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『IN_MY_HEAD』(なとり)の音域

こんにちは。今回はなとりさんの『IN_MY_HEAD』(2024)を取り上げたいと思います。よろしくお願いします。


『IN_MY_HEAD』(なとり)
『IN_MY_HEAD』(なとり)の音域







【地声最低音】mid1B(B2) ※瞬間的で少し聞き取りにくい

m2A[お]れがあ[の][逃]m2D[た][い]【Aメロ】
m2A[く][か][出][かせ]ばっ[か][A]nar[chy]m1F#
m1D[0]コンマ1F#ED[秒[も[無]駄にはで[きEDm1B[ない[な[ぁ]【2番Aメロ】


【地声最高音】mid2F#(F#4) ※全体で58~94回

★IN MY m2F#[HEAD]【イントロ】
m2F#E[大概]すべ]ては[勘F#[ち]が]いだった【Aメロ】
m2F#E[爆]破す][ぜ][ほ]ら IN MY HEAD
2Em2F#^[い[けない][したい])【サビ】
m2F#[どう]いうDE[了[見]で]
Em2F#[人[目] [はばF#[か]ら]EF#[踊[れ]×3 [ベイ]ビー

※☆を主旋律として歌うと94回、副旋律とする場合が58回


【裏声最高音】hiB(B4) ※Cメロで1回

★はhiB裏A[まっ]ち]m2E地[まった]E[さ]【Cメロ】


【補足】その他の中高音(地声最高音も含む)

★外m2F#裏[見]ばかF#裏[り] 気にしているあまF#裏[り]【Aメロ】
★一hiA裏m2F#地E[緒に]し]ない]【サビ】
m2E[ハイスペック][愛m2F#地[の]わ]なに【Cメロ】

※☆のリズム注意

 まず、『IN_MY_HEAD』についてです。この楽曲は、2024年に男性シンガーソングライターのなとりさんによりリリースされたシングル作品です。アルバムとしては、2026年に発売された『深海』に初収録されました。同曲はボカロなどを想起させるアッパーチューンであり、ミュージックビデオの再生回数も1000万回を超えるなど人気です。


 『IN_MY_HEAD』の音域的な特徴についてです。同曲は男性の音域としてはのやや高め~高めレンジで歌メロが作られています。一般的な男性は少しキーを下げてもよいと思います
 今回の楽曲は中高音がmid2E~mid2F#程度であり、男性としては標準的です。ただ、Aメロ~サビまで全体的に最高音の回数が多く息継ぎもしにくいため、見た目以上に高音感があると私は判断しました(体力的にも辛くなりやすい)。低音も全体的に高いため、「中高音寄りの男性」の方が歌いやすいです(mid1Bなど低い場面は一部のみ)。

 女性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを上げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから3~4つ程度上げてみてください。
 一方で、今回は見た目より低音が高いため、「中低音寄りの声域の女性」などは原キーで歌唱しうるかもしれません。女性Vtuber・ラッパーの森カリオペ(Mori Calliope)さんは、同曲を原曲キーでカバーしているので、そうした歌唱も参考にしてみるとよいと思います。



 最後に『IN_MY_HEAD』の音域についてですが、【地声最低音】mid1B(B2)~【地声最高音】mid2F#(F#4)、【裏声最高音】hiB(B4)で歌メロディーが構成されております。一般的な男性の音域と比べ、やや高め~高めです。以下、見ていきます。

 まず、地声最低音mid1Bは2番Aメロで1回だけ登場します。このmid1Bはフレーズの終わりの瞬間的な音であるため、少し聞き取りにくいです。おおよその目安としてmid1D辺りまで歌えると形になると私は想定しています(mid1Dについても2回と少ない)。今回は低音が登場する場面がごく一部に限定されているため、男性曲としては高めの低音だといえます(女性でも意外と歌える)。

 次に、地声最高音mid2F#は全体を通して94回(サビのフレーズを副旋律と考えた場合は58回)とかなり多いです。このmid2F#に次ぐ地声高音としてはmid2Eがピークとなる場面が全体で17回登場します。mid2F#の回数などを考慮すると、男性の音域としては高めであり、一般的には少しキーを下げた方が歌いやすいと私は想定しています。一つの目安ですが、原曲キーから1~2つ程度下げてみてください。


 『IN_MY_HEAD』は低音域に余地があり、キー下げは可能です。今回の楽曲は見た目ほど音域は広くないため、歌い慣れてない人はもちろん、ビギナー向けの調整も可能だと私は想定しています。ただ、曲自体の難易度は低くないため、その点は留意が必要です。
 今回の楽曲はメロやリズムは比較的わかりやすいです(Cメロのリズムは少し注意)。ただ、全体的にメロの音数が多く、息継ぎがしにくそうです。そのため、歌詞などはしっかり覚えて、「どこで息継ぎを入れるか」といったことを整理しておきたいです。場合によっては「歌うフレーズ(歌わないフレーズ)」などを決めておくのもよいかもしれません。2人以上で歌うというのもよいと思います。

 『IN_MY_HEAD』を原曲キーで歌唱する場合、mid2D~mid2F#といった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。今回はこれらが曲全体で頻出します。低音は一部でmid1Bやmid1Dが登場しますが、全体でみると高めの低音です。また、サビ辺りは息継ぎが大変そうなので、その点も注意です。
 こうした点を考慮すると、「標準より(やや)高め~高音域が非常に得意な男性」などが原曲キーに合いやすいと私は判断しました。


【まとめ】

①低い低音は一部のみ。全体的には中高音寄りで、見た目より高い
②原キーだと「標準より(やや)高め~高音域が非常に得意な男性」向け
③メロ自体は分かりやすいが、サビを中心に息継ぎが大変
④「息継ぎする所」「歌うフレーズ(歌わないフレーズ)」などを決めておくのもよい
⑤ソロで歌えなくもないが、2人以上で歌うのもよさそう


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