『こんなに近くで…』(Crystal Kay)

【地声最低音】mid1F#(F#3) ※Dメロで1回
★m2E[恋が] せつなm2A[いと]【Aメロ】
★すぐそm2A[ばで] [気]付[い]m2E[た]あ[の]夜
★m2G[い]つものさりげなm2A[い]【Bメロ】
★m2A[や]さ[し]さ[さえ] [こ]のむA–hiB[ね[を]
☆「アイシテル」m2A[と] [告m1F#[げ]たらき]っ[と]【Dメロ】
★m2A[笑]顔に[は] [も]どれないか[も]し[れ]ない
【地声最高音】hiE(E5) ※サビを中心に計4回
★hiC#–B[ど]う]して hiE地–B[ど]う]して【サビ】
★I’m hiE地–C#–B[so] in] love] C#[with] yo]u【ラストサビ】
【裏声最高音】hiE(E5) ※ラスサビで登場
★hiC#–B[い]つ]でも hiE裏–B地[い]つで]も【ラストサビ前半】
【補足】hiA~hiDを含むフレーズ一覧
★だってほ2F#–hiA^[か[の]だ]A–hiB^[れ[よ]り]【Aメロ】
★A–hiB–hiD–C#[あ[な[た]の][こ]と[を] [知っ]てるから
★締C#–hiD地^-B–A[め[付]け]て]く]【Bメロ】
★ちA–hiB[か[く]で]C#–hiD地^-B[見[つ]め]て]も]【サビ】
★hiA[つ]たえ[ら]れな[い] you don’t un[der[stand]hiB
★I’m hiD–C#–A[so] in] love] B[with] you]
★hiA[つ]く[りB–hiD–C[わ[ら]い]は]【Dメロ[音程注意]】
★hiA[こ]れ[いB–hiC#[じょ[う] [わ]た[し]
★出来hiB–m2G#[な]い]A–hIB[から[ぁ]
※ラスサビの副旋律含めると、hiF#が複数回登場する
★だってほ2F#–hiA^[か[の]だ]A–hiB^[れ[よ]り]【Aメロ】
★A–hiB–hiD–C#[あ[な[た]の][こ]と[を] [知っ]てるから
★締C#–hiD地^-B–A[め[付]け]て]く]【Bメロ】
★ちA–hiB[か[く]で]C#–hiD地^-B[見[つ]め]て]も]【サビ】
★hiA[つ]たえ[ら]れな[い] you don’t un[der[stand]hiB
★I’m hiD–C#–A[so] in] love] B[with] you]
★hiA[つ]く[りB–hiD–C[わ[ら]い]は]【Dメロ[音程注意]】
★hiA[こ]れ[いB–hiC#[じょ[う] [わ]た[し]
★出来hiB–m2G#[な]い]A–hIB[から[ぁ]
※ラスサビの副旋律含めると、hiF#が複数回登場する
まず、『こんなに近くで…』についてです。この楽曲は、2007年に女性歌手のCrystal Kay(クリスタル・ケイ)さんよりリリースされたシングル作品です。同曲は二ノ宮知子さんの漫画を原作としたテレビアニメ「のだめカンタービレ」の第一期エンディングテーマとして書き下ろされました。楽曲の質も相まって、2010年には10万ダウンロードを達成し、日本協会よりゴールド認定がなされています(ランキングデータブログBillion Hits!より引用)。
『こんなに近くで…』の音域的な特徴についてです。同曲は、女性の音域としては高め(体感的には「標準的orやや高め」くらい)レンジで歌メロが作られています。個人差はありますが、一般的な音域の女性がげんきょくキーで歌唱しうると私は考えています。
今回の楽曲は、サビを中心に中高音が頻出します。サビではhiB~hiEなどの高音が含まれるため、女性の音域としては高いです。ただ、今回はCrystal Kayさんの発声などを考慮すると、見た目よりも高音が出しやすいように私は感じました(「ヘッドボイス(強い裏声)と地声」を合わせたような歌い方)。そのため、体感的には歌いやすく、「標準的orやや高め」くらいのレンジなどのではないかと私は分析しています。
低音について、 AメロBメロDメロはmid2Aなどの低音が多く登場します。mid2Aは低音としては標準的ですが、回数がかなり多いため、女性の音域としてはやや低いと想定しています(最低音はmid1F#)。
こうした要素を考慮すると、「標準的 or やや高めの音域の女性」などに歌いやすい曲であると私は分析しています。一方、低音が低い分、「高音域が非常に得意な女性」などは少し歌いにくいかもしれません。
男性が同曲を歌唱する場合、通常はキーを下げた方が歌いやすいです。一つの目安ですが、原曲キーから6~8つ程度下げてみてください。ただ、カラオケの機種によっては7つ程度までしか下げられないものもあります。そのため、一般的な音域の男性にとってはキー調整に難儀する曲かもしれません(「キーを上げて1オクターブ下を歌唱する」などの工夫する必要がある)。「高音域が非常に得意な男性」についても少しキーを下げた方が安定すると思います。
最後に『こんなに近くで…』の音域についてですが、【地声最低音】mid1F#(F#3)~【地声最高音】hiE(E5)、【裏声最高音】hiE(E5)で歌メロディーが構成されております。一般的な女性の音域と比べ、やや高めです。以下、見ていきます。
まず、地声最低音mid1F#はDメロで1回だけ登場します。このmid1F#に次ぐ低音としてはmid2Aが27回程度登場します。最低音がmid1F#であることや、mid2Aの回数などを考慮すると、女性の音域の範囲内ではあるものの、やや低いと私は想定しています。そのため、「高音域が得意な女性」などは少しキーを上げてもよいかもしれません。
次に、地声最高音hiEはサビなどで計4回登場します。このhiEに次ぐ地声高音としては、hiDがピークとなる場面が計20回、hiC#が19回、hiBが26回、hiAが23回登場します(ラスサビの副旋律はhiF#が複数回登場)。これらの音域は女性の音域としては高いです。
ただ、今回はCrystal Kayさんの発声ニュアンスなどを考慮すると、高音域は意外と歌いやすく、標準的な音域の女性ななども原キーで歌唱しうるのではないかと私は分析しています。
※今回の楽曲は、地声最高音はhiEとしていますが、私個人としてはhiEやhiDの大部分は「裏声」を上手く駆使しても原曲のニュアンスを損なわないのではないかと分析しています(hiBやhiC#などは地声感があった方がよい)。そのため、地声高音が高くない人は、裏声と地声を上手く交えて歌ってみるとよいと思います(ただ、そうした地声と裏声を切り替える歌唱にも力量は問われますが)。
『こんなに近くで…』は低音域が低く、キーを下げる余地はあまりありません。そのため、キー下げは可能ですが、人によっては逆に低音が歌いにくく感じる可能性もあります。音域がそれなり広いため、歌い慣れ人であっても一部歌いにくい部分が出てくるかもしれません。
今回の楽曲はメロやリズムは比較的分かりやすいです。音域がマッチするのであれば、練習曲やカラオケにもおススメです。ただ、Dメロについては一部音程が取りにくそうな場面があるため、慣れないうちは注意したいです。ただ、Crystal Kayさんの声質は、落ち着いた声質であるため、少女らしい明るい声質の女性だともしかしたらマッチしにくいかもしれません。その辺りも含め、各々歌唱してみてください。
『こんなに近くで…』を原曲キーで歌唱する場合、hiA~hiEといった中高音域がしっかり歌いこなせることが求められます。 これらはサビを中心に多く登場し、ABDメロでも一部でhiA〜hiDが含まれています。先述のように、サビの高音は見た目よりは歌いやすいと想定しています(ただし力量は問われる)。低音については、mid2Aの回数がかなり多いため、標準よりやや低い印象です。
こうした点を考慮すると、「標準的orやや高め~標準より高め女性」などが原曲キーにマッチしやすいと私は分析しました。「高音域が得意(or非常に得意)な女性」については少しキーを上げた方がより歌いやすい可能性があります。
【まとめ】
①サビを中心に中高音が多いが、発声的に見た目よりは歌いやすい印象
②原キーだと「標準的orやや高め~標準より高め女性」向け
③キー調整は可能だが、音域が広い。力量が問われる
④高音は裏声と地声を上手く交えても違和感は少ないかも
⑤メロ自体は分かりやすい。カラオケや練習曲向き