音】mid1C(C3)  

 m1C[で]もこの熱意は募る(Bメロ)


【地声最高音】hiD(D5)  ※Cメロで瞬間的に登場

m2G[決して]hiD[な]hiC[い]hiA#[かhiC[ら]hiD地[ぁ]



【裏声最高音】hiD#(D#5) ※Cメロとラストサビで1回ずつ

hiA#地[若]hiC裏[気]hiD[の]hiD#[い]D[たり]hiA#[なん]m2F[か]m2G[じゃ]
hiD[あ]hiA#[な]hiC[た]hiD[に]hiD#[恋]D[を]C[す]A#[る]



【補足】mid2FhiDの注意箇所

★あなたってm2F[人]hiA#裏[ど]hiA[ん]m2G[な]F[人](Aメロ)
★白熊の様に 涼しげで居m2F{たい]の(Bメロ)

★高m2F[ぶっ]F[勇]気を持って声掛けるぅぅぅm2G[ぅ]F[ぅ](サビ)
★流石にそm2F[ろ]そろ m2G[あ]m2F[な]たに恋する 
★私にm2F[気]づいて欲2F[し]いのです
★愛を愛し 恋にm2F[恋]する

m2G[ぐ]m2F[う]G[ぜ]F[ん]m2G[ひ]hiA[つ]hiA#[ぜん]?(Cメロ)
m2G[お]hiA[も]hiA#地声[える 君に]hiC裏[め]A#[ぐ]C[り]A#{会]C[え]hiD[たの]

m2F[みじ]かいhiA#裏[は]hiA[る]m2G[が終]F[わっ]てゆく(ラスト)
m2F[あた]らしhiA#地[い]hiA[じ]A#[だ]A[い]m2G[と]m2F#[生]G[き]A[てい]A#[る]

『ロマンチシズム』(Mrs.GREEN APPLE)










 まず、楽曲についてです。『ロマンチシズム』は2019年に、5人組バンドMrs.GREEN APPLEによりリリースされたシングル作品です。化粧品会社のCMのタイアップが付きました。楽曲は最近(10月)発売されたアルバム『Attitude』に収録されています。
 『ロマンチシズム』はシングルリリースの後に、ミセスのYouTube公式チャンネルでMVが公開されており、2019年10月現在、約1500万回もの再生回数を記録しています。半年足らずでの再生回数ですので、非常に注目されている楽曲であるといえます。

 

 
 『ロマンチシズム』の音域についてですが、【地声最低音】mid1D(D3) ~【地声最高音】hiD(D5)、【裏声最高音】hiD#(D#5)でメロディーが構成されております。一般的な男性の音域よりも高いのですが、サビ等は必ずしもそうとはいえません。以下、見ていきます。

 まず、地声最高音hiDとありますが、『ロマンチシズム』は「楽曲全体が滅茶苦茶キーが高い」というわけではありません。例えば、上述するように、サビに関してはmid2G,mid2Fあたりの音階で構成されております。この辺りの音階であれば、一般的な男性でも届きうるキーです。

 地声最高音hiDについては、Cメロで登場します。また、登場する場面も非常に瞬間的で、すぐに次のフレーズに移ります。よって、例えば「裏声で処理する」などしてもあまり目立たないのではないかと思います。
 一方で、ラストのサビ、Cメロでは地声最高音としてhiA#辺りまでの音階が登場します。この辺りの音階はボーカルの大森元貴さんは地声で歌うことが多いです。よって、原曲キーで歌唱する場合、最低このhiA#辺りの音階はが歌いこなせたいところであります。

 このhiA#については、必ずしも一般的な音階ではありません。よって、多くの人の場合はキーを少し下げて歌唱した方が歌いやすいと思います。たとえば、原曲キーから2つ程度下げると、mid2G#に設定されます。この辺りであれば、ある程度努力が報われやすい音階であります。

 この『ロマンチシズム』は音程が取れることも重要ですが、裏声や地声の区別するだけでなく、声について様々な抑揚を付けることが重要になります。場面場面に様々なカラーが登場しますので、それを上手く表現することが必要になります。例えば、一つのサビについても、前半と後半では声のカラーが少し違います。また、サビとCメロ、サビとラストでも色合いが異なります。キーを下げても良いと思います。声を上手く使いこなす練習曲として、『ロマンチシズム』は利用する価値が高い作品なのではないかと私自身は強く感じました

 ちなみに、『ロマンチシズム』は女性が歌ってもよい楽曲であると思います。ただ、低音部分がやや女性には歌いにくいかもしれません。原曲キーで歌う場合、図で示されるmid1Cの場面はmid2C辺りに置き換えてもあまり違和感はないと思います。それらを考慮しても、女性の音域からすれば、やや低音部が強調されやすい楽曲です。ある程度歌い慣れた女性であれば、キーを少し上げた方が歌いやすいと思います。一つの目安として、原曲キーよりも2つ程度上げてみると、かなり歌いやすくなるのではないでしょうか。