こんにちは。今回はツユの『やっぱり雨は降るんだね』(2019)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。今回はリクエストによる選曲です。今年は梅雨が長く続きますが、そうした季節の作品です。


『やっぱり雨は降るんだね』(ツユ)、Yappari Ame ha Furundane(Tsuyu)
『やっぱり雨は降るんだね』(ツユ)









【地声最低音】mid1F#(F#3)  ※Aメロで登場

★平行線m1F#[から]遠のいて ほら天気予報も当たんなくて
★下の名前では呼んでくれないんm1F#[だ]


【地声最高音】hiC(C5)  ※ラストの転調[+1]サビ

★だけhiA#[ど] hiC地[やっぱ][り]C[あ][め]は降るんA#[だ]C[ね]
hiC[つ]A#[よ]がりさA#[え]届かないんだって
★今hiC[す]hiA#[ぐ] C[れ][てし]C[ま]A#[う]ように祈るだけ

※厳密にいうと、通常サビでhiC#が地声に近いような発声をしている場面があります

【裏声最高音】hiD#(D#5) ※ラストの転調サビ

hiA#[とっくに]hiD#裏[打たれ慣れたっ]A#[て] (ラストサビ)
★分かってるんhiA#[だよ] hiD裏[そんなの]hiD#[ぜ]A#[んぶ]
★このまhiC[ま]A#[ぁず]C地[ぶ]hiD#[濡]C[れ]


【補足】hiA#hiC辺りの注意点

★僕の声ばっか恥ずかm2G#[しい]ね(Aメロ)
★そんm2G#[な]恋は雲のようで 広がって
★そっと差し出してhiA#[くれ]hiB地[た](Bメロ) 
★溢れ出してしhiC[まっ]hiA#[たん]だ(ラストサビ)

 まず、ツユについて少し説明します。ツユは作詞作曲ギターを担当するぷすさん、ボーカル担当の礼衣さん、ピアノ担当のmiroさんなどから成る音楽ユニットです。2020年7月現在、レーベルなどには所属せずに、独立でプロデュースを行っております。そうしたこともあり、メンバーにイラスト・デザイン、動画などを担当するメンバーも所属しています。メンバーの中心であるぷすさんは2012年より、ボカロP、歌い手としても活躍されておりました。
 ツユは2019年6月に、今回取り上げる『やっぱり雨は降るんだね』の投稿により活動が開始されました。2020年には、フルアルバム『やっぱり雨は降るんだね』がリリースされました。同アルバムには、『くらべられっ子』、『あの世行きのバスに乗ってさらば。』などが収録されております。デビュー間もないユニットですが、今後の活躍が益々期待されていおります。

 ※私自身も別の楽曲を候補としてピックアップしていたのですが、リクエストを受けたということもあり、今回はそちらを優先したいと思います。
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 さて、『やっぱり雨は降るんだね』についてです。この楽曲は、2019年に音楽ユニット・ツユによりリリースされました。ツユとしての処女作であり、フルアルバムのリード曲にもなります。歌詞については、梅雨時の恋がテーマになっております。私なりの解釈ですが、雨は主人公の心情や涙の比喩のようにも聞こえます。
 
 『やっぱり雨は降るんだね』はアップテンポのギターポップです。アレンジャーがギタリストということもあり、ギターの音色が非常に心地よいです。
 歌メロはヨナ抜き音階で作られており、サビでは転調が行われております(ラストのサビとは別に転調しております)。同曲は、ラストのサビで転調が行われ、通常サビよりも1つキーが上がります。カラオケなどでは注意したいところです。

 


 さて、『やっぱり雨は降るんだね』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiC(C5)、【裏声最高音】hiD#(D#5)で歌メロディーが構成されております。大よそ、一般的な女性の音域の範囲内であります。

 まず、地声最高音hiCについてですが、転調後のラストのサビで登場します。通常サビではhiBが最高音になります。hiCは一般的には女性の音域の範囲内でありますが、上述のように、登場回数が非常に多く、裏声hiD#とコンボになっている場面もあります。よって、見た目よりもしんどいのではないかと思います。場合によっては、キーを下げても良いです。
 hiCは一般的な女性の音域の範囲内ですが、歌い慣れていないとスムーズは発声が損なわれやすいです。歌い慣れていない人は、音域については、hiB,hiC辺りを1つの目標にするとよいと思います。

 さて、『やっぱり雨は降るんだね』は音域自体がやや広めです。大きなキー調整は難しいですが、低音部分に少しキーを下げる余地があります。キーを調整しても、難しい部分がある場合は、別の曲と並行して練習すると良いと思います。

 『やっぱり雨は降るんだね』は難易度自体は滅茶苦茶に難しいわけではありませんが、歌い慣れていない人などにはハードルになる部分があると私は分析しております。