『ワインディングロード』】(Novelbright)

【地声最低音】mid1E(E3)
★冗談m1G#[じゃ]ないm1E–2E–2D#[リ[ア]ル]な暗い【Aメロ】
★m1G#[せ]まい[み]ち[の1F#–m1E[さ[き]で]
【地声最高音】hiA(A4) ※サビを中心に43回と多い
★あm2F#[さっ]てを見つm2G#–hiA地^-F#^[め泣[い]てい]た[ね])【Bメロ】
★目m2F#–hiA–G#[に浮[か]ぶよ] あA–G#[た]ら]しい]せA–G#[か]いは]【サビ】
★ぼhiA–m2G#–F#[く]ら]が]出G#–hiA^[会[う]こと]ぉ]
★m2G#–F#–hiA–G#[ワイン]ディング[ロ]ード])
【裏声最高音】hiB(B4) ※Bメロとサビで登場
★たhiB裏–A–G#地–hiA地^[か]ら](も[の]は])生ま[れ]る【Bメロ】
★似hiA–2G#–F#[た]も]の]どhiB裏–A地[う]しな]【サビ】
【補足】mid2F#~hiAを含むフレーズ一覧
★おm2E[と]なになる[君m2F#地–hiA裏–G#[を見[て]い][た]【Bメロ】
★ m2E–D#[ワイン]ディング[ロード])【サビ】
まず、『ワインディングロード』についてです。この楽曲は、2025年にロックバンド・Novelbrightによりリリースされたシングル作品です。配信限定のシングルであり、記事を執筆時点でアルバムには未収録です。
同曲は、テレビドラマ『法廷のドラゴン』の主題歌として書き下ろされました。ドラマを見ていた方には特に思い入れの楽曲なのではと思います。
『ワインディングロード』はアップテンポのバンド曲です。ドラマの主題歌ということもあってか、全体的にクリーンかつメロディアスなロックです。歌メロはAメロBメロサビと親しみやすい展開がされます。 作詞作曲は竹中雄大さん(作曲は山田海斗さんとの共同)、編曲はNovelbrightによりなされました。
『ワインディングロード』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としては高いレンジで歌メロが作られています。低音域に余地があるため、一般的にはキーを下げた方が歌いやすいと思います。
今回の楽曲はAメロが中低音中心であり、Bメロサビで中高音域がよく登場します。地声高音についてはAメロBメロについては「地声と裏声のミックスっぽい発声」であり、サビでは地声感が強くなります。そうした発声の強弱についても意識したいです。hiA等の登場回数を考慮すると、「中高音域が得意な男性」の方がマッチしやすいといえます。
女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。今回は頻度こそ少ないものの一部でmid1E~mid1F#といった低音が見られます。地声高音の高さなどを考慮してもいくらかキーを上げた方がより声質が活きやすいと私は分析しています。ただ、「標準より低め~やや低めの音域の女性」などは原キーがマッチする可能性もあるため、その辺りは実際に歌唱して微調整を加えてください。
最後に『ワインディングロード』の音域についてですが、【地声最低音】mid1E(E3)~【地声最高音】hiA(A4)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、高いです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1EはAメロで登場します。この辺りは男性の音域の範囲内ですが、男性曲としてはやや高めの低音になります。
次に、地声最高音hiAはサビを中心に43回登場します(かなり多い)。このhiAに次ぐ地声高音としてはmid2G#がピークとなる場面が全体で5回、mid2F#が7回登場します。こうした点を考慮すると、男性の音域としては高く、通常はキーを下げた方が歌いやすいといえます。一つの目安ですが、原曲キーから2~3つ程度下げてみてください。
『ワインディングロード』は低音域に余地があるため、キー下げは可能です。歌い慣れた人であればある程度自分が得意とするレンジに調整することができそうです。ただ、音域自体はそれなりに広いため、ビギナーなどは一部歌いにくい部分が出てくる可能性があります。
今回の楽曲はメロやリズムなどは比較的わかりやすいです。そのため、音域がマッチするのあれば練習曲やカラオケなどに向きやすいと私は分析しています。ただ、今回はボーカル竹中雄大さんのパワフルなボーカルが魅力の1つですので、そうした歌唱を安定して行うためには力量が求められます。また、ABメロについては地声感が少ないミックスボイスが特徴的ですので、そうした点も上手く表現していきたいです。
『ワインディングロード』を原曲キーで歌唱する場合、mid2E~hiA(裏声はhiBまで)といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。mid2G#~hiA辺りの地声高音はサビおよびその周辺に集中し、サビはhiAがピークになる場面が多いです。低音域はmid1E程度であり、男性曲としてはやや高めです。
こうした点を考慮すると、「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。また、一部の「標準より低めの音域の女性」なども原キーがマッチする可能性があります。
【まとめ】
①Aメロは中低音中心、Bメロサビは中低音中心(全体でみると中高音寄り)
②原キーだと「高音域が得意(or非常に得意)な男性」などに合いそう
③「標準より低めの音域の女性」なども原キーが合う可能性がある
④メロやリズムは分かりやすく、練習曲向き
⑤Bメロとサビの地声高音は声の表現が少し違う。その辺りもしっかり表現したい